無料相談会受付中!

和歌山大学の編入試験を徹底解説|学部別の募集人員・試験科目・日程・倍率と対策【2027年度】

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

和歌山大学は教育学部・経済学部・システム工学部・観光学部の4学部と社会インフォマティクス学環からなる国立大学ですが、第3年次編入学試験を実施しているのは経済学部とシステム工学部の2学部だけです。「和歌山大学 編入」で検索すると、社会人選抜や総合型選抜など別の入試制度の情報が混ざって出てくるため、まず自分が調べているのが本当に第3年次編入学なのかを確認する必要があります。

この記事では、和歌山大学が公表している令和9年度(2027年4月入学)の第3年次編入学選抜学生募集要項と、令和6〜8年度の3年分の選抜状況データを一次情報として、学部別の募集人員・受験資格・試験科目・日程・倍率を整理します。あわせて、公式サイトで公開されている令和8年度実施分の過去問題(問題冊子・正解解答例)をもとに、経済学部の小論文とシステム工学部の数学・物理・化学・情報処理・環境論述の出題テーマまで解説します。経済学部・システム工学部それぞれの出願資格や志望理由書・面接対策をさらに詳しく知りたい場合は、後述する学部別の詳細記事もあわせてご覧ください。

\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
目次

和歌山大学の編入学試験を実施しているのは経済学部とシステム工学部だけ

和歌山大学の入学者選抜には、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜・帰国生徒選抜・社会人選抜・私費外国人留学生選抜、そして第3年次編入学選抜という複数の区分があります。このうち「第3年次編入学選抜」という名称の制度を実施しているのは、経済学部(経済学科)とシステム工学部(システム工学科)の2学部のみです。大学公式の入学者選抜日程・入学者選抜状況のページを見ても、第3年次編入学選抜の項目に登場するのはこの2学部だけで、教育学部・観光学部・社会インフォマティクス学環には編入学選抜の募集要項がありません。

教育学部・観光学部を志望する場合、編入学という形での入学はできません。ただし経済学部と観光学部には「社会人選抜」という別の入試制度があり、これは高等学校等の卒業後の社会人経験を評価して1年次に入学する制度で、大学等での修得単位をもとに途中年次へ入る編入学選抜とは仕組みがまったく異なります。大学ですでに単位を修得している方が「和歌山大学 編入」で情報を集めている場合、社会人選抜のページに行き着いても目的の制度ではない可能性が高いので、募集要項の名称で「第3年次編入学選抜」かどうかを必ず確認してください。

経済学部・システム工学部とも、編入学の試験区分は「推薦編入学選抜」と「一般編入学選抜」の2つに分かれています。推薦編入学選抜は出身校の推薦や成績要件を満たした者が対象で小論文・筆記試験を課さない書類・面接中心の試験、一般編入学選抜は基礎資格の幅が広い代わりに小論文または筆記試験が課される試験、という共通の構造を持っています。ただし要件の中身は学部で大きく異なるため、これ以降の章で学部別に整理します。

学部別の募集人員【令和9年度・2027年4月入学】

令和9年度(2027年4月入学)の第3年次編入学選抜の募集人員は、次のとおり公表されています。

学部学科推薦編入学選抜一般編入学選抜合計
経済学部経済学科5名5名10名
システム工学部システム工学科10名(学校推薦・自己推薦の合計)10名20名
教育学部編入学選抜は実施していません
観光学部編入学選抜は実施していません
社会インフォマティクス学環編入学選抜は実施していません

この表から読み取れる点を整理します。

募集人員はシステム工学部のほうが2倍多いです。経済学部の合計10名に対し、システム工学部は合計20名を募集しています。ただし後述するとおり、募集人員の多さがそのまま入りやすさを意味するわけではありません。

募集人員はあくまで上限です。両学部とも募集要項に「合格基準を満たさない場合は、合格者数が募集人員を下回る場合があります」という趣旨の注記があります。実際、システム工学部は過去3年度とも合格者数が募集人員を下回っており、経済学部一般編入学選抜も令和7・8年度は募集人員どおりでした(令和6年度のみ1名上回っています)。合格者数が確実に募集人員どおりになっているのは、経済学部推薦編入学選抜だけです。この点は倍率の章で具体的な数字とともに解説します。

システム工学部の推薦編入学選抜には「学校推薦」と「自己推薦」の2種類があります。合計10名という枠のなかに両方が含まれており、募集要項には内訳の人数までは明示されていません。経済学部の推薦編入学選抜は出身校長の推薦のみで、自己推薦という枠はありません。

経済学部・システム工学部の教育内容|志望理由書を書く前に押さえておく

試験対策の前提として、両学部がどのような教育課程を組んでいるかを理解しておくと、志望理由書や面接での説明に厚みが出ます。和歌山大学経済学部には学科が経済学科の1つしかなく、募集要項の入学案内では、経済学・経営学・会計学・情報学・法学という5分野の学問領域の体系的な学修に加え、卒業後の進路を意識した5つの「プログラム」が設けられています。

