ご質問やお問い合わせはお気軽に
香川大学経済学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

香川大学経済学部の第3年次編入学試験とは、短期大学・高等専門学校・専門学校を卒業した人や、四年制大学に2年以上在学して所定の単位を修得した人などが、3年次から経済学科へ入学するための選抜です。2026年度(令和8年度)入試からは試験時期と選抜方法が大きく変わり、英語がTOEICスコアによる評価に切り替わりました。本記事では、香川大学が公表している募集要項・入試概要をもとに、出願資格・試験科目・配点・日程・倍率・科目別対策・面接・志望理由書・過去問の入手方法までを、経済学部に固有の情報だけで整理します。
香川大学経済学部の編入は、地方国立大学のなかでも経済学・経営学・地域社会システムなどを幅広く学べる点が特徴で、地元四国だけでなく他県からの志願者も一定数集まります。まず押さえたいのは選抜方法が2026年度から刷新された点です。ここを理解しないまま古い情報で準備を進めると、対策の方向性そのものがずれてしまいます。以下で一つずつ確認していきましょう。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
香川大学経済学部の編入学試験の概要
香川大学経済学部は、高松市の幸町キャンパスに置かれる文系学部で、経済学科の1学科体制のもとに複数のコース・分野を擁しています。第3年次編入学試験は、この経済学科の昼間コースを対象として毎年度実施されており、四年制大学の卒業までに必要な単位のうち、1・2年次相当の教養・基礎科目を修得済みの人が、3年次から専門課程に加わることを想定した制度です。編入後は在学2年間で卒業に必要な単位をそろえる設計になっています。
香川大学経済学部の編入で最初に理解しておきたいのは、この選抜が「一般入試の延長」ではなく、社会科学分野への関心と基礎学力、そして志望動機の一貫性を総合的に評価する試験だという点です。筆記の比重が大きい難関大学の編入とは性格が異なり、香川大学の場合はTOEICスコア・小論文・面接という三つの要素を組み合わせて合否を判断します。暗記量の勝負というより、これまでの学びと編入後の学びをどう接続するかを問う設計になっています。
この設計を理解すると、対策の優先順位が見えてきます。マクロ経済学やミクロ経済学の重厚な記述試験を課す大学であれば、専門科目の演習に膨大な時間を投じる必要があります。しかし香川大学経済学部では、当日の専門筆記そのものは課されず、英語はTOEICスコア、専門的な素養は面接のなかで確認されるという形です。当日の専門筆記がない分、英語と小論文の準備に集中できます。この違いを踏まえて、限られた準備時間をどこに配分するかを最初に決めておくことが、効率的な合格戦略の出発点になります。
また、香川大学経済学部の編入は、2026年度から大きな制度変更を経ています。従来は大学独自の英語問題が課されていましたが、2026年度入試からは英語をTOEICのスコアで評価する方式へ切り替わりました。あわせて試験の実施時期も見直され、受験生にとっては出願・受験のスケジュール感が従来と変わっています。古い年度の体験記や過去問だけを頼りにすると準備を誤ります。本記事では、この変更点を前提に最新の枠組みを解説します。
香川大学経済学部の編入で得られる学び
香川大学経済学部の魅力は、理論経済学・応用経済学だけでなく、経営・会計・地域社会システムといった実学的な分野まで、経済学科の一つの枠組みの中で選び取れる点にあります。編入で入学した学生も、3年次から専門ゼミや演習に加わり、自分の関心に合わせて履修を組み立てられます。地方国立大学ならではの少人数教育の環境で、教員との距離が近いことも、研究テーマを深めたい編入生にとって取り組みやすい要素です。
とりわけ香川大学経済学部で注目したいのは、瀬戸内・四国という地域を実際のフィールドとして扱える研究環境です。高松市の幸町キャンパスは県庁や金融機関、地元企業が集まる市街地に近く、地域経済・地方財政・観光や交通、中小企業や地場産業といった、瀬戸内圏に固有のテーマに教員や学生が日常的に触れられます。理論を教科書の中だけで完結させず、目の前の地域社会に当てはめて考えたい編入生にとって、この地の利は志望理由書の説得力に直結します。瀬戸内・四国を素材にした地域経済研究が学べる点は香川大固有の強みです。
志望理由書や面接では、こうした学部の特色を踏まえたうえで「なぜ香川大学経済学部なのか」を語ることが求められます。学部の学科構成やコースの内容を出願前に確認しておくことが土台になります。募集要項や学部公式サイトのカリキュラム紹介を読み込み、自分が編入後に所属したいコース・分野の名前を具体的に挙げられる状態にしておきましょう。以降の章で、出願資格から順に詳しく見ていきます。
香川大学経済学部の編入が持つ立ち位置
四国地方の国立大学のなかで、香川大学は総合大学として複数の学部を擁し、経済学部はその文系の中核を担っています。編入という制度は、四年制大学の入学時に進路を決めきれなかった人や、短大・高専・専門学校で専門的な基礎を積んだ人が、あらためて経済学という学問領域に軸足を移すための入口として機能します。経済学を学び直したい人にとって実質的な再出発の機会になります。一般入試を経て入学した学生と同じ3年次から専門課程に加わるため、編入生であっても学びの質や卒業までの到達点で差がつくわけではありません。
