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広島大学の編入試験まとめ|実施学部・倍率・試験科目・対策を徹底解説

広島大学への編入を考えたとき、まず知りたいのは「自分の学部・学科で募集があるのか」「倍率はどれくらいか」「何を対策すればよいか」という点ではないでしょうか。結論から言うと、広島大学 編入では文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部・生物生産学部・情報科学部の8学部で第3年次編入学試験が実施されており、高専生・短大生・大学在学者・社会人など幅広い層が挑戦できる進路変更ルートとして活用されています。学部によって募集人員や試験日程、倍率には大きな差があるため、志望学部を早めに絞り込み、公式の募集要項に基づいて計画的に準備を進めることが合格への近道です。
特に2027年度(令和9年度)の入試では、工学部第二類の大幅な増員計画や、文学部・理学部・生物生産学部での定員変更、理学部生物科学科の募集停止予定など、例年とは異なる動きが予定されています。編入学試験の募集要項は年度ごとに内容が変わるため、「去年はこうだった」という情報だけを頼りにするのは危険です。この記事では、広島大学の編入学試験ページや各学部の公式ページ、公式の編入学実施状況データといった一次情報をもとに、実施学部・募集人数・出願資格・日程・倍率・試験科目・対策法までを体系的に整理しました。
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本記事はハブ記事として、広島大学編入試験の全体像をつかんでいただくことを目的としています。工学部・法学部・教育学部など学部ごとの詳しい傾向と対策については、それぞれの個別記事もあわせてご覧いただくと、より具体的な準備につなげられます。まずは全体像を把握し、自分に合った学部と対策の方向性を見極めていきましょう。
広島大学の編入試験とは|制度の概要と2027年度の最新動向
広島大学の編入学試験は、高専・短大・専門学校・他大学などに在籍する学生が、広島大学の学部第3年次に入学するための選抜試験です。多くの学部で「第3年次編入学」という形をとっており、合格後は2年間で学部を卒業することを目指すのが標準的なモデルとなります。ただし、これまでに修得した単位がどの程度認定されるかによって、実際の履修負担や卒業までの期間は学生ごとに異なってきます。編入学は、高専や短大で専門性を身につけた学生が、より高度な研究環境で学びを深めたり、大学に在籍しながら進路を変更したりするための重要な選択肢となっています。
広島大学は中国・四国地方を代表する国立の総合大学であり、複数の学部・キャンパスを擁しています。編入学試験は学部ごとに実施内容が異なるため、まずは「自分が目指す学部で編入試験が行われているか」「募集人員は何名か」を確認することが出発点になります。
2027年度からの主な変更点
令和9(2027)年度の入試からは、文学部・理学部・工学部・生物生産学部で第3年次編入学定員の変更が予定されています。具体的には、文学部と生物生産学部で募集人員が10名から5名程度(計画中)へ縮小される見込みである一方、工学部第二類(電気システム情報・半導体システム関連)では大幅な増員が計画されています。また、理学部では学科ごとの募集人員が見直され、生物科学科は募集停止が予定されているなど、学部・学科によって方向性が大きく異なります。これらはいずれも本記事執筆時点の情報であり、実際の募集人員や実施の有無は年度によって変更される可能性があるため、必ず最新の募集要項でご確認ください。
この記事でわかること
この記事では、広島大学 編入というキーワードで検索する方が知りたい情報を、実施学部一覧、募集人数、出願資格、日程、倍率、試験科目、対策法という流れで整理しています。ハブ記事という位置づけのため、学部別により詳しい対策を知りたい場合は、後述する工学部・法学部・教育学部の個別記事もあわせて参考にしてください。
広島大学の編入を実施している学部一覧と募集人数
広島大学で学部第3年次編入学試験を実施しているのは、文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部・生物生産学部・情報科学部の8学部です。医学部や歯学部、薬学部など医療系の学部については、公式の編入学試験ページに実施学部として掲載されておらず、学部単位での編入学試験は行われていないと考えられます。ただし、この点も年度によって扱いが変わる可能性があるため、最新の公式情報を確認することをおすすめします。
学部・学科別の募集人数一覧表(令和9年度予定)
| 学部・コース | 募集人員(令和9年度予定) | 備考 |
|---|---|---|
| 文学部 | 5名(計画中) | 令和8年度は10名 |
| 教育学部(第二類 技術・情報系コース) | 若干名 | 当該コースのみで実施 |
| 法学部法学科(昼間コース) | 5名 | |
| 法学部法学科(夜間主コース) | 5名 | |
| 経済学部経済学科(昼間・一般) | 2名 | |
| 経済学部経済学科(昼間・推薦) | 3名 | |
| 理学部数学科 | 2名(計画中) | |
| 理学部物理学科 | 2名(計画中) | |
| 理学部化学科 | 2名(計画中) | 生物科学科は募集停止予定 |
| 工学部第一類 | 5名 | |
| 工学部第二類(電気システム情報) | 3名 | |
