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香川大学法学部(夜間主)の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

香川大学法学部(夜間主コース)の3年次編入学は、就業を続けながら学ぶ社会人を対象に、小論文と面接だけで合否を判定する「社会人選抜第3年次編入学」という独自の選抜制度です。英語の筆記試験を課さず小論文100点と面接90点の計190点で選抜する点が、同じ香川大学法学部でも昼間コースの編入学試験とは大きく異なります。四国で唯一の国立大学法学部である香川大学法学部は、1995年に夜間主コースを設置し、総合法政コースのもとで働きながら法律学・政治学を学べる環境を整えてきました。本記事では、香川大学が公式に公表している2026年度募集要項の内容にもとづき、出願資格、試験科目と配点、日程、倍率の考え方、科目別の対策、志望理由書と面接のポイント、併願戦略までを、実際の要項の記載順に沿って整理します。
結論から言うと、香川大学法学部(夜間主)の編入試験で最初に押さえるべきは、出願資格が「就業に関する要件」と「学歴に関する要件」の両方を満たす必要があるという二重構造になっている点です。学歴要件だけを見て準備を進めると、就業要件を満たせずに出願できないケースが生じるため、募集要項の該当箇所を早い段階で照合しておく必要があります。
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香川大学法学部(夜間主)編入学の概要
香川大学法学部は、高等裁判所をはじめとする官公庁が集まる高松市幸町に位置し、四国で唯一の国立大学法学部として、法学的素養を備えた専門職業人と、開かれた民主主義的な社会を支える公共的市民の育成を教育理念に掲げています。夜間主コースでは社会人としての幅広い判断力と、政策遂行能力に代表される専門実務能力の育成を目的として位置づけており、昼間コースとは教育目標の重心が異なります。学部の入学者受入方針では、社会人学生として明確な動機と高い意欲を持つ人物を歓迎するとともに、編入学生には歴史学・地理学・経済学・社会学など隣接領域の基礎知識や外国語などの教養科目を、編入前にできる限り修得しておくことが望ましいと明記されています。
夜間主コースは1995年に設置された少人数編成のコースで、学生は全員「総合法政コース」に所属し、公法系・私法系・政治学系の科目をゼミナール中心の少人数教育で学びます。授業は平日6限(18時00分〜19時30分)と7限(19時40分〜21時10分)に加え、土曜日にも開講されるため、日中の仕事を続けながら通学することを前提に時間割が組まれています。編入学生は3年次から専門科目を集中的に履修する必要があるため、教養科目の未修得分が多いほど、卒業までのスケジュールに余裕がなくなる点に注意が必要です。
夜間主コースの学生には、情報処理能力や外国語の実用能力、他の専門分野の基礎・概論といった学修についても、昼間コースの学生に準じた配慮が行われています。夜間主コースだからといって学ぶ内容の水準が下がるわけではなく、時間帯と履修ペースの設計が異なるという位置づけです。現代的な実学知識にもとづく総合的な能力を養い、社会人としての判断力・企画力・政策遂行能力をより高めることが、このコースの教育上のねらいとして説明されています。すでに社会人経験を積んでいる編入生にとっては、実務での経験と法学・政治学の理論とを往復させながら学べる点が、このコースならではの学び方だといえます。
なお、同じ香川大学法学部でも、昼間コースの学生は3年次以降に法律職コース・公共政策コース・企業法務コースという3つのコースから、将来の職業に応じて重点の異なる学びを選択する仕組みになっています。これに対して夜間主コースは全員が総合法政コースに一本化されており、公法系・私法系・政治学系の科目をコース分けせず横断的に学ぶ点が、昼間コースとの制度上の大きな違いです。将来の進路に応じて専門コースを絞り込みたい人は昼間コースを、幅広い分野を横断的に学びたい人は夜間主コースを選ぶ、という考え方の整理にも役立ちます。
ここまでの制度内容を踏まえると、香川大学法学部(夜間主コース)への編入は、次のような状況にある人に向いていると考えられます。
- 現在の仕事を続けながら、平日夜間・土曜を使って法律学・政治学を体系的に学び直したい人
- 大学・短大・高専等での既習単位を活かして、1年次からではなく第3年次から効率的に学びたい人
- 英語の筆記試験よりも、小論文と面接で自分の考えや適性を示すほうが得意だと感じる人
- 2年間での卒業にこだわらず、長期履修制度を利用しながら着実に単位を積み上げたい人
逆に、英語力を活かして選抜を有利に進めたい人や、就業要件を満たせない在学中の学生(社会人経験・就職内定のいずれにも該当しない場合)は、夜間主コースの社会人選抜ではなく、昼間コースの編入学を検討することになります。
通学のしやすさも、社会人が夜間主コースを検討するうえで見落とせない要素です。香川大学法学部が置かれる幸町南キャンパスは高松市の中心部に近く、JRやことでんバスなど複数の交通手段でアクセスできる立地にあるため、高松市内や近隣市町で働きながら通学する人にとって、勤務先から大学までの移動時間を計算しやすい環境が整っています。平日6限・7限という開講時間帯を踏まえると、仕事の終業時刻から通学にかかる時間を逆算し、無理なく授業開始時刻に間に合うかどうかを、出願前の段階で具体的にシミュレーションしておくことをおすすめします。