プログラム名主な内容(公式入学案内より)
グローバル・ビジネス&エコノミーグローバルな視点で経済・経営領域の課題に対応する力を養い、グローバル企業や国際機関、NPO・NGO等での活躍を目指す
ビジネスデザイン新たな視点で事業・企業の再活性化に取り組む力を養い、企画部門での組織変革や起業家を目指す
企業会計・税法会計学・税法の実務能力を養い、企業の経理・財務部門や税理士、公認会計士、不動産鑑定士、国家・地方公務員を目指す
地域公共政策・公益事業地域社会の課題解決能力を養い、国家・地方公務員や公益性の高い事業主体の職員を目指す
サステイナブル・エコノミー経済の持続可能性を実現する力を養い、企業のCSR部門や社会的企業、環境NGO・NPO等での活躍を目指す

編入学の出願段階では学科選択という手続きは発生しません(学科が経済学科のみのため)が、志望理由書や面接では、どのプログラム・分野で何を学びたいかを具体的に語れることが重要になります。

システム工学部は2023年度(令和5年度)の改組で5学科からシステム工学科の1学科に統合され、学部内に8つの教育研究課程(メジャー)を設けたうえで、学生が2年終了時に自らの興味・資質に合わせて2つのメジャーを主体的に選択する「ダブルメジャー制」を採用しています。8メジャーは応用理工学領域・環境デザイン学領域・情報学領域の3領域に分類され、この領域が一般編入学選抜の筆記試験科目②の出題科目に直結します。

専門領域メジャー一般編入学選抜の専門科目
応用理工学領域ロボティクス物理
電子物理工学
化学化学
環境デザイン学領域環境科学「環境」に関する論述
建築・ランドスケープ
情報学領域情報システムデザイン情報処理
ネットワークコンピューティング
クロスリアリティ・情報デザイン

出願時に選ぶ「志望第1メジャー」は出願後の変更が認められていないため、8メジャーの学習内容を確認したうえで、どの領域で受験するかを早めに固めておく必要があります。公式の学部紹介では、2つのメジャーを組み合わせた代表的なコース例と、期待される就職先も示されています。

コース名組み合わせるメジャー期待される就職先(公式学部紹介より)
メカトロニクスロボティクス+電子物理工学機械、電機、自動車、精密機械、光学、医療応用機器、電子部品
知能機械システムロボティクス+情報学領域から1つ自動車、電機、精密機械、生産機械、医療機器、情報通信産業、サービス産業
ナノテクノロジー電子物理工学+化学半導体・電子部品、精密機器、化学・医薬品・化粧品、素材
先端情報ネットワーク情報システムデザイン+ネットワークコンピューティング情報通信産業を含む幅広い産業のソフトウェア・インフラ・AI・ネットワーク・セキュリティエンジニア
環境デザイン環境科学+建築・ランドスケープ公務員(土木、建築、造園)、建築・住宅、環境プラント
環境化学環境科学+化学化学・環境職公務員、環境プラント、化学メーカー
無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

受験資格|自分が出願できるかを先に確かめる

和歌山大学の編入学の受験資格は、経済学部とシステム工学部で条件がかなり異なります。試験科目を調べる前に、まず自分がどちらの学部のどの区分に出願できるかを確定させてください。

経済学部の受験資格

経済学部推薦編入学選抜の基礎資格は、短期大学・高等専門学校の卒業見込み者、高校後期課程や特別支援学校専攻科(修業年限2年以上)の修了見込み者、専修学校専門課程(2年以上・総授業時数1,700時間以上)の修了見込み者などです。これに加えて、次の4つの要件をすべて満たす必要があります。

  • 出身学長または学校長が責任を持って推薦できる者(1校あたり2名まで)
  • 令和7年8月1日以降にTOEIC(Listening&Reading Test、IPテストを除く)を受験している者
  • 取得単位数が37単位以上であり、かつ総取得単位数に占める「優・A(100点満点で80点以上)」の割合が50%以上である者
  • 合格した場合は入学を確約できる者

経済学部一般編入学選抜の基礎資格は、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、学士の学位取得(見込み)者、修業年限4年以上の大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み)している者など8区分あり、推薦より対象が広くなっています。要件は「令和7年8月1日以降にTOEICを受験している者」の1点のみで、推薦のような単位数・成績条件はありません。推薦・一般のどちらでもTOEICの受験(令和7年8月1日以降)が必須である点は共通で、最低スコアの指定はありませんが、出願書類・面接の評価に英語運用能力が含まれるため、スコアが高いほど有利に働く可能性があります。

システム工学部の受験資格

システム工学部推薦編入学選抜は「学校推薦」と「自己推薦」の2区分に分かれます。学校推薦は高等専門学校または短期大学を卒業見込みで学業成績が上位に属し、出身学校長または学長が責任を持って推薦できる者。自己推薦は、大学院システム工学研究科への進学・修了後に和歌山県または大阪府で就労し地域産業の発展に貢献する意欲がある、理数系科目や志望メジャー関連の専門教育科目の学力に優れる(数学オリンピック等の入賞を含む)、ものづくり関連の創作活動やコンテストで表彰を受けた、修学生活で積極的な活動を行った、のいずれかに該当し、かつ高等専門学校を卒業見込みの者が対象です。経済学部と違い、TOEICの提出はシステム工学部の出願資格には含まれていません。

システム工学部一般編入学選抜の基礎資格は、高等専門学校・短期大学・大学の卒業(見込み)者、学士の学位取得(見込み)者、他の大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み)している者など8区分です。募集要項には「出身学校及び出身大学における所属学科は問いません」と明記されており、経済学部よりも出身学科に関する制約が緩い点が特徴です。

