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青山学院大学大学院国際政治経済学研究科の研究計画書の書き方|専攻・カリキュラム・教員の研究分野から逆算する

青山学院大学大学院国際政治経済学研究科の研究計画書の書き方|専攻・カリキュラム・教員の研究分野から逆算するを示すアイキャッチ画像
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青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科の研究計画書で重要なのは、国際問題への関心を広く語ることではなく、3専攻4コースのどこで、どの教員の研究分野と接続し、どの方法で検証できる研究なのかを2,400字程度で示すことです。2027年度の一般入試・社会人入試では、本専攻への出願動機、入学後の研究テーマ、研究計画をA4判2枚にまとめ、所定の表紙を付けて出願時に提出します。

青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科の研究計画書とは、単なる志望理由書ではなく、入学後に実行する研究の設計図です。研究科には国際政治学、国際経済学、国際コミュニケーションという異なる学問の入口があります。同じ「移民」「国際協力」「環境」のテーマでも、制度や権力関係を問うのか、経済効果を測るのか、言語実践や文化的意味を分析するのかによって、選ぶ専攻も先行研究も方法も変わります。

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この記事では、出願資格・試験日程・倍率を繰り返しません。それらは青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科の外部院試解説に譲り、公式の2027年度学生募集要項、専攻紹介、大学院要覧、HTMLで確認できる教員情報をもとに、テーマ適合から文章配分までを具体化します。専攻・カリキュラム・教員の三点を往復することが、青学向けに計画を調整する基本です。

募集要項・出願書類の様式・教員の配置は年度により変わるため、出願前に最新の公式情報で確認してください。特に研究計画書の字数、所定表紙、試験区分、担当教員は、過年度資料だけで判断しないことが大切です。

読み進める前に、手元へ一枚のメモを用意してください。左に「明らかにしたいこと」、中央に「必要な資料」、右に「青学で接続する専攻・教員分野・科目」を書きます。三列のどこかが空欄なら、まだ文章化より調査を優先する段階です。反対に三列を一文で結べれば、研究計画書の骨格になります。この記事の各節でメモを更新し、最後に2,400字へ落とし込むと、一般的な志望理由から研究科固有の実行計画へ段階的に変えられます

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目次

青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で研究計画書はどう扱われるか

提出仕様はA4判2枚・2,400字程度

2027年度修士課程の一般入試・社会人入試では、研究計画書は出願書類の一つです。公式要項が指定する内容は「本専攻出願動機及び入学後の研究テーマと研究計画」で、A4判2枚、2,400字程度にまとめ、本学所定の表紙を付けます。したがって、自由なエッセイを書くのではなく、出願動機と研究設計を一つの論理でつなぐ必要があります。

確認項目2027年度一般・社会人入試の仕様執筆上の意味
提出時期出願時筆記対策と並行して完成させる
分量A4判2枚・2,400字程度背景説明を絞り、問いと方法に字数を使う
様式本文を作成し、本学所定の表紙を付ける最新版の表紙と記載事項を確認する
指定内容本専攻出願動機、入学後の研究テーマ、研究計画志望理由だけ、計画だけに偏らない
審査との関係口述試問は書類審査を含む口頭で説明できる根拠だけを書く

「程度」という表現を、字数が自由だという意味に広げないほうが安全です。表紙を除く本文をおおむね指定量に収め、見出しや参考文献を含めた扱いは、配布される最新書式を見て調整します。2,400字は問いを一つに絞るための制約と考えると、論点を整理しやすくなります。

口述試問で説明できる計画にする

一般入試では、国際政治学専攻と国際コミュニケーション専攻は第一次審査の専門科目を経て、第二次審査で書類審査を含む口述試問が行われます。国際経済学専攻は口述試問が書類審査を含みます。研究計画書だけで評価が完結するのではなく、書いた問い、先行研究、資料、方法、専攻選択を口頭で説明する場面を想定すべきです。

たとえば「国際協力に関心がある」と書くだけでは、対象国、制度、主体、時期、分析単位が決まりません。「なぜその比較対象なのか」「資料は入手できるか」「その方法で問いに答えられるか」と聞かれたとき、計画書の記述から答えを再現できる状態を目指します。面接で守れない一文は本文にも置かないという基準で推敲すると、過大な主張を減らせます。

日程や試験科目の詳細は既存記事で確認し、本記事では研究計画書に集中してください。口述の一般的な準備は院試面接の頻出質問と対策も参考になります。ただし、回答は青学の専攻構造と自分の計画に合わせて作り直す必要があります。

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3専攻4コースの構造と研究テーマの射程

専攻選択は対象ではなく問いと方法で決める

国際政治経済学研究科の修士課程は、国際政治学専攻の安全保障コースとグローバルガバナンスコース、国際経済学専攻の国際経済コース、国際コミュニケーション専攻の国際コミュニケーションコースで構成されます。研究計画書では、社会問題の名称だけで所属先を決めず、何を説明したいかという問いで専攻を選ぶことが重要です。

