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島根大学 編入試験募集人員・倍率・過去問と対策

島根大学の編入は、法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部が3年次編入学を実施し、医学部医学科は別の学士入学制度で募集しています。法文学部は筆記試験と面接を課し、ほかの学部は面接・口頭試問と出願書類を中心に選考します。編入学とは、これまでの大学などでの学修を踏まえて、途中の年次から大学に入学する制度です。出願できる学歴、試験内容、編入後の履修は学部によって異なります。
医学部医学科を希望する方は、本記事で扱う学部編入学とは要項も選考体系も異なります。記事末の「島根大学医学部の学士編入」から専用の解説をご覧ください。本記事は医学部以外の学部編入学について、出願条件と準備の順序を整理します。教育学部・人間科学部は、2027年度(令和9年度)の編入学募集要項一覧に掲載されていません。募集されている学部と学科を先に確認してください。
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最初に確認したいのは、受験資格と選抜区分です。大学在学中の方が一般入試に出願できる場合でも、推薦入試の対象に含まれるとは限りません。材料エネルギー学部には出身分野の制限があり、関連分野からの出願には事前照会の期限があります。また、筆記試験がない学部でも専門知識の準備は必要です。口頭試問では、授業で学んだ考え方や研究への関心を、自分の言葉で説明する練習が役立ちます。出願書類だけを整えて当日の受け答えを後回しにしないことが大切です。
次に、入学する年度と実際に出願・受験する年を区別します。本記事の募集情報は2027年度(令和9年度)入学者向けで、掲載した出願・試験日程は2026年に設定されています。法文学部と理系学部では出願時期が離れているため、日程を大学単位でひとまとめにせず、自分が受ける学部の行を見てください。募集要項を読む際は試験日だけでなく、書類の到着期限、検定料の振込期間、合格後の入学確約や手続きまで予定に入れると、準備の抜けを防げます。
難易度については、2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)の志願者・受験者・合格者を掲載します。大学が公表していない倍率の計算値は載せず、人数と選考方法を併せて読む構成です。過去問は公式の公開科目を案内し、問題文の転載は行いません。志望理由書は学部ごとの指定を区別し、法文学部の筆記試験対策と、理系学部の口頭試問・面接対策につながる準備の順序を示します。
島根大学 編入試験の早見表|学部・募集人員・選考方法・日程・倍率【2027年度】
2027年度(令和9年度)の募集要項が公表されている学部編入学を比較します。法文学部・生物資源科学部の募集人員は学科合計、総合理工学部・材料エネルギー学部第1次募集は一般と推薦の合計です。医学部医学科の学士入学は別制度として区別してください。倍率は大学公表の値がないため載せず、過去の志願者・受験者・合格者を後の実績表で確認できる構成にしています。
| 学部・制度 | 年次・募集人員 | 選考の中心 | 2026年の出願期間・試験日 |
|---|---|---|---|
| 法文学部 | 3年次・10名 | 小論文又は専門科目、面接 | 10月14日〜20日出願、11月28日試験 |
| 総合理工学部 | 3年次・12名 | 一般は口頭試問・面接・書類、推薦は面接・書類 | 7月27日〜31日出願、9月4日試験 |
| 材料エネルギー学部 | 3年次・第1次5名、第2次1名 | 一般は口頭試問・面接・書類、推薦は面接・書類 | 第1次6月1日〜5日出願、6月27日試験。第2次8月17日〜21日出願、9月5日試験 |
| 生物資源科学部 | 3年次・15名 | 面接及び口頭試問、出願書類 | 5月13日〜22日出願、6月13日試験 |
| 医学部医学科 学士入学 | 2年次・3年次 | 学部編入学とは別要項 | 記事末の医学部学士編入記事を参照 |
出典:島根大学 2027年度編入学学生募集要項一覧/島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第2次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
早見表で志望先を確認したら、受験資格、試験内容、日程の順に本文を読んでください。推薦入試は一般入試と対象者が異なるため、出身校の種類や在職状況に対応する資格区分も確認します。
島根大学の編入学試験には2つの系統がある(学部編入学と医学部学士編入)
まず前提として、島根大学が「編入学」と呼んでいる試験には、性格の異なる2つの系統があります。
学部編入学(3年次編入学)
法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部の4学部が実施する編入学で、本記事で中心的に扱う制度です。いずれも編入学の時期は4月、年次は3年次のみで、2年次編入学は実施されていません。総合理工学部と材料エネルギー学部には「一般入試」に加えて「推薦入試」の区分があります。
医学部医学科学士入学(2年次編入学・3年次編入学)
医学部医学科だけは学部編入学とは別の要項・別の選考体系で、2年次編入学と3年次編入学の両方を実施しています。出願資格・試験科目・過去問はいずれも学部編入学の4学部とはまったく別物です。医学部医学科学士入学については、記事末の「島根大学医学部の学士編入」で別途詳しく解説しています。本記事では学部編入学の4学部に絞って解説します。
なお「社会人特別選抜」という名称の専用区分は存在しません。ただし総合理工学部・材料エネルギー学部の推薦入試の出願資格には「企業等に在職する社会人のうち職場の所属長が、人物及び勤務成績ともに優秀であると認め、責任を持って推薦するもの」という条項があり、職場推薦があれば社会人も推薦入試で出願できます。法文学部・生物資源科学部にはこの条項自体がなく、年齢を問わず一般の出願資格で受験する形になります。
