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南山大学総合政策学部の編入試験対策を徹底解説|小論文・英語・国語・募集要項

南山大学総合政策学部総合政策学科の編入学・転入学試験は、大学・短期大学・高等専門学校などの卒業(見込み)者や、大学に一定期間在籍して単位を修得した方が、2年次または3年次に入学できる、募集人員「若干名」の選抜試験です。試験は小論文・外国語(英語)・国語・面接の4科目を1日で行う単一段階の選抜で、第1次選抜という足切りの段階は設けられていません。総合政策学部は南山大学のなかでも1学部1学科で構成される学部で、志望理由書には総合政策学部志願者だけに課される追加の記述条件があるなど、他学部とは異なる固有の準備が必要になります。本記事は、南山大学が公式に公開している2027年度入学試験要項、2026年度に実際に出題された過去問題、学部公式サイトの学部概要を一次情報として、募集人員・出願資格・試験科目と配点・日程・倍率の実態・科目別対策・志望理由書の書き方まで、総合政策学部の編入試験を検討する人が優先して確認すべき内容を整理します。募集内容や基準スコアは年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず南山大学公式の最新の入学試験要項でご確認ください。
総合政策学部の編入試験でとりわけ押さえておきたいのが、志望理由書の追加指示と、実際に出題された小論文のテーマです。志望理由書には総合政策学部志願者だけに向けた記述条件があります。2026年度の小論文では、国土政策とインフラ整備という、総合政策学部らしい時事テーマが出題されました。以下では、この2点を軸にしながら、募集要項と過去問という一次情報だけを根拠に、総合政策学部固有の対策を具体的に解説していきます。
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南山大学総合政策学部の編入試験の概要
南山大学総合政策学部は、名古屋市昭和区のキャンパスに置かれた学部で、総合政策学科の1学科のみで構成されています。法・文・経済・理・薬・農など多様な学部出身の教員が揃い、それぞれの専門分野の立場から指導にあたっている点が特徴です。学部公式サイトでは「あらゆる問題を解決に導くには、複眼的な視点から問題を認識し、解決策を作成する能力が必要」と説明されており、既存の学問領域からではなく、現代社会の問題への関心から出発して関連領域の学問を学んでいく構成になっています。名古屋キャンパスの他学部が既存の学問領域に立脚して教育を行っているのに対し、総合政策学部は問題への関心から出発する点が特色とされています。
文明論を基礎に3コースへ進むカリキュラム
総合政策学部のカリキュラムは、1年次に「総合政策基礎演習」や「文明論概論」といったコース共通科目で、政策立案の基礎となる文明論や宗教科目を学ぶところから始まります。基礎演習で「知の技法」を身につけ、コンピュータリテラシーや英語コミュニケーションもあわせて学びます。その後、公共政策系・国際政策系・環境政策系の科目を横断的に学びながら、3年次に次の3コースのいずれかを選択する流れです。編入生は2年次または3年次からこの流れに合流するため、出願前にこのコース共通科目の内容を大まかに把握しておくと、入学後の履修計画を立てやすくなります。
- 国際政策コース: 国際関係とアジアを中心とする地域研究に焦点を合わせ、国際社会の問題発見と政策の立案・実施を学ぶ
- 公共政策コース: 国や地方自治体、企業を対象に、各組織が直面する問題の発見と政策立案能力を養う
- 環境政策コース: エネルギー政策や地球温暖化からゴミ問題まで、環境問題をフィールドワークも交えて学ぶ
3年次・4年次にはゼミ形式の「総合政策プロジェクト研究」を履修し、各自が具体的な政策課題を選んで研究を進めます。編入生は2年次または3年次からこのカリキュラムに合流するため、志望理由書や面接では、3コースのどこに関心があるのかを具体的に語れるよう準備しておくことが重要です。
マルチカルチュラルな学部と南山短期アジア留学プログラム(NAP)
学部が掲げる基本姿勢は「人間の尊厳をゆるがせにしない」という理念です。現代社会の問題に取り組み、解決の道筋を提案できるだけでなく、その実現に向けて実際に行動できる人であることが大切にされており、価値観の異なる人たちと対話し、相互の信頼と理解を深めていける人材の育成が掲げられています。
総合政策学部は、主にアジアの国や地域から入学定員の1割に相当する留学生を受け入れている点も特徴です。留学生と日本人学生が共同生活する「交流会館」が設置されており、日常的な国際交流と異文化理解教育の環境が整えられています。交流会館は施錠できる個室とコミュニティルームなどの共有スペースで構成された寮で、留学生との日常生活を通じて異文化を理解する力を養う目的もあるとされています。長期休暇中には、総合政策学部独自のプログラムである「南山短期アジア留学プログラム(NAP)」を選択でき、学生は各自が選んだアジアの国に渡って、現地の大学での集中講義やフィールドワークに参加できます。コンピュータ活用も重視されており、入学時にノートパソコンを購入して日々の授業に活用する仕組みも用意されています。3・4年次にはゼミ単位で学生作業室が割り当てられ(2ゼミで1部屋程度)、グループ研究やミーティングの場として活用できる環境も整っています。卒業後の進路は、地域の問題解決に携わる市議会議員から、社会保険労務士・公認会計士などの専門職、教育番組の制作者まで幅広いとされています。
編入学・転入学試験の位置づけと選抜方式
