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SBI大学院大学のMBA(経営管理研究科)を徹底解説|出願資格・入試科目・学費・難易度

SBI大学院大学経営管理研究科のMBAについて、出願資格・小論文と面接の入試科目・学費・教育訓練給付制度・倍率をまとめた解説記事のアイキャッチ画像
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SBI大学院大学の経営管理研究科(アントレプレナー専攻)は、東京都港区六本木の泉ガーデンタワーに本部を置く専門職大学院が運営する、通信教育を主体としたオンラインMBAプログラムです。2008年開学の私立専門職大学院で、授業の大半はオンデマンド配信・オンライン参加で完結し、キャンパスへの定期的な通学を前提としません。修了すると経営管理修士(専門職)の学位が授与されます。「働きながらMBAを取りたいが通学は難しい」「地方在住・海外勤務でも国内MBAに挑戦したい」という社会人に選ばれている研究科です。

SBI大学院大学はSBIグループが設立母体となっている私立の専門職大学院で、2008年の開学以来、社会人向けのオンラインMBAとして学生を受け入れてきました。学長は元ニュースキャスターの蟹瀬誠一氏です。一般的な大学の経営学研究科のように学部からの内部進学者や全日制・夜間主といった通学形態の区分けは存在せず、開学当初からオンライン中心として設計されている点で、国公立大学の経営系大学院や、通学が前提の私立ビジネススクールとは運営の思想が異なります。対面授業も科目によって平均1〜2回程度設定されていますが、SBIホールディングスのセミナールームで開催される回もオンラインでの参加が認められており、地方在住者や海外在住者が現地に赴かなくても受講を完結できる仕組みが整っています。

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教育内容の柱は、経営戦略やデータ分析、フィンテックといった実践的な経営スキルと、リーダーとしての人間性・洞察力を養う「人間学」の両輪です。教員陣には現役のCEOやCOOなど実務の第一線で活躍する実務家教員が多く登用されており、理論だけでなく実際の経営判断の生の知見に触れられる点も特徴です。2年次には修了要件として事業計画の策定・組織変革計画・研究論文のいずれかを選んで取り組むキャップストーンが設けられており、1年次に学んだ起業の基礎知識を、2年次に自分自身の事業計画へと落とし込んでいく実践重視のカリキュラム構成になっています。優れた事業計画は「SBI-Uベンチャーチャレンジ制度」を通じてSBIグループへの事業推薦につながる仕組みも用意されており、新規事業の構想を実際の資金調達や事業化に接続できる可能性がある点は、他の国内MBAにはない独自の特徴です。

「人間学」を教育の両輪の一つに据えている点も、この研究科ならではの特色です。経営戦略やファイナンスといった技術的なスキルだけでなく、リーダーとして組織や事業に向き合う際の価値観や倫理観、人としての在り方を学ぶ科目が組み込まれており、単なるビジネススキルの習得にとどまらない教育方針が掲げられています。実務家教員による生きた事例と、人間学に基づく内省的な学びを組み合わせることで、経営者・事業責任者としての意思決定力を総合的に高めることを目指すカリキュラムになっています。

本記事では、SBI大学院大学経営管理研究科(MBA本科・MBA単科)の出願資格、入試科目、入試日程、学費、教育訓練給付制度、倍率・難易度の目安、出願書類対策までを、公式の学生募集要項に基づいて整理します。数値や日程は変更される可能性があるため、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項で確認してください。特に、就業経験3年未満でも個別の入学資格審査で出願できる制度や、小論文2問と面接のみで選考が完結するシンプルな入試方式は、他の国内MBAと比較検討するうえで押さえておきたいポイントです。研究計画書の提出が必須ではない点も、国公立大学院の経営系専攻とは異なる特徴として知っておくと出願準備の見通しが立てやすくなります。

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出願を具体的に検討し始めている方は、小論文の構成や面接での受け答えについて、出願前の早い段階から大学院入試対策コースで個別に相談しながら準備を進める方法もあります。

目次

SBI大学院大学 経営管理研究科の概要と特徴

SBI大学院大学の経営管理研究科は、専攻名を「アントレプレナー専攻」とする専門職学位課程で、修了時に経営管理修士(専門職)、いわゆるMBAの学位が授与されます。最大の特徴は、全日制・夜間主・週末開講といった通学区分を持たない通信教育課程である点です。授業はオンデマンド配信を中心に、必要に応じてWeb会議システムを用いたディスカッションやプレゼンテーションを組み合わせて実施されており、地方在住者や海外勤務者、育児・介護と両立したい社会人でも、決まった曜日にキャンパスへ通う必要がありません。マルチデバイスに対応した学習システムが採用されているため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも講義視聴や課題提出が可能です。対面授業は科目によって平均1〜2回程度設定されていますが、こちらもオンラインでの参加が認められているため、遠方に住んでいても不利にならない設計です。

プログラムには、2年間で経営管理修士の学位取得を目指す「MBA本科コース」と、学位取得を前提とせず興味のある科目だけを単位制で履修する「MBA単科コース」の2種類が用意されています。MBA本科は最低修業年限2年で、必修科目13単位(2026年春学期以前入学者)または14単位(2026年秋学期以降入学者)を含む34単位以上の修得が修了要件です。必修科目以外は自由に選択でき、経営戦略・マーケティング・財務会計・組織論・データ分析・フィンテックといった経営学の基礎領域から、自分のキャリアや事業テーマに応じた組み合わせで履修計画を立てられます。単科コースは学位を目的とせず、実務に直結する科目のみをつまみ食い的に受講したい層に向いた設計になっています。