3年次編入後の修業年限は2年ですが、勤務の都合などで標準の年限では履修が難しい学生のために、法学部には長期履修学生制度が用意されています。2年間の教育課程を3年間に分けて計画的に履修できる制度で、合格者に個別に案内される仕組みです。長期履修が認められた場合、2年間分の授業料総額を3年間に分割して納付する形になるため、まとまった金額を一度に用意する必要がなく、家計や仕事の状況に応じて履修ペースを調整しやすくなります。大学編入という制度そのものの位置づけや一般選抜との違いについては、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説で基礎から整理しているので、あわせて確認しておくと全体像をつかみやすくなります。
香川大学法学部の入学者受入方針では、入学者に求める学力・能力・資質等として5つの柱が示されています。この5項目は、そのまま小論文と面接の評価観点に対応づけられているため、対策の優先順位を考える際の土台になります。とくに②の思考力・判断力・表現力と、③〜⑤の主体性・関心意欲・倫理観は、社会人選抜の小論文・面接それぞれの評価基準とほぼ同じ言葉で説明されており、募集要項を読み込むほど対策の方向性が具体的になっていく構造です。
| 求める学生像 | 内容の要点 |
|---|---|
| ①知識・技能 | 高等学校等における幅広い学習に裏付けされた知識・技能の総合力と学ぶ力 |
| ②思考力・判断力・表現力 | 物事を多角的にとらえ筋道立てて考える力、論理的な思考力と判断力、意見を説得的に表現する力 |
| ③主体性・多様性・協働性 | 多様な他者とかかわり、他者の意見や価値観を尊重して相互理解に努める協働性・コミュニケーション能力 |
| ④関心・意欲・態度 | 正義と衡平を社会に実現しようとする意欲、現代社会の動きへの問題意識 |
| ⑤倫理観・社会的責任 | 社会の構成員としての自覚と責任、自律的に行動できる能力 |
募集人員・出願資格(社会人選抜第3年次編入学)
香川大学法学部(夜間主コース)の3年次編入学は、正式には「社会人選抜第3年次編入学」という名称で実施されます。2026年度(2026年4月入学)の募集要項では、募集人員は法学科(夜間主コース)で「若干人」と定められており、教育学部や経済学部のように学科単位で明確な人数枠が示される募集ではありません。募集人員が「若干人」表記である以上、年度によって合格者数が変動しやすいことを前提に、出願資格を満たす人であれば早めに準備を進めておくことが実務的な対応になります。編入学の時期は2026年4月1日で、編入学年次は第3年次に固定されています。
出願資格は、「就業に関する要件」(ア)と「学歴に関する要件」(イ)の両方を満たす者と定められています。就業要件は、現に就業し入学後も就業しながら勉学することを確約できる者、2026年3月31日までに22歳に達し社会人としての経験(家事専従やボランティアなどを含む)を2年以上有する者、出願時に学生で就職が内定している者、のいずれかに該当することを求めるものです。定職を持ちながら夜間・通信制の大学に在学していた期間も、社会人としての経験期間に算入できると募集要項に明記されている点は、社会人経験の証明に迷う人にとって重要な確認事項です。
この試験を目指す場合、出願期間(12月上旬)から逆算して準備を進めると計画が立てやすくなります。出願の半年〜1年ほど前から出願資格の該当号を確認し、証明書の発行元とのやり取りを始めておくことが、直前になって書類がそろわないという事態を避ける現実的な対応です。目安としては、出願3〜6か月前に出願資格の確認と証明書類の手配、出願1〜2か月前に小論文の演習開始、出願直前に志望理由書の下書きと推敲、出願後から試験日までの1か月強で面接練習という流れで逆算すると、無理のないスケジュールになります。
| 区分 | 該当する主なケース |
|---|---|
| 就業要件① | 現に就業しており、入学後も就業しながら勉学を続けることを確約できる者 |
| 就業要件② | 2026年3月31日までに満22歳に達し、社会人としての経験(家事専従・ボランティア等を含む)を通算2年以上有する者 |
| 就業要件③ | 出願時点で学生であり、就職が内定している者 |
学歴要件は12項目にわたって列挙されており、大学・専門職大学の卒業(見込み)者、大学改革支援・学位授与機構による学士学位の取得(見込み)者、短期大学・専門職短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、専修学校専門課程(修業年限2年以上かつ総授業時数1,700時間以上または62単位以上)の修了(見込み)者、他大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み)した者などが対象になります。高専生や短大生だけでなく、大学に2年以上在学して62単位以上を修得した在学者も出願対象に含まれるため、学部を中途で離れて働きながら学び直したい人にも門戸が開かれている制度だといえます。
| 学歴要件の主な該当者 | 備考 |
|---|---|
| 大学・専門職大学の卒業(見込み)者 | 学部を問わず対象 |
| 短期大学・専門職短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者 | 旧国立工業教員養成所等の卒業者も含む |
| 専修学校専門課程の修了(見込み)者 | 修業年限2年以上・総授業時数1,700時間以上または62単位以上が条件 |
| 他大学・専門職大学に2年以上在学し62単位以上修得(見込み)の者 | 休学期間は在学年数に含めない |
| 外国の大学・学校で14年の課程を修了(見込み)した者等 | 外国の短期大学卒業者・通信教育での修了者を含む |