出典:島根大学 2027年度編入学学生募集要項一覧/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項。
学部別の募集人員と実施年次【2027年度】
2027年度(令和9年度)に学部編入学(3年次編入学)を実施するのは、法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部の4学部です。教育学部・人間科学部は編入学を実施していません。募集人員は次のとおりです。
| 学部 | 学科(コース) | 募集人員 | 選考区分 |
|---|---|---|---|
| 法文学部 | 法経学科 | 3学科合計10名 | 一般入試のみ |
| 社会文化学科 | |||
| 言語文化学科 | |||
| 総合理工学部 | 総合理工学科(先端ものづくり/数理データサイエンス・IT・デジタル/自然環境・住環境の3分野) | 12名 | 一般入試・推薦入試合わせて12名 |
| 材料エネルギー学部 | 材料エネルギー学科 | 5名(第1次募集)+1名(第2次募集) | 一般入試・推薦入試合わせて5名/第2次募集は一般のみ1名 |
| 生物資源科学部 | 生命科学科 | 3学科合計15名 | 一般入試のみ |
| 農林生産学科 | |||
| 環境共生科学科 |
この表から読み取れる重要な点を整理します。
法文学部・生物資源科学部は学科別の募集人員を公表していません。法文学部の募集人員欄は学科・コース・研究室をまたぐセルに「10名」と示されており、法経学科だけの人数ではありません。生物資源科学部も同様に、3学科合計で「15名」と一括表記されています。つまり公式には、法文学部10名・生物資源科学部15名という学部全体の定員があるだけで、学科ごとの内訳は公表されていません。
総合理工学部の2027年度(令和9年度)募集は、総合理工学科の「先端ものづくり」「数理データサイエンス・IT・デジタル」「自然環境・住環境」という3分野で行われます。後述する2026年度(令和8年度)の学科別実績は改組前の旧学科区分です。現在の分野と過去の学科を同一の募集単位とみなさず、募集要項では希望分野、入試結果では集計された学科名をそれぞれ確かめてください。
総合理工学部の募集人員は一般入試と推薦入試を合わせて12名です。一般入試欄の分野別の括弧付き参考値は、先端ものづくり(5)、数理データサイエンス・IT・デジタル(5)、自然環境・住環境(2)で、推薦は各分野若干名です。推薦分を学部全体の人数に上乗せしないようにしてください。
材料エネルギー学部は第2次募集があります。第1次募集(5名、一般・推薦入試)に加えて、入学定員に満たなかった場合に第2次募集(1名、一般入試のみ)が行われます。2027年度の第2次募集は出願期間2026年8月17日〜21日、試験日9月5日(合格発表9月18日、後述の日程表を参照)です。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第2次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
受験資格|自分が出願できるかを先に確かめる
一般の出願資格には学歴による複数の区分があり、材料エネルギー学部には出身分野の制限もあります。以下は主な区分です。専修学校などの詳細条件は、出願する学部の要項で自分の課程に照らして確認します。
一般の出願資格を学歴から確認する
- 大学を卒業した者(卒業見込みを含む)
- 短期大学を卒業した者(卒業見込みを含む)
- 高等専門学校を卒業した者(卒業見込みを含む)
- 修業年限4年以上の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し、62単位以上を修得した者(見込みを含む)
- 専修学校の専門課程のうち文部科学大臣の定める基準を満たすものを修了した者(見込みを含む)。生物資源科学部の要項では修業年限2年以上・総授業時数1,700時間以上
- 高等学校・中等教育学校後期課程・特別支援学校高等部の専攻科のうち文部科学大臣の定める基準を満たすものを修了した者(見込みを含む)
- 外国において学校教育における14年以上の課程を修了した者で、前記のいずれかに相当すると認められる者
在学中の大学生にも、修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、62単位以上を修得する一般の出願資格があります。大学卒業後に限った制度ではありません。見込みを認める期日と証明書は志望学部の要項に従います。
材料エネルギー学部だけに追加される条件
材料エネルギー学部は、出願資格として「現に在学する学校等の所属学科又は卒業した学科が、材料工学系、物理系、化学系に限ります」という限定を課しています。これに該当しない場合でも「材料エネルギー学部で学ぶ内容と関連が深い分野」であれば出願できる余地がありますが、その場合は学務課への照会が必要です。2027年度(令和9年度)の照会期限は、第1次募集が2026年5月8日、第2次募集が2026年8月7日です。専攻分野に不安がある場合は、早めに問い合わせてください。
推薦入試の出願資格(総合理工学部・材料エネルギー学部)
推薦入試を実施しているのは総合理工学部と材料エネルギー学部です。次のいずれかに該当し、出身校の学校長・学科長等が責任を持って推薦する者が対象です。
- 高等専門学校卒業見込みで、在学中の成績が上位に属する者
- 短期大学卒業見込みで、在学中の成績が上位に属する者
- 高等学校等専攻科修了見込みで、在学中の成績が上位に属する者
- 高等専門学校・短期大学・大学を卒業した者または専攻科を修了した者で、企業等に在職する社会人のうち職場の所属長が人物・勤務成績ともに優秀と認め推薦する者
材料エネルギー学部の推薦入試は、高専・短大の場合「高専は4年次、短大は1年次の成績が上位25%以内」という具体的な基準を明記しています。学業成績の席次を定めていない学校からの推薦は受け付けられません。
見込みで出願する場合の注意