1年次に修得する必修科目は、経営管理の基礎理論を体系的に学ぶ内容が中心となり、そのうえで2年次のキャップストーンへと接続していく構成です。必修科目の単位数が入学時期によって異なるのは、カリキュラムが継続的に見直されていることの表れでもあり、出願を検討する時点での最新の修了要件を確認しておく必要があります。選択科目の幅が広いため、財務・会計を重点的に学びたい人と、マーケティングや新規事業開発を重点的に学びたい人とでは、実際に組む時間割がまったく異なるものになる点も、この研究科の柔軟性を示しています。

修了要件の核となるのが2年次のキャップストーンです。学生は事業計画の策定、組織変革計画の立案、研究論文の執筆のいずれかを選択し、少人数のゼミ形式で個別指導を受けながら仕上げていきます。1年次に起業に関する基礎的な理論や事例を学び、2年次にそれを自分自身の事業計画や組織変革のプランへと具体化していく構成は、「アントレプレナー専攻」という名称が示すとおり、新規事業創出や社内起業を志向する社会人を強く意識したカリキュラムといえます。すでに経営者・事業責任者として活動している人にとっては、自社の課題をそのまま研究テーマに据えられる実務直結型の学びになります。

在学生の属性としては、男性が多数を占めるものの女性比率は徐々に増加傾向にあるとされ、国内だけでなくアジア・東南アジアを中心に世界各地から受講している点も特徴です。多様な国籍・業種の社会人と議論できる環境は、通学制のビジネススクールとは異なる国際色をもたらしています。入学時期は春学期(4月)と秋学期(10月)の年2回設定されており、それぞれ独立した募集枠として運営されています。年2回の入学機会があることは、4月入学が基本の国公立大学院や一部の私立大学院と比べて、出願・入学のタイミングを柔軟に選べるメリットといえます。仕事の繁忙期を避けて秋入学を選ぶ、あるいは決算期後の落ち着いたタイミングで4月入学を選ぶといった調整がしやすい制度設計です。

SBI大学院大学はSBIグループという金融・投資分野に強みを持つ企業グループを母体としているため、フィンテックや資産運用、事業投資に関する科目・研究テーマが充実している点も特徴の一つです。SBI大学院大学金融研究所では、グローバル金融市場研究会やフィンテック研究会を設置し、国内外の金融情勢や海外でのフィンテック事例を継続的に調査・分析しています。金融機関や投資関連の業務に従事している社会人、あるいは自社の新規事業でフィンテック領域への参入を検討している経営者・事業責任者にとっては、こうした研究テーマとの接点を学びに活かしやすい環境といえます。逆に、金融領域とは直接関わりのないテーマを深く追求したい場合でも、経営戦略やマーケティング、組織論といった経営学全般の基礎科目を通じて幅広い知識を身につけられる構成になっています。

学習環境の面では、オンライン学習システムに講義動画・課題・小テストが集約されており、いつでも自分のペースで受講を進められる設計です。同期・異なる期の学生同士が科目のグループワークを通じて交流する機会も設けられており、通学制のように毎週顔を合わせるわけではないものの、オンライン上での人的ネットワークを築ける仕組みが用意されています。修了後も校友会などのつながりを通じて、業種・職種の異なる修了生と情報交換できる点は、経営者・事業責任者として長期的な人脈形成を重視する社会人にとってメリットになり得ます。

通信教育課程という特性上、学習の進捗管理は基本的に自己管理に委ねられる部分が大きくなります。仕事と学業を両立させるための時間確保が最大の課題になりやすいため、入学前の段階から、平日・休日にどの程度の学習時間を確保できるかをシミュレーションしておくことをおすすめします。特に2年次のキャップストーンでは、事業計画や研究論文をまとまった分量で仕上げる必要があるため、繁忙期を避けて計画的に作業時間を積み上げていく姿勢が求められます。

本部が置かれる六本木の泉ガーデンタワーは対面授業やスクーリングの拠点として位置づけられていますが、通学が必須の科目はほとんど存在しないため、実際にキャンパスへ足を運ぶ回数は他の通学制ビジネススクールに比べて格段に少なくなります。首都圏在住であっても、平日夜間や土日にオフィスへ通う時間を確保しづらい会社員・経営者にとって、この設計は学業継続のハードルを下げる要因になります。修了後の進路としては、SBIグループ関連企業への転籍・協業だけでなく、自社での新規事業推進や独立・起業に踏み出す修了生も一定数おり、経営者同士のネットワークとして校友会が機能している点も、通信制でありながら人的つながりを重視する社会人にとって見逃せない要素です。

募集人員・出願資格(実務経験年数など)

募集人員は、MBA本科コースが春学期入学60名、秋学期入学60名の合計120名です。この人数は年度によって公式サイトの学生募集要項で更新される可能性があるため、出願年度の最新情報を必ず確認してください。出願資格は学歴要件(要件A)と実務要件(要件B)の両方を満たす必要があります。