南山大学の編入学・転入学試験は「その他の入試」に分類される特別入試の一つで、2027年度学生募集要項では総合政策学部を含む人文学部・外国語学部・経済学部・経営学部・法学部・理工学部・国際教養学部の計8学部が募集対象です。複数学部・学科・専攻を同時に併願することはできませんので、総合政策学部を第一志望とする場合は、この1学科に絞って出願書類を準備することになります。試験は書類審査・小論文・筆記試験(外国語・国語)・面接の4要素を同一日に実施して総合的に合否を判定する仕組みで、募集要項には「書類審査の評価は、面接評価に含まれる」と明記されています。出願書類そのものが独立した配点を持つわけではなく、志望理由書や志願者調書は面接評価と一体になって判定材料になると理解しておくとよいでしょう。2027年度学生募集要項には「第1次選抜」の項目自体が設けられておらず、出願者は全員がそのまま試験当日の小論文・筆記試験・面接に進みます。
編入学と転入学という2つの区分が併存しているのは、出願資格の前提が異なるためです。編入学は大学・短大・高専・専修学校専門課程などを卒業(または卒業見込み)した方を対象とする区分で、転入学は現在大学に在籍中の方を対象とする区分です。募集年次は2・3年次の両方に設定されていますが、募集要項には「2027年3月までの修得単位数や試験結果により、3年次に志願しても、2年次への入学しか認められないことがあります」という注記があり、3年次を希望しても審査の結果2年次入学になる可能性がある点は事前に理解しておく必要があります。
募集人員・出願資格
総合政策学部総合政策学科の編入学・転入学試験の募集人員は、2027年度学生募集要項において2・3年次を合わせて「若干名」と定められています。人数の上限や年次ごとの内訳は公表されていません。後述する志願者数・合格者数の実績を見ても、総合政策学部は年度によって合格者が出ない年が続いており、非常に少人数の枠であることがうかがえます。
編入学の出願資格
編入学の出願資格は、次のいずれかに該当する方です。
- 大学を卒業した者、または2027年3月までに卒業見込みの者
- 短期大学を卒業した者、または2027年3月までに卒業見込みの者
- 高等専門学校を卒業した者、または2027年3月までに卒業見込みの者
- 専修学校の専門課程のうち、文部科学大臣の定める基準(修業年限2年以上・総授業時間数1,700時間以上)を満たす課程を修了した者、または2027年3月までに修了見込みの者(学校教育法第90条に規定する大学入学資格を有する者に限る)
- 高等学校専攻科の課程のうち、同様の基準を満たす課程を修了した者、または2027年3月までに修了見込みの者(同じく大学入学資格を有する者に限る)
卒業(修了)見込みで受験した場合、2027年3月末までに卒業(修了)できなければ入学は許可されません。専修学校・高校専攻科からの出願に限らず、見込み受験者全員に共通する注意点です。
転入学の出願資格
転入学では、次のすべての要件を満たす必要があります。
- 大学に1年以上在籍した者(見込みを含む)、または外国において学校教育における13年以上の課程を修了した者
- 2年次へ志願する場合は、大学に1年以上在籍し30単位以上を修得した者、または2027年3月までに修得見込みの者
- 3年次へ志願する場合は、大学に2年以上在籍し60単位以上を修得した者、または2027年3月までに修得見込みの者
南山大学の学部在籍生は転入学に出願できません。単位修得見込みの資格で受験し、修得単位の不足が判明した場合も入学は許可されません。現在四年制大学に在学中で転入学を検討している方は、成績証明書を早めに取り寄せ、修得単位数が基準に届くかどうかを確認しておくことをおすすめします。
出願書類と総合政策学部だけの志望理由書の条件
出願にあたっては、次の書類を出願用封筒表書を貼付した封筒にまとめ、簡易書留速達郵便で郵送します。
- 志願票(所定用紙①)
- 写真票(所定用紙②、出願3ヵ月以内に撮影した写真を貼付)
- 入学検定料確認書(所定用紙③)・入学検定料確認書貼付用紙(所定用紙④)
- 志願者調書(所定用紙⑤)
- 志望理由書(所定用紙⑥)
- 卒業(修了)証明書または卒業(修了)見込証明書(編入学志願者のみ)
- 在学(在籍)証明書・成績証明書・単位修得見込証明書(転入学志願者のみ)
- 出願用封筒表書・受験票返送用封筒(定形郵便速達料金分の切手を貼付)・宛名シール
このなかで総合政策学部の志願者だけに関わる条件が、志望理由書(所定用紙⑥)の記述指示です。募集要項には「本学部・本学科への志望理由を記述しなさい」という指示に加えて、「総合政策学部志願者のみ、最も関心のある現代社会の問題についても、その理由を含め記述すること」という一文が明記されています。国際関係、政治や経済、環境問題など、自分がどの現代社会の問題に関心を持っているのかを、理由とあわせて言語化しておく必要があるということです。学習計画書は募集要項上、提出書類として明記されていません。志望理由書に書く内容がそのまま準備の中心になります。
出願書類は原則としてすべて原本の提出が求められます。一旦提出した書類は返還されず、記入内容の変更や差し替えも認められないため、記入前に下書きを用意してから清書する進め方が安全です。原本が1部しかなく再発行できない書類(卒業見込証明書や成績証明書など)は、出身校で原本証明を受けた複写でも提出できます。
日本国籍を有しない志願者の追加書類
日本国籍を有しない志願者は、上記の書類に加えて、在留カードの写し(出願時に日本にいる場合)、留学費支払能力に関する証明書(初年度学生納入金相当額である130万円程度の預貯金残高証明書や所得証明など)、パスポートの写しの提出が必要です。在留資格が「永住者」「定住者」の場合は一部書類が不要になります。出願に先立って、南山大学入学センター(nyushi-ka@nanzan-u.ac.jp)への事前の問い合わせが求められている点にも注意してください。