学部・区分基礎資格の主な対象追加要件
経済学部・推薦短大・高専卒業見込み等出身校推薦、TOEIC受験、取得単位37以上・優A比率50%以上、入学確約
経済学部・一般短大・高専・学士取得(見込み)、大学2年以上在学62単位以上 等TOEIC受験(R7.8.1以降)
システム工学部・推薦(学校推薦)高専・短大卒業見込みで成績上位出身校推薦
システム工学部・推薦(自己推薦)高専卒業見込み4要件のいずれかに該当
システム工学部・一般高専・短大・大学卒業(見込み)、学士取得(見込み)、他大学2年以上在学62単位以上 等なし(TOEIC不要)

一般編入学選抜の基礎資格8区分(学部別の全文)

一般編入学選抜の基礎資格は、経済学部・システム工学部とも8つの号に分かれています。自分がどの号に該当するかで、必要な証明書類が変わります。

経済学部一般の基礎資格システム工学部一般の基礎資格
(1)短期大学または高等専門学校を卒業(見込み)高等専門学校、短期大学又は大学を卒業(見込み)
(2)学士の学位を取得(見込み)学校教育法第104条第4項の規定により学士の学位を取得(見込み)
(3)修業年限4年以上の大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み)他の大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み)
(4)高校後期課程・特別支援学校専攻科(修業年限2年以上)を修了(見込み)専修学校の専門課程(修業年限2年以上・総授業時数1,700時間以上)を修了(見込み)
(5)専修学校専門課程(2年以上・1,700時間以上)を修了(見込み)高校後期課程・特別支援学校専攻科(修業年限2年以上)を修了(見込み)
(6)外国の4年制大学(相当)を卒業(見込み)外国の短期大学又は4年制大学(相当)を卒業(見込み)
(7)外国の4年制大学に2年以上在学し卒業必要単位の1/2以上を修得(見込み)、かつ14年課程を修了(見込み)外国の4年制大学(相当)に2年以上在学し卒業必要単位の1/2以上を修得(見込み)、かつ14年課程を修了(見込み)
(8)外国の短期大学相当課程を日本国内で修了(見込み)外国の短期大学相当課程を日本国内で修了(見込み)

出典:令和9年度和歌山大学経済学部・システム工学部第3年次編入学学生募集要項(いずれも2026年3月公表、確認日:2026年8月)。8区分の内容はよく似ていますが、(1)がシステム工学部は「大学卒業」も含む一方、経済学部は含まないなど細部が違うため、自分の在籍状況がどの号に該当するかは、志望する学部の募集要項本文で必ず確認してください。なお、システム工学部の一般編入学選抜は「出身学校及び出身大学における所属学科は問いません」と明記されている点も、経済学部との違いです。

試験科目と配点【令和9年度】

試験科目は学部・区分ごとにまったく違う構成です。

学部区分試験科目配点
経済学部推薦編入学選抜面接・出願書類(TOEIC公式認定証を含む)300点満点
一般編入学選抜小論文(90分)+面接・出願書類(TOEIC公式認定証を含む)小論文200点+面接等400点=600点満点
システム工学部推薦編入学選抜面接・出願書類(口頭試問で数学・希望専門分野の基礎学力を確認)100点満点
一般編入学選抜筆記試験(数学60分+志望第1メジャーの専門科目90分)+面接・出願書類筆記試験200点+面接等200点=400点満点

この表からわかる、学部間の決定的な違いを整理します。

経済学部は小論文、システム工学部は理系専門科目の筆記試験

経済学部一般編入学選抜の筆記は小論文のみで、社会科学に関する課題文を読んで論述する形式です。一方、システム工学部一般編入学選抜の筆記試験は、全メジャー共通の数学(60分)に加えて、志望第1メジャーの専門領域によって出題科目が変わる第2科目(90分)があります。応用理工学領域のロボティクス・電子物理工学メジャーは物理、化学メジャーは化学、環境デザイン学領域は「環境」に関する論述、情報学領域の3メジャーは情報処理が出題されます。文系の小論文で受けるか、理系の専門科目で受けるかという時点で、対策の中身がまったく別物になります。

TOEICの扱いが学部で違う

経済学部は推薦・一般とも、令和7年8月1日以降に受験したTOEICのデジタル公式認定証の提出が出願資格の要件になっており、英語の得点は出願時点でほぼ確定します。システム工学部は出願資格にTOEICを含まず、英語力は編入学選抜の得点に直接反映されません。理系の専門知識を評価する設計になっている点が、経済学部との大きな違いです。

システム工学部一般は志望第1メジャーで科目が変わる

システム工学部は8つのメジャー(ロボティクス・電子物理工学・化学・環境科学・建築ランドスケープ・情報システムデザイン・ネットワークコンピューティング・クロスリアリティ情報デザイン)を、応用理工学領域・環境デザイン学領域・情報学領域の3領域に分類しています。出願時に「志望第1メジャー」を1つ選ぶ必要があり、出願後の変更は認められていません。試験当日は9時10分から数学(60分)、10時40分から志望メジャーの領域に応じた専門科目(90分)、13時10分から面接という順で実施されます。