香川大学経済学部の編入を検討する人の背景はさまざまです。短大や高専で得た知識を土台に四年制大学の学士を取りたい人、いま在籍している大学の学部とは違う分野を学びたい人、社会人として経済や経営の体系的な知識を求める人など、動機は一様ではありません。だからこそ、選抜では出身区分にかかわらず「なぜ編入なのか」「なぜ経済学なのか」「なぜ香川大学なのか」という三段階の問いに、自分なりの答えを持っていることが問われます。この三段階を明確にできているかどうかが、書類と面接の説得力を大きく左右します。
香川大学経済学部の募集人員・出願資格
香川大学経済学部第3年次編入学試験の募集人員は、経済学科(昼間コース)で20人です。これは本募集(第1次に相当する通常の編入学試験)の枠であり、香川大学の入試情報として公表されている人数です。20人という枠は地方国立大学の経済系編入としては比較的広めの設定です。さらに、本募集で欠員が生じた場合には、後述する第2次募集が若干名を対象に別日程で実施されます。
募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。ここで示す20人という数字も、あくまで公表時点の情報として扱い、実際の出願にあたっては香川大学が発行する当年度の学生募集要項を一次情報として参照する必要があります。
香川大学経済学部の編入学の出願資格
香川大学経済学部の編入学取扱規程では、編入学により入学できる者として、おおむね次のような区分が定められています。自分の経歴がどの条件に該当するかを、出願前に一つずつ照合してください。
| 区分 | おおまかな要件 |
|---|---|
| 学士の学位を有する者 | 四年制大学を卒業し学士の学位を取得した者、または取得見込みの者 |
| 短期大学・高等専門学校の卒業者 | 短大・高専を卒業した者、または卒業見込みの者 |
| 専門学校(専修学校専門課程)修了者 | 学校教育法に定める専修学校の専門課程を修了した者で、一定の要件を満たす者 |
| 四年制大学在学者 | 大学に2年以上在学し、所定の単位を修得した者、または修得見込みの者 |
| 外国の学校教育課程修了者 | 外国において学校教育における所定の課程を修了した者など |
ここで注意したいのは、四年制大学在学者について規程では「2年以上在学し、所定の単位を修得した者」と定められている点です。必要単位数の具体的な数値は当年度の募集要項で確認するのが確実です。一般に大学在学者ルートでは62単位前後を目安とする大学が多いものの、香川大学経済学部が求める具体的な修得単位数や科目区分は、募集要項に記載される要件でご確認ください。数値を思い込みで判断せず、書面で裏を取ることが大切です。
また、専門学校修了者や高専卒業者については、出願資格の個別審査が必要になる場合があります。修業年限や取得単位の扱いが学校によって異なるため、少しでも判断に迷う場合は、出願期間より前の早い段階で香川大学のアドミッションセンターや経済学部の入試担当窓口に問い合わせておくと安心です。出願資格の可否は自己判断せず窓口に確認する姿勢が失敗を防ぎます。編入は情報の非対称性が大きい試験だからこそ、資格要件の確認を最優先に置きましょう。
四年制大学からの編入を考える人が特に確認しておきたいのは、現在の在籍年数と修得単位が出願時点で要件を満たすかどうかです。「2年以上在学し、所定の単位を修得した者」という条件は、出願時点ではなく入学時点までに満たせばよいのか、あるいは出願時点で満たしている必要があるのかといった細部が、募集要項の記載によって異なる場合があります。在学年数と単位の基準日は募集要項の文面で確認します。見込みで出願できるのか、修得済みでなければならないのかを取り違えると、出願そのものが受理されないおそれがあります。
提出書類の準備にも時間がかかる点を見落とさないようにしましょう。出願には、成績証明書や卒業(見込)証明書といった在籍校が発行する書類のほか、志望理由書などの本学所定用紙、そしてTOEICの公式スコアが必要になります。これらは発行や取得に日数を要するため、出願期間の直前に準備を始めると間に合わないことがあります。特に香川大学経済学部の出願では所定の用紙を使う必要があるとされているため、募集要項や願書一式を早めに取り寄せておくことが欠かせません。書類の不備は出願無効につながるので、チェックリストを作って一つずつ潰していきましょう。
誰が香川大学経済学部の編入に向いているか
香川大学経済学部の編入は、短大・高専・専門学校から四年制大学の学士を目指す人、他大学から環境を変えて経済学を深めたい人、社会人として学び直しを考える人など、幅広い層に開かれています。特に、TOEICスコアと小論文・面接で評価される枠組みは、大学独自の重厚な専門筆記が課される難関編入とは異なり、英語の外部試験対策と論述・面接の準備を計画的に進められる人に向いています。
一方で、経済学部の専門素養が面接で問われる点は軽視できません。経済・社会の時事的なテーマに関心を持ち、自分の言葉で説明できることが求められます。日頃から経済ニュースに触れ論点を整理する習慣が効いてきます。次章では、合否を左右する試験科目と配点の枠組みを詳しく確認します。
香川大学経済学部の編入の試験科目と配点
香川大学経済学部第3年次編入学試験の選抜は、英語(TOEICスコア)・小論文・面接の三つで構成されます。2026年度(令和8年度)入試からの大きな変更点は、英語がそれまでの大学独自問題からTOEICスコアによる評価へ切り替わったことです。英語は当日の筆記ではなく事前に取得したスコアで評価されます。この方式変更により、受験生は出願までにTOEICを受験し、有効なスコアを用意しておく必要があります。
試験科目の内容
各科目で問われる力を整理すると、次のようになります。香川大学が公表している入試概要の説明に沿って、科目ごとの評価観点をまとめました。
| 科目 | 評価される力・出題の方向性 |