このほか、現在、高等教育の修学支援新制度の対象になっており、編入・転入後も本制度の支援継続を希望する場合は、出願後すみやかに本学学生課(Phone:052-832-3118)へ連絡する必要があります。婚姻等で改姓し、卒業証明書や成績証明書に記載されている姓と出願時の姓が一致しない場合は、戸籍抄本等、改姓の記載がある書類の追加提出も求められます。該当する方は、出願書類を揃える段階でこの2点もあわせてチェックしておくと安心です。
試験科目と配点
2027年度学生募集要項に明記された、総合政策学部総合政策学科の試験科目と時間割・配点は次のとおりです。
| 試験科目 | 試験時間 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 小論文 | 9:30〜10:30 | 100点 | 志望学科に関する基礎学力を問う |
| 外国語(英語) | 11:00〜12:30 | 200点 | 総合政策学部は外国語=英語に固定 |
| 国語 | 13:30〜15:00 | 100点 | 現代文・古文(漢文を除く) |
| 面接 | 15:30〜 | 評価ABCF | 書類審査の評価を含む |
合計は小論文100点・外国語200点・国語100点の筆記400点に、面接評価(ABCFの4段階)を加えた構成です。外国語の配点が小論文・国語の2倍に設定されています。試験科目の学部別一覧表でも、総合政策学科は「国語○・外国語=英語(選択の余地なし)・小論文○・面接○」と整理されており、外国語学部の各学科のように英語・フランス語・ドイツ語などから選択する仕組みはありません。心理人間学科と理工学部の志願者は外国語の配点が100点になりますが、総合政策学部はこの例外に含まれず200点のままです。数学は理工学部志願者のみの必須科目で、総合政策学部の志望者が数学を受験することはありません。
他の主要な文系学部と並べると、総合政策学部の位置づけがより明確になります。
| 学部・学科 | 外国語試験 | 小論文・面接 |
|---|---|---|
| 経済学部経済学科 | 英語(選択不可) | あり |
| 経営学部経営学科 | 英語(選択不可) | あり |
| 法学部法律学科 | 英語・フランス語・ドイツ語から選択 | あり |
| 総合政策学部総合政策学科 | 英語(選択不可) | あり |
経済学部・経営学部・総合政策学部は、いずれも外国語が英語に固定されている点で共通しています。法学部だけは複数の外国語から選べる仕組みです。総合政策学部志願者にとっては、外国語対策を英語1本に絞り込める分、英語の完成度がそのまま合否に直結しやすい試験だといえます。
英語の資格・検定試験による「英語」試験の免除
南山大学の編入学・転入学試験では、TOEFL iBT・IELTS(アカデミックモジュール)・TEAPのいずれかで基準以上のスコアを保持し、出願期間内に申請した場合、「英語」科目の得点を満点とし、試験当日の英語の試験そのものを免除する制度があります。TOEICおよびTOEIC IPは対象試験として明記されていません。
| 資格・検定試験 | 2027年度入試の基準スコア | 備考 |
|---|---|---|
| TOEFL iBT | 2026年1月20日以前受験:総合92以上・各技能18以上/2026年1月21日以降受験:総合4.5以上・各技能4以上 | Home Editionは不可 |
| IELTS(アカデミックモジュール) | 総合6.5以上・各技能5.5以上 | IELTS Onlineは不可 |
| TEAP | 総合360以上・各技能60以上 | 出願期間最終日まで有効期間内のスコアが対象 |
免除の適用には、「総合基準スコア」と4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)それぞれの「各技能基準スコア」の両方を、1度の受験で満たす必要があります。総合点だけ基準を超えても免除対象になりません。資格・検定試験は2025年1月以降に受験したスコアのみが有効で、TEAPに限り出願期間最終日まで有効期間内のスコアが認められます。証明書はTOEFL iBTならInstitutional Score Report、IELTSならTest Report Form、TEAPなら成績表(OFFICIAL SCORE REPORT)を、実施団体からの直送(TOEFL iBTはInstitution Code「9477」)または出願書類への同封で提出します。実施団体からの直送は本学到着まで4〜6週間かかります。免除を狙う場合は、出願期間の1月中旬から逆算して、秋のうちにスコアを確定させておく計画が欠かせません。
日程・スケジュール
2027年度学生募集要項に記載された、総合政策学部を含む編入学・転入学試験全体の日程は次のとおりです。
| 事項 | 2027年度の日程 |
|---|---|
| 特別配慮の申請期限 | 2026年12月1日まで(受験・就学に特別な配慮を要する場合) |
| 入学検定料の銀行取扱期間 | 2027年1月8日(金)〜1月15日(金) |
| 願書受付期間(出願期間) | 2027年1月8日(金)〜1月15日(金)、最終日消印有効 |
| 試験日 | 2027年2月24日(水) |
| 合格発表 | 2027年3月4日(木)13:00 |
| 入学手続期間 | 2027年3月5日(金)〜3月11日(木)、最終日消印有効 |
| 成績開示請求期間 | 2027年4月1日(木)〜5月7日(金)、最終日消印有効 |