要件Aは、4年制大学を卒業した者、またはこれと同等の学力を有すると認められる者(3年制の短期大学・専修学校専門課程修了者や留学生など)のいずれかに該当することです。加えて、本学が個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者も要件Aを満たすものとして扱われます。大学を卒業していない社会人でも、審査を経れば出願できる余地がある点は、学歴要件が厳格な大学院と比べて間口が広い制度です。専門学校卒業者やキャリアの途中で大学進学をしなかった人にとっても、実務経験と学ぶ意欲を評価してもらえる可能性がある入試設計といえます。

要件Bは、社会人としての就業経験が3年以上あること、またはこれと同等の経験があると入学審査で認められた者であることです。就業経験が3年に満たない場合は、別途「入学資格審査票」の提出が求められ、審査によって出願可否が判断されます。新卒からの年数が浅い若手社会人であっても、業務内容や役割、責任範囲によっては出願の道が開かれている点は、実務経験年数を厳格に線引きする一部の大学院とは異なる柔軟な運用です。マネジメント経験の有無だけでなく、担当業務の裁量や成果も審査材料になり得るため、該当する場合は早めに事務局へ相談することをおすすめします。

要件A・要件Bともに満たしているかどうかを自己判断しづらいケースもあります。最終学歴が海外の大学である場合や休職中の場合など、判断に迷う状況にある人は、出願書類を提出する前の段階で入試事務局に確認しておくと、出願直前になって書類不備が発覚するリスクを避けられます。

転職を繰り返している場合や、フリーランス・個人事業主として働いている場合の就業経験の数え方についても、公式の学生募集要項だけでは判断がつきにくいことがあります。複数社での在籍期間を通算できるかどうかや、個人事業主としての活動実績をどう証明するかは、書類の書き方次第で審査結果に影響し得るため、該当する場合は職務経歴を時系列で整理した資料を用意したうえで、事前に事務局へ相談しておくことをおすすめします。

区分内容
学歴要件(要件A)4年制大学卒業者、または個別審査で認定された22歳以上の者
実務要件(要件B)就業経験3年以上、または同等と認定された者
3年未満の場合入学資格審査票の提出により個別審査
募集人員春学期60名・秋学期60名(合計120名)
コース区分MBA本科(学位取得)・MBA単科(単位制、学位取得なし)

留学生や海外在住の出願希望者についても、学歴・実務経験の証明書類が日本語または英語以外で発行されている場合は、翻訳の準備や証明書の取り寄せに時間がかかることがあります。海外の大学・企業に在籍歴がある場合は、出願期日から逆算して余裕を持って書類を手配しておくことをおすすめします。国内だけでなくアジアを中心に世界各地から学生が集まる研究科であるため、海外在住のまま出願・受講を検討している人にとっても比較的相談しやすい体制が整っています。要件A・要件Bの該当可否を自分だけで判断しきれない場合は、大学院入試対策コースで経歴の整理から相談することもできます。

入試科目と選考方法(小論文・面接)

SBI大学院大学経営管理研究科の入試は、小論文審査と面接審査の2段階で構成されています。筆記試験や外部語学スコアの提出は必須とされていません。多くの国公立大学院MBAが英語外部試験のスコア提出や専門科目の筆記試験を課すのに対し、選考プロセスがシンプルに設計されている点が実務経験者にとっての受けやすさにつながっています。

小論文は2問で、各1,200字程度の分量が求められます。出願書類として事前に提出する形式で、テーマは大学院で学ぶ目的や課題意識、これまでのキャリアと今後のビジョンなどを問う内容が中心です。面接審査はオンラインで実施され、時間は30分程度、カメラをオンにした状態での受験が必須です。面接では口頭試問に加えて日本語での意思疎通能力のチェックも行われるとされており、留学生や外国籍の出願者にとっては日本語での対話力も評価対象になる点に留意が必要です。

選考は、小論文審査と面接審査の結果を総合的に評価して合否を判定する方式を採用しています。同学は「本学で学びたいという意欲と能力のある方は積極的に受け入れたい」という方針を示しており、アドミッション・ポリシーへの適合度や志望動機の一貫性、キャリアにおける課題意識の明確さが重視される傾向があります。学部時代の専攻や偏差値に左右されにくい、社会人としての実績と学習意欲を評価する入試といえます。実務家教員が多く在籍していることもあり、面接では机上の理論だけでなく、実際のビジネス経験に基づいた具体性のある受け答えが評価されやすいと考えられます。

出願書類として提出する書類の一式にも目を通しておく必要があります。必須書類は、6か月以内に撮影したカラー顔写真を挿入した入学願書、小論文2問、学位証明書等の学歴を証明する書類、サポート制度(学費減免や教育ローンなど)の利用希望を確認するフォームです。任意書類として推薦状の提出も可能ですが、親族による推薦や写しでの提出は認められておらず、原則として郵送での提出が求められます。推薦者を誰に依頼するかも、出願準備の早い段階で検討しておくとよいでしょう。

