ご質問やお問い合わせはお気軽に
公立千歳科学技術大学の編入試験を徹底解説|理工学部3学科の募集人員・試験科目・日程と対策【2027年度】

▶ 大学編入対策を志望校別に専門講師とマンツーマンで進めたい方は、大学編入対策コース(無料相談あり)もご覧ください。
公立千歳科学技術大学の編入学試験は、理工学部の3学科(応用化学生物学科・電子光工学科・情報システム工学科)すべてで「原則として3年次」のみの実施です。法政大学や広島大学のように学部ごとに2年次・3年次の実施が分かれたり、学科ごとに試験科目が違ったりする複雑さはありません。試験は数学の学力検査・小論文・面接の3点のみで、3学科とも共通です。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
公立千歳科学技術大学は、1998年に私立大学として開学し、2019年に公立大学法人へ移行した理工系の単科大学です。単科大学であることに加え、学生数の規模自体が大規模総合大学とは異なるため、編入学試験の情報公開の粒度にもその違いが表れています。
一方で、この大学には他の大学別ハブ記事では書けている情報が2つ欠けています。ひとつは倍率です。大学公式サイトの「入試結果」ページには令和4(2022)年度から令和8(2026)年度まで5年分のPDFが掲載されていますが、編入学試験の志願者数・受験者数・合格者数はどの年度にも記載がありません。もうひとつは過去問です。「過去の入試問題」ページは大学自身が「過去の一般選抜問題と解答例を公開しています」と明記しており、公開されているのは一般選抜の問題だけです。この記事では、大学が公表している令和9(2027)年度編入学試験学生募集要項と、令和4〜8年度の入試結果PDF5年分、入学者選抜要項、学科紹介ページを実際に確認したうえで、分かることと分からないことを区別して整理します。推測で埋めた数字は一切ありません。
公立千歳科学技術大学の編入学試験は「編入学試験」1種類だけ
公立千歳科学技術大学は理工学部1学部だけの単科大学です。そのため、法政大学のように一般編入学試験・社会人編入学試験・転籍/転部/転科試験・継続学士入学試験が並立するような複雑な制度設計にはなっていません。募集要項に定められている編入に関する試験は「編入学試験」ひとつだけで、社会人向けの専用枠や在学生向けの転部・転科制度は設けられていません。
出願資格の6区分(後述)の中には、大学在学者・短大高専卒業者・専修学校修了者・海外の教育課程修了者に加えて、大学の個別審査により同等以上の学力を認められた者という区分もあります。年齢や社会人経験を理由にした専用枠はありませんが、通常の出願資格に当てはまらないケースはこの個別審査で対応する設計です。個別審査を希望する場合は、2026年6月22日(月)までに入試広報課へ申請書類を提出する必要があります。出願期間(7月1日〜10日)よりも1か月以上前が締切になっている点に注意してください。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)と編入学者に求める能力
公立千歳科学技術大学は、大学の理念として「理工学分野をはじめとする幅広い教育と研究を通して、高い知性とすぐれた人格を有する世に有為なる人材を育成するとともに、学術・産業の振興に貢献します」「知の拠点として大学が有する人材と知恵を社会に提供し、地域との共生を通して社会とともに発展する大学を目指します」の2点を掲げています。入学者に求める学生像としては、「自然現象や科学技術およびこれらの活用に興味関心のある人」「理工学の基礎知識から応用分野にいたるまでの総合的な知識や技術を生かして社会の発展に貢献したい人」「人間と環境が調和した安全で安心な未来づくりに挑戦したい人」といった項目に加えて、「教えられるのではなく主体的に目標を立てて学ぶことにより問題発見を目指す意欲のある人」「将来社会において、他者との対話を通じ協働し、知識を活用し様々な課題を発見・解決できる技術者を目指す人」が明記されています。
これらの記述は一般選抜等を含む入学者全体に向けたアドミッション・ポリシーですが、編入学試験の要項冒頭にも同じ大学の理念・学生像が引用されたうえで、編入学者固有の評価軸が追加される構成になっています。つまり編入学志願者は、一般選抜の志願者と共通の理念・学生像を満たすことに加えて、次に述べる編入学者特有の要件も満たす必要があります。
編入学者に対しては、これに加えてもう一段具体的な条件が示されています。理工学部のカリキュラム・ポリシーは【アカデミックリテラシー】【主体性・自律性】【チームとして活動する力】【メディアリテラシーを駆使した課題発見力】【専門的知識・技術を活用する力】という5つの素養の育成を掲げていますが、募集要項は「編入学者には、上記5つの素養のうち、特にアカデミックリテラシー、主体性・自律性、チームとして活動する力について、理工学部在学中の学生と同等程度の能力を有することを求めます」と明記しています。専門知識そのものよりも、学び方・自律性・協働する姿勢の3点が在学生と同等水準にあるかどうかを重視する評価軸だと分かります。この3つは学力検査(数学)だけでは測りにくい部分であり、小論文と面接に評価の比重がかかっている理由もここにあります。
学科別の募集人員と実施年次【2027年度】
理工学部3学科の編入学試験は、学科ごとに実施年次や募集人員が分かれることなく、すべて同じ条件です。
| 学部 | 学科 | 2年次 | 3年次 | 募集人員 |
|---|---|---|---|---|
