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明治学院大学の編入学で公認心理師を目指すルート徹底解説

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結論からお伝えします。明治学院大学の心理学部心理学科は、2027年度入試の時点で編入学試験(3年次)の対象学科に含まれていません。「明治学院大学 編入 公認心理師」と検索して、編入学というルートで心理学部に入り、公認心理師を目指せないかと考えている方には申し訳ないのですが、まずこの事実を正確にお伝えする必要があります。明治学院大学の公式サイトが公開している編入学試験のページには「経営、国際経営、グローバル法、心理、教育発達、情報数理学科では編入学試験を行いません」と明記されており、心理学科は編入学生の受け入れを行っていない学科の一つに指定されています。

公認心理師とは、保健医療・福祉・教育・司法・産業といった分野で、心の健康に関する支援を行う専門職に与えられる国家資格です。法律で定められた学部の指定科目を履修して卒業したうえで、大学院の指定科目を修了する、または一定期間の実務経験を積むことで、はじめて受験資格を得られる制度になっています。明治学院大学の心理学部そのものは公認心理師カリキュラムに対応した学科ですが、そこにたどり着く方法は編入学ではなく、1年次からの一般入試などの正規ルートに限られているのが現状です。

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この記事では、まず明治学院大学の編入学制度がどのような仕組みになっていて、なぜ心理学科だけが対象外なのかという背景を整理します。そのうえで、公認心理師そのものの受験資格・取得要件を整理し、他大学で心理学系の編入学を実施している大学へ目を向ける視点、学部段階の科目が心理系でない方が使える科目等履修生などの代替ルート、大学院からのルートで注意すべき実習面の論点まで、公認心理師を目指すために現実的に検討できる選択肢を順番に紹介します。

受験資格・取得要件・実習・対策ポイントという4つの観点は、公認心理師を目指すすべての方に共通するチェックポイントです。すでに大学に在籍していて編入を検討している方、社会人から心理職への転向を考えている方、それぞれの立場で次に何を確認すべきかが分かる内容になっています。

なお、この記事で扱う「明治学院大学 編入 公認心理師」という組み合わせは、検索してもまとまった専門記事が見つかりにくいテーマです。それは裏を返せば、同じように「編入学して公認心理師を目指せないか」と考え、公式サイトの断片的な情報だけでは判断がつかず迷っている方が一定数いることの表れでもあります。誤った期待を持ったまま出願準備を進めてしまうと、時間と労力を大きく無駄にしかねません。まずは正確な制度理解から始め、そのうえで現実的な進路を組み立てていきましょう。

大学編入や資格取得に関する情報は、大学の公式発表以外にも予備校のまとめサイトや個人のブログなど、さまざまな形で発信されています。こうした二次情報は参考になる一方、更新のタイミングによっては古い制度のまま案内が残っていることもあります。重要な判断をする前には、必ず大学の公式サイトや募集要項という一次情報に戻って確認する習慣をつけておくと、この記事のような制度上の思い込みによる遠回りを避けやすくなります。

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目次

明治学院大学の編入学制度の基本|3年次のみ・実施9学科の全体像

編入学試験(3年次)の仕組みと日程

明治学院大学の編入学試験は、3年次への編入のみを対象とした制度です。1年次や2年次への編入学試験は実施されておらず、既に大学や短期大学で一定の単位を修得した方が、3年次から新たに学び直す形になります。試験区分としては、一般編入学試験と社会人編入学試験の2つが用意されており、それぞれ出願資格や選考内容が異なります。2027年度入試(2026年秋実施分)の日程は、出願期間が10月14日から10月21日まで、試験日が11月21日(土・白金キャンパス)、合格発表日が12月4日(金)、入学手続の締切が2027年1月7日(木)とされています。

ただし、この日程はあくまで編入学試験を実施している学科に適用されるものです。心理学科のように編入学試験自体を実施していない学科には、この日程は関係しません。受験を検討する際は、まず自分の志望する学科が編入学試験の対象になっているかどうかを、最新の入学試験要項で確認することが最初のステップになります。

実施学科は全17学科中9学科にとどまる

明治学院大学の編入学試験は、全ての学科で実施されているわけではありません。公式サイトには「経営、国際経営、グローバル法、心理、教育発達、情報数理学科では編入学試験を行いません」と明記されており、これらの学科は編入学生の募集自体を行っていません。一方で、文学部の英文学科・フランス文学科・芸術学科や、経済学部の経済学科、社会学部の社会学科・社会福祉学科、法学部の法律学科・消費情報環境法学科など、複数の学科では編入学試験が実施されています。全17学科のうち編入学試験を実施しているのは9学科にとどまり、学科によって編入学の可否が大きく分かれているのが実態です。

実際に、2026年度の一般編入学試験では志願者64名に対して合格者11名(倍率約4.5倍)という実績が公表されており、学科ごとの難易度差も大きいことが分かっています。明治学院大学の編入学制度全体の詳しい学科別データは、下記の関連記事でさらに詳しく解説しています。