面接での評価軸を推測するうえでは、公式サイトが掲げるアドミッション・ポリシーを読み込み、そこで使われているキーワード(意欲、人間性、実務経験の活かし方など)を自分の言葉で説明できるようにしておくことも有効です。小論文と面接の内容に一貫性がないと、志望動機の説得力が下がってしまうため、事前に小論文の下書きを声に出して読み上げ、面接で聞かれそうな深掘り質問をあらかじめ想定しておくと安心です。

選考にあたっては、小論文の提出締切と面接日程が別々に案内される場合があるため、両方の日程を混同しないよう出願要項を丁寧に読み込んでおくことも忘れてはいけません。特にオンライン面接は、対面の面接会場に足を運ぶ場合と違って移動の物理的な区切りがない分、当日になって時間を勘違いしてしまうミスも起こり得ます。カレンダーへの登録やリマインダーの設定など、基本的な準備も怠らないようにしましょう。

入試日程・出願スケジュール

2027年度春学期入学の入試では、一次募集の出願期日が2026年11月16日、合格発表が2026年12月25日、二次募集の出願期日が2027年1月18日、合格発表が2027年2月19日となっています。一次・二次の複数回募集が設定されているため、一次で準備が間に合わなかった場合でも二次募集でのチャレンジが可能です。秋学期入学についても別途募集期間が設定されるため、公式サイトの最新の学生募集要項カレンダーで確認してください。

出願は郵送またはメールでのPDF提出が中心で、必須書類一式に加えてサポート制度利用希望フォームの提出も求められます。出願から合格発表までの期間はおよそ1か月程度と比較的短めに設定されているため、小論文の執筆や学位証明書の取り寄せ、写真の準備といった作業を出願期日の直前に慌てて行うのではなく、逆算して余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが重要です。特に学位証明書は在籍していた大学によって発行までに日数がかかる場合があるため、早めに請求しておくと安心です。

一次募集で不合格、あるいは準備が間に合わず出願できなかった場合でも、二次募集という次のチャンスが用意されている点は、単発募集の大学院と比べて出願戦略に幅を持たせやすい要素です。ただし、募集人員に達した時点で早期に締め切られる可能性もゼロではないため、志望度が高い場合は一次募集での出願を優先することをおすすめします。二次募集はあくまで一次募集で定員に満たなかった場合の追加募集という位置づけであるため、「二次募集があるから」と準備を先延ばしにするのではなく、一次募集を第一目標として準備を進めるのが安全です。出願スケジュールは学期ごと・年度ごとに変更される可能性があるため、出願を検討する時点で必ず公式サイトの最新募集要項カレンダーを確認してください。合格発表後は入学手続き・学費振込のための期限も設定されるため、資金計画は出願前の段階からある程度立てておくことをおすすめします。

また、出願を検討し始めた時点で、大学院説明会やオープンキャンパスに相当するオンライン説明会が開催されていないかを確認しておくこともおすすめです。在学生や修了生から直接話を聞ける機会があれば、学習スタイルやキャップストーンの進め方について、募集要項だけでは分からない実感を得られます。説明会の開催時期や申込方法は年度によって変わるため、公式サイトの新着情報を定期的にチェックしておくとよいでしょう。資料請求を通じて過去の説明会の録画やパンフレットを取り寄せられる場合もあるため、あわせて確認しておくと出願準備の解像度が上がります。

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出願の準備期間としては、出願期日のおよそ2〜3か月前から小論文のテーマ設定と構成の検討を始め、1か月前には初稿を完成させ、残りの期間で推敲と面接練習に充てるという逆算スケジュールが現実的です。仕事が忙しい時期と出願準備が重なる場合は、あらかじめ業務のスケジュールを調整しておくなど、早めの段取りが合否だけでなく入学後の学習継続にもつながります。

入学手続き後は、初回のオリエンテーションでオンライン学習システムの使い方や年間スケジュールの説明が行われるのが一般的です。入学前の期間を使って学習環境を整えておくことも、スムーズなスタートを切るための準備の一つです。安定した通信環境の確保や、業務時間外に集中して学習できる時間帯の見極めなど、生活面の準備を出願準備と並行して進めておくと、合格後に慌てずに済みます。小論文の初稿を早めに仕上げ、大学院入試対策コースのような第三者の目でチェックを受ける時間を確保しておくと、推敲の質を高めやすくなります。

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学費・奨学金・教育訓練給付制度

MBA本科コースの学費は、1年次が148万円(入学金10万円、授業料が半期ごとに63万円で年間126万円、IT・教材費が半期ごとに6万円で年間12万円)、2年次が138万円(授業料126万円、IT・教材費12万円)で、2年間の総額は286万円です。国公立大学院の経営系専攻と比べると学費水準は高めですが、私立の通学制ビジネススクールと比較すると同程度か、やや抑えられた水準になっています。オンライン中心で受講が完結するため、通学にかかる交通費や宿泊費が発生しにくい点も、実質的な負担を考えるうえでのプラス要素です。

一方、MBA単科コースは1単位あたり8万円に登録料2万円を加えた単位制の料金体系です。学位取得を目指さず、必要な科目だけをピンポイントで学びたい社会人にとっては、初期費用を抑えて受講を始められる選択肢になります。本科と単科では支払い方式がまったく異なるため、学位取得を目指すのか科目単位での学習にとどめるのかを、出願前の段階で明確にしておく必要があります。単科での受講実績を本科入学後に単位認定できるかどうかは制度によって異なるため、将来的に本科へ切り替える可能性がある場合は事前に事務局へ確認しておくと安心です。