学歴要件には、このほかにも高等学校の専攻科や中等教育学校後期課程の専攻科、特別支援学校の専攻科の修了(見込み)者、外国の学校で14年の課程を修了(見込み)した者など、細かい区分が設けられています。自分がどの号に該当するかを自己判断せず、少しでも迷う場合は入試課や教務課学務第一係へ事前に問い合わせておくことが、出願段階でのつまずきを防ぐうえで確実です。とくに専修学校専門課程からの出願は、修業年限と総授業時数・単位数の条件を満たしているかどうかで対象になるかどうかが変わるため、出身校の学則で該当性を確認しておく必要があります。
| その他の学歴要件(要約) | 備考 |
|---|---|
| 学位授与機構による学士の学位取得(見込み)者 | 大学改革支援・学位授与機構が発行した学位記・証明書が必要 |
| 高等学校専攻科・中等教育学校後期課程専攻科の修了(見込み)者 | 学校教育法上の専攻科として位置づけられたものに限る |
| 特別支援学校専攻科の修了(見込み)者 | 同上 |
| 外国の通信教育・外国の学校で14年の課程を修了(見込み)した者 | 日本国内での履修や、文部科学大臣が指定する教育施設が対象 |
視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・病弱など、受験上・修学上の配慮を必要とする志願者は、出願に先立って香川大学入試課へ事前相談することができます。相談は志願者本人だけでなく、保護者や本人の状態を説明できる立場の人が行うことも認められているため、必要な配慮がある場合は出願直前ではなく、できるだけ早い時期に申請書と健康診断書等を添えて相談を始めておくと、受験当日の対応がスムーズになります。
出願にあたっては、下記の書類を出願期間内にそろえて郵送する必要があります。
- 編入学願書・受験票・写真票(出願以前6か月以内に撮影した写真を貼付)
- 志望理由書(本学所定の用紙・800字以内・志願者本人の直筆)
- 履歴書、在職証明書または社会人経験を証明する書類
- 最終学校の卒業(見込み)証明書、学位記の写しなど学歴要件に応じた証明書類
- 成績証明書(出身学校長作成・厳封)
- 検定料18,000円の振込を証明する書類、あて名票、受験票返送用封筒(410円分の郵便切手を貼付)
社会人としての経験を証明する書類は、勤務先が発行する在職証明書や職歴証明書が基本ですが、家事専従やボランティアなど就労以外の経験を証明する場合は、20歳以上の友人・家族による証明でも認められると募集要項に記載されています。証明書類の発行には時間がかかることが多いため、出願期間より前から準備を始めておくことが、書類不備による受理拒否を避けるうえで欠かせません。仕事を続けながら香川大学への編入を目指す人向けの制度全体の比較は、社会人が香川大学に編入する方法|両立スケジュールと出願準備でも整理しているので、あわせて参考にしてください。
出願書類の取り扱いには、いくつか実務的な注意点があります。旧姓(旧名)で作成された証明書等を使用する場合は、婚姻等により姓名が変更になった理由を証明書の余白に記入する必要があり、出願後に大学から確認の連絡が入ることもあります。検定料を払い込んだのに出願しなかった場合や、誤って二重に払い込んだ場合を除き、払込済の検定料は原則として返還されない取り扱いです。出願書類は受理後の返還や記載内容の変更が認められていないため、記入前に下書きで内容を確定させてから清書する進め方が安全です。
検定料の振込にも実務上の制約があります。振込先は郵便局・ゆうちょ銀行を除く金融機関の窓口に限られ、ATMでの振込は利用できません。金融機関の窓口取扱時間は通常平日15時までで、土曜日・日曜日・祝日は休業となるため、出願期間の終盤に慌てて振り込もうとすると窓口が開いていない事態になりかねません。振込手数料は志願者本人の負担となる点もあわせて確認しておきましょう。振り込んだあとは、入学願書下部の「受付金融機関出納印」欄に押印を受けていることを忘れずに確認してください。
試験科目と配点
香川大学法学部(夜間主コース)の社会人選抜第3年次編入学は、小論文と面接(志望理由書の評価を含む)の総合点で合否を判定します。小論文か面接のいずれか一方でも受験しなかった場合は、その時点で合格者になれないと募集要項に明記されており、両方をそろって受験することが前提条件です。さらに、面接点が90点満点中30点に満たない場合は、小論文の得点にかかわらず不合格になるという基準も設けられています。
| 試験科目 | 配点 |
|---|---|
| 小論文 | 100点 |
| 面接 | 90点 |
| 合計 | 190点 |
小論文は1,000〜1,200字程度の論述で、出題範囲は「広く社会・政治・法律・人文等の分野」と定められています。評価の観点として論理的思考力、文章表現力、説得力の3点が募集要項に明示されているため、単に文章をまとめる力だけでなく、根拠を示しながら自分の意見を説得的に展開できるかどうかが問われます。出題は特定の専門知識を前提とした法律学の設問というより、新聞やニュースで報じられる社会的なテーマについて考えを述べさせる形式に近いと考えられます。
面接は一人あたり約20分間で実施され、論理的思考力や口頭での表現力、社会現象に対する関心といった法学部生に必要な素養に加えて、本学部を志望する動機、就業しながら勉学する意欲、就学時間を確保できる見通しなど、夜間主学生としての適性そのものが評価項目として明示されている点が特徴です。単に「学びたい」という意欲だけでなく、仕事と両立できる具体的な生活設計を語れるかどうかが評価に直結します。
同じ香川大学法学部が実施する昼間コースの編入学(第1次・第2次)と比較すると、試験科目の構成自体が異なります。昼間コースでは小論文・英語・面接の3科目で合計230点、夜間主コースの社会人選抜では英語を課さず小論文・面接の2科目で合計190点という設計です。英語の筆記試験がない分だけ、社会人選抜では小論文と面接それぞれの比重が高くなるため、英語が苦手でも出願しやすい一方、小論文と面接の一つひとつにかけられる準備の密度が重要になります。