専攻・コース公式に示される中心領域計画書で明確にしたい視点
国際政治学専攻・安全保障コース戦争、平和、安全の問題脅威、紛争、同盟、平和活動、法や制度をどう分析するか
国際政治学専攻・グローバルガバナンスコース国家間協力、制度、市場と国家、国際秩序どの主体間の調整や統治を問うか
国際経済学専攻・国際経済コース経済理論、国際経済政策、開発途上国・アジア仮説、変数、データ、識別や比較の方法
国際コミュニケーション専攻言語学、地域文化・比較文化論、コミュニケーション学言語・文化・相互行為を何の資料で捉えるか

国際政治学専攻の二つのコース

安全保障コースは、国際政治学のうち戦争と平和、安全を主要な研究対象とするプログラムです。国家間対立だけでなく、安全保障をめぐる制度、国際法、平和活動などに接続し得ます。計画書では「安全保障が重要だ」という価値判断から始めるだけでなく、理論上の争点、比較対象、一次・二次資料を示します。規範的主張と説明すべき研究課題を分けることが必要です。

グローバルガバナンスコースは、主権国家を中心とした伝統的枠組みを超え、国家間協力や制度、市場と国家の関係、国際秩序を地球的視野から捉えます。国際機構、環境政策、越境的課題を扱う場合でも、主体、制度、政策過程を限定します。地域研究や外交史は両コースに関わる科目として位置づけられているため、地域名だけでコースを決めず、問いの焦点で判断します。

国際経済学専攻の三つの学習領域

国際経済学専攻の公式説明は、経済理論、先進諸国間の国際経済政策、開発途上国やアジアを対象とする分野を示しています。ミクロ・マクロ、ゲーム理論、統計分析などを土台に、国際金融、産業組織、開発、環境といった現象を扱う構造です。したがって計画書には、経済学の概念と検証可能な仮説が必要になります。

政策提言を最初から結論に置くのではなく、どのデータを用いて何を推定・比較するのかを先に定めます。公開統計を使うのか、企業・家計レベルのデータを使うのか、理論モデルを検討するのかによって実行可能性は変わります。入手許可が不明なデータを前提にすると、研究方法の妥当性を説明できません。

国際コミュニケーション専攻の三本柱

国際コミュニケーション専攻は、言語学、地域文化・比較文化論、コミュニケーション学を柱とし、理論研究と実証研究、研究法関連科目、論文執筆支援を備えると説明されています。テーマを「異文化理解」のような広い標語で止めず、言語政策、談話、相互行為、文化表象、心理的過程など、分析対象を決めます。

インタビュー、参与観察、談話分析、質問紙、混合研究法などを用いるなら、対象者へのアクセス、サンプル、記録方法、倫理的配慮まで考えます。文化差を固定的な国民性として扱わないことも重要です。どの集団の、どの文脈の、どのコミュニケーション実践を観察するのかを具体化します。

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カリキュラムと修了要件から逆算する研究の型

修論研究と課題研究の違いを理解する

2026年度大学院要覧によると、3専攻の修士課程には「修論研究」と「課題研究」という二つの修了方法があります。修論研究は、特定テーマの学術的価値が高い理論研究または経験的研究で、独自性・新規性に富む知見を含むものとされます。2年間4学期以上在学し、30単位以上を修得して修士論文を提出し、審査と最終試験に合格する仕組みです。

課題研究は、指導教員のもとで作成する調査研究レポートで、特定課題の研究経緯・調査結果や、自らが関わる業務についての研究レポートなどが想定されています。こちらは38単位以上を修得し、課題調査研究報告書の審査と最終試験に合格します。実務経験を書くだけでは課題研究にならない点に注意してください。経験を研究課題に変換し、調査と分析の手続きを設ける必要があります。

修了方法必要単位成果物研究計画への示唆
修論研究30単位以上修士論文先行研究上の位置、独自性、理論・経験的検証を重視
課題研究38単位以上課題調査研究報告書実務課題を調査可能な問いに変え、履修の広がりと結ぶ

出願時点で修了方法を断定するよう要項が求めているわけではありません。しかし、自分の成果物が学術論文型なのか、実務課題を調査研究する型なのかを意識すると、研究目的と方法が整います。判断がつかない場合は、研究計画書では問いと方法を明確にし、入学後に指導教員と協議できる余地を残します。

演習I・IIが研究の中心になる

両修了方法とも、演習Iの2単位と演習IIの6単位が必修です。修論研究ではA・B群から12単位、A〜C群から10単位を取り、課題研究ではA・B群から18単位、A〜C群から12単位を取ります。A群は専攻・コースの基本科目、B群は専攻・コースの専門科目、C群は他コース、他専攻、他研究科の科目です。

この構造から、研究計画書には二つの整合性が必要だと分かります。一つは指導教員の演習で継続指導を受けられる専門的な焦点、もう一つは基本科目や隣接分野を履修して研究を補強できる広がりです。中心軸は一つ、補助線は複数という設計が適しています。複数専攻を横断したいからといって、問いを三つ並べるのではありません。

国際政治学なら国際政治研究の実際、社会科学方法論、事例研究方法論などと研究テーマを結び、国際経済学なら理論・統計・計量の基礎を方法の裏付けにします。国際コミュニケーションなら研究法と論文執筆支援を、資料収集・分析の手続きに結びます。科目名を飾りとして列挙せず、どの不足をどの学修で補うかを説明してください。