区分心理学科の扱い備考
編入学試験(一般)対象外(実施なし)公式サイトに実施しない学科として明記
編入学試験(社会人)対象外(実施なし)一般編入学試験と同様に対象外
1年次からの一般入試対象心理学部心理学科として毎年度募集

実施学科によって、求められる出願書類や試験科目の組み合わせも異なります。文系学科では小論文や外国語の試験が中心になる一方、学科によっては専門科目の記述式試験が課される場合もあります。志望学科が決まったら、その学科固有の試験科目まで含めて早めに把握しておくことが対策の第一歩になります。

一般編入学試験と社会人編入学試験の違い

明治学院大学の編入学試験には、一般編入学試験と社会人編入学試験という2つの区分があります。一般編入学試験は、主に大学・短期大学・高等専門学校などで一定の単位を修得した方を対象としており、学科試験や面接などを通じて選考が行われます。社会人編入学試験は、社会人としての就業経験がある方を主な対象とした選考で、小論文や面接を中心に、これまでの経験を踏まえた選考が行われる傾向があります。どちらの区分で出願する場合も、対象学科であることが大前提になる点は共通しています。

出願資格には、大学に一定期間在籍し、一定の単位を修得していることなど、区分ごとに細かな条件が定められています。条件の詳細は年度ごとに更新されるため、出願を検討する段階で必ず最新の入学試験要項を取り寄せ、自分が出願資格を満たしているかどうかを確認する必要があります。

出願資格として求められる一般的な条件

編入学試験(3年次)の出願資格は、一般的に大学・短期大学・高等専門学校などに一定期間在籍し、一定以上の単位を修得していることが前提になります。具体的な在籍年数や修得単位数の条件は、学科ごと・区分ごとに細かく設定されているため、志望する学科が決まったら、その学科に対応する出願資格の条件を一つずつ確認していく必要があります。海外の大学・短期大学に在籍していた場合など、資格の個別審査が必要になるケースも案内されているため、該当する場合は早めに入学インフォメーションへ問い合わせておくと安心です。

より詳しい学科別の募集人員や試験科目については、明治学院大学の編入試験を徹底解説|学部別の募集学科・試験科目・日程・倍率と対策【2027年度】で解説していますので、あわせて参考にしてください。

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【重要】心理学部心理学科は編入学試験の対象外という事実

公式サイトの記載内容を正確に確認する

明治学院大学の入試情報サイト内、編入学試験(3年次)のページには、日程や出願方法の案内に続けて、次のような注意書きが明記されています。「本学の編入学は3年次からのみです」「経営、国際経営、グローバル法、心理、教育発達、情報数理学科では編入学試験を行いません」という文言です。心理という表記は、心理学部心理学科を指しています。つまり公式サイトの記載を素直に読む限り、心理学科は編入学試験の実施対象から明確に除外されている学科ということになります。

この情報は年度ごとに更新される入学試験要項に基づくものなので、将来的に方針が変わる可能性がゼロとは言い切れません。受験を検討する年度の最新の入学試験要項を必ず確認してください。ただし、実習科目を含む体系的なカリキュラムを組んでいる学部・学科ほど、編入学生の受け入れに慎重になる傾向が一般的に見られるため、心理学科がこの先すぐに編入学を再開する可能性は高くないと考えておくのが現実的です。

公式サイトの記載内容だけでは判断がつかない疑問点がある場合は、大学の入学インフォメーションに直接問い合わせることも有効な手段です。明治学院大学の入学インフォメーションは白金キャンパス内に設置されており、電話での問い合わせ窓口も公開されています。心理学科の編入学に関する最新の方針を確実に確認したい場合は、公式の問い合わせ窓口を利用するのが確実です。ウェブサイトの記載と実際の運用に食い違いがないかを確かめる意味でも、出願を具体的に検討する段階では一度問い合わせておくと安心です。

なぜ心理学科は編入学を実施していないのか

公式サイトには明確な理由までは記載されていませんが、心理学部心理学科のカリキュラムを踏まえると、いくつかの背景が推測できます。ひとつは、公認心理師カリキュラムに対応した学部指定科目が1年次から段階的に積み上げる設計になっており、途中の年次からの編入では必要な科目を無理なく履修しきれない可能性があることです。もうひとつは、3年次に配置されている心理演習、4年次に配置されている心理実習といった実習系科目が、少人数での実施を前提としており、定員管理や実施時期の関係で編入生を組み込みにくいという実務上の事情です。

これらはあくまで一般的に推測される背景であり、大学が公式に説明している理由ではない点には注意してください。重要なのは理由の詳細よりも、現時点で編入学の対象外という事実そのものです。この事実を前提に、次章以降では公認心理師そのものの取得要件と、現実的に検討できる代替ルートを整理していきます。理由を推測することよりも、次にどう動くかを考えるほうが、進路選びにおいてははるかに実益があります。

他の対象外学科と共通する傾向

編入学試験を実施していない学科として、心理のほかに経営、国際経営、グローバル法、教育発達、情報数理学科が名指しされています。これらの学科にも、実験・演習・実習といった段階的な積み上げを重視する科目や、資格・免許の取得を前提とした体系的なカリキュラムを組んでいるところが少なくありません。心理学科だけが特別扱いされているわけではなく、同様の理由で編入学を見送っている学科が複数あると捉えると、大学全体の方針としての一貫性が見えてきます。