| 工学部第二類(半導体システム) | 10名(計画中) | 新設プログラム |
| 工学部第三類 | 4名 | |
| 工学部第四類 | 3名 | |
| 生物生産学部 | 5名(計画中) | 令和8年度は10名 |
| 情報科学部情報科学科 | 20名(推薦・一般合計) |
この表からも分かるとおり、前年度(令和8年度)と比較すると、文学部・生物生産学部は募集人員が半減する見込みで、逆に工学部第二類は3名から大幅な増員が計画されています。理学部も学部全体としての募集人員が学科別に整理され、生物科学科の募集停止が予定されるなど、学部ごとの動きは一様ではありません。志望学部の募集人員がどう変わるのかは、受験計画に直結する重要な情報ですので、出願年度の最新募集要項で必ず確認するようにしてください。
広島大学 編入試験の出願資格|高専・短大・大学からの要件
広島大学の編入学試験に出願できるのは、大きく分けて次のような資格を持つ人たちです。高等専門学校を卒業(見込み)した人、短期大学を卒業(見込み)した人、専修学校の専門課程を修了した人、そして他の大学に在学し学部の定める単位数を修得した人などが対象になります。ただし、具体的な出願資格の細目は学部ごとに定められており、単位数の要件なども学部によって差があるため、志望学部の最新の募集要項で必ず確認する必要があります。
高専生の場合
高等専門学校の本科を卒業(見込み)であれば、多くの学部で出願資格を満たす基本パターンに該当します。特に工学部や理学部など理系学部では、高専出身者が編入学試験の中心的な受験層となっていることが一般的です。呉高専や広島商船高専など中国地方の高専からの編入実績もあり、高専在学中から編入を見据えたカリキュラム選択をしている学生も少なくありません。高専からの編入ルートについてより詳しく知りたい場合は、【大学編入】呉高専とは!?高専の特色、大学編入の状況や【大学編入】広島商船高専とは!?商専の特色、大学編入の状況もあわせて参考にしてください。
短大・専門学校生の場合
短期大学卒業(見込み)者や専修学校専門課程修了者も、多くの学部で出願資格の対象となります。文学部や経済学部、法学部といった文系学部では、こうした背景を持つ受験者も一定数存在します。ただし、専攻分野の関連性や修得単位の内容が問われる場合があるため、出願前に学部の入試担当窓口へ確認しておくと安心です。実際、文学部では特定の出願資格区分に該当する場合、出願前の連絡を求める記載があるため、資格確認は早め早めに動くことが重要です。
大学在学者の場合
他大学に在学中で、学部の定める単位数を修得している人も出願資格の対象になります。大学に在学しながら広島大学への編入を目指すケースでは、現在の在籍大学での単位取得と編入試験対策を並行して進める必要があるため、スケジュール管理がより重要になります。また、社会人であっても、これらの出願資格のいずれかを満たしていれば出願できる可能性がありますが、詳細な条件は学部により異なるため、必ず募集要項を確認してください。社会人が働きながら広島大学編入を目指す場合の両立スケジュールについては、社会人が広島大学に編入する方法|両立スケジュールと出願準備で詳しく解説しています。
広島大学 編入試験の日程と出願スケジュール【2027年度】
広島大学の編入学試験は、学部によって出願時期・試験日・合格発表日が大きく異なります。令和9年度入試(令和8年=2026年に試験実施)の日程を整理すると、大きく2つのグループに分かれる構造が見えてきます。
学部別の出願期間・試験日・合格発表日一覧
| 学部 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 教育学部 | 5/8〜5/14 | 6/4(木) | 6/22(月) |
| 情報科学部(推薦) | 5/7〜5/13 | 5/23 | 6/3 |
| 工学部 | 5/18〜5/27(午後5時まで) | 6/13(土) | 6/23(火)正午(予定) |
| 生物生産学部 | 5/22〜5/28 | 6/20(土) | 7/2(木) |
| 情報科学部(一般) | 6/2〜6/11 | 6/27(土) | 7/8(水) |
| 理学部 | 8/17〜8/24 | 10/3(土) | 10/30(金) |
| 文学部 | 9/3〜9/8 | 10/17(土) | 11/4(水) |
| 法学部・経済学部 | 10/2〜10/7 | 11/21(土) | 12/4(金) |
試験時期は大きく2グループ
教育学部・工学部・生物生産学部・情報科学部は5〜6月に試験が実施される「前期グループ」、文学部・理学部・法学部・経済学部は10〜11月に試験が実施される「後期グループ」という構造になっています。前期グループを受ける場合は、試験がある年の前年のうちに専門科目や英語の対策を仕上げておく必要があり、準備期間が実質的に短くなる点に注意が必要です。一方、後期グループは夏以降も対策を積み上げる時間があるため、比較的余裕を持ったスケジュールが組みやすいと言えます。
併願プランの考え方
情報科学部は推薦と一般の2回受験のチャンスがあり、5月と6月に試験が分かれています。また、試験日が重ならない学部同士であれば、広島大学内での複数学部受験や、他大学の編入試験との併願を検討する余地もあります。ただし、出願書類の準備や体力的な負担、各学部の出願規定は個別に異なるため、併願を検討する場合は早い段階から募集要項を読み込み、無理のない計画を立てることが大切です。工学部のように出願期限が「午後5時まで」など時刻まで指定されている場合もあるため、書類の郵送・提出方法にも注意しましょう。なお、日程は年度により変動するため、必ず最新の募集要項で確認してください。