| 区分 | 試験科目 | 配点 | 検定料 |
|---|---|---|---|
| 社会人選抜第3年次編入学(夜間主コース) | 小論文・面接 | 100+90=190点 | 18,000円 |
| 第3年次編入学 第1次(昼間コース) | 小論文・英語・面接 | 100+100+30=230点 | 30,000円 |
| 第3年次編入学 第2次(昼間コース) | 小論文・英語・面接 | 100+100+30=230点 | 30,000円 |
検定料も夜間主コースの社会人選抜のほうが18,000円と、昼間コースの30,000円より低く設定されています。検定料の違いは選抜区分ごとの制度設計の違いを反映したものであり、難易度の高低を直接示すものではないため、金額だけで受けやすさを判断しないよう注意してください。志望理由書も面接評価に含まれる以上、試験科目としては小論文・面接の2つでも、実質的に評価される要素は志望理由書を含めた3点に及ぶという理解を持っておくと、準備の抜け漏れを防げます。
先に触れた「求める学生像」5項目と、小論文・面接の評価観点を突き合わせると、対策すべき力がより具体的に見えてきます。小論文は主に②思考力・判断力・表現力を、面接は③〜⑤の主体性・関心意欲・倫理観を測る場という役割分担になっている点を意識すると、それぞれの試験で何をアピールすべきかが整理しやすくなります。
| 評価の場 | 対応する求める学生像 | 対策の視点 |
|---|---|---|
| 小論文 | ②思考力・判断力・表現力 | 論理構成の一貫性、根拠に基づく主張、説得力のある表現 |
| 面接(志望理由書含む) | ③主体性・多様性・協働性、④関心・意欲・態度、⑤倫理観・社会的責任 | 就業と学修を両立する意欲、社会への問題意識、社会人としての自覚 |
出願期間・試験日・合格発表までの日程
2026年度(2025年8月公表)の社会人選抜第3年次編入学(夜間主コース)法学部の日程は、以下のとおり確定していました。2027年度以降の募集要項は例年8月下旬に公表される予定のため、実際に出願する年度の日程は、公表され次第、香川大学の公式ページで必ず確認してください。
| 項目 | 2026年度(実績) |
|---|---|
| 出願期間 | 2025年12月8日(月)〜12月12日(金)17時必着 |
| 検定料振込期間 | 2025年12月1日(月)〜12月12日(金) |
| 試験日 | 2026年1月24日(土)小論文9:00〜11:00/面接12:00〜 |
| 合格発表 | 2026年2月11日(水・祝)午前9時(予定) |
| 入学手続期限 | 2026年3月15日(日)17時必着 |
| 検定料 | 18,000円 |
出願は「簡易書留・速達」による郵送が原則で、出願期間最終日の9時から17時に限り持参も認められています。郵送の場合は出願期間最終日の17時までの必着が原則で、それを過ぎると一定の条件を満たした場合にのみ受け付けられる取り扱いのため、余裕を持った投函が欠かせません。提出先は香川大学教務課学務第一係(法学部担当)です。出願期間はわずか5日間と短いため、出願書類の準備は出願開始よりかなり前から進めておく必要があります。
見落としやすいのが、昼間コースの第2次編入学試験との日程の重なりです。法学部第3年次編入学(第2次・昼間コース)の試験日も同じ2026年1月24日(土)に設定されているため、夜間主コースの社会人選抜と昼間コースの第2次を同一年度に併願することはできません。昼間コースと夜間主コースのどちらを受けるかは、出願資格だけでなく、この日程上の制約も踏まえて早めに決めておく必要があります。
入学手続を完了すると、法学部(夜間主コース)の納付金は入学料141,000円(予定)、授業料は前期分133,950円・年額267,900円(予定)となります。昼間コースの入学料282,000円・年額授業料535,800円とくらべると、夜間主コースの納付金はおおむね半額に設定されているため、働きながら学費を負担する社会人にとって、費用面の設計も選択理由の一つになり得ます。入学料・授業料の納付が困難な場合の免除・徴収猶予制度もあるため、必要な場合は入学手続書類が届いてから早めに確認しておくとよいでしょう。
同じ2026年度サイクルで実施された法学部の3つの編入学区分の日程を並べると、それぞれの位置づけの違いがよくわかります。昼間コース第1次は夏、第2次と夜間主コースの社会人選抜は冬という、時期が大きく異なる2つの山があることを踏まえてスケジュールを組むと、出願機会を取りこぼしにくくなります。
| 区分 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 第1次(昼間コース) | 2025年8月19日〜8月25日 | 2025年9月11日 | 2025年10月2日 |
| 第2次(昼間コース) | 2025年12月1日〜12月5日 | 2026年1月24日 | 2026年2月11日 |
| 社会人選抜(夜間主コース) | 2025年12月8日〜12月12日 | 2026年1月24日 | 2026年2月11日 |
試験会場は、いずれの区分も香川大学法学部(幸町南キャンパス、高松市幸町2番1号)です。JR高徳線「昭和町駅」から徒歩約5分、ことでんバス「幸町」または「宮脇町」下車徒歩2〜3分でアクセスできるほか、高松空港からは空港連絡バスで「中新町」等下車後に徒歩10〜15分、JR高松駅からタクシーで約10分(約800円)が目安です。試験当日は自動車での入構ができないため、公共交通機関を使ったルートと所要時間を事前に確認しておくと当日の移動がスムーズになります。