入学検定料は35,000円で、金融機関の窓口で電信扱により納入します。出願書類は簡易書留速達郵便に限り受け付けられます。任意の封筒(サイズ角2以上)に本学所定の出願用封筒表書を貼付して郵送する形式で、願書受付期間はわずか1週間程度しかありません。出願後の志望学部・学科・専攻の変更はいかなる理由でも認められず、書類に不備があると受け付けてもらえない場合もあるため、出願期間に入る前に書類一式をそろえておくことが重要です。
試験当日は、集合時刻が9:10、試験室棟の開場が9:00です。9:10までに試験室に入室し、9:30から小論文が始まります。試験開始から20分以上遅刻すると全科目が受験できません。面接を含むすべての試験科目が対象になるため、当日は余裕を持った移動計画を立ててください。面接控室へは15:15までに入室する必要があり、試験室・面接控室の案内は試験の5日ほど前に南山大学Webページ「受験生の皆様」で公開されます。時計の持参も必須です。試験室には時計が設置されていませんので、スマートフォンやスマートウォッチなど電卓・通信・辞書機能を持つ機器を時計代わりに使うことはできず、腕時計を別途用意しておく必要があります。昼食は各自持参で、学内の共有スペースまたは試験室の自席で食べる決まりです。
試験当日の持参物と注意事項
- 受験票(忘れた場合や紛失した場合は案内所に申し出る)
- 筆記用具(HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴム。下敷きの使用は不可)
- 時計(電卓・通信・辞書機能付きの機器は不可、秒針音が大きいものやアラーム解除不可のものも不可)
- 昼食(学内の共有スペースまたは試験室の自席で喫食)
試験時間中は、定規・コンパス・電卓・そろばんなどの補助具や、携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・電子辞書・ICレコーダーなどの電子機器類の使用が不正行為として扱われます。かばん等にしまわず身につけているだけでも注意対象になり得ます。持ち物はできるだけ最小限にまとめ、電子機器はかばんの中にしまってから試験室に入ることをおすすめします。
合格発表・入学手続・成績開示
合格発表は2027年3月4日(木)13:00に、南山大学Webページ上で合格者の受験番号が発表されるとともに、合否通知書が発送されます。ただし試験当日に欠席した場合は通知書自体が送付されません。合否に関する問い合わせには一切応じないと明記されています。入学手続期間は合格発表からわずか1週間で、2027年3月11日(木)の消印までに完了させる必要があります。
2027年度の入学手続時に必要な納入金は、2年次合格者と3年次合格者で金額が異なります。
| 納入金種別 | 2年次合格者 | 3年次合格者 |
|---|---|---|
| 入学金(入学手続時) | 200,000円 | 250,000円 |
| 授業料(入学手続時+秋学期) | 400,000円+400,000円 | 375,000円+375,000円 |
| 教育充実費(入学手続時+秋学期) | 120,000円+120,000円 | 120,000円+120,000円 |
| 学生教育研究災害傷害保険(入学手続時) | 2,600円 | 1,750円 |
| 後援会入会金(入学手続時)・後援会費(秋学期) | 1,000円・10,000円 | 1,000円・10,000円 |
| 同窓会入会金・年会費(入学手続時+秋学期) | 7,000円+7,000円 | 7,000円+7,000円 |
| 合計(入学手続時+秋学期) | 740,600円+537,000円 | 764,750円+512,000円 |
教育充実費は人文・外国語・経済・経営・法・総合政策・国際教養の7学部が同一額で、理工学部だけ金額が異なります。本学の学部卒業者や南山学園内短大卒業者は入学金が免除されます。2028年度以降の金額は改定される可能性があります。やむを得ない事情で入学を辞退する場合は、2027年3月31日(火)必着で本人・保証人連名の文書により返還請求すれば、入学金以外の授業料・教育充実費等は返還されます。
合格者は、試験科目別得点と面接評価の開示を請求できます。開示請求は受験者本人からの請求に限られます。開示請求期間は2027年4月1日(木)〜5月7日(金)(最終日消印有効)で、受験票と成績開示手数料(郵便定額小為替500円分)を添えて申し込むと、2027年6月初旬を目安に郵送で交付されます。
入学後の単位認定の仕組み
総合政策学部の編入学・転入学試験に合格すると、出身校で修得した単位の一部が南山大学の単位として認定されます。短期大学・高等専門学校の卒業者や、大学に2年以上在学して62単位以上を修得した方などには、50単位を上限とする包括認定が適用され、これとは別に、前の学校で履修した科目のうち総合政策学部の開講科目に相当するものを個別に認定する「読み替え認定」もあります。2つの方法をあわせて、卒業に必要な総単位数の2分の1を上限に認定される仕組みです。単位認定の申請には成績証明書とシラバス(講義概要)が必要で、出身校のシラバスは自分で用意しておく必要があります。既修得単位がどの程度認定されるかによって、標準年限(2年次合格者は3ヵ年、3年次合格者は2ヵ年)で卒業できるかどうかが変わってくるため、出願前に出身校のシラバスと総合政策学部の開講科目を見比べておくと、入学後の見通しを立てやすくなります。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
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- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