学費減免制度としては、成績優秀かつ一定所得以下の者を対象に授業料の3分の1を減免する制度、育児休業・介護休業取得者などライフステージの変化に対応した制度、シングルペアレント向けの制度、外国籍かつ国内所得600万円以下の者を対象とした制度の4種類が用意されています。減免期間は1学期分で、申請期間は春学期入学者が4月1日から8月末まで、秋学期入学者が10月1日から2月末までとされています。申請には所定の期間内での手続きが必須のため、該当する可能性がある場合は入学前から準備を進めておくことが大切です。

さらに、MBA本科コースは専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に指定されています。厚生労働省が定める受給要件を満たす場合、雇用保険からの給付を受けながら学費負担を軽減できる可能性があります。給付上限額や給付率は制度改定により変動するため、正確な金額は公式サイトおよびハローワークの最新情報で確認してください。給付を受けるためには、事前にハローワークでのジョブ・カード作成やキャリアコンサルティングの受講など、所定の手続きが必要になる場合があるため、入学前の早い段階で最寄りのハローワークに相談しておくとスムーズです。このほか、国の教育ローンや民間教育ローン(ジャックス・オリコなど)の利用も案内されています。学費全体をどの制度で賄うかによって出願前に済ませておくべき手続きが変わってくるため、複数の制度を組み合わせる場合は特に早めの情報収集をおすすめします。

企業によっては、社員のリスキリングや幹部候補育成の一環として、大学院進学の学費を一部補助する制度を独自に設けている場合もあります。勤務先の人事制度や研修支援制度を確認し、社内の補助制度と教育訓練給付金、学費減免制度を組み合わせられないか検討しておくと、自己負担額をさらに抑えられる可能性があります。上司や人事部門への相談は、出願書類の準備と並行して早めに進めておくとスムーズです。

学費と修了後に得られるものを天秤にかけて検討する際は、経営管理修士(専門職)という学位そのものの価値だけでなく、実務家教員との人脈、多様な業種・国籍の同期とのネットワーク、SBIグループとの接点といった、金額換算しにくい要素も含めて総合的に判断することをおすすめします。学費を単なるコストではなく投資として捉える視点を持てるかどうかが、2年間の学びを最大限に活かせるかどうかにも関わってきます。

項目金額・内容
MBA本科 1年次148万円(入学金10万円+授業料126万円+教材費12万円)
MBA本科 2年次138万円(授業料126万円+教材費12万円)
MBA本科 2年間総額286万円
MBA単科1単位8万円+登録料2万円
学費減免制度4種類(成績優秀・低所得/育休介護/シングルペアレント/外国籍低所得)
教育訓練給付専門実践教育訓練給付金の対象講座(給付額は最新情報を要確認)
その他国の教育ローン、民間教育ローン(ジャックス・オリコ)

学費を検討する際は、単年度の金額だけでなく2年間トータルでの資金計画を立てておくことが重要です。在職中に学費を積み立てる場合と、教育ローンや給付金を組み合わせる場合とでは、月々のキャッシュフローが大きく変わります。教育訓練給付金の申請には受給資格の確認や事前の手続きが必要になることが多いため、学費計画を立てる段階でどの制度を組み合わせるかをシミュレーションしておくと、入学後の負担感を減らせます。

授業料が半期ごとの分割で設定されている点も、資金計画を立てるうえで押さえておきたいポイントです。入学金は初年度のみ発生し2年次には課されないため、1年次と2年次で年間の総額が異なります。専門実践教育訓練給付金は原則として在学中・修了後に分けて支給される仕組みが一般的であるため、給付金を前提に資金計画を立てる場合は、支給のタイミングと学費の納入時期にずれが生じ得る点を踏まえ、一時的な立て替え資金をどう確保するかもあわせて検討しておくと安心です。学費減免制度とMBA単科での「お試し受講」を組み合わせ、まず単科で数科目を履修してから本科への出願を検討するという段階的な進め方を選ぶ社会人もいます。ただし単科の受講実績が本科の単位として認定されるかどうかは制度の運用によって異なるため、この進め方を検討する場合は事前に事務局へ確認しておくことをおすすめします。

倍率・難易度

SBI大学院大学経営管理研究科は、合格率や倍率を公式には公表していません。数値的な難易度指標が公開されていないため、他の国内MBAのように偏差値や倍率だけで難易度を比較することはできません。ただし、選考方式が小論文2問と面接のみというシンプルな構成であることから、筆記試験で専門知識の正確さを問われる国公立大学院と比べると、準備の方向性は「知識量の勝負」ではなく「志望動機とキャリアの言語化の質」に集約される傾向があります。

実務要件が就業経験3年以上とされていること、また3年未満でも個別審査で出願可能とされていることから、出願のハードル自体は比較的開かれていると考えられます。とはいえ、「学びたいという意欲と能力のある方を積極的に受け入れたい」という方針であっても無審査で合格するわけではなく、小論文の論理構成や、面接での志望動機・課題意識の一貫性が伴わなければ不合格となり得る点は、他の大学院入試と変わりません。実務家教員が多いことから、面接では机上の理論だけでなく、実際のビジネス経験に基づいた具体性が評価される傾向があると考えられます。