広島大学 編入試験の倍率|学部別の志願者数・合格者数データ
編入試験を検討するうえで気になるのが倍率です。広島大学が公式に公表している令和8年度(令和8年4月入学分)の編入学実施状況データによると、全学部合計では志願者259名・受験者220名・合格者95名・入学者60名で、受験者ベースの実質倍率は約2.3倍でした。ただし、この数値はあくまで令和8年度の実績であり、学部・学科ごとに倍率は大きく異なります。
学部別データ一覧(令和8年度実績)
| 学部・類 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率(目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 10名 | 20 | 14 | 7 | 約2.0倍 |
| 教育学部 | 若干名 | 3 | 3 | 2 | – |
| 法学部(昼間) | – | 6 | 6 | 2 | 約3.0倍 |
| 法学部(夜間主) | – | 2 | 2 | 2 | 約1.0倍 |
| 経済学部(推薦) | – | 7 | 6 | 5 | 約1.2倍 |
| 経済学部(一般) | – | 6 | 4 | 1 | 約4.0倍 |
| 理学部数学科 | – | 18 | 11 | 3 | 約3.7倍 |
| 理学部物理学科 | – | 11 | 5 | 3 | 約1.7倍 |
| 理学部化学科 | – | 13 | 9 | 3 | 約3.0倍 |
| 理学部生物科学科 | – | 5 | 3 | 0 | 合格者0名 |
| 理学部地球惑星システム学科 | – | 2 | 1 | 0 | 合格者0名 |
| 工学部第一類 | 5名 | 21 | 19 | 10 | 約1.9倍 |
| 工学部第二類 | 3名 | 24 | 23 | 6 | 約3.8倍 |
| 工学部第三類 | 4名 | 18 | 17 | 8 | 約2.1倍 |
| 工学部第四類 | 3名 | 26 | 25 | 6 | 約4.2倍 |
| 生物生産学部 | 10名 | 13 | 13 | 6 | 約2.2倍 |
| 情報科学部(推薦) | – | 9 | 9 | 9 | 約1.0倍 |
| 情報科学部(一般) | – | 55 | 50 | 22 | 約2.3倍 |
表からわかるように、経済学部(一般)や工学部第四類、工学部第二類、理学部数学科などは倍率が3倍を超えており、比較的難易度が高い区分と言えます。一方で、法学部夜間主コースや情報科学部推薦のように、志願者数と合格者数がほぼ一致している区分もあります。また、理学部の生物科学科や地球惑星システム学科のように、募集人員があっても合格者が0名だった年もあり、定員に満たなくても選考基準に達しなければ合格しないという絶対評価的な側面がうかがえます。工学部第一類や情報科学部一般のように受験辞退者が一定数見られる区分もあり、これは国立大学の編入学試験における併願文化を反映していると考えられます。倍率は単年度のデータであり、年度によって変動するため、この数値だけで難易度を断定的に判断しないよう注意してください。なお、広島大学は編入学試験ページで令和3年度から令和8年度までの編入学等実施状況PDFを公式サイトで公開しているため、複数年のデータを自分で確認することもおすすめです。
広島大学 編入の試験科目【文系学部編】文学部・教育学部・法学部・経済学部
広島大学の公式な編入学試験ページや各学部ページの本文には、試験科目の詳細な記載が見当たりません。そのため、実際の試験科目は各学部が発表する最新の募集要項PDFで必ず確認する必要があります。ここでは、公式に確認できる募集の枠組みを中心に整理します。
文学部
文学部は令和9年度に募集人員5名(計画中)での実施が予定されています。専攻分野ごとに異なる専門試験と外国語試験が課されるのが一般的な編入学試験の構成ですが、広島大学文学部の具体的な科目構成は最新の募集要項で確認してください。なお、文学部は編入学試験の過去問題を閲覧可能としており、出願資格の一部区分に該当する場合は出願前に連絡が必要との案内があります。過去問を活用しながら、早めに出願資格の確認も進めておくとよいでしょう。
教育学部(第二類・技術・情報系コース)
教育学部の編入学試験は、第二類(科学文化教育系)の技術・情報系コースのみで実施されており、募集人員は「若干名」です。実施コースが限定されている分、狭き門であることを理解したうえで、コースの学習内容と自身の専門性が合致しているかを早めに検討する必要があります。教育学部の傾向と対策について詳しく知りたい場合は、【大学編入】これでわかる!広島大学教育学部の傾向と対策もあわせて参考にしてください。
法学部
法学部法学科は昼間コース5名・夜間主コース5名という2つのコースで募集が行われています。外部の英語スコアの活用など試験内容が変更される可能性についての情報もありますが、これは最新の募集要項で必ず確認すべき事項です。法学部の編入試験の傾向と対策をより詳しく知りたい方は、【大学編入】広島大学法学部の傾向と対策も参考にしてください。
経済学部