4学部とも、卒業見込み・修得見込みでの出願を認めていますが、募集要項には共通して次のような注意事項があります。「卒業(修了)見込み」または「修業年限4年以上の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し、62単位以上修得見込み」で出願した者が、学部が定める期日までに要件を満たす必要があるというものです。単位の修得状況が微妙なラインにある場合は、出願前に出身校の教務担当に確認し、見込みどおりに要件を満たせるかを早めに見極めておく必要があります。
外国で教育課程を修了した方は、履修期間に加え、どの資格区分に相当するかを確認します。大学へ照会する場合に備え、課程名、修了時期、履修状況を説明できる資料をまとめておきましょう。
一般入試の出願資格を満たすことと、推薦入試で出願できることは区別してください。総合理工学部と材料エネルギー学部では、在学中の4年制大学生は推薦入試の対象に含まれず、一般入試が検討先になります。材料エネルギー学部の推薦では合格した場合の入学確約も求められます。推薦を受けられるかだけでなく、その条件を自分の進学計画として守れるかまで、推薦依頼の前に確認します。
編入後の単位認定と卒業までの履修
3年次編入学でも、既修得単位の認定状況によって卒業までの期間が延びる可能性があります。前籍校の成績証明書と併せて履修科目のシラバスを整理し、編入先の専門教育科目との関係を把握しましょう。
| 学部・学科 | 卒業に必要な最低修得単位数 | 要項にある認定・履修上の注意 |
|---|---|---|
| 法文学部 法経学科 | 131単位 | 全学基礎教育科目の最低42単位は一括認定、専門教育科目は個別審査 |
| 法文学部 社会文化学科 | 125単位 | 単位認定の結果により在学期間が延びる場合がある |
| 法文学部 言語文化学科 | 128単位 | 専門教育科目の認定範囲を個別に確認 |
| 総合理工学部 | 124単位 | 全学基礎教育科目32単位・専門教育科目82単位・自由科目10単位 |
| 材料エネルギー学部 | 124単位 | 編入後の履修は募集要項の該当欄を確認 |
| 生物資源科学部 | 128単位 | 専門教育科目の認定単位数は学科・コースで異なる |
上表は卒業までに満たす最低修得単位数で、入学後にすべてを新たに修得するという意味ではありません。卒業要件から出願資格の62単位を単純に引かず、認定結果と必修科目の配置を踏まえて履修計画を考えます。
生物資源科学部の地域工学教育コースを第1・第2希望にする場合は、技術士補の資格に関係する出身校での学習内容・取得単位数の基準について事前照会が必要です。希望コースの教育内容と資格取得の条件を分けて確認しましょう。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第2次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
試験内容|3学部は筆記試験を課さない・英語外部試験も不要
島根大学の編入学試験を理解するうえで最も重要なのが、この点です。4学部のうち筆記試験(学力試験)を課しているのは法文学部だけで、総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部の3学部は面接・口頭試問と出願書類の評価だけで合否を判定します。この事実は、島根大学自身が入試過去問題のページで「※総合理工学部,材料エネルギー学部及び生物資源科学部では筆記試験を課していません」と明記しています。
| 学部 | 試験内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 法文学部 | 学力試験(筆記試験)+面接+出願書類の総合判定 | 法経学科=小論文100+面接100(計200)/社会文化学科・言語文化学科=専門科目150+面接100(計250) |
| 総合理工学部(一般) | 口頭試問・面接(大学1・2年程度の理解度・論理的思考力等を20分程度で評価)+書類審査 | 口頭試問30+面接20+書類審査50(計100) |
| 総合理工学部(推薦) | 面接(15分程度)+書類審査 | 面接30+書類審査70(計100) |
| 材料エネルギー学部(一般) | 口頭試問(プレゼンテーション5分程度+質疑応答)+面接+書類審査 | 口頭試問45+面接30+書類審査25(計100) |
| 材料エネルギー学部(推薦) | 面接(15分程度)+書類審査 | 面接75+書類審査25(計100) |
| 生物資源科学部 | 面接及び口頭試問(20〜30分程度)+出願書類の評価 | 生命科学科=成績証明書100(志望理由書等は面接の参考)+面接等100(計200)/農林生産学科=成績証明書10+志望理由書40+自己能力説明書50+面接等100(計200)/環境共生科学科=成績証明書50(志望理由書等は面接の参考)+面接等200(計250) |
ここから学部ごとに対策の中身がまったく違うことがわかります。
法文学部だけが筆記試験(小論文・専門科目)を課す
法文学部は学科ごとに筆記試験の科目名が変わります。法経学科は「小論文」(社会科学分野を重視した一般教養で、専門的知識を特には要しない)、社会文化学科は「専門科目」(現代社会コースなら社会学・地理学・文化人類学、歴史と考古コースなら日本史・東洋史・西洋史・現代史・考古学から志望理由書に記載した1科目)、言語文化学科も「専門科目」(6つの研究室ごとに日本語学・日本文学、中国語学・中国文学、英語学・英米文学、ドイツ語学・ドイツ文学、フランス語学・フランス文学、人文学のいずれか)です。試験は2026年11月28日の1日で、法経学科は小論文10:00〜12:00+面接13:30〜、社会文化学科・言語文化学科は専門科目10:00〜12:00という日程です。言語文化学科の辞書持込は研究室ごとの条件に従います。ドイツ語学は独和辞典、フランス語学は仏和辞典で、持込可能な辞書は1冊のみ、電子辞書等の電子機器は禁止です。他学科や他の専門科目にも同じ条件が適用されるとは考えず、受験する科目の欄を確認してください。
総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部は口頭試問と面接が中心