学位論文審査基準を計画書のチェック項目にする

修論研究の審査基準には、課題設定の適切性、研究方法の妥当性、論理の整合性、研究倫理の遵守が掲げられています。課題設定では、なぜ重要かを先行研究との位置づけを踏まえて示すことが求められます。これは完成時だけの基準ではなく、入学前の計画を点検する枠組みとして使えます。

  • 問いは一文で答えられるほど明確か
  • 重要性を社会的関心だけでなく先行研究上の空白から説明したか
  • 方法は研究目的に対応しているか
  • 結論を先取りせず、反証される可能性を残したか
  • 引用、調査協力者、データ管理など研究倫理を見込んだか

修論・課題研究とも最終審査があり、修論研究では主査1人、副査2人とともに口述試問が予定されます。つまり、特定教員だけに通じる計画ではなく、隣接分野の研究者にも問いと方法を説明できる必要があります。専門性と第三者への説明可能性を両立する文章に整えましょう。

専攻ごとに方法の基礎を先回りして準備する

国際政治学の計画では、事例の選び方が結論を左右します。結果が似た事例だけを集めると、別の説明を検討しにくくなります。比較するなら、時期、制度、地域のどれを揃え、どれを違いとして見るのかを決めます。一事例を深く追うなら、過程追跡で確認する出来事と資料を時系列に置きます。公式文書、議会資料、外交文書、国際機関資料、報道などは作成主体と目的が異なるため、同じ重みの事実として並べません。

国際経済学の計画では、結果を表す変数と原因として検討する変数を区別します。国別集計か企業・個人単位か、横断面か時系列かによって使える分析は変わります。公開統計に欠測や定義変更がないかも確認します。高度な手法名を置くことより、なぜそのデータが問いに答えるのかを平易に説明できることが先です。

国際コミュニケーションの計画では、語りや談話を分析する単位を明確にします。インタビューを行うなら、誰を何人ほど、どの基準で募り、何を尋ね、記録をどう扱うのかを考えます。質問紙なら尺度の根拠と対象集団を確認します。量的調査と質的調査を組み合わせる場合は、二種類の結果をどの問いで統合するかまで書くと、方法の必然性が見えます。

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専攻別・教員の研究分野マップ

教員を選ぶときは、氏名の知名度や漠然とした印象ではなく、公式教員一覧で修士課程担当であることを確認し、リンク先の研究者情報に記載された専門分野、担当科目、最近の研究業績を順に見ます。以下は全員の列挙ではなく、テーマ接続を考えるための代表例です。専門分野の文言は公式掲載どおりに示します。

専攻本文で確認する代表的な研究領域テーマ照合の観点
国際政治学国際法、安全保障、平和構築制度・規範・政治過程・事例比較
国際経済学経済政策、応用ミクロ、国際貿易理論・仮説・データ・推定
国際コミュニケーション混合研究法、社会言語学、多文化コミュニケーション言語資料・相互行為・調査法・倫理

国際政治学専攻の接続例

阿部達也教授の公式掲載分野は「国際法学」です。国際制度や武力行使、兵器規制などを法的枠組みから扱うテーマなら、政治的効果の説明と法規範の解釈を混同せず、どの条約、国家実行、裁判例、国際機関文書を分析するかを定めます。国際法の問いには法資料の扱い方が要るため、ニュースの事例紹介だけでは足りません。

泉川泰博教授は「国際関係論, 国際関係理論、安全保障論、アメリカ外交、東アジア安全保障、冷戦研究」を掲げています。安全保障テーマなら、理論概念を定義し、事例を選ぶ理由と代替説明を示します。藤重博美教授は「国際関係論, 平和構築論、安全保障研究 キーワード(国際平和活動、平和構築、国家建設)」です。紛争後社会を扱うなら、支援策を賞賛・批判するだけでなく、制度、主体、成果を観察可能な形へ変換します。

国際経済学専攻の接続例

NGUYEN Quoc Hung教授の専門分野は「経済政策, 理論経済学」です。理論的メカニズムや政策効果を扱う計画では、モデルの直観、主要な仮定、検証する含意を短く示すと接続が見えます。内田達也教授は「応用ミクロ経済学, 産業組織, 企業経済論」です。企業行動や市場構造を扱うなら、分析単位、競争環境、利用データを具体化します。

内山義英教授は「国際経済学, 計量経済学, 国際貿易論」です。貿易政策や企業の国際活動を扱う場合、単なる国別推移の紹介ではなく、比較可能なデータと推定戦略を考えます。問い・データ・手法の三点セットが揃うと、経済学としての実行可能性を説明しやすくなります。

国際コミュニケーション専攻の接続例

抱井尚子教授の専門分野は「混合研究法, 多文化ヘルス・コミュニケーション, 異文化間コミュニケーション, 多文化心理学」です。量的・質的データを組み合わせる場合、「両方実施する」だけでなく、どの段階で結果を統合し、一方だけでは答えにくい何を明らかにするのかを示します。

猿橋順子教授は「社会言語学 キーワード(言語政策研究、ディスコース(談話・言説)研究、質的研究法)」を掲げています。言語政策や多言語実践を扱うなら、政策文書、談話、観察記録、インタビューなど、分析対象となる言語資料を決めます。「英語力」ではなく言語使用の現象を問うことで、研究対象が具体的になります。