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倍率・難易度
南山大学は、編入学・転入学試験を含む「その他の入試」の志願者数・合格者数を、年次別・学部別に入試結果として公表しています。総合政策学部総合政策学科の直近3年間の実績を整理すると、次のとおりです。
| 試験実施年度 | 2年次 志願者/合格者 | 3年次 志願者/合格者 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 0名/0名 | 0名/0名 |
| 2025年度 | 2名/0名 | 0名/0名 |
| 2026年度 | 1名/0名 | 1名/0名 |
この3年間、総合政策学部総合政策学科は2年次・3年次のいずれも合格者がゼロで推移しています。3年間の志願者数は合計4名、合格者は0名です。分母となる志願者数が非常に少ないため、一般選抜のような「倍率○倍」という形で難易度を語ることには限界がありますが、3年連続で合格者を出していないという事実は、南山大学総合政策学部の編入試験が「若干名」という表記どおり、決して合格しやすい枠ではないことを示しています。
年次別の内訳を見ると、2025年度は2年次の志願者が2名だったのに対し3年次はゼロ、2026年度は2年次・3年次とも1名ずつと、年度によって2年次・3年次のどちらに志願が集中するかが一定していません。他学部でしばしば見られる「在籍期間が長い3年次に志願が集中する」傾向とは異なり、総合政策学部は年度ごとの振れ幅が大きいことも、公表データから読み取れる特徴です。
南山大学は編入学・転入学試験の合格最低点や具体的な採点基準を公表していません。志願者数自体が少ないぶん、1人あたりの答案・面接の完成度がそのまま合否を左右しやすい入試です。小論文・外国語・国語の筆記400点に加えて、書類審査の評価を含む面接評価が課される以上、どこか1科目に穴があると挽回が難しくなります。
募集人員が「若干名」であることの意味も踏まえておく必要があります。あらかじめ確保された合格枠があるわけではなく、一定の水準に達しなければ合格者ゼロの年が続くこともあり得ます。この傾向を踏まえると、総合政策学部の編入試験は「何人中何人合格」という相対評価よりも、南山大学が示す求める水準に対して自分の準備がどこまで届いているかを、絶対評価的に高めていく対策が現実的です。上記の数値はあくまで過去3年間の実績であり、将来の合否を保証するものではありません。出願前に最新の入試結果も確認してください。
科目別対策
ここからは、小論文・英語・国語の3科目について、募集要項と2026年度の過去問題から読み取れる出題傾向をもとに、対策の方向性を整理します。過去問は著作権の関係上、公開されるのは直近1年分のみです。
小論文の対策
小論文は60分100点で、「志望学科に関する基礎学力を問う」科目と位置づけられています。2026年度に実際に出題された問題(2026年2月25日実施)は、日本経済新聞の記事を課題文に、1962年の「全国総合開発計画(全総)」から98年の「5全総」まで続いた国土政策の歴史や、東京一極集中と経済効率性の関係、「国策民営」型のインフラ整備事業のあり方を扱う内容でした。まさに公共政策コース的な時事テーマが出題されています。設問は、本文中の図表を用いて数値の変化を200字程度で説明する問1と、「国策民営」型のインフラ整備事業について600字程度で自分の意見を論じる問2の2問構成でした(具体例は課題文中の事例・自分が知っている事例のどちらを使ってもよいという指示つき)。課題文は、国土政策に長年携わってきた有識者の発言と、政府・与党側の発信とを対比させながらインフラ整備のあり方を検討させる構成になっており、一方の立場だけを鵜呑みにせず複数の視点を踏まえて論じる姿勢が求められています。
この出題内容から見えてくる対策は、まず国や地方自治体の政策、地方創生、インフラ整備のPFI・PPPといった公共政策系のニュースに、日常的に触れておくことです。総合政策学部の3コースのうち公共政策コース・国際政策コースに関わるテーマが出やすいと考えられます。図表を用いて数値の変化を説明する設問には、図表の読み取り練習が欠かせません。増減の方向性だけでなく、その背景にある要因まで本文の記述と結びつけて説明する練習を重ねてください。
600字程度の意見論述では、賛成・反対の単純な二択ではなく、制度の利点と課題の両方を踏まえた具体的な提案が求められます。結論を先に示し、その根拠を1〜2点、具体例、最後に想定される反論への応答を添える型を身につけておくと、限られた字数でも説得力のある答案に仕上がります。過去問は1年分のみの公開ですが、公共政策・国際政策・環境政策という3コースに関わる時事テーマを使って、同じ型で練習を重ねることが有効です。
- 課題文を読み、政策上の対立軸や論点を1〜2文で言い換えられるかを確認する
- 図表がある場合は増減の方向性と、その要因を本文の記述と結びつけて整理する
- 自分の提案のアイデアを2〜3個書き出し、最も具体的で実行可能なものを1つ選ぶ
- 結論→根拠→具体例→反論への応答→再結論の順で600字程度にまとめる
時間配分は図表読解と200字説明に20分、600字の意見論述に35分、見直しに5分を目安にすると、60分をバランスよく使い切れます。
英語の対策
外国語(英語)は90分200点です。2026年度の過去問題集で確認できる限り、設問はマークシート選択式のA(AI〜AV)と記述式のB(意見論述)の2部構成でした。AIは大学レベルの文法力・語彙力を測る単文の空所補充で、AIIは400〜600語程度の文章、AIIIは200〜400語程度の文章の中から、文脈に最も適した文法形式・語彙・表現を選ぶクローズ形式の問題です。AIVは日常的な状況における短い自然な会話を完成させる空所補充、AVは短文の中から文法的または語彙的な誤りを見つけ出す設問で、動詞の時制・冠詞・前置詞・語形などの理解が問われます。