| 理工学部 | 応用化学生物学科 | × | ○ | 若干名 |
| 電子光工学科 | × | ○ | 若干名 | |
| 情報システム工学科 | × | ○ | 若干名 |
この表から読み取れる点は2つです。
ひとつは、2年次編入がどの学科にも用意されていないことです。短期大学や高等専門学校を卒業して2年次で編入したいと考えている場合、公立千歳科学技術大学は選択肢になりません。募集要項は編入年次を「原則として3年次」と定めており、志願者が入学前に修得した単位を大学が一括認定方式・個別認定方式で審査したうえで編入年次を決定する仕組みです。3年次入学が原則ではあるものの、認定される単位数によっては入学後2年間での卒業ができない場合もあると要項に明記されています(この点は後述の「単位認定と修業年限」で改めて扱います)。
もうひとつは、募集人員が3学科とも「若干名」とだけ記載され、具体的な人数が公表されていないことです。法政大学のように「2年次15名/3年次10名」のような数字が学部ごとに示されている大学とは対照的です。若干名という表記そのものは編入学試験では珍しくありませんが、公立千歳科学技術大学の場合はこれに加えて後述のとおり実施結果(志願者数・合格者数)も非公表のため、外部から募集規模の実態を推測する材料がほとんどありません。出願を検討する場合は、人数の少なさを前提に、志望理由書と面接での準備を厚くする発想が現実的です。
受験資格|自分が出願できるかを先に確かめる
出願資格は学科による違いがなく、3学科共通で以下の6区分のいずれかに該当することが条件です。
| 区分 | 出願資格 |
|---|---|
| ① | 大学を卒業した者および2027年3月31日までに卒業見込みの者 |
| ② | 大学に2年以上在学していた者および2027年3月31日までに2年以上の在学となる者 |
| ③ | 短期大学または高等専門学校を卒業した者および2027年3月31日までに卒業見込みの者 |
| ④ | 専修学校の専門課程(修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上であるものに限る)を修了した者および2027年3月31日までに修了見込みの者 |
| ⑤ | 外国において、学校教育における14年以上の課程を修了した者または2027年3月31日までに修了見込みの者 |
| ⑥ | 本学における個別の入学資格審査により、これらと同等以上の学力があると認められた者 |
この6区分に加えて、募集要項はもうひとつ条件を課しています。「志望学科と関連の深い学科または課程を卒業(修了)または在籍している者」という制約です。つまり①〜⑥のどれかに該当するだけでは足りず、出身の学科・課程が志望する応用化学生物学科・電子光工学科・情報システム工学科のいずれかと関連性が認められる必要があります。何をもって「関連の深い」と判断するかは要項に具体的な基準の記載がなく、個別の出願資格審査(区分⑥)と同様に、事前に入試広報課へ問い合わせて確認しておくのが安全です。
外国籍の場合は追加の要件があります。日本国以外の国籍を有する場合、日本語能力試験N2(JLPT)相当以上の日本語能力を持ち、在留資格「留学」を入学時に取得できる見込みがあること、かつ本学入学から卒業までの授業料・生活費を確実に支弁できることが求められます。
区分②(大学に2年以上在学していた者)は、卒業を前提としていない点に注意してください。文言上は「大学に2年以上在学していた者」とだけ定められており、卒業(見込み)の有無は問われていません。そのため、大学に2年以上在学したものの何らかの事情で退学・除籍となった場合や、卒業要件を満たさないまま在学期間だけが2年を超えている場合でも、この区分に該当すれば出願できる可能性があります。ただし前述の「志望学科と関連の深い学科または課程」という共通条件は区分②にも適用されるため、在学していた学部・学科と志望学科との関連性は別途問われます。
試験科目と選抜方法【2027年度】
選抜方法は出願書類・学力検査(数学)・小論文・面接による総合評価で、3学科とも同じ試験を同じ時間割で受けます。試験日は2026年8月23日(日)の1日だけです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9時20分まで | 集合 |
| 9時40分〜10時40分(60分) | 学力検査(数学) |
| 11時00分〜12時00分(60分) | 小論文 |
| 受験票で通知 | 面接試験(1人あたり20分程度の個人面接) |
学力検査は数学のみで、出題範囲は「大学初年度で学ぶ程度の微分積分と線形代数」と要項に明記されています。物理・化学・生物といった理科科目や、英語の試験は編入学試験には含まれていません。これは3学科共通の条件で、応用化学生物学科を志望する場合でも化学の試験は課されません。
小論文は「与えられたテーマについて論述する(600〜800字程度)」という形式のみが公表されており、具体的な出題テーマは要項に記載がありません。面接は1人あたり20分程度の個人面接で、開始・終了時間は受験者ごとに異なるため受験票で通知されます。
学部・学科によって試験科目が枝分かれする大規模大学と違い、公立千歳科学技術大学は「数学・小論文・面接」という同じ3点をどの学科の志望者も受けます。対策の的を絞りやすい半面、学力検査が数学1科目しかないぶん、その1科目での失点が相対的に重くなりやすい構造でもあります。