教員の所属や研究分野は年度により変わるため、出願前に最新の国際政治経済学研究科教員一覧で確認してください。この記事で挙げた教員が、出願年度に希望テーマの指導を受け入れるかまでは公開ページだけで断定できません。公式一覧と募集要項を確認し、必要な確認方法は研究科窓口の案内に従います。

教員情報を調べる四段階

第一に、研究科の教員一覧で修士課程担当の区分を確認します。学部に所属する教員であっても、当該年度に大学院修士課程を担当するとは限らないためです。第二に、氏名リンクから研究者情報へ進み、「専門分野及び関連分野」の表記を読みます。第三に担当科目を確認し、演習I・IIや大学院科目との接続を見ます。第四に最近の論文・著書の題目を読み、同じ分野名の中でどの対象や方法を扱っているかを把握します。

この順序を逆にして、検索結果で見つけた古い論文から現在の指導担当を推測してはいけません。研究者情報の更新日にも注意し、教員一覧と募集年度を優先します。一覧で在籍確認、個人ページで分野確認という二重確認が基本です。

候補教員ごとに「公式専門分野」「自分の問いとの接点」「必要な科目」「未確認事項」を一行の表にすると、思い込みを避けられます。接点は「テーマが似ている」ではなく、「国際法の規範解釈」「計量経済学による貿易分析」「社会言語学による談話研究」のように、問いまたは方法の言葉で記します。未確認事項を計画書で事実のように書かないことも重要です。

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自分の研究テーマが研究科に合うか判定する手順

テーマを「対象・問い・方法」に分解する

最初に、テーマ名を対象、問い、方法の三列に分けます。「東アジアの安全保障」なら対象だけで、研究課題にはなっていません。「東アジアの同盟調整において、特定の制度変更が政策選択へどう影響したかを、政策文書と事例比較で検討する」のように、説明対象と観察方法を置きます。名詞のテーマを疑問文へ変換することが第一歩です。

  1. 対象となる国、地域、制度、組織、集団、資料を限定する
  2. 記述・説明・比較・解釈のどれを目指すか決める
  3. 主要概念を先行研究に沿って定義する
  4. 答えを導くために必要な資料またはデータを挙げる
  5. その資料へ現実にアクセスできるか確認する

同じ社会問題を三専攻で書き分ける

たとえば移民を対象にしても、国際政治学なら移民政策の制度形成や国家・国際機関の協力、国際経済学なら労働市場や生産性、政策効果、国際コミュニケーションなら多言語実践、言語政策、異文化間相互行為が中心になり得ます。対象が同じでも、説明したい現象と方法が異なります。

問いの型接続しやすい専攻必要になりやすい準備
制度・権力・外交・法・国際協力を説明する国際政治学理論枠組み、事例選択、政策・外交・法資料
市場・企業・家計・政策効果を分析する国際経済学経済理論、仮説、統計・計量、利用可能なデータ
言語・文化・談話・相互行為を解明する国際コミュニケーション理論、言語資料、質的・量的・混合研究法、倫理

複数の視点が必要なテーマでも、主たる問いは一つに定めます。国際政治学の問いに経済データを補助的に用いることと、政治学と経済学の二本の論文を同時に書くことは別です。学際性は焦点を失う理由ではないと覚えておきましょう。

教員、科目、成果物の三つで照合する

次に公式教員一覧から、問いの中心概念または方法に接続する教員を探します。一致する単語があるだけで判断せず、担当科目と研究業績を読み、どの研究伝統に位置するかを確認します。そのうえで大学院要覧のA群・B群科目を見て、理論と方法を学ぶ科目があるかを照合します。

最後に、2年間で修士論文または課題調査研究報告書へ到達できるかを確認します。対象が世界全体、時期が無制限、必要言語が未習得、非公開データが不可欠という計画は縮小が必要です。面白さより先に完遂可能性を検査すると、計画が現実的になります。

  • 研究科の公式説明に問いの学問領域がある
  • 修士課程担当教員の公開分野と接続する
  • 基本科目と専門科目で理論・方法を補える
  • 2年間で入手できる資料・データがある
  • 研究倫理上の手続きと負担を見込める
  • 修士論文または課題研究として成果物を描ける

適合度を三段階で判定する

各項目を「確認済み」「要調査」「不一致」の三段階で評価します。教員分野と問いが一致しても、データが入手できなければ要調査です。専攻科目が豊富でも、主たる問いが別分野なら不一致になり得ます。一つでも不一致があれば即座に志望を断念するのではなく、問いを縮小する、方法を変える、専攻を選び直すという修正案を作ります。

確認済みにするには根拠が要ります。専攻の射程は公式専攻紹介、教員は最新一覧と研究者情報、科目と修了要件は大学院要覧、提出仕様は募集要項で確認します。ブログや口コミは入口にはなっても、最終判定の根拠にしません。適合度は印象ではなく公式情報で採点することが大切です。