経済学部経済学科(昼間)は、一般2名・推薦3名という2つの方式で募集されています。推薦方式が用意されている点は、成績上位の短大生・高専生にとって有力な選択肢になり得ます。令和8年度実績では推薦の方が一般よりも倍率が低い傾向にありましたが、これは単年度のデータであるため、必ずしも毎年同じ傾向になるとは限りません。経済学部の編入試験についてより詳しく知りたい方は、広島大学経済学部の編入試験を徹底解説もあわせてご覧ください。いずれの学部も、試験科目の詳細は必ず最新の募集要項で確認するようにしてください。
広島大学 編入の試験科目【理系学部編】理学部・工学部・生物生産学部・情報科学部
理系学部についても、公式ページに試験科目の詳細な記載はないため、募集要項での確認を前提としつつ、公式に判明している募集の枠組みを整理します。
理学部(数学・物理・化学)
理学部は令和9年度から数学科2名・物理学科2名・化学科2名(いずれも計画中)という学科別募集に変更される見込みです。生物科学科は募集停止が予定されているため、生物系分野への編入を検討している方は、他学部・他大学の選択肢もあわせて早めに検討する必要があります。令和8年度は学部計10名で地球惑星システム学科も募集対象でしたが、こうした学科構成の変化は年度によって生じるため、最新情報の確認が欠かせません。理学部の編入試験についてより詳しく知りたい方は、広島大学理学部の編入試験を徹底解説もご覧ください。
工学部(第一類〜第四類)
工学部は第一類5名・第二類(電気システム情報)3名・第二類(半導体システム)10名(計画中)・第三類4名・第四類3名という構成が予定されています。工学部第二類は令和9年度から3名規模から大幅な増員が計画されており、半導体システムプログラムでは一般入試に加え、全国の高専を対象とした推薦入試の導入も計画されています。これは半導体人材への需要の高まりを背景とした動きと考えられます。工学部の試験は、筆記試験や面接に加え、TOEIC・TOEFLなどの外部英語スコアが評価に組み込まれる仕組みが取られているとされますが、類別の詳細な評価方法は最新の募集要項で必ず確認してください。工学部の編入試験についてより詳しく知りたい方は、広島大学工学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接までもご覧ください。
生物生産学部
生物生産学部は令和9年度に募集人員5名(計画中)での実施が予定されています。令和8年度は10名の募集でしたので、大幅な定員縮小が見込まれる点に注意が必要です。試験内容については外部情報として総合問題や面接といった形式が挙げられることもありますが、正式な科目構成は最新の募集要項で確認してください。なお、生物生産学部は令和7・8年度の試験問題と解答例を公開しており、令和8年度分については「出題の意図」まで公表しています。これは対策を進めるうえで非常に有用な情報源となります。生物生産学部の編入試験についてより詳しく知りたい方は、広島大学生物生産学部の編入試験を徹底解説もご覧ください。
情報科学部(推薦・一般)
情報科学部情報科学科は、推薦と一般を合わせて20名という、編入定員としては学内でも大きな規模の募集を行っています。推薦は出願期間5/7〜5/13・試験5/23・発表6/3、一般は出願期間6/2〜6/11・試験6/27(土)・発表7/8(水)というスケジュールで、2回のチャンスがある点が特徴です。情報科学分野への編入を目指す方にとっては、比較的門戸が広い学部と言えるでしょう。情報科学部の編入試験についてより詳しく知りたい方は、広島大学情報科学部の編入試験を徹底解説もご覧ください。
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広島大学 編入試験の英語対策|TOEIC・TOEFLスコアの重要性
広島大学の編入学試験では、学部によって外部の英語資格・検定試験のスコアが評価に組み込まれる仕組みが取られているとされています。特に工学部では、TOEICやTOEFLのスコア証明書の提出が求められるとされており、出願前に有効なスコアを準備しておく必要があります。目安となる点数は公式に公表されていないため、「これだけあれば安心」という断定はできませんが、早めにスコアを確保しておくことが安全策になります。
外部英語試験スコアを使う学部
工学部をはじめとする一部の学部では、外部英語試験のスコアが選考の一部として活用されるとされています。学部によって独自の英語試験が課される場合もあるため、志望学部の試験形態がどちらに該当するかは、必ず最新の募集要項で確認してください。
スコア準備のタイミング
外部英語試験のスコアは、出願前の一定期間内に受験したものが有効とされるケースが一般的です。そのため、志望学部を決めた段階で、出願時期から逆算していつまでにスコアを確保する必要があるかを計画しておくことが重要です。特に5〜6月に試験が行われる工学部・生物生産学部・情報科学部・教育学部を志望する場合、出願直前になるとIPテストなどの実施日程が限られてくるため、志望を固めたらすぐに英語の学習に着手するのが定石と言えます。必要なスコアの目安や具体的な学習法は、広島大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法で詳しく解説しています。
学部独自の英語試験への備え
文系学部を中心に、外国語試験が独自形式で課される可能性もあります。この点についても最新の募集要項での確認が欠かせません。一般的な英語学習の進め方としては、語彙・文法の基礎固めから始め、長文読解やTOEIC形式の演習へとステップを踏んでいく方法が編入受験生にも広く採られています。専門科目の対策と並行して進める必要があるため、無理のない学習計画を立てることが大切です。