参考として、大学の入学者選抜要項(一般選抜等向け)は、入学者に求める「知識・技能」として、高校段階で数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学Cの基礎的な知識・能力を身につけておくことを望むと述べています。これに対して編入学試験の学力検査は「大学初年度で学ぶ程度の微分積分と線形代数」であり、高校数学の先、大学教養課程レベルの内容が出題範囲に指定されている点が一般選抜の想定ラインとは異なります。出身校ですでに大学レベルの微分積分・線形代数の講義を履修している場合はその復習で足りますが、高専の低学年や専修学校からの出願で大学教養レベルの数学に触れる機会が少なかった場合は、教科書を自習で補う準備期間を長めに見込んでおく必要があります。
出願手続と提出書類
出願はインターネット出願のみで、書面での配布は行われません。出願期間は2026年7月1日(水)から7月10日(金)までの10日間で、この期間内に(1)インターネット出願サイトでの出願登録、(2)入学検定料の支払い、(3)出願書類の郵送(速達簡易書留、消印有効)の3つをすべて完了させる必要があります。いずれか1つでも期限に間に合わないと出願は受理されません。
| 提出書類 | 注意点 |
|---|---|
| 入学志願票 | インターネット出願サイトで入力・検定料支払い後にA4片面印刷。本人確認に使うため顔写真を鮮明に |
| 写真データ | 単身・正面・上半身・脱帽・背景なし。出願前3か月以内撮影。JPEGまたはPNG、20MB以内 |
| 志望理由書 | 大学所定様式。黒ボールペンで志願者本人が自筆記入(詳細は次章) |
| 卒業(見込)証明書等 | 出願資格の区分によって「卒業・修了(見込)証明書」または「在学証明書・在学期間証明書」を使い分け |
| 成績証明書 | 最終学歴または在学中の学校が発行。修得科目名・単位数・評価が明記されたもの |
| 講義要項(シラバス)等 | 単位を修得した科目の、修得した年度のシラバスを成績証明書の科目順に揃えて提出。高専出身者は1〜5年次の全修得科目分 |
| 在留カードの写し等 | 外国籍の場合のみ。日本居住者は在留カード、それ以外はパスポートの写し |
出願書類は市販の角形2号封筒に封入し、印刷した宛名ラベルを貼付したうえで「速達簡易書留」で郵送します。消印が締切日の翌日以降になっている場合は受理されず、大学へ直接持参しても受理されない点も要項で注意喚起されています。速達簡易書留は郵便局の窓口で手続きする必要があるため、出願期間の最終日ぎりぎりに投函しようとすると窓口の営業時間に間に合わないリスクがあります。書類一式が揃った段階で早めに郵送を済ませておくのが安全です。
提出書類の中でとりわけ手間がかかるのはシラバスです。成績証明書に記載された修得科目の順番に揃え、しかも「単位を修得した年度」のシラバスを使う必要があります。2024年度に修得した科目なら2024年度版のシラバス、2025年度に修得した科目なら2025年度版のシラバスというように、年度違いのシラバスを取り違えないよう出願前に手元へ揃えておくことが求められます。高専出身者は1年次から5年次まで全学年分の修得科目のシラバスが対象になるため、準備には相応の時間がかかります。
入学検定料は30,000円で、コンビニエンスストア・ペイジー・クレジットカードのいずれかで支払います。手数料は志願者負担です。一度納入した検定料は、出願自体をしなかった場合や二重払いの場合を除いて返還されません。
インターネット出願の流れ
出願はすべてインターネット出願サイト経由で行います。募集要項に沿って手順を整理すると、おおむね次の9ステップです。
- インターネット出願サイトにアクセスする(パソコンが無い場合はコンビニエンスストア等のネットプリントサービスを利用する案内あり)
- ユーザー登録を行う。常に受信可能なメールアドレスの登録が必要で、「@erakuqjp」ドメイン等からのメール受信を許可しておく
- 出願登録画面で必要事項を入力する
- 入学検定料を支払う(コンビニエンスストア・ペイジー・クレジットカードのいずれか)
- 出願に必要な書類(志望理由書・卒業証明書等・成績証明書・シラバス等)を準備する
- 入学志願票と宛名ラベルを印刷する(Adobe Acrobat Readerが必要)
- 必要書類一式を宛名ラベルを貼付した封筒に入れ、「速達簡易書留」で郵送する(出願締切日当日の消印有効)
- 入学検定料の入金確認後、受験票をマイページから印刷する(大学からの郵送は無い)
- 合格発表日にマイページで合否を確認する(合格通知書の送付が正式な発表)
特に注意したいのは、書類を郵送しただけでは出願は完了しないという点です。①インターネット出願サイトでの出願登録、②入学検定料の支払い、③出願書類の郵送という3つの手続きすべてを出願期間内(2026年7月1日9時〜7月10日17時)に終える必要があります。入学検定料の入金確認には2時間程度かかる場合があるため、余裕を持って支払いを済ませておくことが要項でも呼びかけられています。
出願上の注意点
出願書類に不備がある場合や、必要書類が揃っていない場合は受理されません。書き損じた場合は二重線を引いて訂正印を押し、余白に正しく記入し直すルールです。「故意に事実をまげて登録・記入されている」と判断される場合には、出願を認めない、あるいは合格・入学を取り消すことがあると明記されています。一度提出された出願書類の内容変更は認められません(住所や電話番号の変更は入試広報課への連絡が必要)。また、一度提出された出願書類は、いかなる理由があっても返還されません。出願書類に記載された個人情報は、合否判定・志願者への通知・入学後の学籍管理や学習指導・学生支援・大学広報の調査研究以外には使用されず、調査研究の結果を発表する際も個人が特定できないよう対処するとされています。