逆に言えば、編入学試験を実施している9学科は、比較的柔軟に途中年次からの学生を受け入れられるカリキュラム構成になっていると考えられます。志望学科を心理学科から他学科へ切り替える選択肢は現実的ではありませんが、この違いを理解しておくと、他大学で心理系学科の編入学実施状況を調べる際にも、どのような学科が編入学を実施しやすいのかという見立てが立てやすくなります。

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そもそも公認心理師とはどんな資格か|取得ルートの基本構造

国家資格としての位置づけ

公認心理師は、公認心理師法にもとづいて2017年に誕生した比較的新しい国家資格です。保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働という5つの分野を中心に、心の健康に関する相談・助言・指導や、関係者への支援を行う専門職として位置づけられています。臨床心理士のような民間資格とは異なり、国が認める試験に合格し、登録を受けることではじめて名乗ることができる資格です。公認心理師になるには、決まった受験資格を満たす必要があります。

受験資格の基本ルート(A・Bルート)

公認心理師の受験資格を得る標準的な流れは、大きく2つのルートに整理されます。ひとつは、4年制大学で「大学における必要な科目」とされる指定科目(25科目)をすべて履修して卒業したうえで、大学院に進学し「大学院における必要な科目」とされる指定科目(10科目)をすべて履修して修了するAルートです。もうひとつは、同じく学部の指定科目25科目を履修して卒業したあと、大学院には進まず、法律で定められた施設で心理に関する業務に2年以上従事することで受験資格を得るBルートです。どちらのルートも、まず学部段階の指定科目をすべて履修し卒業することが共通の出発点になります。

このほか、制度創設時の経過措置として設けられたCルートもありますが、対象となるのは制度開始前後の一定期間に学んでいた方に限られており、これから大学に進学・編入する方が新たに該当することは基本的にありません。したがって、これから公認心理師を目指す場合は、AルートかBルートのいずれかを前提に進路を考えることになります。経過措置ルートは今後新たに該当者が生じない制度である点に注意してください。

ルート学部段階学部卒業後
Aルート指定科目25科目を履修し卒業大学院で指定科目10科目を履修し修了
Bルート指定科目25科目を履修し卒業認定施設で心理関係の業務に2年以上従事

この基本構造を踏まえると、公認心理師を目指すうえで最初に確保しなければならないのは「学部段階の指定科目をすべて履修し、その学部・学科を卒業する」という条件です。編入学というルートを検討する場合も、この条件をどう満たすかが最大の論点になり、志望校選びのあらゆる判断がこの一点に集約されると言っても過言ではありません。

大学院段階の指定科目10科目にも、学部と同様に実習系の科目が含まれています。医療機関での実習など、より実践的な現場経験が求められるため、学部段階の実習だけで公認心理師の受験資格が完成するわけではありません。学部・大学院それぞれの実習を無理なくこなせるカリキュラムかどうかを、進路選びの段階から意識しておくことが大切です。

受験資格を得たあとの国家試験

学部・大学院、あるいは学部・実務経験のいずれかのルートで受験資格を得たあとは、毎年実施される公認心理師国家試験に合格し、登録を受けることではじめて公認心理師を名乗れるようになります。受験資格を得ることと、実際に資格を取得することは別の段階である点も、あわせて理解しておく必要があります。試験の実施時期や出題範囲、合格基準といった詳細は毎年公表される実施要項に基づくため、直近の情報は試験の実施団体が公開する公式情報で確認してください。

受験資格に至るまでの道のりが長い資格であるからこそ、途中の進路選択を誤ると数年単位で遠回りになりかねません。公認心理師国家試験の実施回数・合格率・出題形式といった最新情報は、試験の実施団体である日本心理研修センターが公表する情報で確認できます。受験資格を満たすまでの道筋と、試験本番の情報は別々に確認しておく必要があります。次章では、明治学院大学心理学部が実際にどのようなカリキュラムでこの受験資格を満たす設計になっているのかを見ていきます。

5分野における公認心理師の活動イメージ

公認心理師が活躍するとされる5分野は、それぞれ求められる知識や連携先が異なります。保健医療分野では病院やクリニックで医師・看護師などと連携し、患者の心理的支援にあたります。福祉分野では児童相談所や高齢者施設などで、本人や家族への支援を行います。教育分野ではスクールカウンセラーなどとして、児童・生徒や保護者、教員への支援に関わります。司法・犯罪分野では家庭裁判所や少年鑑別所などで、司法手続きに関わる人への支援を担い、産業・労働分野では企業内でのメンタルヘルス対策やキャリア相談などに携わります。どの分野に進むかによって、大学院や実務経験で積んでおきたい経験も変わってきます。

分野主な活動場所
保健医療病院・クリニックなど
福祉児童相談所・高齢者施設など
教育学校・教育相談機関など
司法・犯罪家庭裁判所・少年鑑別所など
産業・労働企業の健康管理部門など
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明治学院大学心理学部の公認心理師対応カリキュラムと実習(心理演習・心理実習)