Bは、社会的または教育的なテーマについて、英語で意見を論理的かつ説得力を持って表現する記述式の設問です。批判的思考力と英語表現力の両方が評価対象です。公開されている過去問は1年分のみのため、出題テーマが今後も同じ傾向で続くとは断定できませんが、身近な社会的・教育的トピックについて自分の意見を英語でまとめる練習をしておく必要があるとうかがえます。
AIの単文空所補充では、時制・態(受動態)・準動詞・比較・接続表現など、大学受験の標準的な文法項目が幅広く問われます。市販の文法問題集を1冊仕上げ、誤答した項目をノートにまとめる学習が基本線になります。AII・AIIIの長文空所補充は、文法・語彙・論理的な流れを考慮しながら全体の意味を理解する力が問われるため、多読で語彙のストックを増やしつつ、空所の前後だけでなく段落全体の論理展開を追う読み方を意識してください。AVの誤り指摘は、正しい英文を大量に読むだけでは対応しにくく、意図的に「どこが不自然か」を考えながら英文を読む訓練が必要です。Bの意見論述対策としては、身近な社会的テーマについて自分の意見を英語でまとめる練習を、時間を計りながら重ねておくことが有効です。
国語の対策
国語は90分100点で、現代文・古文(漢文を除く)の2題構成です。2026年度の過去問題集では、大問一が吉見俊哉『大学とは何か』からの出題で、中世西欧における大学の起源と「大学の自由」という理念の関係を論じた評論文でした。漢字の書き取りと空欄補充・脱文挿入で国語の基礎力を問い、記述問題で読解力と表現力を問う構成です。空欄補充では本文中の対概念(「具体・抽象」「客観・主観」「観念・実践」など)の組み合わせを判定させる設問が含まれ、最後の設問では西欧中世都市が可能にした自由とはどのような自由かを、本文に即して説明させる記述式でした。
評論文の読解では、筆者の主張とその根拠、対比構造を整理しながら読む練習が有効です。記述式の設問では本文の表現をそのまま抜き出すのではなく、指定字数に収まるよう要点を再構成する練習を積んでおきましょう。
大問二は『伊勢物語』からの出題で、東下りの一節(駿河国の宇津の山や富士山が登場する場面)が題材でした。基礎的な古語と古典文法の知識をもとに古文の内容を理解する読解力、表現力、基本的な文学史の知識が問われています。現代語訳を求める設問、和歌の掛詞(「かきつばた」など)の意味を問う設問、富士山が季節を知らないと言われる理由を説明させる設問、作品の主人公とされる人物を答える文学史的な設問などが出題されました。漢文は出題範囲から除外されているため、古文に学習時間を集中させられる点は、他大学の編入試験と比べたときの特徴です。単語・文法(助動詞・敬語)の基礎を固めたうえで、有名古典作品のあらすじや登場人物、代表的な和歌の技法(掛詞・縁語など)を一通り確認しておくと、初見の文章でも文脈をつかみやすくなります。
面接・志望理由書・過去問分析
この章では、試験当日最後に行われる面接と、事前に提出する志望理由書、そして2026年度に実際に出題された小論文の過去問を、総合政策学部の学びと結びつけながらもう一段詳しく掘り下げます。
面接で問われること
面接は15:30から始まり、評価はA・B・C・Fの4段階で行われます。募集要項には「書類審査の評価は、面接評価に含まれる」と明記されているため、志望理由書の内容がそのまま面接評価の一部になります。面接の具体的な質問内容や配点の内訳は公表されていませんが、書類審査と一体で評価される以上、志望理由書に書いた内容を深掘りする質問が中心になると考えるのが自然です。
総合政策学部の志望理由書には「最も関心のある現代社会の問題」を記述する条件があるため、面接でもその問題について、より具体的な質問を受ける可能性を想定しておくとよいでしょう。なぜその問題に関心を持ったのか、国際政策・公共政策・環境政策のどのコースで、どのように学びを深めたいのかまで、自分の言葉で説明できるように準備しておくことが重要です。想定問答を書き出して声に出す練習を重ねておくと、当日の緊張のなかでも一貫した受け答えがしやすくなります。面接での質問例や答え方の型を体系的に知りたい方は、大学編入の面接対策|質問例と志望理由の答え方も参考にしてください。
志望理由書の準備|AP(アドミッション・ポリシー)を踏まえる
総合政策学部の学部公式サイトが示す「入学を期待する学生」像では、国際関係・政治や経済・環境問題などの現代社会の諸問題への関心、地域固有の歴史や文化への関心と多様な価値観を理解しようとする姿勢、資料やデータを自ら収集し分析する姿勢、フィールドに出て学ぶ意欲、国や地域を越えたコミュニケーションへの意欲という5つの観点が挙げられています。志望理由書はこの5つの観点を意識して書くと一貫性が生まれます。
志望理由書(所定用紙⑥)には、「本学部・本学科への志望理由」に加えて「最も関心のある現代社会の問題」とその理由を記述する必要があります。抽象的な社会問題への言及より具体的なきっかけの方が伝わります。これまでの学修歴や経験のなかで、その問題に関心を持ったきっかけを具体的に示したうえで、国際政策・公共政策・環境政策の3コースのうちどこに近いテーマなのかを整理し、入学後にどう学びを深めたいのかまで書けると、他大学にも当てはまる汎用的な文章から一歩抜け出せます。書き上げたら、提出前に第三者に読んでもらい、論理の飛躍がないかを確認しておくと安心です。
「最も関心のある現代社会の問題」の段落は、次の順番で組み立てると論理の筋が通りやすくなります。