|---|---|
| 英語(TOEIC) | 大学2年生程度の語学力を想定。経済学・経営学などの社会科学、または人文科学に関連した英語を読み解く力の土台を、TOEICスコアで評価 |
| 小論文 | 経済・社会等に関する分野から出題。思考力・判断力・表現力、経済社会への関心・意欲・態度を評価 |
| 面接 | 出願書類に基づいて質問。的確に応答できるか、発言に説得力があり分かりやすいか、社会問題への関心があるかを評価。専門素養も含む |
TOEICについては、公開テストおよびIP(団体特別受験制度)のスコアが対象とされ、出願締切日から遡って2年以内に受験したスコアであることが求められます。スコアの有効期間と受験形式の条件は必ず募集要項で確認してください。TOEICは受験から結果通知までに数週間かかるため、出願直前にあわてて受験しても間に合わないおそれがあります。逆算して早めに受験計画を立てておくことが重要です。
配点の考え方
配点については、受験情報として小論文100点・英語(TOEIC)100点・面接60点という構成が紹介されています。あわせて、小論文と英語の合計、または面接のいずれかが一定の基準(おおむね5割)を下回った場合には不合格となる、という足切りの仕組みが示されています。どれか一つでも大きく崩すと合格が難しくなる設計です。
ただし、これらの配点や足切り基準の数値は、当年度の募集要項で必ず確認してください。配点は制度変更や年度によって見直される可能性があり、TOEICスコアを何点満点として換算するかといった詳細も、公式の募集要項に記載される換算方法が最終的な根拠になります。ここで示した配点はあくまで目安として捉え、出願にあたっては一次情報で裏付けを取りましょう。
配点構成から読み取れるのは、香川大学経済学部の編入では英語・小論文・面接のいずれも捨てられないということです。TOEICで高得点を取っても面接で説得力を欠けば合格は遠のきますし、逆に面接が得意でも英語や小論文の土台がなければ足切りにかかります。三要素をバランスよく仕上げる総合力型の対策が必要です。次章で、この三要素をいつまでに仕上げるかのスケジュールを整理します。
紹介されている配点(小論文100点・英語100点・面接60点)を素直に読むと、筆記に相当する小論文と英語の合計200点に対して、面接が60点という比率です。これは、学力の土台を筆記で確認しつつ、志望動機や人物面を面接で補完するという設計だと解釈できます。配点上は小論文と英語の合計が最も大きな比重を占めます。したがって、対策の総量としては小論文と英語に重心を置きつつ、足切りを回避するために面接も一定水準まで仕上げる、という配分が合理的です。ただし、この配点はあくまで受験情報として示されているものであり、正式な数値は募集要項でご確認ください。
足切りの仕組みが存在する点も、対策上は重要な意味を持ちます。小論文と英語の合計、または面接のいずれかが基準を下回ると不合格になるという運用であれば、「得意科目で稼いで苦手科目を補う」という戦略が通用しにくくなります。どの要素にも最低ラインが設けられている以上、苦手を作らないことが合格への近道です。突出した得点より弱点を作らない安定感が合否を分けます。自分の現状を三要素それぞれで採点し、最も弱い部分から優先的に底上げしていく発想で計画を立てましょう。
香川大学経済学部の編入の日程・スケジュール
香川大学経済学部第3年次編入学試験は、本募集(通常の編入学試験)と、欠員が生じた場合の第2次募集の2段構えで運用されています。2026年度入試からの試験時期の見直しにより、本募集の試験は年内(冬)に実施される日程となりました。本募集と第2次募集では時期も対象も異なる点に注意が必要です。
本募集のスケジュール(2026年度の例)
2026年度入試における本募集の日程は、香川大学の入試概要で次のように示されています。年度により日付は変わるため、目安として参照してください。
| 項目 | 2026年度の日程(本募集) |
|---|---|
| 出願期間 | 2025年11月24日(月・祝)~11月28日(金)17時必着 |
| 試験日 | 2025年12月12日(金)※志願者多数の場合は翌日にわたる場合あり |
| 合格者発表 | 2026年1月23日(金)9時(予定) |
この日程からわかるとおり、本募集の出願は前年の11月下旬、試験は12月、合格発表は翌年1月という流れです。TOEICのスコアは出願時に提出する必要があるため、逆算すると、遅くとも出願前の秋までには目標スコアを確保しておきたいところです。TOEIC受験・出願書類準備・小論文演習を秋までに前倒しするのが現実的です。従来より試験時期が早まったことで、大学に在籍しながら受験する人にとっては、3年次相当の学年に上がる前の段階で勝負が決まる形になりました。準備期間の設計を早める必要があるという点で、この時期変更の影響は小さくありません。
第2次募集のスケジュール(2026年度の例)
本募集で欠員が生じた場合には、第2次募集が若干名を対象に実施されます。2026年度の第2次募集の日程は次のとおり公表されています。
| 項目 | 2026年度の日程(第2次募集) |
|---|---|
| 募集人員 | 経済学科(昼間コース)若干名 |
| 出願期間 | 2026年6月1日(月)~6月5日(金)17時必着 |
| 試験日 | 2026年6月27日(土)※志願者多数の場合は翌日にわたる場合あり |
| 合格者発表 | 2026年7月16日(木)9時(予定) |