学部段階のカリキュラムと大学院とのつながり

明治学院大学心理学部心理学科は、1年次入学者を対象に公認心理師カリキュラムに対応した教育課程を組んでいます。学部段階では「心理学その他の公認心理師となるために必要な科目」として位置づけられる指定科目群が開講されており、これらを履修して卒業したあと、同大学大学院心理学研究科臨床心理学コースに進学することで、大学院段階の指定科目を学べる体制になっています。学部と大学院が連続したカリキュラムとして設計されている点が特徴です。

心理演習・心理実習という実習科目の位置づけ

心理学部心理学科では、3年次に心理演習、4年次に心理実習という実習系の科目が配置されています。心理演習では、公認心理師として働くうえで必要となる話の聞き方の技術や、アセスメントの技法などを学びます。心理実習では、公認心理師が活躍する医療機関や福祉施設などを実際に見学し、見学後には実習記録の作成や振り返りを行う流れです。心理演習は定員60名規模で実施されており、国内でも大きな規模の演習として位置づけられています。大学院に進学したあとは、医療機関での必須実習や、教育・福祉領域での実習など、より実践的で長期的な実習が続きます。

このように、心理演習・心理実習は3年次・4年次という特定の年次に、その年次までの学びを前提として組まれている科目です。編入学生を想定した科目配置にはなっていないという点は、心理学科が編入学試験を実施していない事実とあわせて理解しておく必要があります。1年次から順を追って学ぶことで、無理なくこれらの実習にたどり着ける設計になっていると考えられます。

なお、大学院進学は公認心理師の受験資格を得るうえで欠かせないステップです。大学院では「より実践的でより長期的な実習」が行われ、ケースカンファレンスやグループスーパービジョンを通じた学びも用意されています。学部で心理学を専攻しても、大学院までの一連の課程を修了しなければ受験資格そのものが得られない点は、あらためて押さえておきたいポイントです。

1年次入学を前提としたカリキュラム設計

ここまでの内容から分かるとおり、明治学院大学心理学部心理学科のカリキュラムは、1年次の基礎科目から始まり、学年が上がるにつれて専門性の高い科目や実習系科目へと段階的につながっていく設計になっています。3年次で心理演習、4年次で心理実習というように、各年次で学ぶべき内容が積み上げ式に組まれているため、途中の年次から入る編入生を想定した科目配置にはなっていません。心理学科が編入学試験を実施していない事実は、こうしたカリキュラム構造とも整合的だと考えられます。

心理学部の公認心理師対応カリキュラムの詳細な科目名や単位数、シラバスの内容は、大学の教育課程によって毎年見直される可能性があります。志望する場合は、大学案内や学部公式サイトで最新のカリキュラム内容を確認することをおすすめします。

臨床心理士との違いを理解しておく

心理系の資格を調べていると、公認心理師とあわせて臨床心理士という名称もよく目にします。臨床心理士は民間団体が認定する資格である一方、公認心理師は国家資格である点が大きな違いです。大学院によっては、公認心理師と臨床心理士の両方の受験資格に対応したカリキュラムを組んでいるところもあります。明治学院大学大学院心理学研究科臨床心理学コースを検討する場合も、自分が公認心理師・臨床心理士のどちらか一方、あるいは両方を目指すのかによって、確認すべき科目や実習の内容が変わってくる点は押さえておきたいところです。

心理学部で学ぶ内容は、公認心理師や臨床心理士以外の進路にもつながります。企業の人事・マーケティング部門、公務員、教育関係など、心理学の知見を活かせる職種は多岐にわたります。学部段階で心理学全般を幅広く学んでおくことが、将来の選択肢を狭めないことにつながります。編入学というルートにこだわりすぎず、学部での学びそのものの中身を確認する視点も持っておくとよいでしょう。

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公認心理師を大学編入ルートで目指す場合に必ず確認すべきポイント

編入先が公認心理師の必要科目を開講しているか

明治学院大学以外の大学で心理学系の編入学を検討する場合でも、編入学というルート自体に特有の注意点があります。公認心理師を編入学ルートで目指す人が最初に確認すべきなのは、編入先の大学が国の確認を受けた必要科目を開講しているかどうかです。心理学関連の学科であっても、すべての大学が公認心理師カリキュラムに対応しているとは限りません。志望校のシラバスや学生募集要項で、指定科目に対応した科目が用意されているかを確認する必要があります。

編入生が心理演習・心理実習を実際に受講できるか

もうひとつ見落とされがちな論点が、編入生が心理演習や心理実習といった実習系科目を、実際に受講できるかという点です。合格して2年間その大学に通えば、自動的に受験資格を得られるわけではありません。実習科目は定員や実施時期が固定されていることが多く、編入した年次によっては、必要な実習の受講機会そのものが確保できないケースもあります。編入生が心理演習を受講できるかどうかは、大学ごとに個別の確認が欠かせません。この論点については、公認心理師を編入ルートで目指す際の注意点を専門にまとめた関連記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

