【大学編入】小山高専とは！？高専の特色、大学編入の状況

大学編入2023.03.10

1 はじめに
2 所在地
3 偏差値
4 教育理念・学科
5 生徒数
6 ロボコン
7 大学編入状況
8 おわりに

はじめに

大学編入コース・高専プログラム編集部です。

今回の記事では、小山工業高等専門学校、通称、小山高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。

所在地

小山高専は、栃木県小山市にあります。

偏差値

偏差値は

栃木県の高校 183 校中 15位です。

栃木県内で偏差値が同じ高校、近い高校は、下記の通りです。

宇都宮短期大学附属高校普通科特進コース(偏差値61)、作新学院高校英進部英進選抜クラス(偏差値61)、佐野日本大学高校普通科特進コース(偏差値61)、宇都宮中央女子高校普通科(偏差値61)、大田原高校(偏差値61)、佐野日本大学高校普通科特進コースSSクラス(偏差値62)、栃木女子高校(偏差値63)

教育理念・学科

小山高専は、1965年(昭和40年)設立以来、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。

小山高専は「技術者である前に人間であれ(技術者になるためには人間としての豊かさ、魅力を備えなければならない」を教育方針として掲げています。

小山高専本科には、以下の4つの学科が設置されています。

学科	内容
機械工学	動力を生み出すエンジンから知能をもったロボットまで幅広く教育と研究を行っています。そのために基礎学力を積んだ応用力のある技術者の養成を目標としています。具体的には、よみ、かき、ソロバン（基礎の養成）、ものをつくる（技術力の錬磨）、ものをかんがえる（科学の研鑽）を目標とし、12名の教員陣と4名の技術職員がそれぞれの専門分野で個性を発揮して学生達の教育・研究の指導を行っています。続きを読む
電気電子創造工学	電気電子創造工学科（EE科）は、現代社会を支える電気・電子・情報技術を中心とした理論や技術を学べる学科です。これらの技術は人工衛星・ロボット・自動車・スマートフォン・スーパーコンピュータの製品開発や、スマートエネルギー・オートメーション製造・プログラム開発・情報デザイン分野などの様々な分野で必要不可欠な技術です。続きを読む
物質工学	物質とはどのようなものか、それらが織りなす様々な現象がどのような仕組みで、なぜ起こるのかという本質を学び、化学を基礎とする知識と技術を身につけることができる学科です。続きを読む
建築	建築の原点は｢人間の生活｣です。そして、豊かな生活を実現するために，よりよい｢住まい｣と、｢環境｣を追求するのが建築学のねらいなのです。建築学科では、そのための技術や理論，(実践)方法の獲得を目指していますので、単に工学だけでなく、社会科学、人文科学、さらには芸術の分野にまでおよぶ幅広い学習が必要となります。続きを読む

生徒数

入学定員数は、１学年200名(機械工学科40名、電気電子創造工学科80名、物質工学科40名、建築学科40名)、総定員1000名で、令和4年には、5学年で1002名の学生が在籍しています。

本科には202名の女子学生が在籍しており、おおよそ4.9人に1人の割合です。

インドネシア、マレーシア、モンゴル、インド、エストニアなど海外からの留学生も9名在籍しています。

ロボコン

過去5年間の小山高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。

年度	全国大会	関東甲信越地区大会
2022		Bチーム(ドラム犬マッハ号)　技術賞、特別賞(セメダイン株式会社)
2021	クアッドアクセラー　ロボコン大賞、優勝	Aチーム(アナゴちゃん家) デザイン賞 Bチーム(クアッドアクセラー) 準優勝
2020	シンクロシスターズ♪　超優秀賞	Aチーム(あっぱれセグ郎くん) 技術賞 Bチーム(合体☆トチV) アイデア賞 Cチーム(シンクロシスターズ) 最優秀賞
2019		Aチーム技術賞 Bチーム特別賞(東京エレクトロン株式会社)
2018		Aチーム(ミツ星ガーデンズ) 特別賞(株式会社安川電機) Bチーム(Glory)　アイデア賞

大学編入状況

令和3年度には、178名が卒業され、そのうち70名が就職、94名が進学、その他14名となっています。

小山高専の5年生の学生の一部は、専攻科への進学あるいは他大学の2年次／3年次へ編入をします。

令和3年度〜平成31年度の進学状況を見ると、小山高専専攻科への進学者が最も多く(令和3年度20名、令2年度22名、平成31年度28名)、次いで、長岡技術科学大学(令和3年度13名、令2年度10名、平成31年度11名)、豊橋技術科学大学(令和3年度9名、令2年度13名、平成31年度5名)、群馬大学(令和3年度10名、令2年度10名、平成31年度5名)です。

またそのほかには、東京大学(令和2年度2名)、大阪大学(令和3年度1名)、東北大学(令和2年度1名、平成31年度1名)、北海道大学(令和2年度1名)、東京工業大学(令和3年度1名、令和2年度2名、平成31年度2名)、筑波大学(令和2年度4名、平成31年度3名)などの難関大学への編入者も複数名います。

小山高専の大学編入実績は高いものと言えるでしょう。