この3学部は、当日に問題を解く筆記試験がありません。総合理工学部と材料エネルギー学部は口頭試問(前者は「これまで学習してきた内容」についての質疑応答、後者は入学後の卒業研究で希望する研究内容を5分程度でプレゼンテーションしたうえでの質疑応答)が中心です。材料エネルギー学部の口頭試問は「パワーポイント等による投影や資料の提示はできません」と明記されており、口頭のみでの説明力が問われます。生物資源科学部は学科ごとに志望する教育コース(第4希望まで記入)を踏まえた面接・口頭試問で、専門分野の基礎知識・理解力・論理的思考力・表現力・学習意欲が評価されます。
筆記がない学部でも専門分野の問題演習は理解の点検に役立ちます。答えを出すだけでなく、原理や判断の根拠を口頭で説明してください。書類の完成度と基礎学力の両方を整えることが口頭試問の準備につながります。
英語について|外部試験の提出は求められない
島根大学の学部編入学では、TOEIC・TOEFL・英検などの外部試験スコアの提出を出願資格や配点として求める規定は、法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部のいずれの募集要項にもありません。
外部スコアの提出と別に注意したいのは、法文学部言語文化学科で「英米言語文化研究室」を志望する場合です。この場合は専門科目として英語学・英米文学の筆記試験(英語力そのものを問う内容を含む)を受けることになります。英語外部試験について調べる場合は、記事末の関連記事も参照しつつ、最終的には志望学部・区分の募集要項を基準にしてください。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
日程・スケジュール【2027年度】
島根大学の学部編入学で特徴的なのは、4学部の出願時期が5月から10月まで大きく分散している点です。
| 学部 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 生物資源科学部 | 2026年5月13日〜22日 | 2026年6月13日 | 2026年6月19日 |
| 材料エネルギー学部(第1次募集) | 2026年6月1日〜5日 | 2026年6月27日 | 2026年7月10日 |
| 材料エネルギー学部(第2次募集) | 2026年8月17日〜21日 | 2026年9月5日 | 2026年9月18日 |
| 総合理工学部 | 2026年7月27日〜31日 | 2026年9月4日 | 2026年9月18日 |
| 法文学部 | 2026年10月14日〜20日 | 2026年11月28日 | 2026年12月9日 |
この分散には実務上の意味があります。生物資源科学部の合格発表は2026年6月19日ですが、材料エネルギー学部第1次募集の出願は6月5日に締め切られます。したがって、生物資源科学部の結果を見てから材料エネルギー学部第1次募集に出願することはできません。複数の受験先を検討するなら、結果発表日と次の出願締切日を並べて、どの段階で書類の準備や費用の支払いが必要かを判断します。
また、法文学部の出願は10月14日〜20日という短い期間です。出願書類には志望理由書・卒業(見込)証明書・成績証明書などが必要で、出身校に証明書発行を依頼する時間も見込む必要があります。余裕を持った準備を心がけてください。
出願最終日は17時までです。法文学部で期限後に到着した書類は、2026年10月18日までの消印があり、書留・速達で送られたものに限る取扱いです。通常の到着期限と例外の消印条件を区別してください。
法文学部の検定料振込期間は2026年10月9日〜20日で、窓口は15時まで、ATMは利用できません。生物資源科学部は5月11日〜20日です。振込期限と書類の出願締切を別に管理してください。
総合理工学部の試験は2026年9月4日9時開始、受付は8時20分〜8時40分です。生物資源科学部は6月13日9時開始で、開始30分前までに集合します。材料エネルギー学部の時間は別途連絡です。交通手配は受付・集合の指定を基準にします。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第2次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
倍率・難易度|過去3年間の編入学試験実績(学部・学科別)
以下は2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)入学の編入学実績です。2027年度(令和9年度)の募集情報とは区別し、受験規模を知る材料として読みます。
実倍率の算式は受験者数÷合格者数です。入学者数を分母とする比率を合格倍率とは呼びません。大学は倍率の数値を公表していないため、計算値は掲載せず、公表人数を示します。下表の人数欄の単位は名です。
| 学部 | 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 出典(編入学の表) |
|---|---|---|---|---|---|
| 法文学部 | 2026年度(令和8年度) | 30 | 27 | 10 | 2026年度実施状況 |
| 2025年度(令和7年度) | 30 | 21 | 10 | 2025年度実施状況 | |
| 2024年度(令和6年度) | 33 | 26 | 10 | 2024年度実施状況 | |
| 総合理工学部 | 2026年度(令和8年度) | 70 | 63 | 21 | 2026年度実施状況 |
| 2025年度(令和7年度) | 65 | 62 | 22 | 2025年度実施状況 | |
| 2024年度(令和6年度) | 83 | 78 | 30 | 2024年度実施状況 | |
| 材料エネルギー学部 | 2026年度(令和8年度) | 4 | 4 | 4 | 2026年度実施状況 |
| 2025年度(令和7年度) | 9 | 9 | 5 | 2025年度実施状況 | |
| 生物資源科学部 | 2026年度(令和8年度) | 22 | 22 | 19 | 2026年度実施状況 |
| 2025年度(令和7年度) | 31 | 30 | 19 | 2025年度実施状況 | |
