【大学編入】これでわかる!日本大学法学部の傾向と対策
大学編入2023.03.02
大学概要
日本大学法学部は、1889年に日本法律学校として開設された歴史ある学部です。
日本大学法学部の特徴として、一番に挙げられることは、学生数の多さです。そのため、法学部のみでも、100以上のゼミナールが存在します。多種多様な幅広い法学の分野の中から所属したい研究室を選ぶことができるのも日本大学法学部ならではと言えます。また、学生が多いものの、1つのゼミに所属する学生数は平均20人となっています。そのため、他の私立大学に比較しても、きめ細やかな少人数制での授業を受けることができると言えます。
学生数が多いこともあり、留学できる世界の地域、大学が豊富であることも特徴と言えます。アメリカやヨーロッパ諸国、中国といった主要な国々からフィリピンなどのアジア諸国まで、世界13ヵ国の大学との提携関係を結んでおり、留学プログラムも充実しています。
日本大学法学部の学部長からのメッセージによると、「海外研修や留学についていえば、派遣交換プログラム、サマープログラム、年間留学プログラムなど、目的や語学力に応じたプログラムが提供されています。また、1年間留学しても4年間で卒業することが可能なカリキュラムを用意するなど、海外で学ぶ意欲を持った学生を支援する「場」を提供しています。」と言います。留学や海外との交流を行いたいと考える学生のための場が広く設けられた大学と分かります。
多様なゼミナールが開講されていることから、とある一つの分野を研究したい・学びたいと考えている学生にはぴったりなゼミが見つかるでしょう。また、編入学後に留学を考えている受験生や、大学入学後に、たくさんの友人や仲間を作りたいと考えている受験生、法学を学んでみたいけど、ぼんやりとしていて、何がしたいかはっきりと定まっていない受験生にもぴったりな大学と言えます。
そして、「専門」を徹底的に鍛える3,4年次のゼミと卒論研究では,一人の教員が指導する学生を10人以下とする徹底した少人数教育を厳格に実践してると言います。社会科学・人文科学の分野を幅広く学びつつ、法学の分野において専門性を極められることが特徴として挙げられます。
日本一の学生数を誇る日本大学法学部に入学すれば、たくさんの仲間にも恵まれた学生生活を送れると言えるでしょう。
「日大法について」日本大学法学部 (外部サイトへ遷移します)
「学部長からのメッセージ」日本大学法学部 (外部サイトへ遷移します)
試験概要
※2023年度の入試概要になります。
募集要項は例年6月頃に公開されます。
日本大学法学部編入学生募集要項 (外部サイトへ遷移します)
試験科目
2023年度の大学募集要項には下記の記載があります。
※2023年度 日本大学法学部 第3年次編入学生募集要項(外部サイトへ遷移します)
入学者選抜は、学習計画書の審査と英語の試験、論文の試験により総合的に判定が行なわれます。学習計画書とそれぞれ試験科目に大学が定めた最低基準が設けられており、基準に達しない場合は不合格となります。
※上記の入学料及び授業料は令和4年度入学者に適用されたものであり、令和5年度入学者は変更の可能性があります。詳しくは大学HPをご確認ください。
筆記試験合格者は今まで毎年30名程度でしたが、2022年度より、合格者が43名と、30%増加しています。
試験科目の傾向と対策
試験科目は英語と論文になります。
英語
2022年度の編入学試験までは、TOEIC試験で450点以上のスコアを取得すれば、英語の試験も免除となっておりました。しかし、経済学部でこの制度が「廃止」されたことから、今後、法学部でも廃止の方向に向かう可能性があります。英語の試験は、例年大問5問の形式となっています。大問1は長文読解問題、大問2は長文穴埋め問題、大問3は文法問題、大問4は会話文問題、大問5は、一行英作文問題となっています。大学受験の一般入試の問題にかなり近い形式となっています。
論文の試験
論文試験は、例年社会科学や人文学の小論文が課せられます。法律の知識や理解を問うものではなく、一般的な小論文が出題されます。もっとも、難易度は低いとは言えず、十分な対策をする必要があるでしょう。
合格者のスケジュール
日本大学法学部では、英語の学力の他に、論述力が求められます。論述試験では、一般的な社会問題に対して、法学の知識を用いながら、自身の意見を論述していく必要があります。法学の知識をつけるとともに、日本国内外の時事的な問題やニュースにも関心を持っておくことが大切です。小論文を書く力は、1、2か月ではつかないため、早いうちから対策しておきましょう。
合格者の傾向
英語の試験では、大学入試と変わらないレベルの問題となっているため、点数を落とさないようにすることが大切です。文法問題が会話問題では、まれに見慣れない語法が出題されることもありますが、多くは標準的な内容です。合格者の多くは。他の受験生と差がつかないように点数を取っている傾向にあります。
論述試験では、小論文を書いて添削してもらうことを数カ月にわたって行うことが大切です。特に小論文を今まで書いたことがない受験生は、小論文特有の書き方を理解したのちに、自分の意見を論理立てて記述する練習を続けていくことが大切です。3~6か月にわたって、小論文を書き続けて、書きなれている受験生が合格する傾向にあります。
合格者のおすすめ参考書
法学部へのおすすめの参考書はこちら。
※準備中
日本大学法学部に合格するなら
日本大学法学部の編入学試験は、英語と論文の二科目試験のみです。しかし、論文試験では、法学の知識を活用して、社会問題に対する自身の考えや意見を記述させる問題が出題される傾向にあるため、基本的な知識を習得したうえで、アウトプットする力が求められます。そのためには、小論文の添削(志望理由書や英作文なども同様に)を受けながら、自身の力を高めていかなければなりません。そのため、早いうちから、入念な準備を行うことが大切になります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
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