日程・スケジュール【2027年度】
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年7月1日(水)〜7月10日(金)(消印有効) |
| 個別入学資格審査の申請締切(該当者のみ) | 2026年6月22日(月) |
| 受験上の配慮に関する事前相談 申請締切 | 2026年7月10日(金)必着 |
| 試験日 | 2026年8月23日(日) |
| 試験会場 | 公立千歳科学技術大学 本部棟 |
| 合格発表日 | 2026年9月4日(金)8時30分 |
| 入学手続期間 | 2027年2月1日(月)〜2月10日(水) |
| 編入時期 | 2027年4月1日 |
出願から合格発表までは約2か月です。合格発表はインターネット出願サイトの「マイページ」でも確認できますが、この掲載期間は合格発表日を含めて7日間しかありません。合格通知書の送付が正式な合格発表とされているため、電話等での合否問い合わせには応じてもらえない点も要項に明記されています。
入学手続は合格発表の約5か月後、2027年2月1日から2月10日までの10日間です。この期間内に入学料等の納入と必要書類の提出を完了しないと入学辞退として扱われます。
受験票と合格発表の受け取り方
受験票は大学から郵送されません。出願書類を受理された志願者は、インターネット出願サイトの「マイページ」から各自で印刷する方式です。印刷可能な時期はインターネット出願サイトのお知らせで通知され、受験票の発行と併せて、登録したメールアドレス宛に試験当日のスケジュール等も通知されます。試験日の4日前になっても受験票が発行されない場合は、入試広報課への問い合わせが案内されています。受験票は試験終了後も、大学への問い合わせ時の確認に必要になるため大切に保管しておく必要があります。
合格発表も同様にマイページ経由が基本です。合格発表日は2026年9月4日(金)8時30分で、合格者には合格通知書が送付されますが、地域によっては発表日当日に届かない場合があるとされています。本人宛てに送付される合格通知書をもって正式な合格発表となり、マイページでの合否掲載期間は発表日を含めて7日間に限られます。合否についての電話等での問い合わせには応じてもらえない点も、事前に把握しておくとよいでしょう。
志望理由書はどう書くか
志望理由書は大学所定の様式を使います。様式は「本学への編入学を志願した理由、および入学後に学びたい内容を記入してください」という1つの設問に対して自由記述する形式で、文字数の上限は「この用紙の枠内」とだけ指定されています。字数の数値指定(たとえば「800字以内」)はなく、様式の記入欄のスペースそのものが上限になる点が特徴です。
記入方法にも指定があります。黒のボールペン(消せるものは不可)を使用し、志願者本人が自筆で記入すること、文字は楷書・数字は算用数字で正確かつ丁寧に記入することが求められます。書き損じた場合は二重線を引いて訂正印を押し、余白に正しく書き直すルールです。ワープロやパソコンでの作成・印刷は認められていません。
設問が「志望理由」と「入学後に学びたい内容」の2つに分かれていることを踏まえると、記入欄の中でこの2つを明確に書き分ける構成が読みやすくなります。特に「入学後に学びたい内容」は、後述する3学科それぞれのカリキュラムの特色と結びつけて具体的に書けるかどうかが、面接での質問にもつながる部分です。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
受験上の配慮に関する事前相談
障害等があり、試験や入学後の学修に際して特別な配慮を必要とする場合は、所定の期日(2026年7月10日(金)必着)までに申請書類を提出する必要があります。日常生活で使用している補聴器や車椅子等を使用して受験する場合も、必ず事前申請が必要とされています。配慮の一例として、別室受験、1階の試験室での受験、トイレに近い試験室での受験、車椅子の使用等が挙げられています。申請には、受験上の配慮に関する事前相談申請書、医師の診断書の原本、障害者手帳の該当ページの写し(該当者のみ)の提出が必要です。事前相談の締切日以降であっても、受験上・修学上で特別な措置が必要になった場合は速やかに申し出るよう案内されています。
試験当日の注意事項
試験会場は本部棟です。大学には本部棟と研究実験棟の2校舎がありますが、編入学試験の会場は本部棟に指定されています。受験票と筆記用具を必ず持参し、上履きは不要、服装の指定もありません。昼食が必要な場合は持参する必要があり、試験会場に付添人の控室は用意されていないため、障害等の理由で付添人が必要な場合は事前に申し出る必要があります。試験会場への入場時には受験票が確認され、受験票を忘れた場合は係員に申し出るよう案内されています。受験票に記載された集合時間までに試験室へ入室し、時間に遅刻した場合は受験できません(自然災害等の不可抗力による遅刻は特別措置を講じる場合があるため、直ちに係員へ申し出る必要があります)。