日程・スケジュール【令和9年度・2027年4月入学】

令和9年度(2027年4月入学)の第3年次編入学選抜の日程は次のとおりです。試験そのものは令和8年(2026年)中に実施されます。

区分出願期間試験日(予備日)合格発表確約書等の提出期限
経済学部・推薦令和8年6月1日(月)〜6月3日(水)6月27日(土)〔予備7月4日(土)〕7月10日(金)入学確約書:8月7日(金)
経済学部・一般令和8年7月21日(火)〜7月23日(木)8月20日(木)〔予備8月21日(金)〕9月11日(金)入学意思確認書:10月9日(金)
システム工学部・推薦令和8年4月20日(月)〜4月22日(水)5月16日(土)〔予備5月23日(土)〕5月29日(金)入学確約書:6月30日(火)
システム工学部・一般令和8年6月8日(月)〜6月10日(水)6月27日(土)〔予備7月4日(土)〕7月10日(金)入学意思確認書:9月30日(水)

入学手続期間はいずれの区分も令和9年3月下旬(予定)です。日程を読むうえで押さえておきたい点が2つあります。

出願期間はいずれも3日間しかありません。証明書の発行依頼やTOEICスコアの準備、志望理由書の作成は、出願期間に入ってから動いていては間に合いません。出願を検討する年度が決まったら、1〜2か月前から逆算して準備を進める必要があります。

推薦編入学選抜が不合格でも、一般編入学選抜に再挑戦できます。両学部とも「推薦編入学選抜に出願し不合格となった者は、本学部の一般編入学選抜を受験することができます」と明記されています。ただし自動的に出願が引き継がれるわけではなく、あらためて一般編入学選抜の出願期間内に所定の手続きで出願し直す必要があります。

試験会場・入学料・学生生活の基本情報

経済学部・システム工学部とも、キャンパスは和歌山市栄谷930番地の和歌山大学栄谷キャンパスです。ただし試験会場となる建物は学部で異なり、経済学部は西2号館、システム工学部は北1号館(いずれも推薦・一般で共通)で実施されます。

入学料・授業料・生活費に関する情報は、経済学部・システム工学部の募集要項でほぼ共通の内容が案内されています。

項目内容
入学料282,000円
授業料半期267,900円(年額535,800円)
入学料・授業料免除修学支援新制度の対象校。日本学生支援機構奨学金(給付・貸与)の案内あり
下宿・アパート家賃相場月額35,000〜45,000円程度(大学生協専属提携店が斡旋)
学生寮(男子寮)約30名、個室(洋間)9平方メートル、寄宿料月額4,300円
学生寮(女子寮)約10名、個室(洋間)9平方メートル、寄宿料月額4,300円
ノートパソコン入学までに各自で準備。在学中はMicrosoft 365を無償利用可

入学料・授業料の金額は募集要項作成時点(令和7〜8年度)のもので、令和9年度入学者の金額は決定次第あらためて案内されるとされています。学生寮の入居募集人数は当該年度の学部・学環の合格者を対象としており、編入学の合格者も対象に含まれます。食事の提供はないため、自炊または周辺の飲食店を利用する前提で生活設計を考えておく必要があります。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

倍率・難易度|編入学試験だけに分離した3年分の実績【令和6〜8年度】

和歌山大学は志願者数・受験者数・合格者数・入学者数を、選抜区分ごとに分けて公式サイトで開示しています。第3年次編入学選抜のデータは推薦・一般が別々の行で公表されているため、他大学によくある「転籍・転部と合算された数字」を読み解く手間がなく、そのまま編入学試験だけの実質倍率(受験者数÷合格者数)を計算できます。

年度区分募集志願受験合格入学実質倍率
令和6年度経済学部・推薦577551.4倍
経済学部・一般52322653.7倍
令和6年度システム工学部・推薦101313652.2倍
システム工学部・一般10545220122.6倍
令和7年度経済学部・推薦51616553.2倍
経済学部・一般51817523.4倍
令和7年度システム工学部・推薦101010442.5倍
システム工学部・一般1037281182.5倍
令和8年度経済学部・推薦599551.8倍
経済学部・一般51211522.2倍
令和8年度システム工学部・推薦101111225.5倍
システム工学部・一般102219822.4倍

出典:令和6年度・令和7年度・令和8年度和歌山大学第3年次編入学選抜選抜状況(和歌山大学公式サイト開示データ、確認日:2026年8月)。実質倍率は受験者数を合格者数で割って算出しています。

この表から読み取れる特徴を整理します。

経済学部は推薦・一般とも、倍率が年度によって大きく振れます。推薦編入学選抜は1.4倍(令和6年度)から3.2倍(令和7年度)まで、一般編入学選抜は2.2倍(令和8年度)から3.7倍(令和6年度)まで動いています。3年間の平均でみると推薦が約2.1倍、一般が約3.1倍で、経済学部は一般のほうが競争率が高く出る傾向があります。

システム工学部推薦編入学選抜は、令和8年度に倍率が跳ね上がりました。令和6年度2.2倍、令和7年度2.5倍だったのが、令和8年度は5.5倍(受験11名に対し合格2名)まで上昇しています。志願者数自体は13名→10名→11名とほぼ横ばいですが、合格者数が6名→4名→2名と減っており、合格の水準が年度で変わっている可能性があります。一般編入学選抜は2.6倍→2.5倍→2.4倍とほぼ横ばいです。