難易度を測るうえでは、倍率という数値ではなく、「アドミッション・ポリシーに自分のキャリアと学習目的がどれだけ合致しているか」を自己点検することが実質的な対策になります。特に「アントレプレナー専攻」という専攻名が示すとおり、新規事業や社内起業、事業承継といったテーマに具体的な問題意識を持っている人ほど、小論文・面接での説得力を出しやすい入試設計といえます。募集人員120名という比較的まとまった枠が用意されていることも踏まえ、書類と面接の完成度を高めることに集中するのが合理的な準備の方向性です。

難易度の目安をつかむもう一つの方法として、出願要件そのものを厳密にクリアしているかを確認する作業があります。要件A(学歴)と要件B(実務経験)の両方を満たしているかを自己判断だけで済ませず、疑問点があれば出願前に事務局へ問い合わせて解消しておくことが、無駄のない出願準備につながります。要件を満たしていることが前提条件として明確になれば、あとは小論文と面接の完成度に集中して準備を進められます。

他の国内MBAとの比較でよく話題に上がるのが、「入試の難易度と入学後の学習負荷は別物である」という点です。選考プロセスがシンプルであることは、入学後の学びが容易であることを意味しません。むしろ、2年次のキャップストーンで事業計画や研究論文をまとめ上げる過程では、実務と学業の両立が求められる場面が多くなります。出願段階で難易度を過小評価せず、入学後の学習負荷まで見据えて志望動機を固めておくことが、結果的に合格後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

難易度を判断する材料が少ない分、志望校選びの段階で「なぜ通学制ではなくオンライン主体のSBI大学院大学を選ぶのか」を自分の中で明確にしておくことも重要です。通学の負担を減らしたい理由が、単なる利便性だけでなく、地方在住や海外勤務、育児・介護との両立といった具体的な背景に基づいている場合、小論文や面接での説得力を高める材料になります。

出願書類対策(小論文)・面接対策

SBI大学院大学の出願準備では、研究計画書ではなく2問の小論文(各1,200字程度)が選考の中心になります。テーマは「大学院で学びたい理由」「これまでのキャリアで直面した課題」「修了後にどう活かすか」といった、志望動機とキャリアの一貫性を問う内容が想定されます。単に意欲を語るだけでなく、現職での具体的な課題や実績を数値や事実で示し、それを大学院での学びとどう接続させるかを論理的に構成することが重要です。

小論文を書く際は、まず自分のキャリアの棚卸しから始め、①現在直面している経営・事業上の課題、②その課題に対して大学院でどのような知識・スキルを補いたいか、③修了後にそれをどう組織や事業に還元するか、という3点を軸に構成すると論旨が一貫しやすくなります。2年次のキャップストーンで事業計画・組織変革計画・研究論文のいずれに取り組みたいかを、この時点である程度イメージしておくと、小論文の説得力がぐっと増します。「なぜSBI大学院大学でなければならないのか」という固有性を盛り込むことも、他の通信制MBAと差別化した志望動機として説得力を持たせるポイントです。フィンテックや金融領域に関心がある場合は、SBI大学院大学金融研究所の研究テーマとの接点を志望理由に盛り込むと、他の候補校との違いを明確に示せます。

面接審査はオンラインで30分程度、カメラをオンにして受験します。口頭試問と日本語での意思疎通能力のチェックが含まれるため、小論文で述べた内容について、より具体的な質問(数値の根拠、実施した施策の詳細、失敗経験とその学びなど)に淀みなく答えられるよう準備しておく必要があります。通信制のためオンライン面接に慣れておくことも実務的な対策の一つです。通信環境のテスト、カメラ位置や照明の確認、想定質問への回答を声に出して練習しておくと当日の緊張を軽減できます。

出願書類の準備にあたっては、証明写真の撮影時期(6か月以内という規定)、学位証明書の取り寄せにかかる日数、推薦状を依頼する場合の相手選びと依頼のタイミングを、出願期日から逆算してスケジュール表に落とし込んでおくことをおすすめします。書類不備による出願受理の遅れを避けるためにも、提出前のチェックリスト化が有効です。出願書類の完成度を高めたい場合は、志望理由の言語化や小論文の構成、面接での回答準備について第三者から客観的なフィードバックを受けることも有効です。大学院入試対策コースでは、こうした出願書類の磨き込みや面接練習について、個別の状況に応じたサポートを提供しています。

小論文の推敲では、自分だけで読み返すと気づきにくい論理の飛躍や説明不足に陥りやすいため、業務経験のない第三者が読んでも理解できる文章になっているかを客観的にチェックすることが大切です。専門用語や社内独自の略語を多用していないか、結論を先に述べる構成になっているかといった基本的な文章作法も、限られた字数の中で説得力を出すためには欠かせないポイントです。

面接では、小論文で書いた内容の裏付けとなるエピソードを、簡潔かつ具体的に説明できるよう準備しておくことも重要です。「なぜその課題に取り組んだのか」「結果はどうだったのか」「そこから何を学んだのか」という一連の流れを、30秒程度でまとめて話せるように練習しておくと、限られた面接時間の中でも説得力のある受け答えができます。あらかじめ想定質問を10〜15個ほどリストアップし、それぞれに対する回答の骨子を用意しておくことで、当日の不意な質問にも落ち着いて対応しやすくなります。