編入年次によって不足科目が生じるリスク

3年次編入の場合、1・2年次に配当されている指定科目のうち、編入前の在籍校で単位認定されなかった科目が不足として残ることがあります。単位認定の可否は大学ごと、学科ごとに基準が異なるため、出願前の段階で編入先の教務担当窓口に相談し、どの科目が認定され、どの科目を追加で履修する必要があるのかを具体的に確認しておくことが欠かせません。科目の不足に気づくのが入学後では手遅れになりかねません。

単位認定と在籍年数のバランスを確認する

編入学では、これまで在籍していた大学・短期大学で修得した単位の一部が、編入先の卒業要件単位として認定されます。ただし、認定される単位の科目・数には上限が設けられていることが一般的で、認定される単位が多いほど編入先での在籍期間中に履修できる科目数の余裕は小さくなります。単位認定の内容と履修可能なコマ数のバランスは事前にシミュレーションしておくことが重要です。編入前の在籍校でのシラバスと、編入先の指定科目対応表を突き合わせる作業は手間がかかりますが、この確認を怠ると、卒業までに指定科目を履修しきれないという事態にもなりかねません。

選考科目でも専門性・志望動機の一貫性が問われる

編入学試験の選考は、学科試験に加えて小論文や面接が課されることが一般的です。心理学系の学科を志望する場合、面接では「なぜこの大学のこの学科でなければならないのか」「公認心理師を目指すうえで、この編入がどう役立つのか」といった志望動機の一貫性が問われやすい傾向があります。必要科目や実習の受講可否まで調べたうえで志望していると説明できると、説得力のある回答につながります。この記事で整理した確認ポイントは、そのまま面接対策の材料としても活用できます。

費用面についても、編入学と1年次からの入学とでは在学年数が異なるため、学費の総額や生活費の見込みが変わってきます。編入学は在学年数を短縮できる可能性がある一方、必要科目が不足すれば結果的に在学期間が延びることもあります。費用だけで判断せず、確実に指定科目・実習を修了できる見通しが立つかどうかを優先して比較検討することをおすすめします。

情報収集はいつまでに終えておくべきか

編入学試験の出願は、多くの場合、試験の1〜2ヶ月前に締め切られます。単位認定の可否や実習の受講可否を教務担当窓口に確認する作業には、大学によっては数週間から1ヶ月程度かかることもあります。出願直前になって確認を始めるのではなく、出願の半年ほど前を目安に情報収集を始めておくと、余裕を持って判断できます。特に心理系のように実習系科目の扱いが論点になりやすい分野では、早めの行動がそのまま出願戦略の質につながります。

詳しくは、公認心理師になれる大学編入ルート徹底解説で、編入ルートならではの注意点を整理していますので参考にしてください。

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心理学部・心理学科への編入を実施している大学を探す視点

大学名の候補を増やす前に、募集の有無を確認する

明治学院大学の心理学科が編入学の対象外であることが分かった以上、心理学系の編入学そのものを諦めないのであれば、他大学に目を向ける必要があります。ここで大切なのは、闇雲に大学名の候補を増やすことではなく、志望年度の公式要項で、その学部・学科が本当に編入学生を募集しているかを一校ずつ確認することです。心理学系の学科は、大学によって編入学の実施状況が年度ごとに変わることも珍しくありません。ある年度には募集していた学科が、翌年度には募集を停止しているというケースも起こり得ます。

心理学部編入の大学比較から見えてくること

心理学部への編入学を実施している大学の傾向や、年度による募集内容の変化については、心理学部編入の大学比較|立教・文教は募集なし?麗澤・青学など2027年度最新状況で整理しています。この記事で解説しているとおり、有名大学であっても募集を行っていない年度があったり、逆にあまり知られていない大学が実施していたりと、大学の知名度と編入学の実施状況は必ずしも一致しません。心理学系の編入学を検討する際は、こうした比較情報を出発点にしつつ、最終的には必ず最新の募集要項で裏付けを取ることが欠かせません。

また、編入学を実施している大学が見つかったとしても、前章で触れたとおり、公認心理師の必要科目の開講状況や、実習科目を編入生が受講できるかどうかは、大学ごとに個別の確認が必要です。大学選びの段階から専門家に相談しながら情報を整理すると、遠回りを避けやすくなります。大学編入そのものの進め方に不安がある場合は、体系的な対策を提供する大学編入対策コースの活用も選択肢のひとつです。

私立大学に見られる傾向と注意点

心理学系の学科は、近年の資格志向の高まりを受けて志願者が増加傾向にある分野のひとつとされています。そのため、私立大学の中には、学部の再編にあわせて学科名称や募集内容を変更したり、総合型の学部の中に心理系のコースを新設したりする動きも見られます。学部・学科の名称が変わると、以前は募集していた編入学の枠組みごと変更されることもあります。「以前調べたときは募集していた」という情報を鵜呑みにせず、出願を検討する年度ごとに情報を更新する姿勢が欠かせません。