試験当日の受験上の注意事項も、募集要項で細かく定められています。集合時刻は8時30分まで、15分以上遅刻すると受験できなくなるため、余裕を持った到着計画が欠かせません。机の上に置けるのは筆記用具・消しゴム・鉛筆削り・時計・メガネ・ハンカチ・ティッシュペーパー・目薬に限られ、携帯電話やスマートフォンは電源を切った状態での所持のみが認められています。なお、令和8年度大学入学者選抜実施要項(令和7年6月3日・文部科学省通知)にもとづき、これまで「個別学力検査」と呼ばれてきた試験区分の名称は「教科・科目に係る個別テスト」に変更されており、募集要項を読む際に表記の違いに戸惑わないようにしておくとよいでしょう。
合格発表後の入学手続では、本学所定の誓約書1部と法学部が指定する書類のほか、入学料・前期分授業料の納付が必要になります。前期分の授業料は入学年度の4月1日から5月31日までの間に納付する取り扱いで、希望すれば前期分とあわせて後期分も同時に納付できると定められています。入学手続を完了しないまま所定の期限を過ぎると入学辞退者として扱われ、いったん手続を終えたあとに入学しない場合は、辞退の手続をとらない限り授業料(前期分)の債務が発生してしまう点にも注意が必要です。
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倍率・難易度をどう考えるか
香川大学は、法学部(夜間主コース)の社会人選抜第3年次編入学について、志願者数や合格者数、倍率といった実施結果の数値を、少なくとも一般に確認できる形では公表していません。募集人員自体が「若干人」という表記にとどまるため、倍率を年度単位で正確に算出すること自体が難しい制度設計になっています。倍率で難易度を測ろうとするより、出願資格や配点構造から実質的な難しさを読み取るほうが現実的な対策につながります。
この試験の難易度を考えるうえで重要なのは、出願資格そのものが二重の絞り込みになっている点です。就業要件と学歴要件の両方を同時に満たす人しか出願できない仕組みが、応募できる母集団をあらかじめ限定しているため、単純な倍率の数字以上に、対象者が絞られた選抜であると捉えるべきです。一方で、出願資格を満たしている人にとっては、英語という得点差がつきやすい科目がなく、小論文と面接という2科目に対策を集中できる分、準備の的を絞りやすい試験でもあります。
面接点が90点満点中30点未満だと不合格になるという基準も、難易度を考えるうえで見逃せません。小論文の得点がどれだけ高くても、面接で最低ラインを下回れば合格できない仕組みになっているため、小論文対策だけに時間を偏らせず、面接対策にも早い段階から時間を割く必要があります。とくに、就業を続けながら学ぶ意欲や、就学時間を確保できる具体的な見通しを、面接の場で説得的に語れるかどうかが合否を左右しやすいポイントです。
数値としての倍率が不明である以上、「何点取れば安全」という基準を外から知ることはできません。配点190点のうち面接が90点と半分近くを占める構成そのものが、この試験の実質的な難所を示していると捉え、小論文の答案作成力と面接での受け答えの両方を、バランスよく仕上げていく準備が現実的です。
参考情報として、夜間主コース自体は1995年の設置以来、1学年の定員を10名とする少人数編成のコースとして運営されています。1年次入学と3年次編入を合わせても学年規模が小さいコースであるため、編入学の募集人員が「若干人」にとどまっているのは、コース全体の定員規模から見ても自然な設計だと考えられます。定員が小さいコースだからこそ、出願前の情報収集と対策の質が、合否に与える影響は相対的に大きくなりやすいといえます。
全国的に見ても、社会人を対象に就業要件を課したうえで少人数を募集する編入学は珍しい制度設計ではありません。一般選抜のように多数の受験者から相対的に上位を選ぶ試験というより、出願資格を満たした少数の志願者を丁寧に選考する試験に近いと捉えるほうが実態に近いと考えられます。だからこそ、点数を競うという発想だけでなく、自分がこのコースで学び続けられる人物であることを、小論文と面接の両方で一貫して示せるかどうかが重要になります。
科目別対策:小論文と面接
小論文対策は、出題テーマの幅広さにどう向き合うかが出発点になります。募集要項が示す出題分野は「社会・政治・法律・人文等」と幅広く、特定の分野に的を絞った知識暗記よりも、時事的な出来事を自分の言葉で説明できる引き出しを増やす準備のほうが効果的です。以下のような手順で練習を積み重ねると、本番の字数感覚と論理構成に慣れることができます。
- 新聞の社説やニュース解説を毎日15分程度読み、社会・政治・法律に関する話題をストックする
- 気になったテーマについて、1,000〜1,200字で自分の立場と根拠を明確にした答案を書く
- 書いた答案を第三者に読んでもらい、論理の飛躍や説明不足の箇所を指摘してもらう
- 指摘を踏まえて書き直し、同じテーマを別の切り口からもう一度書く練習を繰り返す
小論文の評価観点である論理的思考力・文章表現力・説得力は、それぞれ鍛え方が異なります。論理的思考力は主張と根拠を対応させる練習、説得力は反対意見を先回りして応答する構成づくりによって伸ばすことができ、文章表現力は誤字脱字や冗長な表現を削る推敲の習慣づけで底上げできます。社会人選抜という制度の性格上、抽象論だけでなく、自分の職業経験や社会生活での気づきを論拠として盛り込むと、説得力のある答案になりやすい傾向があります。