公開されている広島大学編入学試験の過去問から読み取れる出題テーマ
広島大学の編入学試験ページを学部別にたどると、過去問の公開状況が大きく異なることが分かります。文学部・生物生産学部・工学部第一類は、問題そのものに加えて「解答例」や「出題の意図」まで公式サイトで公開しており、対策の手がかりとして非常に価値が高い情報源です。一方、法学部は問題冊子は公開しているものの、小論文の課題文自体は著作権保護の観点から大部分が非公開となっており、理学部・教育学部・情報科学部については本記事執筆時点で編入学試験の過去問公開ページが確認できませんでした。ここでは、公式に公開されている範囲から読み取れる出題テーマを学部別に整理します。なお、問題文そのものの転載は著作権上できないため、以下はあくまで大学が公表した出題の意図・テーマ・形式の紹介です。募集人員・試験科目・日程・倍率といった募集要項レベルの情報はどの受験情報サイトでも入手できますが、「実際に何が出題され、大学が何を評価しようとしているのか」まで踏み込んだ情報はまだ少ないのが実情です。過去問を早い段階で確認しておくことは、限られた対策期間を効率よく使ううえで大きな差につながります。
文学部|16専攻それぞれで出題形式がまったく異なる(令和8年度実施分)
文学部は人文学系16専攻を擁しており、編入学試験の専門科目は志望専攻ごとに別問題です。大学が文学部の編入学試験ページで公開した令和8年度実施分の「解答又は解答例・出題の意図」から、専攻ごとの出題テーマの違いが読み取れます。
- 倫理学:エウダイモニア、アタラクシア、ナーガールジュナ、老荘思想の「道」、アガペー、宗教的実存、ハンナ・アーレント、中江藤樹、ガンディー、ディープエコロジーといった、東西の思想史上の重要な概念・人物を答えさせる用語問題。大学は「倫理学の基礎知識を確認する目的」と出題意図を公開しています。もう1問は2005年にデンマークの新聞が掲載した風刺漫画をめぐる国際的な騒動を題材に、宗教と表現の自由の関係を説明させる出題でした。
- 日本史学・東洋史学:江戸時代の交通制度(脇往還)や宗門人別改帳、天保の改革といった近世史の基礎用語に加え、「満州某重大事件」(張作霖爆殺事件)など近代史の重要事件の経緯を説明させる記述式が中心です。
- 地理学:人文地理では人口移動の定義やオーバーツーリズム・静脈産業といった現代的なキーワードの説明、自然地理では扇状地・氾濫原の地形と土地利用の関係を問う出題があり、人文・自然の両分野からバランスよく出題されています。
- 英米文学語学:ウィリアム・フォークナー『八月の光』の一節を精確に和訳させる問題と、英語教材からの和文英訳問題という、翻訳力そのものを直接評価する構成です。大学は「英文中の語句や構文を正しく読み取る力」「読み取った内容を的確な日本語に置き換える力」を評価すると出題意図を明示しています。
- ドイツ文学語学:ドイツ語の文法・読解・作文に加え、リルケの詩の和訳、シラー・ゲーテ・マルクス・フンボルト・エンデ・ホフマン・ルターといったドイツ文学史上の人物と業績を結びつける知識問題まで、語学力と文学史の知識の両方が問われます。
- 言語学:英語で書かれた言語学の専門的なテキストを和訳させる問題と、動詞の活用パターンを分析させる形態分析の問題で構成されています。
令和8年度の分野別志願者数を見ると、日本史学5名・地理学2名・英米文学語学2名・倫理学1名・ドイツ文学語学1名など、専攻によって受験者数に大きな差があります。志望専攻を決めたら、その専攻の出題形式に合わせて対策を組み立てる必要があります。なお、文学部は令和7年度実施分の「解答又は解答例・出題の意図」も公式サイトに残しているため、2年分を見比べると、専攻ごとの出題形式がどの程度年度で変わるのか(あるいは変わらないのか)を自分の目で確認することもできます。
生物生産学部|4問すべてで「出題の意図」を公開(令和8年度実施分)
生物生産学部は令和7年6月14日に実施した「総合問題」(90分、大問4問構成、解答用紙4枚)について、生物生産学部の編入学試験ページで問題・解答例に加えて出題の意図をすべて公開しています。大学が公表した出題の意図は次のとおりです。
- 第1問:土壌中の物質循環と植物への養分供給に関する基礎知識と理解度を評価する。
- 第2問:細胞のシグナル伝達と植物ホルモンに関する基礎知識と理解度を評価する。
- 第3問:アミノ酸を題材として、有機化学・生化学の基礎知識と理解度を評価する。
- 第4問:生物多様性に関する基礎知識と理解度を評価する。
土壌学、植物生理学、有機化学・生化学、生態学という、生物生産学部の主要分野からまんべんなく出題される設計になっていることが分かります。高専・短大で生物・化学系の科目を履修してきた受験生であれば、この4分野を軸に基礎知識を総ざらいしておくと得点計画が立てやすくなります。生物生産学部も令和7年度実施分の問題・解答例が公式サイトに残っているため、2年分を並べて確認すると、毎年同じ4分野の枠組みで出題されているのか、年度によって出題分野が入れ替わるのかを自分で検証できます。
工学部第一類|微分積分・線形代数・剛体力学の3本柱(令和9年度入試/令和8年6月実施分)
工学部第一類は令和8年6月13日に実施した筆記試験(90分、大問3問、解答用紙3枚)について、工学部の編入学試験ページで出題の意図を公開しています。
- 問題1:微分積分、微分方程式に関する基礎学力を評価し、入学後に本類のカリキュラムに適応できる能力があることを確認する。