合格者数と募集人員の関係は、区分によってはっきり分かれます。経済学部推薦編入学選抜は、3年間とも合格者数が募集人員どおり5名で着地しており、もっとも予測しやすい区分です。一方、経済学部一般編入学選抜は令和6年度に合格者6名と募集人員(5名)を1名上回りましたが、令和7・8年度は5名でした。これに対してシステム工学部は、推薦・一般ともに3年間を通じて合格者数が募集人員を下回り続けています。とくに令和8年度は募集20名(推薦10・一般10)に対して合格者が合計10名、入学者はわずか4名にとどまりました。「合格基準を満たさない場合は募集人員を下回ることがある」という募集要項の注記は、システム工学部については単なる建前ではなく、実際に毎年起きている現象だと理解しておく必要があります。

経済学部とシステム工学部、どちらが入りやすいのか

3年分の実質倍率を平均すると、経済学部は推薦・一般の単純平均で約2.6倍、システム工学部は約3.0倍です。募集人員はシステム工学部のほうが2倍多いにもかかわらず、倍率でみるとシステム工学部のほうがやや高く出ています。志願者数がシステム工学部のほうが多く集まりやすいことと、令和8年度の推薦編入学選抜で合格者数が絞られたことが影響しています。

ただし、この数字を単純に「経済学部のほうが入りやすい」と読むのは早計です。理由は2つあります。ひとつは、経済学部とシステム工学部では出願できる進路(文系か理系か、TOEICが必要かどうか)がそもそも違うため、同じ受験生が両方を天秤にかけられるケースは限られる点です。もうひとつは、母数の小ささです。経済学部推薦編入学選抜は合格者数が5〜6名、システム工学部推薦編入学選抜は令和8年度の合格者がわずか2名という水準で、1〜2名の増減が倍率を大きく動かします。単年度の数字だけで難易度を判断せず、3年分の推移で見る習慣をつけてください。

志願倍率と実質倍率、両方を見る必要がある理由

募集人員に対する志願者数の比率(志願倍率)と、受験者数に対する合格者数の比率(実質倍率)を並べると、区分によって見え方がまったく違うことがわかります。

区分令和6年度令和7年度令和8年度
経済学部推薦(志願倍率/実質倍率)1.4倍/1.4倍3.2倍/3.2倍1.8倍/1.8倍
経済学部一般(志願倍率/実質倍率)4.6倍/3.7倍3.6倍/3.4倍2.4倍/2.2倍
システム工学部推薦(志願倍率/実質倍率)1.3倍/2.2倍1.0倍/2.5倍1.1倍/5.5倍
システム工学部一般(志願倍率/実質倍率)5.4倍/2.6倍3.7倍/2.5倍2.2倍/2.4倍

経済学部推薦編入学選抜は、志願倍率と実質倍率がまったく同じ数字になります。これは3年間とも合格者数がちょうど募集人員(5名)どおりで、かつ志願した人がそのまま受験しているためです。もっとも数字の読みやすい区分といえます。

もっとも注意すべきはシステム工学部推薦編入学選抜です。志願倍率は1.0〜1.3倍と一見「ほぼ全員が受かりそう」に見える水準ですが、実質倍率は2.2〜5.5倍まで上がります。これは、志願者数が募集人員(10名)とほぼ同数しか集まらない一方で、合格者数はその半分以下(2〜6名)に絞られているためです。「志願者が少ない=入りやすい」と判断すると実態とずれます。逆にシステム工学部一般編入学選抜は、志願倍率(2.2〜5.4倍)より実質倍率(2.4〜2.6倍)のほうが低く、志願段階の競争率ほどには実質倍率が上がっていません。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

経済学部・システム工学部、それぞれ何から手をつけるべきか

経済学部を志望する場合

経済学部は評価の軸が明確です。推薦編入学選抜は小論文がなく、面接・出願書類(TOEIC含む)の300点満点で決まります。出身校からの推薦を受けられ、取得単位37単位以上・優A比率50%以上という成績要件を満たせるなら、推薦を軸に準備するのが基本です。一般編入学選抜は小論文200点を含む600点満点で、対象になる基礎資格の幅も広くなります。

どちらを受けるにしても、TOEICは令和7年8月1日以降に受験したスコアが必要という条件があるため、まずTOEICのスコアづくりを先行させ、それから小論文・面接・志望理由書(一般編入学選抜は社会科学への関心を示す2,000字以内)の準備に移るのが効率的な順番です。面接の評価軸は募集要項に個別の質問例こそ載っていませんが、アドミッション・ポリシーには「他者と協働・協調する力、あるいは他者をリードする力を面接により評価し、入学者を選抜する」と明記されているため、志望理由や学習歴の説明だけでなく、グループでの学びや協働経験を具体的に語れる準備をしておくとよいでしょう。経済学部の出願資格・志望理由書の書き方・面接対策をさらに詳しく知りたい場合は、和歌山大学経済学部の編入試験を徹底解説で募集要項の全項目を解説していますので、あわせてご覧ください。

システム工学部を志望する場合

システム工学部は、出願時点で志望第1メジャーを1つ確定させる必要があり、この選択が一般編入学選抜の筆記試験科目(数学に加えて物理・化学・情報処理・環境論述のいずれか)を直接左右します。志望メジャーが決まっていない場合、まず8メジャーの内容を確認し、どの領域で受験するかを早めに固めてください。