第2次募集は、あくまで本募集で定員に満たなかった場合に行われる補充的な位置づけです。実施されるかどうか、また募集人員は年度の状況によって変わります。第2次募集を当てにした計画は立てず本募集を本命に据えるのが基本です。第2次募集の情報は毎年度あらためて公表されるため、香川大学の入試情報ページをこまめに確認してください。上記の日付はいずれも2026年度の例であり、出願年度の募集要項で最新の日程をご確認ください。
本募集と第2次募集の日程を並べて見ると、香川大学経済学部の編入では、前年11月の出願から翌年6月の第2次募集まで、実に半年以上にわたって選抜の機会が分散していることが分かります。本命として本募集に照準を合わせる受験生にとっては、12月の試験がすべての起点になるため、そこから逆算した準備が必須です。一方で、他大学の結果を見てから香川大学を検討したい人にとっては、第2次募集が実施される年度であれば、春先まで判断を保留できる余地が残されているとも言えます。自分の受験全体の中で香川大学をどこに位置づけるかで動き方が変わります。ただし第2次募集は実施が保証されたものではないため、確実性を求めるなら本募集での合格を第一に据えるべきです。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
香川大学経済学部の編入の倍率・難易度
香川大学経済学部の編入の難易度を考えるうえで、公表されている志願者数・合格者数から算出した倍率が一つの目安になります。近年の推移として、次のような数値が受験情報で紹介されています。倍率はおおむね2倍前後で推移してきた年度が見られます。
| 年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率(目安) |
|---|---|---|---|
| 令和5年度 | 22人 | 11人 | 約2.0倍 |
| 令和6年度 | 20人 | 11人 | 約1.8倍 |
| 令和7年度 | 25人 | 15人 | 約1.7倍 |
これらの数値は受験情報として公開されているもので、集計の仕方や出典により細部が異なる場合があります。正確な志願者数・合格者数は、香川大学が公表する入試結果でご確認ください。倍率が非公表となっている年度や、受験者数(実際に受験した人数)と志願者数の違いによって数字が変わる点にも注意が必要です。倍率は年度差が大きいため単年の数字を過信しないことが大切です。より古い年度をさかのぼると、募集人員に対して志願者が集中して倍率が高くなった年もあったとされており、その年ごとの状況で数字は大きく振れます。数年分の推移をならして眺め、おおよその水準感をつかむ程度に留めておくのが賢明な使い方です。
倍率から読み取れる難易度
近年の倍率が2倍前後で推移していることを踏まえると、香川大学経済学部の編入は、しっかり準備した受験生にとって十分に射程内に入る試験だと言えます。ただし、倍率が低めであることは「簡単だ」という意味ではありません。TOEICのスコア、小論文の完成度、面接での説得力という三要素を総合評価する枠組みでは、どれか一つでも準備不足があると合格ラインに届きません。倍率の低さより自分の三要素の仕上がりを基準に判断すべきです。
また、2026年度からの制度変更により、英語がTOEICへ移行した影響で受験者層が変化する可能性もあります。TOEIC方式は事前にスコアを積み上げられるため、英語を計画的に対策した受験生が有利になりやすい一方、当日の一発勝負ではなくなったことで受験の心理的ハードルが下がり、志願者が増える展開も考えられます。過去の倍率はあくまで参考とし、制度変更後の傾向は今後の公表データで確認していく姿勢が求められます。次章から、科目ごとの具体的な対策に入ります。
難易度をどう捉えて準備するか
倍率という指標だけを見て「入りやすい」「入りにくい」を判断するのは危険です。編入試験の倍率は、その年に誰が受験したかによって大きく変動します。仮に倍率が1.7倍だったとしても、受験者の多くがしっかり準備してきた層であれば、実質的な競争は数字以上に厳しくなります。倍率の数字より受験者層の質を意識して備えることが大切です。逆に、準備の浅い受験生が一定数含まれていれば、堅実に三要素を仕上げた人が上位に入りやすくなります。
香川大学経済学部の編入で合格ラインに乗るために現実的なのは、他人との比較よりも、自分が三要素それぞれで安定した得点を取れる状態を作ることです。TOEICで目標スコアを確保し、小論文で論理的な答案を時間内に書き上げ、面接で志望理由を一貫して語れる。この三つがそろえば、倍率が多少上下しても合格の可能性は十分に見込めます。難易度を過大にも過小にも評価せず、やるべき準備を淡々と積み上げる姿勢が、結果として最も確実な合格戦略になります。
香川大学経済学部の編入の科目別対策
ここでは、香川大学経済学部の編入で問われる英語(TOEIC)・小論文の二つについて、それぞれの対策の要点を整理します。面接・志望理由書・過去問については次章でまとめて扱います。三要素は同時並行で進め、どれか一つに偏らないことが原則です。英語と小論文はそれぞれ性質が異なり、英語は積み上げ型で時間をかけるほど伸びる一方、小論文は型を身につけたうえで演習量を重ねることで安定します。二つの科目の学習リズムをうまくかみ合わせ、片方が停滞しても全体が止まらないように計画を組むことが、限られた準備期間を活かすコツです。
英語(TOEIC)の対策
2026年度からの最大の変更点であるTOEICは、当日の試験ではなく事前に取得したスコアで評価されます。したがって、対策のポイントは「出願までにいかに高いスコアを確保しておくか」に尽きます。目安として、経済学部の編入で余裕を持って戦うには700点台以上を一つの目標に置く考え方が受験情報で示されています。730点前後を一つの到達目標に据えると計画が立てやすくなります。