判定後に、研究題目を30字程度、問いを60字程度、方法を120字程度で書いてみます。短く書けない箇所は概念が多すぎる可能性があります。次に、反対の結論が出た場合でも問いが成立するか確認します。成立しないなら、政策的主張を証明するための計画になっているため、問いを中立的な形に直します。

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2,400字の研究計画書を組み立てる方法

字数配分のモデル

2,400字程度では、長い社会背景や自伝に字数を使う余裕はありません。出願動機を研究上の必要性へ接続し、問い、先行研究、方法、青学で学ぶ理由を一続きにします。以下は所定項目そのものではなく、公式が求める三要素を過不足なく示すための執筆モデルです。

部分目安書く内容
出願動機・問題背景300〜400字経験や関心を学術的な問題へ変換する
研究テーマ・問い250〜350字対象、時期、概念、問いを明示する
先行研究と位置づけ450〜550字研究の到達点、対立、残る課題を整理する
研究方法・資料550〜650字資料、データ、対象選択、分析手順、倫理を示す
予想される意義200〜300字学術的貢献を過大にせず述べる
本研究科との適合・計画300〜400字専攻、科目、教員分野、修了までの進行を結ぶ

字数はテーマに応じて調整しますが、先行研究と方法で全体の4割前後を確保したいところです。関心の強さではなく研究としての準備を見せるためです。汎用的な構成例は研究計画書の例文・テンプレート集も参照し、青学の指定内容へ合わせてください。

出願動機は経験から問いへの橋にする

出願動機では、「国際的な仕事をしたい」「ニュースを見て関心を持った」で止めません。何を観察したのか、既存の説明では何が分からないと感じたのか、それをどの学問分野で検討するのかをつなぎます。社会人なら職務上の課題を素材にできますが、所属組織の改善提案だけにせず、一般化可能な概念や先行研究へ接続します。

個人的経験は研究の入口であり、結論の証拠ではありません。一例を社会全体の傾向へ拡張せず、先行研究やデータで確かめる姿勢を示します。「私は見た」から「なぜ生じるか」へ移ると、志望理由と研究計画が一体になります。

先行研究は羅列せず対話させる

先行研究は、著者名と要約を順番に並べる欄ではありません。主要な説明を二つか三つの立場に整理し、それぞれが何を明らかにし、どの対象・時期・方法が残されているかを述べます。自分の研究は、その残る課題のどこを埋めるのかを一文で示します。

「先行研究がない」は、多くの場合、検索語や分野の捉え方が狭いサインです。対象そのものの研究が少なくても、関連する理論、類似事例、方法論の研究があります。新しさは文献ゼロではなく既存研究との差で示してください。

方法は作業手順まで書く

「文献調査を行う」「インタビューする」「統計分析する」だけでは方法の妥当性を判断できません。政治学の事例研究なら事例選択、期間、資料、比較軸を、経済学ならデータ単位、主要変数、推定の考え方を、コミュニケーション研究なら参加者、収集方法、分析単位、符号化や解釈の手続きを書きます。

人を対象とする調査では、同意、匿名化、データ保管、参加者への負担を見込みます。企業内部資料や機密情報を使う場合は、入手できるという希望だけで計画を立てません。代替となる公開資料も準備します。方法欄は実行可能性の証明です。

青学で研究する理由は固有名詞で説明する

「学際的だから」「著名な先生がいるから」という一般論では弱くなります。志望専攻・コースの公式な射程、A・B群の基礎・専門科目、演習、修士課程担当教員の公開分野を、自分の不足と研究工程に結びます。ただし、教員名を挙げれば指導が約束されるわけではありません。

たとえば「安全保障コースで国際関係理論と事例研究方法を補い、公式教員一覧に示された安全保障研究との接続を確認しながら、政策文書の比較を進める」のように書きます。大学の特徴を自分の研究行動へ翻訳するのがポイントです。

段落を六つの役割に固定して初稿を書く

初稿では、第一段落を問題の所在、第二段落を研究目的と問い、第三段落を先行研究、第四段落を資料と方法、第五段落を意義、第六段落を本研究科との適合にします。段落の役割を固定すると、同じ背景説明を何度も繰り返したり、方法が最後の数行へ押し込まれたりするのを防げます。

各段落の冒頭には結論文を置きます。たとえば先行研究段落なら「既存研究はAとBを明らかにした一方、Cの条件を十分比較していない」と始め、その後に根拠となる研究を配置します。方法段落なら「本研究はXとYの二事例を、Zの政策文書を用いて比較する」と始めます。段落の最初だけ読んでも設計が追える状態が目標です。

初稿が2,400字を大きく超えたら、背景の一般論、同義反復、研究に使わない経歴から削ります。反対に短すぎる場合は、熱意を増やすのではなく、先行研究の対立、資料の選定理由、分析手順、限界を補います。字数調整を内容の優先順位づけとして行えば、文章の密度が上がります。

引用と参考文献を本文設計へ組み込む

2,400字でも、先行研究の根拠が分かるよう著者と年などを簡潔に示します。書式は最新の提出案内で指定がないか確認し、一つの方式に統一します。参考文献を増やすこと自体が目的ではありません。研究の中心概念、主要な説明、方法の根拠を支える文献を優先します。