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面接練習は、一人で想定問答を作るだけでなく、実際に声に出して第三者相手に受け答えする練習を重ねることで精度が上がります。オンライン面接特有の間の取り方や画面越しの伝え方は、対面での面接とは勝手が異なるため、可能であればオンライン形式での模擬面接を経験しておくと、本番での緊張を軽減できます。

他のMBAとの違い・併願を検討する際のポイント

SBI大学院大学経営管理研究科の最大の違いは、全日制・夜間主・週末通学の区分けを持たない通信教育中心の運営である点です。同じく通信制・オンライン主体で知られるビジネス・ブレークスルー大学院大学(経営学研究科)とはこの点で共通していますが、専攻名や修了要件の単位構成、学費体系、入試科目の設計はそれぞれ異なります。両校を比較検討する場合は、学費総額だけでなく、修了までの学習スタイル(オンデマンドの比率、対面授業の回数、グループワークの有無など)の違いも確認しておくとミスマッチを防げます。

具体的には、SBI大学院大学は2年次のキャップストーンで事業計画・組織変革計画・研究論文のいずれかを選べる柔軟性と、SBIグループとの連携によるフィンテック・金融領域の研究テーマの厚みが特徴です。修了要件の単位数や必修科目の構成、入試での提出書類は学校ごとに異なるため、複数の通信制MBAを比較する際は、学費一覧だけでなく修了要件のページも合わせて読み込んでおくことをおすすめします。同じ「オンライン完結型MBA」という括りでも、対面授業の有無や頻度、キャップストーンの進め方には学校ごとに違いがあり、そこが実際の学習生活を左右する重要な要素になります。

また、グロービス経営大学院のように国内複数拠点でのオンサイト授業を選べる私立ビジネススクールや、一橋大学・神戸大学・筑波大学といった国公立大学院の経営系専攻とは、入試方式そのものが大きく異なります。国公立大学院の多くは研究計画書の提出や筆記試験を課しますが、SBI大学院大学は小論文2問と面接のみで完結します。研究計画書を書き込む形式の対策に不安がある社会人にとっては、選考プロセスがシンプルな点が受験しやすさにつながる一方、学費水準や研究指導体制の違いも踏まえて比較することが大切です。

アントレプレナー専攻という名称、そして2年次に事業計画・組織変革計画・研究論文のいずれかに取り組むキャップストーンの設計、さらにSBI-Uベンチャーチャレンジ制度による事業推薦の仕組みから見ても、新規事業立ち上げや社内起業を志向する層と特に相性がよい研究科であるといえます。逆に、特定分野の研究を深く掘り下げたい、指導教員のもとで学術的な研究論文を仕上げたいというニーズが強い場合は、研究指導体制の厚い国公立大学院や、研究科としての専門性が明確な私立大学院と比較検討する価値があります。金融・フィンテック領域への関心が強い場合は、SBI大学院大学金融研究所の研究テーマとの親和性も比較材料の一つになります。

学費の総額で比較する際は、単純な金額の大小だけでなく、通学にかかる時間的コストや交通費、宿泊費といった見えにくいコストも含めて検討することをおすすめします。地方在住や海外勤務で通学制のMBAを選択肢から外していた社会人にとって、SBI大学院大学のような通信教育中心のプログラムは、これまで検討対象にすら入っていなかった国内MBA取得という選択肢を現実的なものにしてくれます。一方で、同期との対面でのネットワーキングや、キャンパスでの学びの雰囲気を重視する場合は、通学制のプログラムとの違いを納得したうえで選択することが後悔のない進学につながります。

国内MBA全体の学費水準や予備校選びについては、国内MBAおすすめ比較|難易度・学費・予備校の選び方で、SBI大学院大学を含む国内MBAプログラム全体の傾向と選び方を整理しています。あわせて、大学院入試そのものの対策方法や予備校選定に関しては大学院入試予備校おすすめ比較|失敗しない選び方・費用・独学との違いを解説もご覧ください。通信制MBAと通学制MBAを併願する場合、出願書類の様式や面接の実施方法(対面かオンラインか)が異なるため、それぞれのスケジュールを早めに整理しておくことをおすすめします。

SBI大学院大学のように研究計画書を課さない通信制MBAであっても、小論文2問と面接だけで志望動機やキャリアの一貫性を伝えきるのは決して簡単ではありません。出願書類の磨き込みや面接での受け答えに不安がある場合は、大学院入試対策コースで個別に相談しながら準備を進める方法もあります。SBI大学院大学以外の国内MBAや大学院全般の難易度比較・研究科選びについては、大学院入試ガイドにまとめていますので、あわせてご確認ください。

併願を検討する場合は、出願時期の重なりにも注意が必要です。SBI大学院大学の一次募集(2026年11月16日出願期日)は、多くの国公立大学院の秋・冬入試シーズンと時期が近接するため、複数校の出願書類を同時並行で仕上げるスケジュール管理が必要になります。小論文と研究計画書では求められる文章の性質が異なるため、それぞれの締切から逆算して執筆・推敲の時間を確保しておくことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

