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龍谷大学法学部の編入試験対策を徹底解説|法学・英語・募集要項

龍谷大学法学部の編入試験対策を徹底解説の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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龍谷大学法学部の3年次編入学・転入学試験は、法律学科を対象に例年5名程度の枠で実施されており、専門科目「法学」・外国語(英語)・面接という3種目を、出願期間が始まる前から計画的に準備しておく必要がある入試です。大学編入とは、四年制大学や短期大学、高等専門学校などでの在学歴・修得単位を活かして大学の3年次(または2年次)に入学し直す制度のことで、龍谷大学法学部の場合は深草キャンパスで実施される学科試験と面接の結果を、出願書類とあわせて総合的に判定します。合否は学科試験と面接、出願書類の総合評価で決まるため、どれか一つに偏った対策では取りこぼしが生じます。この記事では、2027年度の公式募集要項(2026年6月5日更新)で確認できる募集人員、出願資格、試験科目、日程、倍率実績、過去問の公開状況をもとに、龍谷大学法学部の編入試験に絞って対策の要点を整理します。年度によって変更される可能性がある内容は、必ず最新の公式募集要項でご確認ください。

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目次

①龍谷大学法学部の編入学とはどんな制度か

龍谷大学法学部が実施する編入学試験は「3年次編入学・転入学試験(一般)」という区分で、法律学科のみが募集対象です。龍谷大学には政策学部という別の社会科学系学部もありますが、法律学を専攻課程として学ぶのは法学部法律学科であり、法学部への出願先は法律学科の1学科のみという点をまず押さえておく必要があります。試験は「編入学」と「転入学」がセットで実施される点も特徴で、大学に2年以上在学して単位を修得した人は「編入学」、龍谷大学以外の大学に在学しながら龍谷大学へ移る人や、短期大学・高等専門学校の卒業者などは出願資格の区分に応じて「編入学」または「転入学」として扱われます。

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試験会場は京都市伏見区にある龍谷大学深草キャンパスで、法学部の学生が3年次以降の学修を行う拠点です。文学部・心理学部は3・4年生になると大宮キャンパスに移動しますが、法学部・経済学部・経営学部・政策学部・国際学部・社会学部は深草キャンパスで一貫して学ぶ体制になっており、編入学試験もこの深草キャンパスで実施されます。試験当日は深草キャンパスへの経路を事前に確認しておくと、当日の移動に余裕を持てます。京阪本線の龍谷大前深草駅から西へ徒歩3分、JR奈良線稲荷駅から南西へ徒歩8分、京都市営地下鉄烏丸線くいな橋駅から東へ徒歩7分というアクセスが公式サイトで案内されています。

出願から入学までの流れは、UCARO(龍谷大学の受験ポータルサイト)への新規会員登録、Web出願、受験料の納入、出願書類の郵送提出という4ステップで進みます。提出方法は郵送のみで、持参や窓口提出は認められていません。宛先は「〒604-8799 中京郵便局留 龍谷大学入学試験願書受付センター」で、UCAROからダウンロードした宛名ラベルを貼った市販の封筒に、出願書類を折らずに封入し、簡易書留・速達で送る必要があります。出願書類の提出方法は郵送のみと定められているため、出願期間の締切日に慌てて用意すると間に合わないおそれがあります。

合否判定については、募集要項に「出願書類、学科試験、面接などを総合して、合否を判定します」と明記されており、1科目でも欠席した場合はその試験日をすべて欠席扱いとし、結果は通知されません。専門科目・外国語・面接のいずれか一つを欠席しただけで、その回の受験自体が無効になるということです。体調管理や交通機関の遅延対策も、学力面の対策と同じくらい重要になります。試験開始後30分以上遅刻した場合も受験できないという規定があるため、深草キャンパスまでの所要時間には余裕を持たせておくべきです。

出願の流れは、①入試スケジュール・選考方法・出願資格を確認して出願書類を準備する「出願の準備」、②UCAROへ新規会員登録してWeb出願を行う「Web出願」、③UCAROから受験料を納入する「受験料の納入」、④出願書類を簡易書留・速達で郵送する「出願書類の提出」という4ステップで構成されています。UCAROへの新規会員登録が出願の最初の一歩であり、龍谷大学のどの入試区分に出願する場合でも共通して必要になる手続きです。すでにUCAROに登録済みの人も、編入学・転入学試験用の出願情報を新たに入力する必要があるため、出願期間の初日に慌てないよう、出願開始前にUCAROの操作画面を一度確認しておくと安心です。

法学部は1年次から4年次まで一貫して深草キャンパスで学ぶ学部です。文学部・心理学部のように3年次でキャンパスが移動する区分がないため、編入学試験の会場である深草キャンパスは、入学後に実際に4年間通うキャンパスと同じ場所になります。入学後も同じ深草キャンパスで学び続けますので、試験当日に見るキャンパスの雰囲気や周辺環境が、そのまま入学後の生活イメージにつながる点も、他学部との違いとして押さえておくとよいでしょう。

法学部が公式に掲げる教育理念・目的では、「日本国憲法の理念を基礎に、法学と政治学の教育・研究を通じて、広い教養と専門的な知識をもって主体的に行動し、鋭い人権感覚と正義感のもとに自ら発見した問題を社会と連携して解決できる、自立的な市民を育成する」ことが明記されています。教育理念の柱は法学と政治学の教育・研究による人材育成にあり、専門科目「法学」が特定分野に偏らない基礎的素養を問う内容になっている背景にも、この理念に沿って入学後の学びの土台となる理解力を確認する狙いがあると考えられます。