引用した文献は実際に読み、要旨だけで結論を断定しません。二次引用は原典を確認できる範囲で減らします。ウェブ情報を使う場合も、発行主体、更新日、資料名を記録します。出典管理は研究倫理と口述準備を兼ねる作業です。質問されたとき、なぜその文献を選んだのか答えられる状態にします。

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評価されにくい研究計画書の共通点と直し方

研究科の射程外、または専攻が曖昧

国際的な話題なら何でも国際政治経済学研究科に合うわけではありません。語学習得法を扱うのに言語学・コミュニケーション研究との接続がない、企業の海外進出を扱うのに経済理論も制度分析もない、といった計画は専攻の中心が見えません。対象ではなく問いと方法を再確認します。

直し方は、研究目的を一文にし、その文に必要な学問概念を特定することです。二つの専攻にまたがる場合も、主専攻を決め、他分野を補助線として位置づけます。どの専攻の審査者に読まれるかを固定すると、用語と先行研究の選び方が定まります。

指導可能性を教員名だけで済ませる

「〇〇教授に指導を受けたい」と書くだけでは、テーマ適合の説明になりません。公式掲載の専門分野と、自分の問いのどの部分が接続するのかを説明します。逆に、教員の専門と異なる領域を勝手に付け足したり、人柄や指導スタイルを推測したりしてはいけません。

教員一覧が更新される可能性もあるため、複数の科目や研究領域から研究科全体との適合を示します。一人の氏名ではなく指導環境との整合を示すことで、計画の安定性が高まります。

方法が実行不能

世界各国を比較する、政府高官へ大量に聞き取りをする、入手方法がない企業データを分析するなど、2年間で実施しにくい計画は縮小します。対象国を二つに絞る、公開文書へ切り替える、予備調査と本調査を分けるなど、時間、技能、費用、倫理の制約を織り込みます。

経済分析で因果関係を主張するなら、相関の提示だけで足りるかを検討します。質的研究なら、少数事例で何を一般化できるかを慎重に述べます。方法の限界を把握していることも準備の一部です。

先行研究の位置づけがない

社会的に重要で、まだ十分研究されていない、とだけ書く計画は多くあります。しかし、何がどこまで分かり、どの説明が争われ、どの資料が未検討なのかがなければ、新規性を判断できません。主要論文、概説、レビューから論争地図を作り、対象研究へ降りていきます。

修論研究の審査基準にも、先行研究との位置づけを踏まえて課題の重要性を示すことが掲げられています。社会的意義と学術的意義を別々に書くと、訴えかけだけの文章を避けられます。

結論を先に決めている

「国際協力を強化すべきだ」「多文化共生を推進すべきだ」「自由貿易は有益だ」といった主張は、研究結果ではなく出発時の価値判断になりがちです。研究計画では、どの条件でどの結果が生じるか、別の説明とどう比較するかを問います。

予想を仮説として置くことはできますが、反対の結果が出た場合も研究として意味がある設計にします。答えではなく答え方を説得するのが研究計画書です。

三専攻のテーマを研究可能な形へ直す例

国際政治学の弱い題目として「東アジアの平和について」があります。対象範囲が広く、平和の意味も、説明する現象も決まっていません。これを直すときは、特定の安全保障制度や二国間関係、政策転換の時期を選び、「どの条件が、どの主体の政策選択に、どのような変化をもたらしたか」と問います。先行研究では国際関係理論や安全保障論の説明を比較し、政策文書、議会記録、国際機関文書などの資料を対応させます。

ここで事例を一つにするか二つにするかは、問いによって決めます。一つの政策決定過程を詳しく追うなら、出来事の連鎖と代替説明を検討します。二つを比較するなら、共通条件と相違条件を明示します。「日本と海外を比較する」のような非対称な区分は避け、国家名、制度名、期間を揃えます。比較対象を選ぶ理由自体が方法の一部です。

国際経済学の弱い題目には「グローバル化が日本企業に与える影響」があります。グローバル化も影響も範囲が広く、結果変数が不明です。貿易政策、海外直接投資、為替変動、国際競争のいずれを扱うか決め、企業の生産性、雇用、輸出参入など観察する結果を一つに絞ります。利用可能な企業データや公的統計を確認し、対象期間と分析単位を定めます。

「影響を明らかにする」と書くなら、同時に起きた景気変動や産業差など別の要因をどう扱うかを考えます。出願段階で完全な推定モデルを示せなくても、主要な変数、比較の考え方、データの出所は説明できます。公開されていない個票を当然に使える前提にせず、集計データや別資料を使う代替案を置きます。データ名を挙げる前に入手条件を確認することが重要です。

国際コミュニケーションの弱い題目には「異文化コミュニケーションの問題を研究する」があります。誰と誰の、どの場面の、何を問題と呼ぶかが曖昧です。多言語職場の会議、自治体の言語政策、医療場面の説明、オンライン共同体の談話など、相互行為の場を決めます。さらに、誤解の頻度を量的に測るのか、参加者が意味を調整する過程を質的に読むのかを選びます。

インタビューを使う場合、研究者の質問に対する語りと、自然に生じた会話データは性質が違います。質問紙の回答と観察記録も同じ現象を直接示すとは限りません。複数方法を用いるなら、それぞれのデータが問いのどの部分を担い、結果をどう統合するかを設計します。手法を増やすより役割を明確にするほうが、計画の説得力につながります。