試験時間中に机上に置けるのは、受験票、筆記用具(HBまたはBの鉛筆・シャープペンシル)、消しゴム、鉛筆削り(小型で手動のもの)、時計(電卓・辞書等の機能があるものや秒針音のするもの、キッチンタイマー等は不可)、眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋や箱から中身だけ取り出したもの)のみです。定規・コンパス・電卓・そろばん・グラフ用紙等の補助具や、携帯電話・スマートフォン・ウェアラブル端末・タブレット端末・電子辞書・ICレコーダー・イヤホン・音楽プレーヤー等の電子機器類は、試験時間中の使用はもちろん、身に付けていたり手に持っていたりするだけでも不正行為の対象になります。腕時計のアラーム機能は解除しておく必要があり、数式等がプリントされている服の着用も認められていません。耳せんは試験監督者の指示が聞き取れなくなるおそれがあるため使用が認められておらず、周囲の物音(咳・くしゃみ・空調音・足音など)による救済措置も行われません。不正行為と認定された場合は、その場で受験の中止・退室が命じられ、受験したすべての試験の成績が無効になります。
災害救助法適用地域からの受験に関する特別措置
公立千歳科学技術大学は、災害救助法適用地域(入学予定年月日から遡り1年以内に災害救助法が適用された地域)からの受験希望者に対して、経済的支援を図るための特別措置を設けています。主たる学資負担者の自宅家屋が損壊(全壊・大規模半壊・半壊)した場合や、主たる学資負担者が死亡・行方不明の場合が対象で、必要書類を添えて申請し許可されると、入学検定料の免除(出願開始日の1週間前までに申請)、入学料の免除(入学手続期間内に申請)を受けられます。編入学試験もこの令和9(2027)年度入学試験の特別措置の対象に含まれています。該当する可能性がある場合は、早い段階で入試広報課に相談しておくとよいでしょう。
倍率・実施結果は公表されていない
これがこの記事で最も強調しておきたい事実です。公立千歳科学技術大学は、編入学試験の志願者数・受験者数・合格者数・倍率を一切公表していません。
大学公式サイトの「入試結果」ページには、令和4(2022)年度から令和8(2026)年度まで5年度分の入試結果PDFが掲載されています。実際にこの5本すべてを確認したところ、掲載されているのは一般選抜(前期日程・公立大学中期日程)・総合型選抜・学校推薦型選抜(学校推薦型A・学校推薦型B)の募集人員・志願者数・志願倍率・受験者数・合格者数・入学者数のみで、編入学試験の欄はどの年度のPDFにも存在しませんでした。同様に、令和9(2027)年度入学者選抜要項(一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜をまとめた全24ページの冊子)を確認しても、編入学試験についての記載は一切ありません。編入学試験は募集要項自体が別冊で独立して発行されており、実施結果の集計・公表の対象からも外れているとみられます。
この状態は、法政大学や広島大学のような大規模大学の編入学試験とは対照的です。それらの大学では「制度別・学科別の内訳は非公表」という制約はあっても、少なくとも学部単位の合計倍率は毎年公表されます。公立千歳科学技術大学の場合はその最低限の数字すら外部から確認する手段がなく、過去に何名が出願し何名が合格したのかを知る唯一の方法は、大学入試広報課へ直接問い合わせることです。倍率が分からない前提で出願準備を進める必要がある、という点自体を認識しておくことが対策の第一歩になります。
なぜここまで公表範囲が違うのか、公表資料からはっきりした理由は分かりません。ただし事実として言えるのは、公立千歳科学技術大学の編入学試験は募集人員が3学科とも「若干名」という小規模な枠であり、大規模大学のように学部単位で数十名の募集がある試験とは母数の性質そのものが異なるということです。募集規模が小さい試験では、実際の合格者数が数名以下になりやすく、公表すればほぼ個人が特定できてしまう水準になり得ます。これは一般論であり、公立千歳科学技術大学がこれを理由に非公表としていると公式に説明しているわけではありませんが、少人数募集の編入学試験で倍率非公表の大学が他にも見られる背景として押さえておく価値はあります。
単位認定と修業年限
募集要項には、編入年次の決定方法についてもう一段踏み込んだ説明があります。志願者が本学入学前に修得した単位は、一括認定方式および個別認定方式という2つの方式で大学が単位認定を行い、その認定単位数によって編入年次が決まる仕組みです。「原則として3年次」という記載は、あくまで大学が想定する標準的な認定結果であり、個々の出願者の単位修得状況によっては異なる年次になり得ることを意味します。
さらに注意すべき記載として、3年次に編入できた場合でも、認定される単位数等によっては入学後2年間で卒業できない場合があると要項に明記されています。理工学部は実験・実習を伴う専門科目が多く、出身校で修得した科目がそのまま専門科目の単位として認定されるとは限りません。3年次編入=卒業までちょうど2年、と単純に見込むのではなく、出願前の段階で自分がどの科目をどれだけ持ち込めそうか、可能であれば個別に大学へ相談しておくことが望ましいといえます。
学科ごとに、何から手をつけるべきか
3学科とも試験科目(数学・小論文・面接)は共通ですが、学科ごとに学びの内容は大きく異なります。大学公式の学科紹介ページの記載をもとに、それぞれの特色と対策の方向性を整理します。
| 学科 | 学びの柱 | 主な卒業後の進路 |
|---|---|---|
| 応用化学生物学科 | 応用化学分野/環境・生物工学分野 | マテリアル産業、医療関連産業、電子情報関連産業、大学院進学、理科教員 |
| 電子光工学科 | オプトエレクトロニクス分野/通信・ロボティクス分野 | 電気・電子システム開発、光デバイス・ロボティクス機器開発、ソフトウェア開発、大学院進学、数学・情報科教員 |