加えて、編入学の募集人員は各学科とも数名程度にとどまることが多く、倍率も年度によって変動しやすい傾向があります。志望校を1校に絞り込む前に、複数の大学の募集状況を比較し、出願できる時期が重ならないかどうかもあわせて確認しておくと、出願戦略を立てやすくなります。

国公立大学の編入学を検討する場合の注意点

心理学系の編入学は私立大学だけでなく、国公立大学でも実施されている場合があります。国公立大学の編入学試験は、私立大学に比べて実施校・実施学科自体が限られる傾向があり、試験科目に専門科目の記述式試験が課されることも珍しくありません。国公立大学を志望する場合は、私立大学以上に早い段階から専門科目の対策を始めておく必要があります。都道府県別の大学編入情報をまとめた記事も参考にしながら、私立・国公立の両方の選択肢を視野に入れて検討することをおすすめします。

候補校がある程度絞れてきたら、オープンキャンパスや個別相談会に足を運び、教職員に直接質問できる機会を活用するのも有効です。ウェブサイトの記載だけでは分からない実習の運用状況や、編入生の在籍実績を尋ねられる貴重な機会になります。公式サイト・募集要項・個別相談という複数の情報源を突き合わせることで、思い込みによる出願ミスを防ぎやすくなります。

候補校を比較する際は、大学名を並べたリストだけでなく、「募集の有無」「必要科目の開講状況」「実習の受講可否」「単位認定の見込み」といった項目を一覧にした自分用のチェックリストを作っておくと、比較がしやすくなります。項目を並べて比較することで、印象や知名度だけで志望校を決めてしまうリスクを減らせます。候補校が複数ある場合ほど、こうした整理の効果は大きくなります。

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学部段階の科目が心理系でない場合の代替ルート(科目等履修生・大学院からの転向)

科目等履修生・選科履修生で学部指定科目を積み増す

すでに他学部・他学科を卒業していて、これから公認心理師を目指したいという方もいます。このような場合、大学に再入学・再編入する以外に、科目等履修生や選科履修生として、不足している学部指定科目だけを個別に履修するという方法があります。放送大学など一部の大学では、心理演習・心理実習といった実習系科目を除く座学の指定科目については、科目等履修生でも履修できる制度が用意されています。

ただし、ここには重要な注意点があります。学部段階のカリキュラムを公認心理師の受験資格として認めてもらうには、単に必要な単位を取得するだけでなく、その大学・学部を正規に卒業したことが条件になります。科目等履修生としていくら座学の単位を積み上げても、卒業要件を満たしていなければ、公認心理師の受験資格には直結しません。実習系科目である心理演習・心理実習は、多くの場合、全科履修生(正規の学生)として入学しなければ履修できない点にも注意が必要です。

通信教育課程を設けている大学の中には、スクーリング(対面授業)を組み合わせることで、実習系科目を含めたカリキュラムを正規の学生として履修できるところもあります。通学制・通信制のどちらを選ぶ場合も、実習の実施形態と自分の生活スタイルが両立できるかを事前に確認しておく必要があります。費用や在学期間も大学によって差があるため、複数の候補を比較したうえで検討することをおすすめします。

大学院からのルートを検討する場合の注意点

「学部はもう卒業しているので、大学院から公認心理師を目指したい」と考える方も少なくありません。しかし前述のとおり、Aルートで大学院に進学するには、その前提として学部段階の指定科目25科目をすべて履修し卒業している必要があります。学部で心理学以外を専攻していた場合、そのままでは大学院の出願要件そのものを満たせないケースが多い点に注意してください。この場合、まず科目等履修生などの制度を使って学部段階の不足科目を埋めたうえで、あらためて大学院への出願を検討する、という順序になります。

実務経験ルート(Bルート)を検討する場合

学部の指定科目を満たしたあと、大学院に進学せずBルートで受験資格を得る道もあります。この場合は、法律で認定された施設で心理に関する業務に2年以上従事する必要があり、従事する施設や業務内容についても一定の要件が定められています。どの施設・業務であれば要件を満たすのかは個別の判断が必要になるため、就業前の段階で確認しておくことが欠かせません。Bルートは大学院進学の費用や時間を抑えられる可能性がある一方で、要件を満たす就業先を自分で見つける必要がある点は、Aルートとは異なる負担として理解しておく必要があります。

大学院入試の対策として押さえておきたいこと

学部段階の指定科目を満たしたうえで大学院を目指す場合、大学院入試では研究計画書や専門科目試験、面接などが課されるのが一般的です。出願を検討する研究科の指定科目対応表と、これまで履修してきた科目の対応関係を早い段階で整理しておくことが、出願書類の作成や面接対策をスムーズに進めるうえで役立ちます。学部で心理学以外を専攻していた方は、専門科目の学習量が相対的に多くなりやすいため、余裕を持った学習計画を立てることが望ましいでしょう。

心理系の大学院には、大学を卒業してすぐに進学する方だけでなく、社会人としての経験を経てから心理職への転向を目指す方も数多く出願しています。年齢や経歴にかかわらず、学部段階の指定科目を満たしているかどうかが出願の可否を左右する点は共通しています。社会人からのキャリアチェンジを考えている場合も、まずは自分がどのルートで学部段階の要件を満たせるのかを整理することが出発点になります。