TOEICはリスニングとリーディングの2セクションで構成され、出題形式が定まっているため、対策の再現性が高い試験です。公式問題集で形式に慣れ、頻出の語彙・文法・ビジネス文脈の表現を固めながら、時間配分の練習を重ねることでスコアは着実に伸ばせます。香川大学が求めるのは経済・社会科学系の英文を読み解く土台となる語学力ですから、TOEICのリーディング対策を通じて長文を速く正確に処理する力を養うことが、そのまま編入後の学びにもつながります。
TOEIC方式へ移行したことの利点は、対策の成果が事前のスコアという形で可視化される点にあります。従来の当日筆記では、本番一回の出来に左右されましたが、TOEICなら複数回受験して最高スコアを提出できます。学習の進み具合をスコアで確認しながら、目標に届くまで受験を重ねられるため、計画的に取り組める受験生ほど有利になります。スコアで進捗を測れるため学習管理がしやすい方式です。反面、出願直前の追い込みが効きにくいので、早い段階から着手する規律が問われます。
スコアの目標設定は、志望度と現在の実力から逆算して決めましょう。経済学部の編入で安心して英語を武器にするなら700点台以上、余裕を持たせるなら730点前後を一つの基準として、そこから逆算した学習量を確保します。現状のスコアが目標と大きく離れている場合は、語彙と文法の土台固めに時間を割き、模試形式の演習で伸びを確認しながら段階的に引き上げていくのが現実的です。あわせて、香川大学が認めるのは公開テストとIPのスコアである点、有効期間が出願締切から2年以内である点を、受験計画に必ず織り込んでください。
注意点として、香川大学が認めるのは公開テストとIP(団体特別受験制度)のスコアで、出願締切日から2年以内のものに限られます。有効期間切れのスコアは使えないため受験時期の逆算が重要です。複数回受験して最も高いスコアを提出できるよう、出願の半年から1年前には受験を始め、目標に届かなければ再受験する余裕を持たせておきましょう。TOEICの目安点については、編入全般の基準をまとめた大学編入にTOEICは何点必要かを解説した記事もあわせて参考にしてください。
小論文の対策
小論文は、経済・社会等に関する分野から出題され、思考力・判断力・表現力に加えて、経済社会への関心・意欲・態度が評価されます。多くの場合、経済や社会に関する資料やテーマが提示され、それについて自分の考えを論理的に述べる形式が想定されます。結論を先に示し根拠で支える型を身につけることが基本です。
対策としては、まず経済・社会に関する基本的な概念や時事的な論点を押さえることが出発点になります。日頃から新聞やニュースで経済関連の話題に触れ、賛否が分かれる論点について「自分はどう考え、なぜそう考えるのか」を短くまとめる練習を積みましょう。書いた小論文は独りよがりになりやすいため、第三者に読んでもらい、論理の飛躍や根拠の弱さを指摘してもらうことが上達の近道です。経済学部編入の小論文全般の型については、経済学部の大学編入対策をまとめた記事も参考になります。
香川大学経済学部の小論文で意識したいのは、限られた時間で「読む・考える・書く」を回す処理力です。資料が提示される形式では、まず資料の要点を正確につかみ、設問が何を問うているかを見極めたうえで、自分の主張と根拠を組み立てる必要があります。時間内に書き切るには、いきなり書き始めるのではなく、答案構成のメモを短時間で作る習慣が有効です。構成メモに5分ほど投じると本文の論理が安定します。序論で立場を示し、本論で根拠を二つほど挙げ、結論で主張を再確認するという骨組みを、どんなテーマでも使えるよう体に覚え込ませておきましょう。
過去に出題されたテーマの傾向を分析することも欠かせません。経済・社会分野といっても範囲は広く、格差や労働、地域経済、財政、国際経済、環境と経済など多様な切り口があります。過去問(小論文)を入手できれば、どの領域が繰り返し問われているか、資料読解型か意見論述型かといった形式の傾向を把握できます。頻出領域を把握すれば重点的にインプットする分野を絞れます。傾向をつかんだうえで、関連する基礎知識と代表的な論点を整理しておけば、本番で見慣れないテーマが出ても応用が利きます。
香川大学経済学部を志望するなら、答案の題材に地域経済の視点を引き込めると差がつきやすくなります。人口減少と地方の労働力不足、地方財政と交付税、瀬戸内の観光振興やインバウンド、公共交通の維持、農業・水産業や地場産業の後継者問題といった論点は、社会科学系の小論文で扱われやすい領域であると同時に、香川・四国という土地の課題そのものでもあります。全国一般論に終始せず、こうした地域的な文脈を一段掘り下げて論じられると、経済社会への関心という評価観点にも合致します。地域経済の具体を一つ論拠に足せると答案の厚みが増します。
小論文で差がつくのは、経済学部志望として「専門への関心」がにじみ出ているかどうかです。単なる感想や一般論ではなく、経済学的な視点で課題を捉えようとする姿勢が答案から伝わると、思考力・態度の評価につながります。経済学の基礎概念を答案に自然に織り込めると説得力が増します。需要と供給、機会費用、外部性といった基本的な考え方を、自分の言葉で使いこなせるようにしておきましょう。次章では、合否を大きく左右する面接・志望理由書と、過去問の扱いを詳しく解説します。
香川大学経済学部の編入の面接・志望理由書・過去問分析
香川大学経済学部の編入では、面接と、その土台となる志望理由書(出願書類)が合否に直結します。面接は出願書類に基づいて質問される形式であり、書類の内容と面接での受け答えが一貫していることが強く求められます。志望理由書と面接は一つのストーリーとして設計する必要があります。この章では、面接の評価観点、志望理由書の作り方、そして過去問の入手方法と出題予測を順に解説します。