| 情報システム工学科 | 情報通信応用分野/ICTソリューション分野/サービス科学・工学分野 | 情報システム開発、通信系メーカー企画・開発、ITサービスデザイン(UIデザイナー等)、大学院進学、数学・情報科教員 |
応用化学生物学科|化学と生物学を基盤に応用分野へ
大学は応用化学生物学科について、化学と生物学を基盤とし、素材関連や医療分野だけでなく食品・環境などの幅広い分野に役立つ応用力を養うと説明しています。学科の柱は「応用化学分野(新物質・新材料の開発や材料の高性能化を目指す学び)」と「環境・生物工学分野(生物の機能活用や環境・医療分野への貢献を目指す学び)」の2つで、これに研究手法に不可欠なコンピュータスキルの修得も加わります。広範なテーマの実験実習と卒業研究を通じて、どのような分野にでも対応できる知識と柔軟な思考、コミュニケーション能力を身につけることを目標に掲げています。卒業後の進路として、マテリアル産業(材料製造・評価・加工、医療応用)、医療関連産業(機器製造、薬品開発)、電子情報関連産業(電子・光学部品製造)、大学院進学に加え、中学校教諭一種免許状[理科]・高等学校教諭一種免許状[理科]の取得も可能とされています。出身校で化学・生物系の実験科目をどれだけ履修してきたかが、シラバス提出や面接での質問に直結しやすい学科です。学力検査は数学(微分積分・線形代数)のみですが、志望理由書と面接では、出身校での実験経験や、応用化学分野・環境生物工学分野のどちらに関心があるかを具体的に言語化しておく準備が有効です。
電子光工学科|電子工学から光工学の最先端まで
電子光工学科は、電子工学の基本から光工学の最先端までを学ぶことにより、電気電子・情報通信、ロボット技術など、産業発展や人の支援が可能な新しい「ものづくり」「システムづくり」を創造できる能力を養うと説明されています。携帯機器や家電製品に使われるレーザ・LED・光ファイバ・光センサといった技術を理解したうえで「オプトエレクトロニクス分野」「通信・ロボティクス分野」の専門知識を修得する、光工学と電子工学を融合させた学びが特色です。異なるデバイスを有機的に結びつける「システムづくり」の知識や、最先端の光通信技術・センシング技術・自動制御ロボット技術、コンピュータやプログラミングのスキルも養成します。卒業後の進路は、システム開発・運用(電気・電子システム、情報通信・ネットワーク分野)、機器開発・製造(光デバイス、ロボティクス分野)、ソフトウェア開発、大学院進学、中学校・高校教員(数学・情報)が挙げられています。工業高校・高専の電気電子系学科や、大学・短大の理工系学科からの出願が中心になると想定されますが、いずれの場合も学力検査の数学(微分積分・線形代数)は電子回路やシステム設計の基礎になる分野なので、出身校のカリキュラムで手薄になりやすい線形代数を重点的に固めておく価値があります。
情報システム工学科|情報社会・情報通信・情報システムを横断的に
情報システム工学科は、情報社会・倫理、コンピュータおよび情報処理、情報システム、情報通信ネットワーク、マルチメディア表現・技術を学び、教育工学・情報通信工学・サービス工学を横断的に学ぶことで、社会を進歩発展させられる技術系リーダーの育成をめざす学科と説明されています。ICT活用による新しいビジネスやサービスの創出力を、「情報通信応用分野」「ICTソリューション分野」「サービス科学・工学分野」で実践的に養うのが特色で、社会や地域、観光などの諸問題の解決に取り組むプロジェクト系科目を多数開講し、チームワークを通じて論理的思考と協働姿勢を身につける点も強調されています。卒業後の進路は、情報システム開発部門、電気・電子・通信系メーカーの企画・開発部門、ITサービスデザイン部門(UIデザイナー等)、大学院進学、中学校・高校教員(数学・情報科)です。情報系の学科・課程からの出願であれば専門科目の親和性は高い一方、数学の学力検査(微分積分・線形代数)は情報系のカリキュラムでは比重が軽い場合もあるため、出身校での履修状況によっては編入学試験に向けて独自に補強が必要になることがあります。
3学科に共通する準備の優先順位
試験科目が数学・小論文・面接の3点に絞られている以上、優先順位は明快です。第一に、出題範囲が明示されている数学(大学初年度で学ぶ程度の微分積分と線形代数)を出身校の教科書レベルから見直すこと。第二に、小論文(600〜800字)は具体的なテーマが公表されていないため、自分の志望学科に関連する時事・技術トピックについて600〜800字でまとめる練習を複数回重ねておくこと。第三に、志望理由書と面接の内容を、上記の学科紹介にある言葉(応用力・実践的スキル・技術系リーダー等)と自分の経験を結びつけて具体化しておくことです。
過去問は公表されていない、公表されている出題範囲だけを頼りに対策する
公立千歳科学技術大学の「過去の入試問題」ページは、ページ冒頭で「過去の一般選抜問題と解答例を公開しています」と明記しています。実際に掲載されているのは、令和6(2024)年度から令和8(2026)年度までの一般選抜(前期日程・公立大学中期日程)の数学・物理・化学・生物の問題・解答例・出題意図のPDFのみで、編入学試験の過去問・解答例は一切含まれていません。ページ内にも編入学試験の過去問についての言及そのものがありません。
MEGA(大学編入の過去問アーカイブとして広く出回っている非公式の共有フォルダ)や大学が加盟するGoogleドライブ等の外部ソースについても確認しましたが、公立千歳科学技術大学の編入学試験に関する過去問は見つかりませんでした。したがって、この記事では出題テーマの推測や過去問題の再構成は行いません。