大学院からのルートや、心理系大学院に強い予備校選びについては、心理系大学院 予備校おすすめ比較|臨床心理・公認心理師コースでも詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。

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明治学院大学の心理学部を目指すなら|一般入試ルートでの受験対策の考え方

一般選抜(全学部日程・A日程・B日程等)を検討する

編入学というルートが使えない以上、明治学院大学心理学部心理学科そのものに強くこだわるのであれば、1年次からの一般入試で入学することが現実的な選択肢になります。明治学院大学の一般選抜には、全学部日程、A日程、B日程、英語外部検定試験利用型など複数の入試方式が用意されており、方式によって出題科目や配点の傾向が異なります。募集人員や偏差値帯、倍率は年度により変動するため、必ず最新の入学試験要項や大学案内で確認してください。

社会人・大学在学者が1年次から目指す場合の考え方

すでに大学に在籍している方や社会人の方にとって、1年次からの入り直しは時間的な負担が大きい選択に感じられるかもしれません。それでも、公認心理師という資格の性質上、学部段階の指定科目を体系的に履修し、実習まで含めて卒業することが避けて通れない条件である以上、遠回りに見えても正規のカリキュラムに沿って学び直すことが、結果的に最短ルートになる場合があります。編入学を前提に進路を組み立てていた方は、このタイミングで一度、目標を「明治学院大学の心理学部に編入すること」から「公認心理師になること」へ切り替えて、複数のルートを比較検討することをおすすめします。

大学入学共通テスト利用入学試験という選択肢

明治学院大学では、一般選抜のほかに大学入学共通テストの結果を利用する入学試験も実施されています。共通テストを受験している、あるいは受験を予定している場合は、一般選抜の対策とあわせて共通テスト利用入試も出願候補に加えることで、合格の可能性を広げられる場合があります。複数の入試方式を組み合わせて出願できるかどうかも、年度ごとの入学試験要項で確認しておきたいポイントです。すでに大学に在籍しながら1年次からの入り直しを検討している場合は、現在の在籍校の学籍をどう扱うかについても、早めに整理しておく必要があります。

進路の選び直しで意識したい対策ポイント

編入学から一般入試への切り替え、あるいは他大学の心理系編入や科目等履修生ルートへの切り替えなど、進路を選び直す際は、いずれの場合も「その選択で公認心理師の受験資格に本当につながるのか」を最優先の判断基準にすることが対策ポイントになります。大学名や偏差値だけで進路を決めてしまうと、後になって必要科目や実習の受講可否で行き詰まるリスクがあります。出願前の情報収集に時間をかけるほど、入学後の遠回りを避けやすくなります。

大学編入そのものの対策や、志望校選びの相談は、専門の指導を受けながら進める方法もあります。心理学系の学部への編入を含め、大学編入全般の対策を体系的にサポートする大学編入対策のコースでは、出願資格の確認から試験対策まで一貫して相談できます。

進路を整理するための対策ステップ

ここまでの内容を踏まえ、進路を整理する際の対策ステップを順番に示します。

  1. 志望する大学・学科が、志望年度の編入学試験(または一般入試)の対象になっているかを公式要項で確認する。
  2. 公認心理師の学部指定科目が開講されているか、シラバスで確認する。
  3. 心理演習・心理実習などの実習系科目を、編入生・在学中の立場で実際に受講できるかを教務窓口に確認する。
  4. 単位認定の見込みと、卒業までに履修できる科目数のバランスを確認する。
  5. 大学院進学(Aルート)と実務経験(Bルート)のどちらを軸にするかを、自分の状況にあわせて検討する。

この5つのステップを一つずつ確認していくことで、大学名やイメージだけで進路を決めてしまうリスクを減らせます。対策ポイントを一つずつ言語化しておくと、面接や志望理由書でも一貫した説明がしやすくなります。特にステップ2・3は、公式サイトの記載だけでは判断がつかないことが多いため、教務担当窓口や学部事務室への問い合わせを前提に計画を立てておくとよいでしょう。

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よくある質問(FAQ)

ここまでの内容と重なる部分もありますが、「明治学院大学 編入 公認心理師」というテーマで特に多く寄せられる疑問を、あらためてQ&A形式で整理します。出願前の最終確認として、気になる項目から目を通してみてください。

明治学院大学は心理学部に編入学できますか。

できません。明治学院大学の公式サイトによれば、心理学部心理学科は編入学試験(3年次)の実施対象から明確に除外されている学科の一つです。編入学を検討する場合は、心理学科以外の実施学科に切り替えるか、他大学の心理学系学科、あるいは1年次からの一般入試を検討する必要があります。この事実は年度によって変わる可能性があるため、出願を検討する際は必ず最新の入学試験要項で再確認してください。