面接で評価される観点
香川大学が示す面接の評価観点は、出願書類に基づく質問に対して的確に応答できるか、発言に説得力があり分かりやすいか、社会問題への関心があるか、という点です。さらに、面接の内容には専門素養が含まれるとされています。つまり、単に志望動機を述べるだけでなく、経済・社会に関する基本的な理解が問われる可能性があるということです。面接で専門素養が問われる前提で準備することが重要です。
面接時間は10分から20分程度が目安として紹介されています。限られた時間で説得力を出すには、想定される質問への回答を準備しておくことが欠かせません。以下は、香川大学経済学部の編入面接で問われやすいと考えられる質問の例です。
- なぜ香川大学経済学部を志望するのか、他大学ではなくここを選ぶ理由は何か
- 現在の所属(大学・短大・高専・専門学校など)で何を学び、何が物足りなかったのか
- 編入後にどのコース・分野で、どのようなテーマを学びたいのか
- 関心のある経済・社会の問題は何か、それについてどう考えているのか
- 卒業後の進路や将来像はどのように描いているのか
これらの質問に一貫性を持って答えるには、事前の準備に加えて、可能であれば志望するコースや教員の研究内容を調べておくことが有効です。学部の研究分野を具体的に語れると志望度の高さが伝わります。面接対策の基本的な考え方や回答の組み立て方は、大学編入の面接対策をまとめた記事も参考にしてください。
面接では、専門素養を確認する趣旨の質問が入る可能性を前提に準備しておくことが大切です。たとえば「最近気になった経済のニュースは何か」「そのニュースをどう分析するか」といった問いに対して、経済学の基本的な考え方を用いて説明できると、単なる関心の表明にとどまらない深みが出ます。逆に、志望理由書に書いた学びたいテーマについて突っ込んだ質問をされたとき、うまく答えられないと一貫性を疑われます。書類に書いた内容は面接で深掘りされる前提で肉付けしておきます。自分が提出した書類を読み返し、どの一文についても補足説明ができる状態にしてから面接に臨みましょう。
また、香川大学経済学部の面接では、受け答えの「分かりやすさ」も評価観点に含まれています。専門用語を並べれば評価が高まるわけではなく、限られた面接時間のなかで、聞き手に伝わるよう論点を整理して話せるかが見られます。結論から先に述べ、理由を簡潔に添えるという話し方の型を身につけておくと、緊張していても要点を外しにくくなります。模擬面接で第三者に聞いてもらい、話が長すぎないか、質問の意図からずれていないかを点検しておくと安心です。
志望理由書の作り方
面接が出願書類に基づいて行われる以上、志望理由書の完成度が面接の質を大きく左右します。香川大学経済学部の志望理由書では、「これまでの学び」「編入後に学びたいこと」「香川大学経済学部を選ぶ理由」の三つが自然につながっていることが説得力の源になります。三つの要素が一本の線でつながっているかが評価の分かれ目です。
よくある失敗は、志望動機が抽象的で、どの大学にも当てはまる内容になってしまうことです。「経済を学びたい」だけでは、なぜ香川大学経済学部なのかが伝わりません。学部が擁するコースや分野、地域社会と結びついた学び、少人数教育の環境など、香川大学経済学部に固有の要素を挙げ、そこで学ぶ必然性を自分の経歴と結びつけて書くことが重要です。志望理由書の構成や添削の視点については、大学編入志望理由書の添削ガイドが具体的な参考になります。
志望理由書を書く前の準備として、香川大学経済学部のカリキュラムや教員の研究分野を調べ、自分の関心と重なる部分を具体的に特定しておきましょう。「地域経済に関心があり、香川大学経済学部の〇〇分野で学びたい」というように、学部の実体と自分の志向を結びつけて書けると、志望の必然性が一気に高まります。学部の固有名詞を挙げて語れるかどうかが説得力の分岐点です。現在の所属で学んだ内容を出発点に、そこで生まれた問題意識が香川大学経済学部での学びにどうつながるかを、一本の流れとして描くことを意識してください。
具体的に書き込むうえでは、理論経済・応用経済といった学問の系統だけでなく、経営・会計・地域社会システムまで一つの経済学科の中で選び取れるという香川大学経済学部の設計を、自分の関心と重ねて示すのが有効です。たとえば「短大の商業科目で会計に触れ、地元企業の経営に関心を持った。編入後は会計・経営分野の演習で中小企業の実態を学びたい」「行政の仕事で地方財政の厳しさを見た。地域社会システムの視点から瀬戸内圏の自治体財政を研究したい」というように、これまでの経歴と学びたい分野を橋渡しできると、面接での深掘りにも一貫して答えられます。香川大学が編入生に求めているのは、こうした学びの接続を自分の言葉で語れる姿勢です。
もう一つ意識したいのは、編入後の学習計画と卒業後の展望まで見通して書くことです。3年次編入では在学期間が2年間と限られているため、その中で何を学び、どのように専門を深め、卒業後にどう活かすのかという道筋が明確なほど、計画性のある受験生として評価されます。実現可能で、かつ自分の経歴と地続きの計画であることが大切です。壮大すぎる将来像より、着実に積み上げられる現実的な計画のほうが、面接での深掘りにも耐えられます。
過去問の入手方法と出題予測
香川大学経済学部の編入の過去問は、いくつかの方法で確認できます。受験情報として紹介されている入手方法は次のとおりです。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 大学の入試担当窓口での閲覧 | 入試課などで申請したうえで、過去数年分の問題を閲覧・撮影できる場合がある |