公式に分かっている情報は、学力検査が数学のみで出題範囲は「大学初年度で学ぶ程度の微分積分と線形代数」であること、小論文は600〜800字程度で「与えられたテーマについて論述する」形式であること、の2点に限られます。参考にできるとすれば、同じ大学が公開している一般選抜の数学の過去問(令和6〜8年度分がPDFで公開されています)です。ただし一般選抜と編入学試験は出題範囲の粒度も試験時間(編入学試験は60分)も異なる別の試験であるため、あくまで「大学入学共通テスト・個別学力検査で数学がどの程度のレベルで出題される大学か」という肌感覚をつかむための参考にとどめ、編入学試験の対策としてそのまま流用しないよう注意してください。
学費と入学後にかかる費用
入学料は、千歳市内に一定期間住所を有する「千歳市内者」とそれ以外とで金額が異なります。
| 区分 | 入学料 |
|---|---|
| 千歳市内者 | 141,000円 |
| 左記以外の者 | 282,000円 |
千歳市内者とは、入学の日の属する月の初日において本人または保証人(1親等の親族)が引き続き1年以上千歳市に住所を有し、入学後も引き続き住所を有する見込みの者を指し、証明として住民票の提出が必要です。編入学の場合は出身校の所在地にかかわらず、あくまで本人(または保証人)の住所地で判定される点に留意してください。
授業料は春学期267,900円・秋学期267,900円で、年間合計535,800円です。これに加えて、入学手続時に学生教育研究災害傷害保険料(2026年度入学者は3年次編入の場合1,750円)と同窓会費12,000円の納入が別途必要になります。国の「高等教育の修学支援新制度」による減免制度もありますが、入学手続時にはいったん入学料を全額納入し、後日、減免対象者に認定された場合に差額が返還される仕組みです。
アクセス面では、JR千歳駅から快速列車で新千歳空港駅まで約5分、札幌駅からは快速列車で約35分という立地です。大学まではJR千歳駅から路線バスで約25分、車で約15分、新千歳空港からは車で約10分とされています。
入学手続後に辞退する場合と在学年限
入学手続完了後に入学を辞退する場合は、2027年3月31日(水)17時までに入試広報課へ連絡のうえ、合格者へ送付される入学手続要領に同封の「入学辞退届および入学手続時納入金返還申出書」を提出する必要があります。期日までに辞退手続きを行わなかった場合は2027年4月1日付けで入学者となり、授業料の納入義務が生じる点に注意してください。また、入学手続期間内に手続を完了していない場合は入学辞退者として扱われ、入学手続完了者であっても2027年3月31日までに大学入学資格を満たせなかった場合は入学許可が取り消されます。
在学年限については、大学が定める在学すべき年数の2倍に相当する年数を超えて在学することはできません。3年次編入の場合、標準の在学期間は2年間ですから、単純計算では在学年限は4年間ということになります。前述のとおり、認定単位数によっては2年間での卒業が難しくなるケースもあるため、この在学年限の範囲内で無理なく卒業できるかどうかも、出願前に見積もっておきたいポイントです。
併願をどう組むか
公立千歳科学技術大学の編入学試験は2026年8月23日(日)の1日だけで、学力検査(数学)・小論文・面接がすべてこの日に行われます。他大学の理工系学部の編入学試験と日程が重なる可能性があるため、併願を検討する場合は志望校それぞれの試験日を早い段階で確認しておく必要があります。出願期間も2026年7月1日〜10日という10日間に限られているため、複数校を併願する場合は、それぞれの大学の出願期間・必要書類(特に成績証明書やシラバスなど発行に時間がかかる書類)の締切が重ならないよう、逆算したスケジュール管理が欠かせません。
出題科目が数学(微分積分・線形代数)に絞られていることを踏まえると、同じく数学中心の学力検査で編入学試験を課す理工系学部を組み合わせるのが対策の重複を減らす基本的な考え方です。全国の国公立大学工学部・理工学部の編入学試験も視野に入れて検討する場合は、当メディアで公開している広島大学工学部の編入学試験を徹底解説、富山大学の編入試験を徹底解説、九州大学の編入学試験を徹底解説もあわせてご確認ください。公立千歳科学技術大学と同様に、募集人員や試験科目の公表範囲は大学ごとに差があるため、志望校を1校に絞らず、公表情報の粒度も含めて複数校を比較しておくことをおすすめします。
よくある質問
Q. 公立千歳科学技術大学の編入学試験は2年次からも出願できますか?
A. いいえ。2027年度の学生募集要項によれば、理工学部の3学科(応用化学生物学科・電子光工学科・情報システム工学科)はいずれも編入年次を「原則として3年次」としており、2年次編入の実施はありません。
Q. 募集人員は各学科何名ですか?
A. 大学は3学科とも「若干名」とだけ公表しており、具体的な人数は明らかにしていません。過去に何名が合格したかも、大学が公表する入試結果のPDFには編入学試験の欄自体が無いため確認できません。
Q. 編入学試験の倍率はどこで確認できますか?
A. 公表されていません。大学公式サイトの「入試結果」ページには令和4(2022)年度から令和8(2026)年度まで5年分のPDFが掲載されていますが、いずれも一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜の数字のみで、編入学試験の志願者数・受験者数・合格者数は記載がありません。