| 2024年度(令和6年度) | 26 | 25 | 21 | 2024年度実施状況 | |
| 編入学合計 | 2026年度(令和8年度) | 233 | 214 | 65 | 2026年度実施状況 |
| 2025年度(令和7年度) | 242 | 221 | 67 | 2025年度実施状況 | |
| 2024年度(令和6年度) | 244 | 212 | 75 | 2024年度実施状況 |
法文学部・生物資源科学部は学科の合計、総合理工学部は一般入試と推薦入試の合計です。材料エネルギー学部の2026年度(令和8年度)は一般・推薦・第2次募集を含みます。表の「編入学合計」は医学部を含む大学公表の集計であり、本記事の学部編入学だけを合算した数字ではありません。材料エネルギー学部の2024年度(令和6年度)の値は、この表には掲載していません。
法文学部の合格者数は各年度10名です。総合理工学部の志願・受験者数と合格者数には年度差があります。志願者と実際に受験した者を区別し、募集人員と合格者数が異なる理由を人数だけから推測しないようにしてください。
2026年度(令和8年度)は生物資源科学部が受験22名・合格19名、材料エネルギー学部が受験4名・合格4名でした。過去の応募状況だけで準備を軽くせず、専門知識や書類を整えましょう。生物資源科学部には総合点の合格要件もあります。
学科別の内訳(2026年度(令和8年度))
| 学部・学科 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 |
|---|---|---|---|---|
| 法文学部 法経学科 | 15名 | 14名 | 4名 | 4名 |
| 法文学部 社会文化学科 | 8名 | 7名 | 4名 | 3名 |
| 法文学部 言語文化学科 | 7名 | 6名 | 2名 | 2名 |
| 生物資源科学部 生命科学科 | 8名 | 8名 | 7名 | 7名 |
| 生物資源科学部 農林生産学科 | 9名 | 9名 | 8名 | 5名 |
| 生物資源科学部 環境共生科学科 | 5名 | 5名 | 4名 | 3名 |
法文学部の募集人員10名は学部全体の数字です。各学科に同じ定員が割り当てられていると仮定して難易度を順位づけしないでください。生物資源科学部も募集人員は学科合計です。
総合理工学部の旧学科別実績と現在の分野の関係
2026年度(令和8年度)の総合理工学部の詳細は、改組前の学科区分で示されています。一般入試では機械・電気電子工学科が志願25名・合格6名、建築デザイン学科が志願13名・合格1名、知能情報デザイン学科が志願6名・合格0名でした。推薦入試では知能情報デザイン学科が志願8名・合格4名、建築デザイン学科が志願9名・合格4名です。区分が異なる数字を混ぜて、推薦が受かりやすいと結論づけることはできません。
ほかの旧学科では、物理工学科の一般が志願2名・合格1名、物質化学科の推薦が志願1名・合格1名、一般が志願3名・合格2名、地球科学科の一般が志願1名・合格1名、数理科学科の一般が志願2名・合格1名です。旧学科の実績は2027年度(令和9年度)の分野別募集とは区分が異なります。
出典:島根大学 2026年度入学者選抜実施状況/島根大学 2025年度入学者選抜実施状況/島根大学 2024年度入学者選抜実施状況。
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過去問はどこで手に入るか|公開されている2026年度過去問から読み取れる出題テーマ(法文学部)
島根大学は「入試過去問題,出題意図,解答又は解答例」という専用ページで、編入学試験の過去問題を公開しています。2026年度(令和8年度)の公開状況を確認すると、法文学部については学科・研究室ごとの試験問題と出題意図(一部は解答例つき)が公開されている一方、総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部は筆記試験を課していないため、筆記試験の過去問は公開対象になっていません。大学のページにも「※総合理工学部,材料エネルギー学部及び生物資源科学部では筆記試験を課していません」と明記されています。
また法文学部についても「※出願があった問題のみ作成しています」との注記があり、その年度に志望者がいなかった研究室(たとえば言語文化学科の日本言語文化研究室やドイツ言語文化研究室など)の問題は作成・公開されません。年度によって公開される科目が変動する点に留意してください。
公開一覧で確認できるのは2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)の資料です。以下は2026年度(令和8年度)の公開科目と資料の種類です。個別の出題テーマは科目名から推測せず、公式の原資料で確認してください。
| 学科 | 公開科目 | 一緒に確認できる資料 |
|---|---|---|
| 法経学科 | 小論文 | 出題意図 |
| 社会文化学科 | 社会学 | 出題意図 |
| 社会文化学科 | 考古学 | 出題意図 |
| 社会文化学科 | 文化人類学 | 出題意図 |
| 言語文化学科 | 英語学・英米文学 | 出題意図 |
| 言語文化学科 | 人文学 | 出題意図、解答又は解答例 |
出典:島根大学 編入学試験の過去問一覧/島根大学 2026年度編入学試験の公開科目。
公開されている科目と受験する科目を照合する
2026年度(令和8年度)の法文学部は表の6科目を公開しています。地理学・日本史・東洋史・西洋史・現代史などは含まれません。公開がないことを、その科目で受験できない意味に読み替えず、受験科目は募集要項で確認しましょう。
社会文化学科の2027年度(令和9年度)は、現代社会コースが社会学・地理学・文化人類学、歴史と考古コースが日本史・東洋史・西洋史・現代史・考古学から選択します。文化人類学のコースを取り違えないようにしてください。選択科目は志望理由書に記入します。
問題・出題意図・解答例を分けて使う
問題を解いたら、使った知識と答案の根拠を記録し、出題意図と照合します。解答例がある場合も表現を覚えるだけでなく、自分の答案で説明が足りない箇所を探しましょう。解答例がない科目は、教科書の定義や根拠に戻って検討します。