| 大学公式サイトでの公開 | 直近年度分がサイト上で閲覧できる場合があるが、著作権の都合で問題文が省略されていることがある |
過去問を入手する際は、まず香川大学の公式サイトや入試情報ページを確認し、公開状況と申請方法を調べてください。問題文が省略された公開版だけでは形式の把握に限界があります。より詳しく傾向を知りたい場合は、窓口での閲覧申請を検討するとよいでしょう。過去問の閲覧可否や方法は変更される可能性があるため、最新の案内でご確認ください。窓口での閲覧は、遠方に住んでいる場合は日程調整が必要になることもあるため、余裕を持って計画しておくと安心です。
過去問を手に入れたら、単に解いて終わりにするのではなく、出題の意図まで踏み込んで分析しましょう。小論文であれば、提示された資料がどのような立場のものか、設問が受験生に何を書かせようとしているか、字数や制限時間に対してどの程度の情報量が求められているかを読み取ります。設問の要求を正確に読む力そのものが小論文の得点に直結します。複数年度分を並べて比較すると、香川大学経済学部が受験生に一貫して求めている力の輪郭が見えてきます。その輪郭に沿って自分の答案を磨いていくことが、最も効果的な過去問の使い方です。
ここで重要なのは、2026年度からの制度変更により、英語が大学独自問題からTOEICへ移行した点です。したがって、過去の英語問題は今後の対策には直接使えなくなりました。過去問で意味を持つのは主に小論文の出題傾向の把握です。小論文については、過去にどのようなテーマ・資料が出題されたかを確認し、経済・社会分野のどの領域が問われやすいかを分析することが有効です。
募集要項とアドミッション・ポリシー、そして小論文の評価観点から出題を予測すると、香川大学経済学部の小論文は、経済・社会に関する時事的なテーマや、資料を読み解いて論じる形式が中心になると考えられます。思考力・判断力・表現力を評価するという方針から、単なる知識の再現ではなく、与えられた材料から自分の論を組み立てる力が問われる可能性が高いといえます。ただし、これはあくまで公表情報からの予測であり、実際の出題内容を断定するものではありません。出題予測はあくまで方向性の目安として活用してください。確実な傾向把握のためには、実際の過去問(小論文)を入手して分析することをおすすめします。
香川大学経済学部の編入の併願戦略と対策の進め方
香川大学経済学部の編入を目指すうえでは、単願で臨むか併願で臨むかの戦略も早い段階で考えておきたいポイントです。編入試験は大学ごとに試験科目・日程・出願資格が異なるため、併願先を選ぶ際は、科目の重なりと日程の両立可能性を確認する必要があります。TOEICで戦える大学を併願先に選ぶと対策を共通化できます。
香川大学経済学部はTOEICスコア・小論文・面接という組み合わせのため、同じくTOEICなどの英語外部試験を利用し、小論文と面接で評価する経済系学部を併願先に選べば、対策の多くを共通化できます。逆に、大学独自の重厚な専門筆記(マクロ・ミクロ経済学の記述など)を課す大学を併願先に加える場合は、その分の専門対策を上乗せする必要があるため、負担と時間配分を慎重に見積もりましょう。
併願を考えるうえでは、日程の重複にも注意が必要です。香川大学経済学部の本募集は12月に試験が行われるため、同時期に試験日が重なる大学とは物理的に併願できません。出願段階で各大学の試験日程を一覧にまとめ、受験可能な組み合わせを洗い出しておくと、無理のない併願計画を立てられます。試験日が重ならない大学を組み合わせるのが併願設計の第一歩です。また、TOEICスコアは複数の大学で使い回せる場合が多いため、早めに高いスコアを確保しておけば、併願先を柔軟に選べるという利点もあります。
併願先を検討する際は、香川大学経済学部を本命とするのか、あるいは他大学を本命として香川大学を併願にするのかで、力の入れ方が変わります。本命であれば、小論文の傾向分析と志望理由書の作り込みに最も時間を割き、面接でも「なぜ香川大学なのか」を厚く語れるよう準備します。併願であっても、志望理由書と面接では大学ごとに固有の内容を用意する必要があり、使い回しは見抜かれやすい点に注意してください。志望理由は大学ごとに書き分けるのが基本姿勢です。
対策スケジュールの立て方
本募集の試験が12月であることを踏まえると、逆算した年間スケジュールは次のような流れが現実的です。あくまで一例として参考にしてください。
- 春から夏:TOEIC対策を本格化し、目標スコアの達成を目指す。並行して経済・社会の基礎知識を固める
- 夏から秋:TOEICで目標スコアを確保し、小論文の演習と添削を繰り返す。志望理由書の骨子を作る
- 秋(出願前):志望理由書を完成させ、出願書類をそろえる。過去問(小論文)で傾向を確認する
- 11月下旬:出願。12月の試験に向けて小論文と面接の仕上げを行う
このスケジュールで最も注意すべきは、TOEICのスコア確保を後回しにしないことです。TOEICは出願時点で有効なスコアが必要なため最優先で取り組みます。目標に届かなければ複数回受験する必要があるため、早い時期から着手し、余裕を持って出願に臨める状態を作りましょう。
小論文と面接は、独学だけでは仕上がりを客観視しにくい領域です。小論文は書いた本人には論理の穴が見えにくく、面接は自分の話し方の癖に気づきにくいため、第三者からのフィードバックが上達を大きく加速させます。学校の先生や編入経験者、あるいは専門の指導者に答案を読んでもらい、模擬面接で受け答えを点検してもらう機会を、試験の数か月前から確保しておくと安心です。第三者の目を早めに入れることで弱点の発見が前倒しになります。本番直前に慌てて改善しようとしても間に合わないため、余裕を持ったスケジュールで反復練習を重ねることが、合格の確度を高めます。