答案の型としては、序論で自分の立場を明示し、本論で根拠を2〜3点に絞って展開し、結論で立場を再確認しつつ今後の課題や展望に触れる、という基本構成が1,000〜1,200字という字数と相性がよいといえます。字数に対して根拠を詰め込みすぎると一つひとつの説明が浅くなるため、多くの論点を並べるより、少数の論点を深く掘り下げる書き方のほうが、論理的思考力と説得力の両方を示しやすくなります。試験時間は9時から11時までの2時間が確保されているため、構想に20分程度、執筆に90分程度、見直しに10分程度を目安に、本番と同じ制限時間内で書き切る練習を重ねておくと安心です。
面接対策では、「なぜ今、香川大学法学部(夜間主コース)で学びたいのか」を、これまでのキャリアや学習歴と結びつけて説明できるようにしておくことが軸になります。面接評価には志望動機だけでなく主体性・多様性・協働性、関心・意欲・態度、倫理観・社会的責任という項目が含まれるため、法律の知識量だけをアピールする受け答えでは評価が伸びにくくなります。仕事を続けながら通学する具体的なスケジュールや、家族・職場の理解をどう得ているかといった、両立の実現可能性を裏付ける材料も準備しておくと安心です。
入学後の準備として、香川大学では2021年度入学生からノートパソコンの必携化が実施されており、夜間主コースの編入学生も対象になります。機種等の詳細は合格通知後に案内される仕組みですが、働きながら通学する社会人にとっては、入学後すぐに必要な費用として、あらかじめ念頭に置いておくと入学準備がスムーズになります。特別な事情がある場合は、教務課学務第一係(法学部担当)に相談できるとも案内されています。
面接では、長期履修学生制度の利用意向を聞かれる可能性も想定しておきたいところです。2年間の課程を3年間に分けて履修できる制度を使うかどうかは、入学後の生活設計に直結するため、自分の勤務状況を踏まえてあらかじめ考えをまとめておくと、面接での質問にも具体的に答えられます。標準の2年間で卒業を目指すのか、長期履修を視野に入れるのかで、入学後の授業料の支払い方も変わってくる点は事前に理解しておきましょう。
働きながら対策時間を確保すること自体が、この試験に挑む社会人にとって最初のハードルになりがちです。毎日決まった時間帯に短時間でも取り組むほうが、休日にまとめて長時間取り組むより知識と表現の定着につながりやすいという学習の性質を踏まえた計画づくりが効果的で、通勤時間や休憩時間を使ったニュース読みと、週末にまとめて答案を書く時間を組み合わせる進め方が現実的です。夜間主コースの授業自体が平日夜と土曜に設定されている以上、入学後も同じようなリズムでの学習が続くため、出願準備の段階からこの生活パターンに慣れておくこと自体が、入学後の適応にもつながります。
面接で問われやすい質問の切り口を、募集要項に示された評価観点から具体化すると、次のような項目が想定できます。あらかじめ自分の言葉で答えを準備しておくと、当日の受け答えに一貫性が生まれます。
- なぜ他大学・他学部ではなく香川大学法学部(夜間主コース)を志望するのか
- 現在の仕事・生活と、入学後の学修をどのように両立させる予定か
- これまでの経歴の中で、法学・政治学に関心を持ったきっかけは何か
- 入学後、2年間または長期履修の3年間でどのような学びを積みたいか
- 最近関心を持った社会的な出来事と、それに対する自分の考え
面接・志望理由書・過去問分析と出題予測
志望理由書は本学所定の用紙を用いて、志願者本人が800字以内で直筆により作成する書類です。選抜方法の説明には「面接(志望理由書の評価も含みます)」と明記されているため、志望理由書は提出するだけの書類ではなく、面接評価の一部として採点対象に含まれると理解しておく必要があります。字数が800字以内と限られている分、これまでの学習・就業経験、香川大学法学部(夜間主コース)を選んだ理由、入学後に学びたい内容を、無駄なく整理して書く技術が求められます。
800字という限られた字数を有効に使うには、書く順番をあらかじめ決めておくと構成が崩れにくくなります。
- これまでの学歴・職歴と、その中で法学・政治学に関心を持った具体的なきっかけ
- 現在の就業状況と、入学後も就業を続けながら学ぶための具体的な見通し
- 香川大学法学部(夜間主コース)でなければならない理由(総合法政コースでの学び方、教員・カリキュラムとの接続)
- 編入後に学びたいテーマと、卒業後にそれをどう活かしたいか
過去問については、香川大学が公式ページで公表している編入学試験の過去問は、法学部第1次・第2次編入学(昼間コース)の小論文・英語であり、社会人選抜第3年次編入学(夜間主コース)の小論文の過去問は、少なくとも公式ページ上では公表されていません。過去問を直接確認したい場合は、香川大学入試課(電話087-832-1182)または教務課学務第一係・法学部担当(電話087-832-1859)の窓口で、平日9時から17時の時間帯に閲覧できる可能性があります。事前に電話で閲覧の可否と必要な手続きを確認しておくと無駄がありません。
香川大学入試課での入試問題の閲覧は、土曜日・日曜日・祝休日に加えて、夏季一斉休業期間(8月中旬)や12月29日から1月3日までの年末年始は対応していません。窓口が開いている平日の日中に合わせて訪問予定を組む必要があり、遠方に住んでいる場合は、電話で閲覧可能な範囲や必要な持ち物を先に確認したうえで、限られた訪問機会を無駄にしないよう準備しておくことをおすすめします。なお、公式ページで公表される編入学の過去問は、著作権上の理由により原則として直近1年分に限られる運用となっています。
夜間主コース専用の過去問が入手できない場合でも、同じ法学部が実施する昼間コース編入学の小論文過去問は、出題形式やテーマの傾向をつかむ参考資料として活用できます。昼間コースの小論文も「社会科学に関連した問題」という共通の出題方針を掲げているため、社会・政治に関する時事テーマがどのような切り口で問われるかを知る手がかりにはなります。ただし、配点構造も受験者層も異なる別の試験であることは踏まえたうえで、あくまで参考情報として使う姿勢が大切です。