学習上の提案として、小論文は資料の読み取りと意見の根拠、専門科目は基本概念の正確さと説明の筋道を点検すると復習しやすくなります。公開範囲だけで次回の出題を予測せず、基礎の整理に使いましょう。
過去問から学習計画を作る順番
- 志望する学科・コース・研究室と、出願時に選ぶ専門科目を確定する
- 同じ専門科目の公開年度を探し、問題と出題意図の資料名を対応させて保存する
- 取り組んだ答案から、知識が足りない箇所と、理解していても説明できなかった箇所を分ける
- 基礎概念を入門書や授業ノートで復習し、自分の言葉で簡潔に説明する
- 筆記対策で深まった関心を志望理由書の学習計画と照合し、面接でも説明できるようにする
筆記を課さない学部は、口頭試問や面接の評価内容に沿って準備します。材料エネルギー学部の一般入試では研究計画の口頭発表があるため、目的・方法・実施計画を聞き手に伝える練習が必要です。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項。
学部別に、何から手をつけるべきか
法文学部を志望する場合
法文学部は唯一、筆記試験(小論文または専門科目)が課されます。まず志望する学科・研究室を決め、その専門科目の出題範囲を確認してください。法経学科は「社会科学分野を重視した一般教養」の小論文なので、法学・経済学の専門知識よりも時事的な論点への理解と論理構成力が問われます。社会文化学科・言語文化学科は志望理由書に記載した専門科目(社会学・地理学・文化人類学・日本史・東洋史・西洋史・現代史・考古学、または各言語文化研究室の専門)がそのまま出題されるため、進みたい研究室・コースを早期に確定させることが対策の出発点になります。面接に向けては、志望理由書に書いた学習内容や問題関心を、補足して説明できるように準備します。
法文学部の志望理由書では、編入希望の理由、これまでの学習、編入後の学習、将来の方針が求められます。前籍校で扱ったテーマと志望先で深めたい関心をつなげ、選択する専門科目と学習計画の関係も説明できるようにします。
総合理工学部を志望する場合
一般入試は筆記試験がなく、口頭試問・面接(20分程度)と書類審査が中心です。2027年度は募集要項に示された3分野から希望分野を選んで出願します。配点は口頭試問30点・面接20点・書類審査50点(一般)で、書類審査(成績証明書等)の比重が大きな割合を占める設計です。口頭試問では「これまで学習してきた内容」についての理解度・論理的思考力・表現力・学習意欲が評価されるため、前籍校で学んだ専門分野を自分の言葉で説明できるように整理しておくことが直接の対策になります。推薦入試も選択肢にあるため、高専・短大など推薦の資格区分に当てはまる方は、成績条件と推薦の可否を出身校に早めに相談してください。
総合理工学部では、履修した専門科目を整理し、実験や演習の課題・原理・作業・結果の解釈を説明してみましょう。一般は書類審査50点・口頭試問30点・面接20点、推薦は面接30点・書類審査70点です。受験区分の配点を踏まえて準備します。
材料エネルギー学部を志望する場合
出願資格に「材料工学系・物理系・化学系」という分野の限定があるため、まず自分の専攻がこれに該当するかを確認してください。関連が深い分野に当たるかは、募集回ごとに定められた期限までの照会が必要です。試験は口頭試問(プレゼンテーション5分程度+質疑応答)が中心で、内容は「入学後に卒業研究で希望する研究内容(目的・方法・実施計画等)」です。パワーポイント等の資料提示ができないため、口頭だけで研究計画を説明する練習が欠かせません。第1次募集で定員に満たない場合は第2次募集(9月試験)もあるので、第1次で不合格になっても選択肢は残ります。
材料エネルギー学部では、研究対象、明らかにしたいこと、比較・測定の方法、考察の流れを順に説明する練習が有効です。図やスライドを使えないため、専門用語を詰め込みすぎず、編入後に身につけたい知識も区別して話しましょう。
生物資源科学部を志望する場合
3学科とも筆記試験がなく、出願書類(志望理由書1,200字程度・自己能力説明書800字以内)と面接・口頭試問(20〜30分)の総合点(6割以上が合格要件)で判定され、要件を満たした者の総合点が高い順に合格となります。志望理由書には希望する教育コースを第4希望まで記入する必要があるため、学科案内で各コースの内容を確認したうえで、なぜそのコースを学びたいのかを具体的に書けるようにしておいてください。合否判定基準が「総合点6割以上」と明示されているのは4学部の中でも珍しく、書類と面接それぞれで基礎的な水準を満たすことが最優先になります。
生物資源科学部は第4希望までの教育コースを検討します。書類の配点は学科で異なり、農林生産学科は志望理由書40点・自己能力説明書50点です。地域工学教育コースを第1・第2希望とする場合は事前照会も必要です。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 法文学部志望理由書様式/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
志望理由書・面接(口頭試問)の準備
志望理由書の文字数と様式を学部別に区別する
志望理由書は学部共通の自由作文ではありません。法文学部は学部所定の様式に自筆で1600字程度、生物資源科学部は所定様式に自筆で1200字程度です。生物資源科学部では別に自筆800字以内の自己能力説明書を提出します。総合理工学部・材料エネルギー学部について、ここでは指定字数を示していません。ほかの学部の字数を流用せず、出願する募集区分の様式を用いて準備してください。
| 学部・書類 | 指定 | 内容・記入上の注意 |
|---|---|---|
| 法文学部 志望理由書 | 所定様式、自筆1600字程度 | 編入希望の理由、これまでの学習、編入後の学習、将来の方針 |
| 法文学部 社会文化・言語文化学科 | 専門科目欄も記入 | 選択する専門科目名を記載 |
| 生物資源科学部 志望理由書 | 所定様式、自筆1200字程度 | 志望理由、学習・研究計画、卒業後の進路、教育コースの希望 |