題目・目的・問いを混同しない

題目は研究を識別する短い名称、目的は何を明らかにするか、問いは調査によって答える疑問文です。たとえば題目に「比較研究」と入れても、何を比較し、差を何で説明するかが本文になければ設計にはなりません。目的が「考察する」「検討する」だけの場合も、到達点が分かりにくくなります。

目的文は「本研究は、Xを対象に、Yという観点から、Zを明らかにする」と仮置きできます。問いは「なぜ」「どのように」「どの条件で」のいずれかを用い、資料から答えられる大きさにします。その後、題目を最後に調整すると、題目だけ壮大になるのを防げます。題目は設計完成後に付け直すのが実践的です。

研究の意義も二層に分けます。学術的意義は先行研究の説明、対象、方法に何を追加するかです。社会的意義は、その知見が政策、実務、公共的理解にどう役立ち得るかです。社会的意義を大きく書いて学術的空白を省くと、修士研究としての位置が見えません。両者を一段落ずつではなく、一文ずつ簡潔に区別しても構いません。

研究倫理を後付けにしない

人を対象とする研究では、参加の任意性、説明と同意、撤回、匿名化、録音・記録、データ保管を計画段階から考えます。政治的に敏感な地域や立場の弱い参加者を扱う場合は、氏名を消すだけで特定を防げるか検討します。少数の組織や役職を詳しく書けば、組み合わせから個人が推測されることもあります。

公開されたSNS投稿やオンラインコミュニティも、公開されているから無条件に転載できるとは限りません。研究目的、利用規約、引用による検索可能性、投稿者への危険を考えます。企業・行政資料では利用許可や守秘義務を確認します。収集できることと研究に使えることは別です。

二次データを使う経済研究でも、利用条件、再配布制限、変数の秘匿処理があります。国際政治の文書研究でも、翻訳の正確性や選択的引用に注意が必要です。研究倫理は特定の方法だけの項目ではなく、資料の選定、分析、引用、結果公表までを通じた条件です。計画書ではリスクに応じて簡潔に触れ、実施前に大学の手続きを確認する姿勢を示します。

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出願までの逆算スケジュール

研究計画書は、締切直前に文章だけ整えても完成しません。テーマ探索、先行研究、教員・カリキュラム照合、方法の試行、推敲を順に進めます。秋入試・春入試のどちらを受ける場合も、実際の日付は最新募集要項へ置き換えてください。

時期の目安作業完成条件
出願6〜8か月前関心領域を3案に分け、基礎文献を読む対象・問い・方法の候補がある
出願5〜6か月前専攻・コースと教員一覧を照合する主専攻と代替案を説明できる
出願4〜5か月前先行研究表を作り、問いを絞る既存研究との差を一文で言える
出願3〜4か月前資料・データを試しに集める入手可能性と分析手順を確認済み
出願2〜3か月前2,400字の初稿を書く指定三要素が揃っている
出願1〜2か月前論理、事実、引用、字数を推敲する第三者が問いと方法を再現できる
出願直前最新版の要項・表紙・教員配置を再確認する書類間の表記が一致している

前半は読む作業、後半は削る作業

初期にはテーマを急いで一つに固定せず、レビュー論文や概説から候補を比較します。ただし、いつまでも読むだけでは問いが生まれません。各文献について、問い、対象、方法、結論、限界を一行ずつ記録し、自分が検討したい空白を見つけます。

初稿後は情報を足すより、主たる問いに貢献しない背景を削ります。段落ごとに「この段落がないと、問い・方法・適合のどれが分からなくなるか」と確認します。2,400字では削る判断が論理を作るからです。

方法の小さな試行を入れる

統計データなら変数が実際に取得できるか、政策文書なら対象期間に十分な資料があるか、インタビューなら候補者へアクセス可能かを確認します。分析を完成させる必要はありませんが、資料を一度も見ずに方法を書くと、実行不能な条件を見落とします。

試行で問題が見つかったら、対象期間を変える、比較事例を減らす、公開資料を追加するなど計画を修正します。早い失敗は計画書の具体性を上げる材料になります。

出願書類と口述回答を同期する

研究計画書、志願票、経歴、社会人向け書類で、研究テーマや出願動機の表現が食い違わないようにします。完成後は、研究目的、先行研究との差、方法、資料、青学を選ぶ理由、限界をそれぞれ60秒で説明します。

想定質問への回答で新しい重要情報が出てきたら、計画書に戻して反映します。逆に、本文にあるのに説明できない専門用語は削るか学び直します。書面と口頭を同じ研究設計にそろえることで、書類審査を含む口述試問へ備えられます。

提出前に三種類の読み直しを行う

一回目は内容の読み直しです。問い、先行研究、方法が一対一で対応し、方法から答えが得られるかを見ます。二回目は事実の読み直しで、教員の所属・職位・専門分野、専攻名、コース名、字数を公式情報と照合します。三回目は形式の読み直しで、表紙、ファイルや印刷の指定、氏名、専攻、文字化け、ページ数を確認します。