SBI大学院大学のMBAはすべてオンラインで完結しますか。

授業の大半はオンデマンド配信・オンライン参加で完結する設計ですが、科目によっては平均1〜2回程度の対面授業も設定されています。対面授業はSBIホールディングスのセミナールームなどで開催されることが多いものの、こちらについてもオンラインでの参加が認められているため、地方在住者や海外勤務者でも受講しやすい仕組みです。完全に通学が不要というわけではなく、任意で対面参加を選べる科目もあるため、受講スタイルの詳細は年度・科目によって変更される可能性がある点も踏まえ、最新の学生募集要項やシラバスでご確認ください。

大学を卒業していなくても出願できますか。

本学が実施する個別の入学資格審査により、22歳以上であると認められれば、4年制大学を卒業していなくても出願資格を得られる可能性があります。ただし審査基準の詳細は公表されていないため、該当する場合は出願前に大学院事務局へ直接問い合わせることをおすすめします。

就業経験が3年未満でも出願できますか。

就業経験が3年に満たない場合は、「入学資格審査票」を別途提出し、個別審査を受けることで出願できる可能性があります。同等の経験があると認められるかどうかは審査によって判断されるため、早めに準備を進めることが重要です。

研究計画書の提出は必要ですか。

公式の学生募集要項によると、選考の中心は小論文2問(各1,200字程度)と面接審査であり、研究計画書の提出が必須とはされていません。ただし出願書類の詳細は変更される可能性があるため、出願年度の最新の学生募集要項で必ず確認してください。

MBA本科とMBA単科はどちらを選ぶべきですか。

経営管理修士(専門職)の学位取得を目指す場合はMBA本科コース、学位取得を前提とせず特定の科目だけを学びたい場合はMBA単科コースが適しています。学費体系もまったく異なり、本科は2年間で総額286万円、単科は1単位8万円+登録料2万円の単位制です。ご自身の目的に応じて選択してください。

教育訓練給付制度は利用できますか。

MBA本科コースは専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に指定されています。雇用保険の受給要件を満たす場合、給付を受けながら学費負担を軽減できる可能性がありますが、給付率や上限額は制度改定により変動するため、正確な金額は公式サイトおよびハローワークの最新情報で確認してください。

倍率はどのくらいですか。

合格率・倍率は公式には公表されていません。数値的な難易度指標がない分、小論文の論理構成と面接での志望動機・課題意識の一貫性を高めることが実質的な対策になります。

働きながらでも学業と両立できますか。

授業の大半がオンデマンド配信で提供されるため、平日の決まった時間にキャンパスへ通う必要はなく、自分の生活リズムに合わせて受講を進めやすい設計です。ただし、2年次のキャップストーンではまとまった作業時間が必要になるため、繁忙期を見越して学習計画を立てておくことをおすすめします。

まとめ|SBI大学院大学経営管理研究科の出願を検討する方へ

  • SBI大学院大学経営管理研究科(アントレプレナー専攻)は、全日制・夜間主区分を持たない通信教育中心のMBAで、修了すると経営管理修士(専門職)が授与されます。
  • 出願資格は4年制大学卒業(または個別審査で認定された22歳以上)という学歴要件と、就業経験3年以上(または同等と認められた経験)という実務要件の両方が必要です。
  • 入試は小論文2問(各1,200字程度)と、オンラインでの面接審査(30分程度、カメラON必須)の総合評価で合否が判定されます。研究計画書の提出は必須とされていません。
  • MBA本科コースの学費は2年間で総額286万円、MBA単科コースは1単位8万円+登録料2万円の単位制です。学費減免制度が4種類用意されているほか、専門実践教育訓練給付金の対象講座にも指定されています。
  • 合格率・倍率は非公表のため、小論文の論理構成と面接での志望動機の一貫性を高めることが実質的な合格対策になります。
  • 2年次のキャップストーン(事業計画・組織変革計画・研究論文)やSBI-Uベンチャーチャレンジ制度から見ても、新規事業立ち上げや社内起業を志向する社会人と特に相性のよい研究科です。
  • 数値・日程はすべて変更される可能性があるため、出願前には必ず公式サイトの最新の学生募集要項をご確認ください。

SBI大学院大学経営管理研究科は、通学せずに国内MBAを取得したい社会人にとって有力な選択肢の一つです。地方在住や海外勤務、育児・介護との両立といった事情でキャンパス通学を前提とした国内MBAを選択肢から外していた人にとって、オンライン中心で経営管理修士(専門職)を取得できるという選択肢は、キャリア形成の幅を広げる現実的な手段になります。一方で、選考方式や修了要件、学費体系は他の国内MBAと大きく異なるため、志望校を最終的に決める前には、必ず本記事で紹介した公式情報を最新の学生募集要項で再確認したうえで、比較検討を進めてください。

出願書類の完成度を高めたい方、面接対策や志望理由の言語化にサポートが必要な方は、大学院入試対策コースもあわせてご検討ください。

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この記事を書いた人

千葉大学 法政経学部を首席で卒業後、都内国公立大学の法科大学院(ロースクール)を修了し、司法試験に合格。法律・政治・経済分野の専門知識をもとに、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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