推薦編入学選抜(学校推薦・自己推薦)は面接・出願書類の100点満点で、口頭試問として数学と希望専門分野の基礎学力が問われます。一般編入学選抜は数学60分・専門科目90分の筆記試験に加えて面接・出願書類があり、合計400点満点です。アドミッション・ポリシーでは、推薦編入学選抜について「高等専門学校等での学修により身につけた工学系学部に関する基礎学力や専門に対する適性を面接と出願書類により評価する」、一般編入学選抜について「専門知識などを学力検査により評価する」とされており、推薦は面接・書類中心、一般は筆記試験中心という違いが公式に示されています。推薦(5月中旬)と一般(6月末)の試験日は1か月半ほどしか離れていないため、推薦を受ける場合でも一般編入学選抜の筆記対策をある程度並行して進めておくと、6月末までの負担を分散できます。学部の仕組みやメジャー選び、単位認定の詳細は和歌山大学システム工学部の編入試験を徹底解説で扱っていますので、あわせてご覧ください。

過去問はどこで手に入るか

和歌山大学は「過去の入試問題、正解解答例等の公表」ページで、実施年度の入学試験問題と正解・解答例(一部は出題の意図を含む)をPDFで公開しています。令和8年度実施分については、第3年次一般編入学選抜の経済学部(小論文)、システム工学部(数学・物理・化学・情報処理・環境論述の5科目)がすべて公開されています。

ただし著作物の利用許諾(本学ホームページ上での公開に限る)が得られたものから順次公開する運用のため、著作権処理が完了していない設問はマスク処理されたり、そもそも掲載されなかったりする場合があります。その場合は和歌山大学入試課(南1号館3階)入口横掲示板での学内閲覧に限られ、複写・撮影は禁止で、閲覧とメモのみ可能です。公開される年度・科目は年によって入れ替わるため、出願を検討する年度が近づいたら大学公式サイトで最新の公開状況を確認してください。

推薦編入学選抜については、経済学部は面接・出願書類のみ、システム工学部は面接・出願書類(口頭試問)のみで、筆記の過去問題そのものは存在しません。過去問を使った対策ができるのは、経済学部・システム工学部とも一般編入学選抜の筆記科目だけです。

公開されている令和8年度過去問から読み取れる出題テーマ

ここからは、和歌山大学が公開している令和8年度第3年次一般編入学選抜の過去問題(正解・解答例)をもとに、経済学部とシステム工学部の出題テーマと採点の観点を整理します。問題文そのものは掲載できないため、テーマと評価基準、そこから導ける対策の方向を中心に解説します。より詳しい傾向分析は、学部別記事(経済学部・システム工学部)で扱っています。

経済学部一般編入学選抜|小論文(90分・大問2題)

令和8年度の小論文は、90分で大問2題・設問3つを解く構成でした。問題1は移民の受け入れと技術革新をテーマにした課題文(新書からの抜粋)を読み、400字以内で自分の考えを述べる設問。問題2は直接民主制と法の支配をテーマにした課題文(別の新書からの抜粋)を読み、200字・150字の設問がそれぞれ1問という構成です。

大学が公開している出題意図によると、問題1は「社会科学に関するまとまった文章を読み、その内容について理解したうえで、整理をして文章化する能力を図ること」、問題2は「直接民主制の理解・問題点の把握」および「直接民主制と法の支配との関係に関する議論の理解を通じて、社会科学全般に関する関心や出題の理解度を図ること」を目的に掲げています。経済学の専門用語を暗記していれば解ける試験ではなく、初見の課題文を制限時間内に正確に読み、指定字数でまとめる読解力と文章構成力が問われる設計です。

システム工学部一般編入学選抜|数学(全メジャー共通・60分)

数学は大問2題構成でした。大問1は線形代数の分野で、3次元ベクトルの外積を用いた垂直な単位ベクトルの導出、二次曲線を対称行列で表して種類(楕円など)を判別する設問、3×3行列の固有値・固有ベクトルを求める設問が出題されました。大問2は微分積分の分野で、置換積分、多変数関数の偏微分・全微分、極値の判定、累次積分による面積・体積の計算が出題されています。大学は採点基準として「数学的に正しい解答は解答例と異なる解答過程でも正解とする」と明記しており、暗記した解法の再現よりも、線形代数と微積分の基本定理を正しく使いこなせるかが評価の軸になっています。

システム工学部一般編入学選抜|物理(応用理工学領域)

物理は大問3題構成で、単振り子の力学(円運動の力学的な扱いから微小振動の周期を導く問題、剛体振り子の慣性モーメントと平行軸定理を使った振動周期の比較)、ホール効果を題材にした電磁気学(ローレンツ力とホール電圧の関係から半導体のキャリア密度・型を判定する問題)、波の反射・屈折(ホイヘンスの原理による反射の法則の導出、屈折角と入射角の大小関係、全反射・臨界角の理解)という3分野から出題されていました。力学・電磁気・波動という物理の基本3分野を、公式の暗記ではなく導出過程を書かせる形で問う構成です。

システム工学部一般編入学選抜|化学(応用理工学領域)

化学は大問3題構成で、電気陰性度と分子の極性・相平衡と沸点の熱力学的な理解・イオン結晶の限界半径比・共有結晶(ダイヤモンドとグラファイト)の構造と物性という物理化学・無機化学分野、分子の立体配座(ブタンのアンチ・ゴーシュ・重なり形、シクロヘキサンのいす形・舟形、置換シクロヘキサンでの置換基の配置)という構造化学分野、そしてマルコフニコフ則に基づく付加反応やSN2反応の立体反転といった有機反応機構分野から出題されていました。無機・物理化学から有機化学まで、化学の主要分野を横断的に問う構成です。

システム工学部一般編入学選抜|情報処理(情報学領域)