Q. 過去問は公開されていますか?
A. 「過去の入試問題」ページで大学自身が「過去の一般選抜問題と解答例を公開しています」と明記しているとおり、公開されているのは一般選抜の問題のみです。編入学試験の過去問・解答例は公式には公開されていません。
Q. 学力検査の出題範囲を教えてください。
A. 数学のみで、「大学初年度で学ぶ程度の微分積分と線形代数」が募集要項に明記されています。試験時間は60分です。
Q. 小論文はどんなテーマが出ますか?
A. 大学は「与えられたテーマについて論述する(600〜800字程度)」とだけ公表しており、具体的な出題テーマは公表されていません。
Q. 高専生や短大生でも出願できますか?
A. 出願資格の区分③に該当すれば出願できます。ただし「志望学科と関連の深い学科または課程」を卒業(見込み)していることが前提条件になるため、自分の出身学科がどう扱われるかは事前に入試広報課へ確認しておくのが安全です。
Q. 出願から合格発表まではどれくらいの期間ですか?
A. 2027年度入学の日程では、出願期間は2026年7月1日〜10日、試験日は8月23日、合格発表は9月4日です。出願受付開始から合格発表まで約2か月、そこから入学手続(2027年2月1日〜10日)、入学(2027年4月1日)まではさらに数か月の期間があります。
Q. 志望理由書はパソコンで作成してもよいですか?
A. 認められていません。大学所定の様式に、黒のボールペン(消せるものは不可)を使って志願者本人が自筆で記入する必要があります。文字は楷書、数字は算用数字で正確かつ丁寧に記入することが求められています。
Q. 入学検定料はどのように支払いますか?また返還されますか?
A. インターネット出願登録時に選択した支払方法(コンビニエンスストア、ペイジー、クレジットカードのいずれか)で支払います。手数料は志願者負担です。一度納入した検定料は、検定料を振り込んだが出願しなかった場合や、誤って二重に振り込んだ場合を除き返還されません。
Q. 千歳市外に住んでいても千歳市内者の入学料は適用されますか?
A. 適用されません。千歳市内者とは、入学の日の属する月の初日において本人または保証人(1親等の親族)が引き続き1年以上千歳市に住所を有し、入学後も引き続き住所を有する見込みの者を指し、住民票による証明が必要です。それ以外の場合は入学料282,000円が適用されます。
Q. 3年次に編入すれば、必ず2年間で卒業できますか?
A. 保証されていません。募集要項には、入学前に修得した単位を一括認定方式・個別認定方式で審査し、その認定単位数によっては入学後2年間で卒業できない場合があると明記されています。編入年次は「原則として3年次」ですが、実際の卒業までの年数は個々の単位認定結果次第です。
まとめ
公立千歳科学技術大学の編入学試験は、理工学部3学科(応用化学生物学科・電子光工学科・情報システム工学科)すべてで「原則として3年次」のみの実施です。募集人員はいずれも「若干名」で具体的な人数は非公表、試験は数学(微分積分・線形代数、60分)・小論文(600〜800字、60分)・面接(20分の個人面接)の3点で、学科による科目の違いはありません。単科大学ゆえに制度自体もシンプルで、法政大学のように一般編入学試験・社会人編入学試験・転籍/転部/転科試験・継続学士入学試験が並立するような分岐はなく、「編入学試験」という1つの制度に集約されています。
この大学の編入学試験を検討するうえで最も重要なのは、倍率と過去問という、他の大規模大学であれば公表されている情報がどちらも非公表だという事実を最初に理解しておくことです。合格の目安となる数字が存在しない以上、対策は「公表されている出題範囲(数学)を確実に固める」「小論文を600〜800字で書く練習を重ねる」「志望理由書と面接で、志望学科のカリキュラムと自分の経験を具体的に結びつけて説明できるようにする」という、公開情報の範囲内でできることに集中するのが現実的です。あわせて、アドミッション・ポリシーが編入学者に特に求めるとしている「アカデミックリテラシー」「主体性・自律性」「チームとして活動する力」の3点を、出身校での経験(実験・実習・プロジェクト科目・部活動等)と結びつけて言語化できるよう準備しておくと、小論文・面接の両方で評価の軸に沿った受け答えがしやすくなります。
出願資格の「志望学科と関連の深い学科または課程」という要件や、個別の入学資格審査(区分⑥)の要否、単位認定の見込みなど、公表資料だけでは判断がつかない部分は、早めに大学入試広報課(0123-27-6011、E-MAIL:nyushi@photon.chitose.ac.jp)へ直接問い合わせることをおすすめします。不測の事態により入試日程や選抜方法等が変更となる場合は大学公式ホームページで告知されるため、出願直前まで公式サイトを確認する習慣もあわせて持っておいてください。
本記事の数値は公立千歳科学技術大学が公表する令和9(2027)年度編入学試験学生募集要項、および令和4(2022)年度〜令和8(2026)年度の入試結果、令和9(2027)年度入学者選抜要項、学科紹介ページに基づいています。制度・日程・募集人員・試験科目は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず公立千歳科学技術大学が公表する最新の学生募集要項をご確認ください。過去問セクションで扱った出題範囲・形式についても同様に、大学が公表する最新の資料をご自身でご確認ください。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)