他者に読んでもらう場合は、「分かりやすいか」だけでなく、研究目的を一文で言い返してもらい、使う資料と方法を説明してもらいます。読み手が再現できない部分は、主語や対象が抜けている可能性があります。感想ではなく再現テストで推敲すると、論理の穴が見つかります。

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よくある質問(FAQ)

青山学院大学大学院国際政治経済学研究科の研究計画書は何字ですか

2027年度修士課程の一般・社会人入試では、A4判2枚、2,400字程度です。本専攻への出願動機、入学後の研究テーマ、研究計画をまとめます。出願年度の最新版で再確認し、過年度の字数をそのまま使わないでください。

研究計画書は所定様式ですか

公式要項は、A4判2枚にまとめた研究計画書に「本学所定の表紙」を付けるよう指定しています。本文の作り方と表紙の扱いを混同せず、募集要項ページから配布される出願書類一式を確認してください。表紙の専攻・コース、氏名などの記載と本文を一致させます。

指導希望教員への事前連絡は必要ですか

確認した2027年度一般・社会人募集要項には、出願前に指導希望教員へ連絡することを求める記載はありません。したがって、非公式な情報だけで「必須」と断定しないでください。必要な相談がある場合は、研究科公式の案内と窓口の指示に従います。

修論研究と課題研究のどちらを選ぶべきですか

学術的な理論研究・経験的研究として独自の知見を目指すなら修論研究、実務を含む特定課題を調査研究報告書にまとめるなら課題研究が一つの整理です。ただし、出願時に名称だけを決めるより、問い、方法、成果物を明確にすることを優先し、入学後は指導教員と協議します。

専攻やコースをまたぐテーマでも出願できますか

研究科はA〜C群の科目構造を持ち、他コース・他専攻の科目も学修の広がりになり得ます。ただし、出願先の主専攻・コースは明確にします。中心となる問いと指導分野は一つに置き、隣接分野は方法や背景を補う位置づけにします。

社会人経験は研究計画書にどう書けばよいですか

職歴の説明を長く書くのではなく、業務で観察した問題を学術的な問いへ変換します。一つの経験を一般的事実として扱わず、先行研究、比較対象、調査資料を置いて検証可能にしてください。課題研究を視野に入れる場合も、社内提案書ではなく調査研究として設計します。

口述試問では何を準備すればよいですか

研究目的、先行研究との差、対象選択、方法、資料の入手可能性、専攻を選ぶ理由、研究倫理、計画の限界を説明できるようにします。一般入試の審査方式は専攻で異なりますが、口述試問は書類審査を含むため、計画書の各文に根拠を用意することが共通の準備です。

教員名は研究計画書に書くべきですか

公式様式が教員名の記載を求めるかをまず確認してください。書く場合は、最新の修士課程担当教員一覧と研究者情報を確認し、公開されている専門分野と自分の問いの接続を説明します。「有名だから」「指導を受ければ有利だから」といった理由にはしません。

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まとめ|専攻・修了要件・教員から研究計画を一本化する

青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科の研究計画書は、2,400字という限られた分量で、出願動機、研究テーマ、研究計画を一つの論理にまとめる書類です。国際的な課題への熱意だけでなく、どの学問の問いをどの方法で解くかを示すことが中心になります。

  • 2027年度一般・社会人入試はA4判2枚・2,400字程度で、所定表紙を付けて出願時に提出する
  • 国際政治学、国際経済学、国際コミュニケーションの違いを対象ではなく問いと方法で判断する
  • 国際政治学専攻では安全保障とグローバルガバナンスのコース差を確認する
  • 修論研究30単位と課題研究38単位の違いから、目指す成果物を考える
  • 演習I・II、A〜C群科目を、研究の中心軸と補助線として設計する
  • 教員は最新の公式一覧とHTML研究者情報で、氏名・職位・専門分野を確認する
  • 先行研究、方法、資料、倫理、2年間の実行可能性を口述で説明できる形にする

最初にテーマ名を対象・問い・方法へ分け、専攻紹介、教員一覧、大学院要覧を照合してください。その後に2,400字へ圧縮すると、青学固有の教育環境と自分の研究が自然につながります。大学名だけを差し替えた汎用計画から離れることができます。

募集要項・出願書類の様式・教員の配置は年度により変わるため、出願前に最新の公式情報で確認してください。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。研究テーマの絞り込みから先行研究整理、方法の具体化、口述との整合まで、青山学院大学大学院の研究計画書対策を含む大学院入試対策コースで相談できます。

提出前には本文を声に出して読み、専門外の人にも研究目的、資料、分析手順が伝わるか確認してください。短い説明で論理が通れば、口述試問の準備にもつながります。

\ 大学院入試専門 /

書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?

研究職キャリアを持つ講師が、テーマ設定・先行研究の位置づけ・研究方法まで、出願レベルに届いているかを個別に確認します。

  • 研究職の講師が研究計画書を添削し、改善点を明確化
  • 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
  • 志望校が決まっていなくてもOK

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この記事を書いた人

千葉大学 法政経学部を首席で卒業後、都内国公立大学の法科大学院(ロースクール)を修了し、司法試験に合格。法律・政治・経済分野の専門知識をもとに、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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