公式に確認できる募集要項の記載から出題を予測するなら、入学者選抜の基本方針に「小論文を通じて、論理的思考力と表現力、社会の出来事に対する知識や問題関心・意欲、多様性への理解度を評価する」と明記されている点が手がかりになります。特定の時事ニュースを丸暗記するより、多様性や現代社会の課題に対する自分なりの視点を普段から言語化しておくほうが、当日どのテーマが出ても対応しやすい準備になります。断定はできませんが、法律の専門的な論点よりも、社会全体で議論になっているテーマについて、法や政治の視点を交えながら考えを述べさせる出題である可能性が高いと考えられます。
出願書類に記載する氏名・生年月日・性別などの個人情報は、入学者選抜と合格通知、入学手続のために利用され、合格後は学籍管理や学生支援、奨学金申請といった教務関係の業務にも使われると案内されています。個人成績は入試の改善や志願動向の調査・分析にも使われますが、本学の関係教職員以外への提供は行われない取り扱いです。氏名や生年月日といった基本情報の記載ミスは、証明書類との照合に影響するため、出願書類を作成する際は募集要項の記入例と照らし合わせながら、誤記のないよう慎重に仕上げてください。
合格・不合格にかかわらず、受験後には自分の成績を確認できる制度も用意されています。試験成績の開示を希望する場合は、本人の申請により総合点や配点表に沿った項目別の得点、総合順位が通知される仕組みです。ただし、合格者が10人に満たない場合は総合順位を除く総合点と項目別得点のみの通知となります。2026年度入学者選抜では、開示申請の受付期間は2026年4月10日から5月8日まで、開示は同年6月中旬ごろに郵送で通知される予定とされていました。次年度以降に受験する場合も、申請書は香川大学の公式ページからダウンロードできるため、受験票を大切に保管したうえで、期限内に申請するとよいでしょう。
併願戦略・関連情報
香川大学法学部の編入学には、夜間主コースの社会人選抜のほかに、昼間コースの第1次・第2次編入学という別ルートがあります。出願資格を大学卒業などの学歴要件だけで判断すると、夜間主コースの就業要件を見落として出願区分を誤りかねないため、自分がどの区分に該当するかを最初に整理しておくことが併願戦略の出発点です。昼間コース第1次は例年8月頃に出願・9月頃に試験、第2次は12月頃に出願・1月下旬に試験という日程で実施される年度が多く、夜間主コースの社会人選抜は例年12月上旬に出願・1月下旬に試験という日程です。昼間コースの編入試験科目や出願資格の詳細は、香川大学法学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接までで個別にまとめています。
すでに触れたとおり、昼間コース第2次と夜間主コースの社会人選抜は同一の試験日に実施される年度があるため、この2区分を同一年度に併願することは事実上できません。昼間コース第1次であれば試験時期が半年ほど早いため、第1次を受験したうえで夜間主コースの社会人選抜も検討するという時系列の組み立ては可能です。ただし、昼間コースと夜間主コースでは出願資格の要件自体が異なるため、両方に出願できるかどうかは、まず自分が両方の資格要件を満たしているかを確認することが前提になります。
香川大学には法学部以外にも、教育学部・経済学部・創造工学部・農学部で一般の第3年次編入学が実施されています。これらの学部の編入学は大学卒業などの学歴要件が中心で、夜間主コースのような就業要件は課されていないため、社会人であっても学部を問わず出願できる制度です。志望分野が法律・政治に限定されない場合や、他学部の教育内容も比較検討したい場合は、教育学部の編入学試験についてまとめた香川大学教育学部(教員養成)の編入試験を徹底解説もあわせて確認しておくと、香川大学全体での選択肢を把握しやすくなります。
2026年度(第1次)の実績で香川大学5学部の一般編入学を並べると、募集規模や試験時期が学部ごとに異なることがわかります。
| 学部 | 募集人員 | 出願期間 | 試験日 |
|---|---|---|---|
| 教育学部 | 若干人 | 8月19日〜8月25日 | 9月11日 |
| 法学部(昼間コース) | 10人 | 8月19日〜8月25日 | 9月11日 |
| 経済学部(昼間コース) | 20人 | 6月9日〜6月13日 | 6月28日 |
| 創造工学部 | 20人(推薦含む) | 5月7日〜5月13日 | 5月31日 |
| 農学部 | 若干人 | 5月7日〜5月16日 | 6月12日 |
この一覧はあくまで2026年度(2025年実施分)の実績であり、学部ごとに出願期間・試験日が年度によって前後するため、複数学部を併願候補に入れる場合は、それぞれの最新の募集要項で日程の重複がないかを個別に確認する作業が欠かせません。法学部だけでも昼間コース第1次・第2次・夜間主コースの社会人選抜という3つの入り口があることを踏まえると、香川大学への編入を検討する時点で、年間を通じたスケジュール表を自分で作っておくことが、出願機会を逃さないための実務的な対策になります。
複数の入試区分を併願する場合、志望理由書や面接で語る内容をそのまま使い回さないことも意識しておきたいポイントです。昼間コースと夜間主コースでは求められる人物像そのものが異なるため、同じ文章の転用は評価がかみ合わなくなりやすいという点に注意が必要です。夜間主コースの志望理由書・面接では、就業を続けながら学ぶ具体的な計画や社会人としての問題意識を中心に据え、昼間コースを併願する場合はそれぞれの選抜の評価観点に合わせて内容を調整する姿勢が求められます。