- 問題2:線形代数(行列の固有値・固有ベクトル、行列の演算など)に関する基礎学力を評価し、入学後に本類のカリキュラムに適応できる能力があることを確認する。
- 問題3:物理(質点・剛体の力学、運動方程式など)に関する基礎学力を評価し、入学後に本類のカリキュラムに適応できる能力があることを確認する。
3問すべてで「入学後のカリキュラムに適応できる能力があることを確認する」という同じ評価基準が明言されている点が特徴です。高専の専門科目で扱う微分積分・線形代数・剛体力学の基礎が、そのまま出題範囲になっていると考えてよいでしょう。なお、工学部第二類(半導体システムプログラム)は令和9年度入試から高専の電気電子系学科を対象とした推薦入試が新設される計画で、推薦要件には「第4学年の成績が学科内上位25%以内」などが挙げられています。詳しくは広島大学工学部の編入試験を徹底解説もあわせてご確認ください。
法学部|小論文の課題文は著作権保護で非公開、ただし出典書誌は辿れる
法学部は法学部の入試過去問題の閲覧ページで令和6・7年度実施分の問題冊子を公開していますが、小論文で読ませる課題文(新聞記事や書籍からの引用)は著作権保護の観点から大部分が「公表していません」という表示に置き換えられています。試験時間が9時30分〜11時(90分)、解答用紙3枚・下書き用紙1枚・横書きという形式面は確認できるものの、令和6・7年度実施分からは出題テーマそのものを読み取ることはできませんでした。
参考までに、公開が制限される前の過去の実施回(2019年11月実施分)では、小論文が境家史郎『憲法と世論――戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか』(筑摩書房、2017年)を課題文とし、世論調査の質問形式の違いが調査結果にどう影響するかを論じさせる出題でした。同じ回の外国語(英語)は、Haralambos and Holborn編の社会学教科書『Sociology: Themes and Perspectives』の家族社会学の章と、The Japan Times紙に掲載されたVikas Pota氏の記事(2017年5月1日付、日本の若者のwell-beingに関するOECD調査を扱ったもの)の2本立てでした。法学部の小論文・外国語は、社会科学の入門書や新聞の論説記事を読み解く力を一貫して問う傾向がうかがえます。ただし、実際に出題される文章そのものは年度ごとに異なるため、この情報は出題の系統をつかむ参考にとどめ、直近の傾向は必ず最新の公開資料で確認してください。対策としては、特定の年度の課題文を丸暗記するのではなく、新聞の社説やニュース解説記事、社会科学系の新書を日頃から読む習慣をつけ、「初見の文章を制限時間内に要約し、自分の意見を論理立てて述べる」練習を積んでおくことが遠回りに見えて最も効果的です。
経済学部|ミクロ経済理論と専門用語の説明が軸
経済学部の直近年度の過去問は公式サイトでの公開が確認できませんでしたが、過去の実施回(2017年8月実施分)の専門科目(論文、90分、解答用紙6枚)は、差別価格と需要の価格弾力性の関係を具体例を挙げて説明させる記述問題と、ネットワーク外部性・サンクコスト・損益分岐点・乗数効果・景気変動・投資の二重性・独占的競争・死荷重・規模の経済・貨幣錯覚といった経済学の基本用語の中から任意の4つを選んで説明させる用語問題の2本立てでした。ミクロ経済学・マクロ経済学の教科書レベルの用語を横断的に押さえているかどうかが問われる構成といえます。
この形式から読み取れる対策の方向性は、特定のトピックを深掘りするより、標準的な経済学の教科書(ミクロ経済学入門・マクロ経済学入門レベル)に出てくる主要な理論・用語を一通り「自分の言葉で説明できる」状態にしておくことです。用語問題は選択式ではなく記述式のため、丸暗記した定義をそのまま書き写すのではなく、具体例を添えて説明する練習を積んでおくと得点につながりやすくなります。
理学部・教育学部・情報科学部は過去問の公開ページが見当たらない
理学部・教育学部・情報科学部の編入学試験については、2026年8月時点で大学公式サイトに過去問・解答例・出題の意図の公開ページを確認できませんでした。これらの学部を志望する場合、大学の入試担当窓口に直接確認するか、募集要項に記載された試験科目の範囲から出題内容を類推して対策を進める必要があります。ないものを推測で補うことはできないため、最新の公開状況は必ず各学部の入試情報ページでご確認ください。
過去問から導ける学習の順番
- 志望学部・専攻がすでに決まっているなら、まず出題の意図が公開されている学部(文学部・生物生産学部・工学部第一類)かどうかを確認し、公開されていればそれを最優先の教材として使う。
- 文学部志望者は、専攻ごとに出題形式がまったく異なるため、まず志望専攻の過去問を確認してから、専門科目の対策範囲を絞り込む。
- 生物生産学部志望者は、土壌学・植物生理学・生化学・生態学の4分野を基礎知識のレベルで総ざらいする。
- 工学部第一類志望者は、微分積分・線形代数・剛体力学の3分野を「入学後のカリキュラムに対応できる水準」まで仕上げる。
- 法学部・経済学部志望者は、直近の出題テーマそのものは非公開・未公開でも、社会科学系の新書・専門用語集を日常的に読み、記述力と専門用語の説明力を鍛えておく。
- 理学部・教育学部・情報科学部志望者は、募集要項に記載された試験科目の範囲を出発点に、入試担当窓口へ問い合わせて情報を補う。