情報処理は大問4題構成で、構造体データを使った来客数予測プログラムの読解と改善提案、ソートアルゴリズムの読解と計算量(Big-O記法)の導出、対応のあるt検定を題材にした統計的仮説検定の設計(帰無仮説・対立仮説の設定、標本の独立性・正規性の検討)、標本化定理・量子化(A/D変換)の理解、CSMA/CDとCSMA/CAの比較や無線LANの隠れ端末問題という幅広いテーマから出題されていました。プログラミングの読解力、アルゴリズムの計算量評価、統計的検定の考え方、情報通信の基礎理論まで、情報学領域の基礎を広くカバーする構成です。

システム工学部一般編入学選抜|「環境」に関する論述試験(環境デザイン学領域)

環境論述は大問2題構成で、大問1は環境基本計画の説明(50字程度)、生物多様性の喪失原因の説明、脱炭素・資源循環の具体策の説明という環境政策の基礎知識を問う内容、大問2はコンパクトシティの定義説明、環境・交通・社会という複数の観点からの効果説明、実現に向けた課題の説明という都市・環境政策のテーマでした。大学は採点基準として「気候変動や生物多様性の損失、窒素・リンの流出などの具体例が一つ挙げられ、適切に説明されていること」のように、盛り込むべき要素を具体的に公開しています。専門用語を正確に使いながら、指定字数の中で要素を過不足なく盛り込む練習が対策の中心になります。

過去問から導ける学習の順番

  1. 志望学部・区分を確定する(経済学部は文系小論文、システム工学部は志望第1メジャーに応じた理系専門科目)
  2. 経済学部志望はTOEICスコアを先に作る(令和7年8月1日以降受験という条件があるため、逆算して受験日を決める)
  3. 令和8年度の公開過去問(正解・解答例)を1年分解き、大学が公開している出題意図・採点基準と自分の答案を照合する
  4. システム工学部志望は、数学(全メジャー共通)を優先して固め、そのうえで志望メジャーの専門科目(物理・化学・情報処理・環境論述)を深める
  5. 面接では、経済学部は「他者と協働・協調する力、あるいは他者をリードする力」、システム工学部は「専門に対する適性」や「目的意識・学修意欲」がアドミッション・ポリシー上の評価軸になっていることを踏まえて準備する

本節で扱った出題テーマ・解答例・出題意図・採点のポイントは、いずれも和歌山大学が公開している令和8年度の過去問題資料に基づいています。出題内容は年度によって変わるため、出願前には必ず最新の公開資料をご自身で確認してください。

単位認定と修業年限の注意点

経済学部・システム工学部とも、編入学後の単位認定は「本学部の定めるところにより、当該出身学校のカリキュラム及び修得した科目を考慮して行う」とされており、認定される単位数は個別判断です。とくにシステム工学部の募集要項には「場合によっては、認定し得る単位が限定されることがあり、3年次に編入しても2年間で卒業できないことがあります」という明確な注意書きがあります。修業年限は2年、在学できる期間は修業年限の2倍にあたる4年までです。

経済学部は、優秀な成績を修めた学生が3年次修了時点で大学院経済学研究科修士課程に進学できる制度を設けています。編入学後にこの制度の利用を検討する場合は、和歌山大学大学院経済学研究科の院試を徹底解説もあわせて確認しておくと、入学後の学習計画を具体的に描きやすくなります。システム工学部は、2年終了時に学部のみの4年制に加えて、学部から大学院博士前期課程までの一貫教育である6年制を選択でき、3年次編入学生も成績優秀と認められれば6年制を選択できます。

併願をどう組むか

和歌山大学内で経済学部とシステム工学部の両方に出願資格がある場合、日程の重なりに注意が必要です。4区分の試験日を並べると、システム工学部推薦(5月16日)→経済学部推薦(6月27日)・システム工学部一般(6月27日)→経済学部一般(8月20日)という順に並びます。経済学部推薦編入学選抜とシステム工学部一般編入学選抜は、いずれも試験日が6月27日(土)で同日です。この2つを両方受験することはできません。一方、システム工学部推薦(5月)と経済学部推薦(6月)、あるいはシステム工学部推薦(5月)と経済学部一般(8月)、システム工学部一般(6月)と経済学部一般(8月)といった組み合わせは日程が重ならないため、併願の余地があります。文系・理系をまたいだ併願を検討する場合は、この日程表を出願前に必ず見直してください。

和歌山大学以外との併願を考える場合は、出願期間がいずれも3日間と短いことを踏まえ、証明書の発行依頼や志望理由書・TOEICスコアの準備を、出願期間の1〜2か月前から並行して進めておく必要があります。大学編入という選択肢全体の仕組みや費用感を先に押さえておきたい場合は、大学編入対策コースのページで基礎から確認できます。志望理由書の書き方は和歌山大学編入の志望理由書の書き方、TOEICのスコア対策は和歌山大学編入のTOEIC対策、社会人として編入を目指す場合は社会人が和歌山大学に編入する方法で、それぞれ個別に詳しく解説しています。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

よくある質問(FAQ)

和歌山大学に編入学試験で入れる学部はどこですか。
第3年次編入学選抜を実施しているのは経済学部(経済学科)とシステム工学部(システム工学科)の2学部だけです。教育学部・観光学部・社会インフォマティクス学環には編入学選抜の募集要項がありません。