働きながら受験対策を進めるうえでは、限られた時間の中で小論文の論述力と面接での説得力をどこまで磨けるかが合否を分けます。独学で対策の優先順位を判断しにくい場合は、大学編入に詳しい第三者からの添削やフィードバックを受けることで、独りよがりな論述や面接の受け答えに気づきやすくなります。スプリング・オンライン家庭教師の大学編入対策コースでは、現在の学習状況や仕事の状況に合わせて、小論文の書き方から面接練習まで個別に対策を組み立てることができます。
よくある質問(FAQ)
香川大学法学部(夜間主コース)の編入試験に、英語の筆記試験はありますか。
2026年度の募集要項によると、社会人選抜第3年次編入学(夜間主コース)は小論文と面接の2科目で実施され、英語の筆記試験は課されていません。一方、同じ法学部の昼間コース編入学(第1次・第2次)では小論文・英語・面接の3科目が課されるため、英語試験の有無はコースによって異なります。配点も、夜間主コースが小論文100点・面接90点の計190点であるのに対し、昼間コースは小論文100点・英語100点・面接30点の計230点と、科目構成そのものが別物である点も押さえておきましょう。
出願資格の「社会人としての経験2年以上」には、専業主婦・主夫の期間も含まれますか。
募集要項では、就業要件の一つとして「2026年3月31日までに22歳に達し、社会人としての経験(家事専従やボランティアなどを含む)を通算2年以上有する者」が挙げられています。勤務先からの証明が得られない場合は、20歳以上の友人・家族による証明でも認められると記載されているため、専業主婦・主夫の期間も証明の対象になり得ます。
昼間コースの編入学と夜間主コースの社会人選抜は、同じ年度に両方受験できますか。
年度によっては、昼間コース第2次編入学と夜間主コース社会人選抜の試験日が同じ日に設定されることがあり、その場合は同一年度内での併願はできません。昼間コース第1次は試験時期が異なるため時系列を分けて検討することは可能ですが、出願資格の要件がコースごとに異なる点も踏まえて計画してください。
社会人選抜(夜間主コース)の小論文の過去問は、どこで確認できますか。
香川大学が公式ページで公表している編入学の過去問は、法学部第1次・第2次編入学(昼間コース)の小論文・英語であり、社会人選抜第3年次編入学(夜間主コース)の過去問は公式ページ上では確認できませんでした。香川大学入試課または教務課学務第一係(法学部担当)の窓口で、閲覧の可否を問い合わせることをおすすめします。
面接で聞かれることが多いのは、どのような内容ですか。
募集要項の入学者選抜の基本方針では、面接で社会人学生としての志望動機のほか、主体性・多様性・協働性、関心・意欲・態度、倫理観・社会的責任という観点を評価すると説明されています。あわせて、就業しながら勉学する意欲や就学時間を確保できる見通しなど、夜間主学生としての適性も問われます。面接は一人あたり約20分間で、志望理由書の内容をもとに質疑応答が行われるため、志望理由書に書いた内容と面接での受け答えに矛盾がないよう、事前に整合性を確認しておくことが大切です。
編入学後、標準の2年間で卒業できない場合はどうすればよいですか。
法学部には長期履修学生制度があり、2年間の教育課程を3年間に分けて計画的に履修することが可能です。長期履修が認められた場合、2年間分の授業料総額を3年間に分割して納付する形になります。希望する場合は、合格後に送付される申請書を所定の期日までに提出してください。
夜間主コースの学費は、昼間コースと比べてどのくらい安くなりますか。
2026年度の実績では、夜間主コースの入学料は141,000円、授業料は年額267,900円(いずれも予定額)でした。昼間コースの入学料282,000円、授業料年額535,800円とくらべると、夜間主コースはおおむね半額の水準に設定されています。ただし、金額は年度によって改定される可能性があるため、出願時には最新の情報を確認してください。
出願書類の提出期限に間に合わなかった場合、救済措置はありますか。
募集要項では、出願期間最終日の17時を過ぎて郵送で到着した場合でも、一定の期日までの消印があり、かつ簡易書留・速達で送付されたものに限り受け付けるという例外規定が設けられています。ただし、これは限定的な救済措置であるため、余裕を持って早めに投函することが基本です。
まとめ
香川大学法学部(夜間主コース)の社会人選抜第3年次編入学は、英語試験を課さず小論文と面接に絞って実施される、社会人の学び直しを想定した独自の選抜制度です。出願資格が就業要件と学歴要件の二重構造になっている分、対象になるかどうかの見極めが対策の第一歩になります。募集人員は「若干人」、配点は小論文100点・面接90点の計190点、検定料は18,000円というのが、公式に確認できた2026年度の実績です。
日程面では、出願期間がわずか5日間程度と短く、昼間コース第2次と試験日が重なる年度もあるため、併願を検討する場合は早い段階でスケジュールを組み立てておく必要があります。過去問が公式には公表されていない分、募集要項に明記された評価観点をもとに小論文と面接の対策を積み重ねることが、合格に近づく現実的な準備になります。数値や日程は年度ごとに更新されるため、出願前には必ず香川大学の最新の募集要項で最終確認をしてください。
就業要件と学歴要件という2つの条件をクリアできるかどうかの確認、出願書類の準備、小論文の答案練習、志望理由書の作成、面接想定問答の準備と、やるべきことは多岐にわたりますが、いずれも出願期間の5日間より前に片付けておける作業です。仕事を続けながらの準備は独学だけでは時間の確保が難しくなりやすいため、早い段階で自分の弱点と優先順位を整理し、計画的に対策を進めていくことが、香川大学法学部(夜間主コース)への編入という目標に着実に近づく道筋になります。
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