| 生物資源科学部 自己能力説明書 | 自筆800字以内 | 志望理由書と分けて自分の能力を説明 |
出典:島根大学 法文学部志望理由書様式/島根大学 生物資源科学部募集要項。
「程度」と「以内」の指定を区別し、様式と提出書類一覧を照合します。法文学部の専門科目欄は筆記試験の選択に関わります。生物資源科学部は第4希望までの教育コースの記入がない出願を受け付けないため、文章の推敲と併せて点検しましょう。
例文を写す前に、経験と学習計画の骨子を作る
完成例文を写す前に、自分の経験を次の骨子へ当てはめます。授業・実験・課題や仕事から生まれた疑問を挙げ、分かったことと今後学びたいことを区別してください。その関心を島根大学の志望学科・分野へつなげます。
- これまでの学習・経験:授業や活動の名称だけでなく、自分が取り組んだ内容を挙げる
- 問題関心:その経験から生まれた疑問を、扱える範囲に絞る
- 志望先との接続:学科・コース・分野の教育内容と、自分に必要な学習を対応させる
- 編入後の計画:基礎知識を補う段階と、発展的な学習や研究に取り組む段階を考える
- 将来の方針:学びをどのように生かしたいかを、現時点の考えとして示す
法文学部は指定項目を落とさず、前籍校で得た知識が次の学びへどうつながるかを説明します。社会文化学科や言語文化学科では、選択科目と学習計画が離れていないかも点検しましょう。
生物資源科学部は、志望理由書に学習・研究計画や進路を、自己能力説明書に経験から身につけた能力を整理します。同じ文章を繰り返さず、計画を支える経験を具体的に示してください。
書類の配点から面接練習の材料を選ぶ
生物資源科学部の書類の配点は前掲の試験内容表のとおりです。志望理由書などに独立した配点がない生命科学科・環境共生科学科でも、面接及び口頭試問の参考資料となるため、記載内容を説明できるようにします。
面接練習では、書類の記述について、何をしたか、なぜその方法を選んだか、結果から何を考えたかを説明します。これは実際の質問の再現ではなく、書類と受け答えの整合を確かめる練習です。専門用語も自分の言葉で定義してみましょう。
材料エネルギー学部の口頭発表を組み立てる
材料エネルギー学部の一般入試は、口頭試問45点・面接30点・書類審査25点です。口頭試問は20分程度で、希望する卒業研究の目的・方法・実施計画などを5分程度でプレゼンテーションし、その後に質疑応答を行います。投影や資料の提示はできないため、図やスライドがなくても内容が伝わる説明を用意してください。第2次募集の一般入試も同じ配点と発表形式です。
発表は研究対象と目的から始め、背景、方法、実施の見通しへつなげます。何を比較し、何が分かれば目的に近づくかを説明しましょう。課題が大きすぎる場合は対象を絞り、成果を約束するのでなく取り組み方を示します。
録音を聞き直し、主語や用語の説明が抜けていないか点検します。協力者には目的と方法が伝わったかを確認してもらいましょう。詳しい構成の考え方は、記事末の「島根大学編入の志望理由書の書き方」でも案内しています。
出典:島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第2次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
検定料・入学料・授業料【2027年度】
2027年度(令和9年度)の入学検定料は、法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部で30,000円です。材料エネルギー学部は第1次募集・第2次募集とも同額です。入学後の費用は、法文学部と総合理工学部の要項に入学料282,000円(予定額)、授業料年額535,800円、前期・後期各267,900円と記載されています。予定額とされる費用は、入学手続き時の案内でも確認してください。
| 項目 | 掲載額 | 本記事での出典範囲 |
|---|---|---|
| 入学検定料 | 30,000円 | 学部編入学の各募集要項 |
| 入学料 | 282,000円(予定額) | 法文学部・総合理工学部の募集要項 |
| 年間授業料 | 535,800円 | 法文学部・総合理工学部の募集要項 |
| 前期・後期の授業料 | 各267,900円 | 法文学部・総合理工学部の募集要項 |
検定料のほか、証明書発行、郵送、交通・宿泊に必要な費用も、自分の条件で見積もります。支払時期を出願日程と対応させ、受験段階と入学後の予算を分けて準備しましょう。
入学後の予算は、単位認定によって在学期間が変わり得る点も考慮します。支援制度を検討する場合は利用を前提にせず、対象条件や申請時期を担当窓口で確認してください。
出典:島根大学 法文学部募集要項/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
併願をどう組むか
島根大学の学部編入学は、生物資源科学部、材料エネルギー学部、総合理工学部、法文学部で出願時期が分散しています。ただし、時期が違うだけで併願できると判断してはいけません。出願資格に加え、合格時の入学確約や合格後の手続き期限を確認し、自分の志望順位と両立する組み合わせを考えます。材料エネルギー学部の推薦入試には合格した場合の入学確約があり、生物資源科学部は2026年7月3日が入学確約書の提出期限です。
併願計画は受験日だけでなく、出願締切・合格発表・確約期限・入学手続きを並べて作ります。生物資源科学部の結果を待って材料エネルギー学部第1次募集へ出願することはできないため、結果が出る前の準備が必要です。
島根県立大学や鳥取大学も検討する場合は、学問分野と出願資格から候補を絞り、各大学の対象年度の要項で日程・試験科目を照合します。医学部学士編入は別体系のため、学部編入学と混ぜて比較しないようにしましょう。
成績証明書の手配や学習の振り返りは共通に準備できますが、志望理由書は志望先ごとに作成します。大学名だけを置き換えず、教育内容と自分の学習計画を対応させてください。
出典:島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項。
よくある質問
島根大学の編入は難しいですか?倍率は?