なぜ明治学院大学の心理学部心理学科だけ編入学試験を実施していないのですか。

大学が公式に理由を説明しているわけではありませんが、公認心理師カリキュラムに対応した学部指定科目が1年次から段階的に積み上げる設計になっていることや、心理演習・心理実習といった実習系科目が少人数での実施を前提としていることが、背景として推測されます。心理以外にも経営、国際経営、グローバル法、教育発達、情報数理学科が同様に対象外とされており、体系的なカリキュラムを持つ学科に共通する傾向とも考えられます。

明治学院大学の編入学試験ではどの学科が実施対象ですか。

全17学科のうち9学科で編入学試験が実施されています。経営、国際経営、グローバル法、心理、教育発達、情報数理学科では実施されていません。実施学科・募集人員・試験科目の詳細は、必ず志望年度の公式入学試験要項で確認してください。学科別の詳しいデータは関連記事もあわせてご覧ください。

大学編入から公認心理師を目指すことはそもそも可能ですか。

可能です。ただし、編入先が公認心理師の必要科目を開講しているか、編入生が心理演習・心理実習といった実習科目を実際に受講できるかを、大学ごとに個別に確認する必要があります。合格して2年間通えば自動的に受験資格を得られるわけではない点に注意してください。出願前に教務担当窓口へ直接確認することをおすすめします。

編入した大学で心理演習・心理実習を受講できないと何が困るのですか。

心理演習・心理実習は、公認心理師の受験資格を得るための学部指定科目に含まれる実習系科目です。これらを履修できないまま卒業してしまうと、学部段階の指定科目をすべて満たしたことにならず、大学院進学(Aルート)や実務経験(Bルート)による受験資格の取得につながりません。出願前に実習の受講可否を確認しておくことが欠かせません。

すでに心理系以外の学部を卒業していますが、公認心理師を目指せますか。

目指すこと自体は可能ですが、まず学部段階の指定科目25科目を満たす必要があります。科目等履修生などの制度で不足科目を個別に履修する方法や、あらためて心理学系の学部・学科に入り直す方法などを比較して検討することになります。どちらの方法も、時間的・費用的な負担を事前に見積もっておくと計画が立てやすくなります。

科目等履修生として不足科目だけ履修すれば公認心理師になれますか。

座学の指定科目は科目等履修生でも履修できる大学がありますが、それだけでは足りません。学部段階のカリキュラムを受験資格として認めてもらうには、その大学・学部を正規に卒業していることが条件になるため、心理演習・心理実習を含む全科目を、全科履修生として履修する必要があるのが一般的です。制度の詳細は志望する大学ごとに異なるため、個別に確認してください。

心理学部への編入を検討する際、大学選びで最初に確認すべきことは何ですか。

大学名の候補を増やすことより先に、志望年度の公式要項でその学部・学科が本当に編入学生を募集しているかを確認することです。心理学系の学科は募集の有無が年度によって変わることがあるため、最新情報での裏付けが欠かせません。そのうえで必要科目の開講状況や実習の受講可否まで確認しておくと安心です。

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まとめ|明治学院大学の編入学と公認心理師取得を切り分けて考える

明治学院大学の心理学部心理学科への編入学というルートで公認心理師を目指すことは、現行制度上できません。とはいえ、公認心理師そのものを目指す道が閉ざされているわけではなく、確認すべきポイントを整理すれば、現実的な選択肢はいくつも残されています。大学名や編入というルートにこだわりすぎず、受験資格につながるかどうかを基準に進路を組み立てることが大切です。最後に、この記事で解説した内容を振り返ります。

  • 明治学院大学の心理学部心理学科は、編入学試験(3年次)の実施対象学科に含まれていません。
  • 明治学院大学の編入学試験は全17学科中9学科で実施され、学科ごとの倍率差も大きい状況です。
  • 公認心理師の受験資格は、学部指定科目25科目の履修・卒業を前提に、大学院指定科目の修了(Aルート)か、認定施設での実務経験(Bルート)のいずれかで得られます。
  • 心理学部心理学科そのものは公認心理師カリキュラムに対応していますが、1年次からの正規ルートで学ぶことが前提の設計です。
  • 他大学の心理系編入学を検討する場合も、必要科目の開講状況と実習科目の受講可否を個別に確認する必要があります。
  • すでに他学部を卒業している場合は、科目等履修生制度や大学院からのルートも比較検討の対象になります。
  • 明治学院大学の心理学部にこだわるのであれば、1年次からの一般入試が現実的な選択肢です。
  • 編入学・科目等履修生・大学院ルートのいずれを選ぶ場合も、出願の半年前を目安に早めの情報収集を始めることが遠回りを防ぐ鍵になります。

公認心理師を目指すルートは、学部・大学院・実務経験の組み合わせによって何通りも存在し、それぞれに確認すべき条件が異なります。情報を整理しながら自分に合ったルートを選ぶ作業は、一人で抱え込むと判断に迷いやすい部分でもあります。明治学院大学の心理学部にこだわるのか、他大学の心理系学科を編入で目指すのか、あるいは科目等履修生や大学院からのルートで進むのか。どの選択肢にも一長一短があり、正解は一つに決まっているわけではありません。独学での情報収集や進路選びに不安がある場合は、専門の指導を活用して、出願資格の確認から対策までを一緒に整理していくのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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