教育学部・観光学部に編入することはできますか。
できません。教育学部・観光学部の入試情報ページには編入学選抜の募集要項が掲載されていません。観光学部には社会人選抜がありますが、これは1年次入学の別制度です。

経済学部とシステム工学部の編入試験の違いは何ですか。
経済学部は小論文中心でTOEIC(令和7年8月1日以降受験)の提出が出願資格の要件です。システム工学部は志望第1メジャーに応じた理系専門科目(数学に加え物理・化学・情報処理・環境論述のいずれか)の筆記試験で、TOEICの提出は求められません。

推薦編入学選抜と一般編入学選抜はどちらを受けるべきですか。
在籍校からの推薦を受けられ、成績要件(経済学部は取得単位37単位以上・優A比率50%以上)を満たせるなら推薦編入学選抜が中心的な選択肢になります。推薦要件を満たせない場合や、推薦で不合格だった場合は一般編入学選抜を検討します。推薦・一般は出願期間が離れているため、両方に出願する併願も可能です。

TOEICのスコアは編入で必須ですか。
経済学部は推薦・一般とも、令和7年8月1日以降に受験したTOEIC(Listening&Reading Test)のデジタル公式認定証の提出が出願資格の要件です。最低スコアの指定はありません。システム工学部は出願資格にTOEICを含みません。

倍率はどれくらいですか。
令和6〜8年度の実質倍率(受験者数÷合格者数)は、経済学部推薦が1.4〜3.2倍、経済学部一般が2.2〜3.7倍、システム工学部推薦が2.2〜5.5倍、システム工学部一般が2.4〜2.6倍で推移しています。年度による変動が大きいため、最新年度の1つの数字だけで難易度を判断しないでください。

経済学部推薦とシステム工学部一般は同じ年に両方受けられますか。
受けられません。令和9年度は経済学部推薦編入学選抜とシステム工学部一般編入学選抜の試験日がいずれも6月27日(土)で同日のため、両方を受験することはできません。日程が重ならない組み合わせ(システム工学部推薦と経済学部推薦・一般、システム工学部一般と経済学部一般など)であれば併願できます。

過去問はどこで見られますか。
和歌山大学の「過去の入試問題、正解解答例等の公表」ページで、実施年度の問題冊子と正解・解答例(一部は出題意図を含む)がPDFで無料公開されています。令和8年度実施分は経済学部の小論文とシステム工学部の5科目すべてが公開されていました。著作権処理が完了していない設問は大学窓口での学内閲覧に限られる場合があります。

高専卒でも出願できますか。
出願できます。経済学部は基礎資格に高等専門学校卒業見込み者を含み、システム工学部は高等専門学校または短期大学の卒業者を主な対象としています。とくにシステム工学部推薦編入学選抜の学校推薦・自己推薦は、いずれも高等専門学校卒業見込み者が前提です。

社会人でも受験できますか。
一般編入学選抜の出願資格(学士取得者や、大学に2年以上在学し62単位以上修得している者など)を満たせば、社会人も一般編入学選抜として受験できます。和歌山大学の「社会人選抜」は編入学とは別の1年次入学制度なので、すでに大学等で単位を修得している方は社会人選抜ではなく編入学選抜の出願資格を確認してください。

システム工学部の志望第1メジャーはあとから変更できますか。
できません。募集要項に「出願後の志望第1メジャーの変更は認めません」と明記されています。出願前に8メジャー(応用理工学領域・環境デザイン学領域・情報学領域の3領域)の学習内容を確認し、専門科目②(物理・化学・情報処理・環境論述のいずれか)にどれが出題されるかを踏まえて決める必要があります。

入学料・授業料はいくらですか。
募集要項作成時点(令和7〜8年度)の金額で、入学料282,000円、授業料は半期267,900円(年額535,800円)です。経済学部・システム工学部とも同額で案内されています。令和9年度入学者の金額は決定次第あらためて案内されるため、最新の金額は出願年度の募集要項で確認してください。

まとめ

和歌山大学は4学部1学環のうち、第3年次編入学選抜を実施しているのは経済学部とシステム工学部の2学部だけです。経済学部は小論文とTOEICスコアを軸にした文系型の試験、システム工学部は志望第1メジャーに応じた理系専門科目の筆記試験という、まったく性格の異なる2つの入試が並立しています。募集人員はシステム工学部が経済学部の2倍ですが、3年分の実質倍率で比較するとシステム工学部のほうがやや高く出ており、募集人員の大小だけで難易度を判断できない点には注意が必要です。とくにシステム工学部推薦編入学選抜は、志願倍率(1.0〜1.3倍)だけを見ると入りやすそうに見えて、実質倍率は2.2〜5.5倍まで上がるという、数字の見かけと実態がずれる区分である点は覚えておいてください。

出願期間はいずれも3日間と短く、経済学部志望者はTOEICスコアの準備、システム工学部志望者は志望メジャーの確定と専門科目の対策を、出願期間よりずっと早い段階から逆算して進める必要があります。過去問は経済学部・システム工学部とも一般編入学選抜の分が大学公式サイトで公開されており、令和8年度実施分は正解・解答例・出題意図まで確認できる年度でした。学部別の出願資格・志望理由書・面接対策のより詳しい解説は、経済学部・システム工学部それぞれの記事を参照してください。最終的な募集人員・出願資格・試験内容・日程は、必ず出願年度の最新の公式募集要項でご確認ください。

\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

この記事を書いた人

目次