本節で扱った出題テーマ・解答例・出題の意図は、いずれも広島大学が公開している資料に基づいています(文学部・生物生産学部・工学部第一類は令和8年度実施分、法学部・経済学部の一部は過去の実施回)。出題内容は年度によって変わるため、必ず最新の公開資料をご自身で確認してください。
広島大学 編入試験の対策法と学習スケジュール
広島大学の編入試験対策は、志望学部の試験日程から逆算してスケジュールを組むことが基本です。前述のとおり、工学部・生物生産学部・情報科学部・教育学部は5〜6月に試験が行われる「前期グループ」であり、前年のうちに専門科目の主要な範囲を仕上げておく必要があります。一方、文学部・理学部・法学部・経済学部は10〜11月試験の「後期グループ」のため、夏以降も対策を積み上げる時間的余裕があります。
専門科目・英語・面接の配分
専門科目、英語、面接・志望理由書の3つをバランスよく配分することが重要です。前期グループを受験する場合は準備期間が短くなるため、専門科目と英語を並行して進める必要があり、後回しにしがちな面接対策や志望理由書の作成も早めに着手しておくと安心です。高専生であれば在籍校の専門カリキュラムとの両立、大学生や社会人であれば在籍校の単位取得や仕事との両立が課題になるため、自分の生活スタイルに合わせた無理のない計画を立てましょう。
志望理由書と面接対策
面接や志望理由書では、「なぜ広島大学のその学部・学科を志望するのか」「編入後に何を学び、将来どう活かしたいのか」という一貫したストーリーが問われるのが一般的です。付け焼き刃の回答では見抜かれやすいため、志望学部の研究内容やカリキュラムを事前にしっかり調べ、自分の経験や関心と結びつけて説明できるように準備しておくことが大切です。志望理由書の具体的な書き方は広島大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント、小論文の出題傾向と対策は広島大学編入の小論文対策|出題傾向と書き方のコツで詳しく解説しています。
独学と専門的な指導の活用
編入試験は情報が大学受験ほど広く出回っておらず、独学だけでは対策の方向性に迷いやすいという特徴があります。過去問の入手や出題傾向の分析、面接・志望理由書のブラッシュアップなど、自分だけでは判断が難しい部分について、編入試験に詳しい予備校や家庭教師の指導を取り入れることも一つの有効な選択肢です。独学を続けながらも、必要な場面でサポートを活用するという柔軟な姿勢が、限られた準備期間を有効に使うコツと言えるでしょう。
広島大学に編入するメリットと編入後の学生生活
広島大学に編入することには、いくつかのメリットがあります。国立大学であるため学費は標準額に基づいており、私立大学と比較して経済的な負担を抑えやすい点は大きな魅力です。また、中国・四国地方を代表する総合大学として研究環境が整っており、専門性を深めたい学生にとって魅力的な選択肢となります。
単位認定と卒業までの流れ
編入学試験に合格した後は、これまでの在籍校で修得した単位の認定を経て、標準的には2年間での卒業を目指すことになります。ただし、認定される単位数は個人の学修歴や学部の基準によって異なり、履修すべき科目数や卒業までの負担も変わってきます。入学後にどの科目を優先的に履修すべきか、早い段階で学部の履修案内を確認し、計画的に進めることが重要です。
編入後の進路(大学院進学・就職)
編入学生の進路としては、そのまま大学院に進学して専門性をさらに深めるケースも一般的で、特に理系学部では研究室配属を経て大学院進学を選ぶ学生も多く見られます。もちろん、学部卒業後にそのまま就職する道も開かれています。広島大学のキャンパスは東広島キャンパスを中心に構成されており、編入後は新しい環境での学生生活が始まります。編入は、これまでの学びを土台にしながら、進路を見つめ直すセカンドチャンスとしての意味も持っています。次のFAQでは、編入を検討する方からよく寄せられる疑問をまとめていますので、あわせて確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
広島大学の編入は何年次からになりますか?
編入学試験を実施している8学部いずれも、第3年次への編入となります。合格後は2年間での卒業を目指すのが標準的なモデルですが、実際の履修負担は単位認定の状況によって個人差があります。
高専生でなくても広島大学に編入できますか?
可能です。高等専門学校卒業(見込み)者だけでなく、短期大学卒業(見込み)者、専修学校(専門課程)修了者、他大学で所定の単位を修得した者なども出願資格の対象となります。ただし、学部ごとに細かい出願資格の要件が異なるため、志望学部の最新の募集要項で必ず確認してください。
広島大学の編入試験の倍率はどのくらいですか?
令和8年度の実績では、全学部合計で受験者220名に対して合格者95名、実質倍率は約2.3倍でした。ただし学部差は大きく、経済学部(一般)は約4.0倍、工学部第四類は約4.2倍など、学部・区分によって難易度は大きく異なります。倍率は単年度のデータであるため、経年での変動もあわせて確認することをおすすめします。
TOEICは何点あれば合格できますか?
合格の目安となる点数は公式に公表されていません。工学部など一部の学部ではTOEICやTOEFLのスコア証明書の提出が求められるとされているため、出願前に有効なスコアを確保しておくことが重要です。具体的な提出要件や有効期間は、最新の募集要項で必ず確認してください。
広島大学の編入試験に過去問はありますか?