- 関心のある現代社会の問題を1つ選び、なぜ関心を持ったのか具体的な経験・きっかけを書き出す
- その問題が国際政策・公共政策・環境政策のどのコースに近いかを整理する
- 総合政策学部で学びたい内容(文明論・コース専門科目・プロジェクト研究のテーマ)と結びつける
- 入学後にどのような形で学びを深め、将来にどう活かしたいかまで書く
総合政策学部は、志望理由書に「最も関心のある現代社会の問題」という追加項目がある分、書く内容のボリュームが他学部よりも大きくなりがちです。併願先の出願書類とあわせて準備する場合は、総合政策学部の志望理由書に人一倍の時間を確保しておくと、直前になって内容が薄くなることを防げます。
2026年度過去問の分析と出題予測
南山大学は、編入学・転入学試験および転部・転科試験の過去問題集を公式Webページで公開しています。著作権の関係上、公開されるのは直近1年分のみで、2026年度実施分(2026年2月25日実施)が現時点での最新版です。複数年度の比較はできないため、直近1年を精読するのが現実的です。
| 科目 | 2026年度(2026年2月25日実施)の出題内容 |
|---|---|
| 小論文 | 国土政策・地方分権・「国策民営」型インフラ整備事業をテーマにした新聞記事を読み、図表を用いた200字程度の説明と、600字程度の意見論述 |
| 外国語(英語) | A:マークシート選択式(単文・長文・会話文の空所補充、誤り指摘)、B:社会的・教育的テーマについての意見論述(記述式) |
| 国語 | 現代文(中世西欧の大学誕生史と「大学の自由」を論じた評論文)、古文(『伊勢物語』東下りの一節) |
小論文は、総合政策学部らしく国土政策・地方分権・インフラ整備という公共政策的なテーマがそのまま題材になっている点が特徴的です。公共政策コース・国際政策コースに関わるニュースに日頃から触れておくとよいでしょう。一方、英語・国語は総合政策学部に限定されたテーマではなく、他学部の志願者とも共通する一般的な文章が使われています。
過去問が1年分しか公開されていない以上、出題形式が今後も完全に同じ構成で続くとは断定できません。形式の丸暗記より思考の型を身につける方が応用が利きます。募集要項から見た出題予測としては、小論文は国際関係・政治や経済・環境問題という現代社会の諸問題に関わる時事テーマが、AP(アドミッション・ポリシー)が示す関心領域に沿って今後も出される可能性があると考えられます。断定はできませんが、公共政策・国際政策・環境政策の3コースに関わるニュースを幅広く押さえておく準備は、総合政策学部の小論文対策として理にかなっています。募集要項・過去問題集はいずれも南山大学の公式Webページ(編入学・転入学試験ページ)で公開されているため、出願前には必ず最新版をご自身でも確認してください。
併願戦略・内部リンク
南山大学総合政策学部総合政策学科の編入試験は、出願期間が2027年1月8日〜15日、試験日が2027年2月24日という、他の多くの国公立大学の編入試験より早い時期に実施されます。1〜2月に実施される他大学と日程が重なりやすい点に注意が必要です。併願を検討する場合は、候補となる大学の出願期間・試験日・合格発表日を一覧化し、南山大学の日程と重複がないかを確認してください。
科目構成の面では、小論文・英語・国語という組み合わせは、私立大学の文系学部の編入試験に比較的よく見られる形です。同じ科目構成の大学を併願先に選ぶと対策を使い回せます。同じ南山大学のなかでも、経済学部経済学科・経営学部経営学科は総合政策学部と同じく外国語=英語固定・小論文・国語・面接という科目構成のため、あわせて検討する受験生も少なくありません。南山大学経済学部・経営学部それぞれの編入試験の詳細は、南山大学経済学部の編入試験対策、南山大学経営学部の編入試験対策でも解説しています。
英語外部試験(TOEFL iBT・IELTS・TEAP)による免除制度を利用する場合は、これらのスコアを評価に組み込む他大学の編入試験とも準備を共通化できます。南山大学の入学手続期間は合格発表からわずか1週間しかありません。第一志望が総合政策学部であっても、併願先の合格発表・入学手続の時期を事前に確認し、手続金の納入期限が重なった場合にどちらを優先するかを、出願前の段階で決めておくことをおすすめします。
併願先を検討する際は、試験科目の重なりだけでなく、出願書類の準備負担も比較しておくと計画が立てやすくなります。出身校への証明書発行依頼は出願期間の1〜2ヵ月前から動き始める必要があります。編入試験全体の仕組みや、出願資格・併願の考え方を体系的に知りたい方は、大学編入とは完全ガイドで全体像を確認してから、総合政策学部の個別対策に落とし込むと理解が早まります。
総合政策学部総合政策学科の編入試験は、志願者数自体が少なく、独学だけでは小論文や面接の受け答えを客観的に評価しにくい入試です。第三者による添削・模擬面接で答案の質を底上げできます。特に小論文は、公共政策・国際政策・環境政策に関わる時事テーマを客観的に読み解き、具体的な提案を組み立てる練習を、添削を受けながら繰り返すことで精度が上がります。独学での対策に不安がある方や、小論文・面接の添削、志望理由書の壁打ち相手が欲しい方は、大学編入対策コースで、編入試験に特化したサポートを受けられます。
よくある質問(FAQ)
総合政策学部の編入試験に1次選抜(足切り)はありますか
2027年度学生募集要項には第1次選抜の項目が設けられておらず、出願を受理された方は全員がそのまま試験当日の小論文・筆記試験・面接に進みます。書類審査の評価は面接評価に含まれる運用のため、出願書類だけで足切りされる仕組みにはなっていません。