関連情報と学びのリンク
編入試験全般の準備の進め方や、出願資格・小論文・面接といった共通論点については、以下の記事もあわせて確認すると、香川大学経済学部の対策をより立体的に組み立てられます。
- 編入全体の枠組みを俯瞰したい方は、大学編入とは何かをまとめた完全ガイドから読み始めると理解が深まります
- 出願資格の区分ごとの要件は、大学編入の出願資格まとめで短大・専門・大学在学者別に整理できます
- 他大学の編入との比較検討には、広島大学の編入試験まとめなど近隣国立大学の記事も参考になります
そして、TOEIC・小論文・面接の三要素をバランスよく仕上げるには、独学だけでなく専門的な添削と指導を受けることも有効な選択肢です。添削と面接練習を早期に取り入れると仕上がりの精度が上がります。志望理由書の添削や面接の模擬練習を通じて、自分では気づきにくい弱点を早めに補強しておきましょう。編入対策を体系的に進めたい方は、大学編入対策コースで自分の状況に合った学習計画を相談することもできます。
よくある質問(FAQ)
香川大学経済学部の編入の募集人員は何人ですか
本募集(通常の編入学試験)では経済学科(昼間コース)で20人が募集人員として公表されています。加えて、本募集で欠員が生じた場合には、若干名を対象とした第2次募集が別日程で実施されることがあります。募集人員は年度によって変わる可能性があるため、出願前に最新の募集要項でご確認ください。
香川大学経済学部の編入で英語はTOEICですか
はい。2026年度(令和8年度)入試から、英語はTOEICのスコアによる評価に変更されました。公開テストおよびIP(団体特別受験制度)のスコアが対象で、出願締切日から遡って2年以内に受験したものに限られます。スコアの詳しい条件や換算方法は、当年度の募集要項でご確認ください。
香川大学経済学部の編入の試験科目は何ですか
英語(TOEICスコア)・小論文・面接の三つで構成されます。小論文は経済・社会等に関する分野から出題され、面接は出願書類に基づいて質問される形式で、専門素養も評価対象に含まれます。従来課されていた大学独自の英語問題は、TOEIC方式への移行にともない廃止されています。
香川大学経済学部の編入の試験はいつ実施されますか
2026年度入試では、本募集の出願が2025年11月下旬、試験が2025年12月中旬、合格発表が2026年1月下旬という日程で実施されました。欠員が生じた場合の第2次募集は、翌年の6月に出願・試験が行われる例が公表されています。日程は年度により変わるため、出願年度の募集要項で最新の日程をご確認ください。
香川大学経済学部の編入の倍率はどのくらいですか
受験情報として公開されている数値では、近年の倍率はおおむね1.7倍から2.0倍前後で推移しています。ただし、集計の仕方や年度によって数字は変動し、非公表の年度もあります。2026年度からの制度変更で受験者層が変わる可能性もあるため、倍率はあくまで参考とし、正確な数値は大学が公表する入試結果でご確認ください。
香川大学経済学部の編入の出願資格を教えてください
学士の学位を有する者、短期大学・高等専門学校の卒業者、専門学校(専修学校専門課程)の修了者、四年制大学に2年以上在学して所定の単位を修得した者などが対象です。大学在学者に求められる具体的な単位数や、専門学校・高専出身者の個別審査の要否は、当年度の募集要項でご確認ください。判断に迷う場合は早めに入試担当窓口へ問い合わせることをおすすめします。
香川大学経済学部の編入の過去問はどこで手に入りますか
大学の入試担当窓口で申請したうえで過去数年分を閲覧・撮影できる場合があるほか、公式サイトで直近年度分が公開されることもあります。ただし、著作権の都合で問題文が省略されている場合があります。なお、英語はTOEIC方式へ移行したため、過去の英語問題は今後の対策には直接使えず、小論文の傾向把握が過去問活用の中心になります。
香川大学経済学部の編入で面接は重要ですか
はい。面接は配点上も無視できない比重を占め、出願書類に基づく質問への応答力、発言の説得力、社会問題への関心、そして専門素養が評価されます。志望理由書と面接の内容が一貫していることが重要で、なぜ香川大学経済学部なのかを具体的な根拠で語れるよう準備しておく必要があります。
まとめ
香川大学経済学部の第3年次編入学試験は、2026年度から英語がTOEICスコア評価へ移行し、試験時期も見直された、新しい枠組みの選抜です。選抜は英語(TOEIC)・小論文・面接の三要素で構成され、どれか一つでも崩すと足切りにかかる総合力型の設計になっています。募集人員は経済学科20人と地方国立大学としては広めで、近年の倍率は2倍前後と、準備しだいで十分に射程内に入る試験です。
合格に近づくためのポイントは、TOEICのスコアを出願前の早い時期に確保すること、小論文で経済学的な視点を示せるようにすること、そして志望理由書と面接を一貫したストーリーとして設計することの三つです。過去問は小論文の傾向把握に活用し、英語はTOEIC対策へ切り替えるという、制度変更後の前提に沿った準備が欠かせません。本記事で示した日程・配点・倍率はいずれも公表時点の情報であり、実際の出願にあたっては、香川大学が発行する当年度の募集要項を一次情報として必ずご確認ください。自分の経歴と学びを香川大学経済学部でどう接続するかを丁寧に言語化し、三要素をバランスよく仕上げていきましょう。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)