学部・学科と区分で異なります。2026年度(令和8年度)は法文学部が受験27名・合格10名、総合理工学部が受験63名・合格21名でした。実倍率(受験者数÷合格者数)の大学公表値はなく、ここでは計算値を掲載していません。
筆記試験はありますか?
法文学部は小論文又は専門科目の筆記試験を課します。総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部は筆記を課さず、面接・口頭試問と書類を中心に選考します。専門知識の説明練習は必要です。
英語外部試験(TOEIC)のスコア提出は必要ですか?
2027年度(令和9年度)の学部編入学の各要項に、TOEICなどの外部スコア提出を求める規定はありません。ただし、法文学部言語文化学科で英語学・英米文学を選べば、その専門科目の筆記試験を受けます。
島根大学の編入の志望理由書は何文字ですか?例文はありますか?
法文学部は自筆1600字程度、生物資源科学部は自筆1200字程度で、いずれも所定様式です。生物資源科学部は別に自筆800字以内の自己能力説明書も提出します。本記事の構成骨子に自分の経験を入れて作成してください。
2年次編入学はありますか?
学部編入学は3年次です。医学部医学科の学士入学には2年次と3年次の編入学があります。別の募集要項なので、資料の学部名と入学年次を確認してください。
島根大学医学部の編入(学士編入)はどこを見ればよいですか?
大学公式の募集要項一覧から医学部医学科の学士入学を選んでください。記事末の「島根大学医学部の学士編入」でも案内しています。本記事の出願資格や英語要件をそのまま医学部に当てはめることはできません。
社会人でも受験できますか?
所定の出願資格を満たせば検討できます。総合理工学部・材料エネルギー学部の推薦には、所定の学歴を持つ在職者が職場の所属長の推薦を得る区分があります。法文学部・生物資源科学部は一般の資格を確認します。
過去問はどこで見られますか?
大学公式の編入学試験過去問一覧で閲覧できます。出願があった問題のみ作成するため、すべての専門科目が毎年度そろうわけではありません。「参考・出典」に公式一覧と公開科目ページを掲載しています。
出典:島根大学 2027年度編入学学生募集要項一覧/島根大学 法文学部募集要項/島根大学 法文学部志望理由書様式/島根大学 総合理工学部募集要項/島根大学 材料エネルギー学部第1次募集要項/島根大学 生物資源科学部募集要項/島根大学 2026年度入学者選抜実施状況/島根大学 2026年度編入学試験の公開科目。
参考・出典(島根大学 公式)
募集情報は2027年度(令和9年度)、入試実績は2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)、過去問の科目別案内は2026年度(令和8年度)の資料に基づきます。募集要項は受験する学部と募集回に対応するものを選んでください。以下は本文中で参照した島根大学公式の資料です。
- 2027年度編入学学生募集要項一覧
- 法文学部募集要項
- 法文学部志望理由書様式
- 総合理工学部募集要項
- 材料エネルギー学部第1次募集要項
- 材料エネルギー学部第2次募集要項
- 生物資源科学部募集要項
- 2026年度入学者選抜実施状況
- 2025年度入学者選抜実施状況
- 2024年度入学者選抜実施状況
- 編入学試験の過去問一覧
- 2026年度編入学試験の公開科目
まとめ
島根大学の編入学試験について、要項と実績データから確認できることを整理します。
まず、学部編入学を実施しているのは法文学部・総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部の4学部で、いずれも3年次編入学のみです。2年次編入学は医学部医学科学士入学だけの制度で、教育学部・人間科学部は2027年度(令和9年度)の編入学募集を行っていません。
筆記を課す法文学部は小論文・専門科目と面接を並行して準備し、総合理工学部・材料エネルギー学部・生物資源科学部は口頭試問・面接と書類を整えます。
実績は年度と集計範囲をそろえて読み、人数だけで合格の見込みを決めず、必要な対策につなげましょう。
最後に、出願時期は生物資源科学部から法文学部まで分散していますが、併願は日程だけでは決まりません。出願資格、推薦の入学確約、合格後の提出期限を含めて比較し、志望順位を決めておくことが大切です。書類の準備と基礎学力の復習を並行し、提出した内容を口頭でも説明できる状態を目指しましょう。
本記事は2027年度(令和9年度)の募集要項と、2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)の入試実績を区別して整理しています。制度・日程・募集人員・試験内容は年度によって変更されるため、出願前には対象年度と学部・選抜区分が合っているかを公式資料で確かめてください。
島根大学の編入対策を学部別・テーマ別に詳しく確認したい方は、次の記事もご覧ください。
- 大学編入対策コース(島根大学の面接・志望理由書対策)
- 島根大学医学部の学士編入
- 島根大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法
- 医学部学士編入対策大全|実施大学一覧・難易度・倍率・TOEIC
- 島根大学法文学部の編入試験
- 島根大学総合理工学部の編入試験
- 島根大学材料エネルギー学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで
- 島根大学生物資源科学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで
- 島根大学編入の志望理由書の書き方
- 社会人が島根大学に編入する方法
- 島根大学医学部の学士編入
- 3年次編入できる大学一覧【2027年度版】
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