文学部・生物生産学部・工学部第一類は、試験問題・解答例に加えて「出題の意図」まで公式サイトで公開しています。法学部は問題冊子を公開していますが、小論文の課題文自体は著作権保護のため非公開です。理学部・教育学部・情報科学部については、2026年8月時点で編入学試験の過去問公開ページが確認できませんでした。志望学部の公式ページで個別に最新の公開状況を確認してください。
複数の学部を併願できますか?
広島大学内では、教育学部・工学部・生物生産学部・情報科学部が5〜6月、文学部・理学部・法学部・経済学部が10〜11月に試験が実施されるため、日程上は複数学部の受験を検討できる余地があります。ただし、出願に関する規定は学部ごとに定められているため、併願を検討する場合は各学部の最新の募集要項で条件を確認してください。
広島大学に編入した合格者の声
募集人員や倍率、試験科目といった数字だけを見ていても、実際にどのように対策を進めればよいのかはイメージしづらいものです。実際に広島大学への編入を果たした先輩たちが、どのように試験対策を進めたのかは、募集要項だけでは分からない実践的なヒントになります。スプリング・オンライン家庭教師では、実際に広島大学へ編入した受講生へのインタビューを合格体験記として公開しています。
北九州工業高等専門学校から広島大学教育学部へ|面接のみの試験を3ヶ月で突破
北九州工業高等専門学校から広島大学教育学部(第二類 技術・情報系コース)へ3年次編入した早原さんのインタビューです。前述のとおり、教育学部の編入学試験は面接のみで実施されており、専門科目の筆記対策とは異なる準備が必要になります。3ヶ月という短期間でどのように面接対策を組み立てたのかを、本人の言葉で紹介しています。詳しくは【大学編入合格体験記】北九州工業高等専門学校から広島大学教育学部へ3年次編入|面接のみの試験を3ヶ月で突破をご覧ください。
長崎大学医学部から広島大学工学部へ|4年間の悩みと3ヶ月集中対策
長崎大学医学部医学科から広島大学工学部へ編入した寺尾さんのインタビューです。医学部在学中に抱いた進路の悩みから、工学部編入を決意し、3ヶ月間の数学・情報対策を集中して行った経緯が語られています。医学部から工学系学部への編入という珍しいケースだけに、周囲に相談できる相手が少ない編入特有の不安にどう向き合ったかも参考になります。詳しくは【大学編入合格体験記】長崎大学医学部から広島大学工学部へ編入|4年間の悩みと3ヶ月集中対策で掴んだ合格をご覧ください。
この2つの体験記に共通しているのは、いずれも本格的な対策期間が「3ヶ月」だったという点です。編入試験は情報が出回りにくく、独学だけでは対策の方向性に迷いやすい一方で、志望学部の出題形式を早期に把握し、専門科目・面接のどちらに重点を置くべきかを見極められれば、短期間での合格も十分に現実的だということが、この2つの事例から読み取れます。もちろん出身校での学修状況や志望学部によって必要な準備期間は変わるため、自分の状況に当てはめて計画を立てることが大切です。
なお、広島大学には学部の編入学試験とは別に、法科大学院(既修者・未修者)や大学院人間社会科学研究科などへの進学ルートもあります。学部編入後にさらに大学院進学を視野に入れている場合は、広島大学法科大学院の入試を徹底解説もあわせてご確認ください。
まとめ|広島大学 編入は学部ごとの情報収集がカギ
広島大学の編入学試験は、文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部・生物生産学部・情報科学部の8学部で実施されており、高専・短大・大学など多様な背景を持つ受験生に開かれた制度です。一方で、募集人員・出願資格・試験日程・倍率・試験科目は学部ごとに大きく異なり、2027年度は工学部第二類の増員や理学部生物科学科の募集停止予定など、例年と異なる変化も予定されています。この記事の要点を整理すると、次のようになります。
- 編入試験を実施しているのは8学部で、医療系学部は公式の編入学試験ページに含まれていない。
- 令和9年度は文学部・生物生産学部で定員縮小、工学部第二類で大幅増員が計画されており、年度による変動が大きい。
- 試験時期は5〜6月の「前期グループ」と10〜11月の「後期グループ」に分かれ、準備期間の取り方が異なる。
- 令和8年度実績の全体倍率は約2.3倍だが、学部・区分によって1倍台から4倍台まで幅がある。
- 試験科目の詳細は公式ページに明記がなく、最新の募集要項での確認が不可欠。
- 文学部・生物生産学部・工学部第一類は過去問の「出題の意図」まで公開しており、対策の手がかりとして活用できる。法学部・理学部・教育学部・情報科学部は公開範囲が限られる。
- 工学部などでは外部英語スコアの提出が求められるとされ、早めの準備が重要。
広島大学 編入を目指すうえで最も大切なのは、志望学部の最新の募集要項を必ず自分の目で確認し、募集人員・出願資格・試験科目・日程の正確な情報をもとに計画を立てることです。この記事で紹介した内容は本記事執筆時点の公式情報に基づくものであり、年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず広島大学の公式サイトで最新情報をご確認ください。工学部・法学部・教育学部を志望する方は、学部別の個別記事もあわせて参考にしながら、専門科目・英語・面接対策をバランスよく進めていきましょう。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
専門講師による個別指導をご希望の方は、大学編入対策コースの詳細をご覧ください。
動画でも解説しています
この記事のテーマは、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルでも解説しています。テキストとあわせてご活用ください(画像をクリックするとYouTubeで再生されます)。
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