総合政策学部の外国語試験は英語以外を選べますか
選べません。外国語学部の各学科のように複数言語から選択する制度はなく、総合政策学部総合政策学科の外国語試験は英語に固定されています。試験時間は11:00〜12:30、配点は200点で、心理人間学科・理工学部のような100点への減点対象にもなっていません。
TOEICのスコアで英語試験は免除されますか
免除されません。英語の資格・検定試験による免除の対象はTOEFL iBT・IELTS(アカデミックモジュール)・TEAPの3種類で、TOEICおよびTOEIC IPは募集要項上、対象として明記されていません。免除を希望する場合は、この3種類のいずれかで基準スコアを満たす必要があります。
総合政策学部の編入試験の倍率はどのくらいですか
南山大学の公式入試結果によると、総合政策学部総合政策学科の編入学・転入学試験は、2024年度・2025年度・2026年度の3年間、2年次・3年次のいずれも合格者がゼロで推移しています。3年間の内訳は、2024年度が2年次・3年次とも志願者0名、2025年度が2年次志願者2名(合格0名)・3年次志願者0名、2026年度が2年次・3年次とも志願者1名(いずれも合格0名)で、合計の志願者数は4名です。志願者数が非常に少なく、一般的な倍率としての比較には限界がありますが、決して合格しやすい枠ではないことがうかがえます。
志望理由書には何を書けばよいですか
「本学部・本学科への志望理由」に加えて、総合政策学部志願者だけに向けた「最も関心のある現代社会の問題についても、その理由を含めて記述すること」という指示があります。国際関係・政治や経済・環境問題など、自分が関心を持つ現代社会の問題と、そのきっかけを具体的に書いたうえで、国際政策・公共政策・環境政策のどのコースに近いのかまで整理しておくと、面接での質問にも一貫して答えやすくなります。
小論文の過去問は公開されていますか
公開されています。ただし著作権の関係上、公開されるのは直近1年分のみで、現時点では2026年度実施分(2026年2月25日実施)が最新です。2026年度は、国土政策・地方分権・「国策民営」型インフラ整備事業をテーマにした新聞記事を読み、図表を用いた200字程度の説明と、600字程度の意見論述を求める出題でした。課題文は、国土政策に携わってきた有識者の発言と政府・与党側の発信を対比させる構成で、複数の視点を踏まえて論じる力が問われています。
3年次で出願しても2年次入学になることはありますか
あります。募集要項には「2027年3月までの修得単位数や試験結果により、3年次に志願しても、2年次への入学しか認められないことがあります」と明記されています。3年次への出願を希望する場合も、この可能性を踏まえて単位の修得状況を早めに確認しておくことをおすすめします。
総合政策学部にはどのようなコースがありますか
3年次から、国際関係とアジア地域研究に焦点を合わせる「国際政策コース」、国・地方自治体・企業の課題に焦点を合わせる「公共政策コース」、エネルギー政策や環境問題を扱う「環境政策コース」の3コースに分かれます。1年次は文明論などのコース共通科目を学び、3・4年次はゼミ形式の「総合政策プロジェクト研究」で各自の政策課題を研究します。
まとめ
南山大学総合政策学部総合政策学科の編入学・転入学試験は、書類審査・小論文(100点)・外国語=英語(200点)・国語(100点)・面接(ABCF評価)を1日で行う単一段階の選抜です。募集年次は2・3年次、募集人員は若干名で、出願資格は編入学(大学・短大・高専・専修学校専門課程・高校専攻科の卒業(見込み)者等)と転入学(大学在学者で所定の単位を修得(見込み)した者)に分かれています。試験は2027年2月24日、南山大学(名古屋市昭和区山里町18)で実施され、合格発表は3月4日、入学手続は3月5日〜11日という短い日程です。
対策の要点は3つです。第一に、志望理由書には総合政策学部だけの追加指示があるため、AP(アドミッション・ポリシー)が示す5つの観点を意識しながら「最も関心のある現代社会の問題」を具体的に言語化すること。第二に、小論文は2026年度に国土政策・インフラ整備というテーマが出題されたことを踏まえ、公共政策・国際政策・環境政策の3コースに関わる時事テーマを普段から読み解く練習を積むこと。第三に、英語・国語は選択式と記述式の両方に対応できるよう、標準的な文法・語彙・読解力と、要点を再構成して書く表現力を並行して鍛えることです。
公表されている志願者数・合格者数を見る限り、総合政策学部総合政策学科の編入試験は3年連続で合格者がゼロという非常に狭き門です。倍率という数字だけで難易度を判断せず、公開されている過去問と募集要項という一次情報を軸に、小論文・英語・国語・面接・志望理由書それぞれの完成度を着実に高めていく準備が欠かせません。募集人員・日程・配点・納入金などは年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず南山大学の公式Webページで最新の募集要項をご確認ください。
出願期間が1週間程度と短く、証明書類の取り寄せにも時間がかかることを踏まえると、対策の着手は早いに越したことはありません。英語外部試験による免除を狙う場合は出願の数ヵ月前からスコアを固め、小論文は公共政策・国際政策・環境政策に関わる時事テーマを使った答案練習を繰り返し、志望理由書と面接の内容は「最も関心のある現代社会の問題」を軸に矛盾なく一本の筋でつながるように仕上げていく。この積み重ねが、南山大学総合政策学部総合政策学科の編入試験に向けた、一次情報に基づいた現実的な準備の道筋になります。
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