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②募集人員・出願資格

2027年度の公式募集要項によると、法学部法律学科の3年次編入学・転入学の募集人員は5名です。この人数には指定校推薦編入学試験の募集人員が含まれており、一般の編入学・転入学試験だけで別枠の5名が用意されているわけではない点に注意してください。法学部は2年次転入学・社会人編入学の実施なしで、募集要項の一覧表でも法学部の該当欄は「−」(実施なし)と記載されています。したがって法学部への編入を希望する場合、選択肢は3年次編入学・転入学試験(一般)に事実上限定されます。

学部・学科2年次転入学3年次編入学・転入学社会人編転入学
法学部 法律学科5名

同じ深草キャンパスで学ぶ社会科学系学部と比べると、法学部の募集人員5名という規模感がより分かりやすくなります。経済学部は現代経済学科6名・国際経済学科5名の合計11名、経営学部は経営学科3名・商学科2名の合計5名、政策学部は政策学科3名、国際学部は国際文化学科15名・グローバルスタディーズ学科3名の合計18名(グローバルスタディーズ学科は2年次転入学の若干名を含む)が、それぞれ3年次編転入学の募集人員として公表されています。法学部と経営学部は同じ5名という募集規模で、政策学部の3名よりは広く、国際学部の18名や経済学部の11名よりは狭い、中間的な規模の枠だと位置づけられます。

出願資格は、大学等での在学状況に応じて次の6区分のいずれかに該当することが求められます。ただし専修学校の専門課程出身者(区分⑷)と高等学校専攻科修了者(区分⑸)は、募集要項の注記により「文学部・心理学部・政策学部・国際学部・社会学部・先端理工学部・農学部の7学部に限る」出願資格とされており、法学部はこの2区分では出願できません。専修学校や高校専攻科から法学部への編入を検討している場合は、この制約を必ず確認してください。

  • 大学に2年以上在学した者、または2027年3月に2年次修了見込みの者(下記の出願条件を満たす者に限る)
  • 短期大学を卒業した者、または2027年3月に卒業見込みの者
  • 高等専門学校を卒業した者、または2027年3月に卒業見込みの者
  • その他、龍谷大学において上記と同等以上の学力があると認める者

四年制大学に在学している人が法学部へ出願する場合は、上記に加えて「出願条件」を満たす必要があります。法学部の出願条件は「大学に2年以上在学し62単位以上修得済みの者、または本学3年次転入学時に62単位以上修得見込みの者」「大学2年に在学し、2年次修了時に62単位以上修得見込みの者」のいずれかです。この62単位は当該大学の卒業要件に定める単位に限るという注記があり、文学部・心理学部・経済学部・社会学部・先端理工学部で単位数の有無を問わない扱いとは異なります。卒業要件に含まれない自由科目や資格科目を多く履修していても、それだけでは62単位の要件を満たせない可能性があるため、在籍先大学の教務課で卒業要件単位としての修得状況を確認しておくことをおすすめします。

短期大学・高等専門学校の出身者は、卒業(見込)であれば単位数の要件は課されていません。短大・高専卒業者は単位数要件が課されない点は、四年制大学の在学生とは異なる扱いです。なお、龍谷大学在学生については同一学科・専攻の転入学は認められておらず、法学部内での転学科・転専攻を希望する場合も、この規定の対象になるかどうか事前に学部窓口へ確認しておくと安心です。

単位修得見込みという条件で出願・合格した場合の扱いにも注意が必要です。募集要項には「単位修得見込みにより転入学試験に合格しても、その単位数が修得できなかった場合は入学を取り消します」と明記されています。見込み条件での合格は単位未修得だと取り消されますので、大学2年次に在学中で出願する場合は、2年次修了時点で卒業要件上の62単位を確実に満たせるよう、履修計画を早めに立てておく必要があります。万一、修得見込みの単位数が不足しそうな場合は、至急、龍谷大学法学部の教務窓口(後述の問い合わせ先)に連絡するよう募集要項でも案内されています。

出願書類は、必要なものをすべて揃えて提出する必要があり、出願者の責任によらない事情で期間内に提出できない書類がある場合を除き、不備があると受験そのものが認められません。3年次編入学・転入学(全学部共通)で求められる主な書類は、卒業(見込)証明書または修了(見込)証明書、成績証明書、編入学・転入学試験志望理由書(本学所定用紙)、修得単位数証明書(本学所定用紙)です。修得単位数証明書は法学部出願者に必須の書類で、募集要項では「四年制大学在学中で、経営学部・法学部・政策学部・国際学部・農学部のいずれかへ出願する場合に必要」と説明されています。書類はすべて黒色のボールペンではっきりと記入する必要があり、消せるボールペンや修正テープの使用は認められていません。書き間違えた場合は二重線で消して書き直す形での訂正が求められます。

単位修得見込みで出願する場合の証明書の扱いにも注意してください。募集要項では「単位修得見込証明書」について「四年制大学在学中で、出願条件に記載している修得単位見込みの者が、文学部・心理学部・経済学部・社会学部・先端理工学部のいずれかへ出願する場合に必要」と説明されており、法学部はこの単位修得見込証明書の対象学部として明記されていません。法学部の出願条件にも「2年次修了時に62単位以上修得見込みの者」という区分があるため、見込みで出願する場合にどの証明書をどう準備すればよいかは、出願前に法学部の窓口(後述の問い合わせ先)に確認しておくと確実です。

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③試験科目と選考方法

法学部の3年次編入学・転入学試験の科目は、専門科目「法学」、外国語(英語)、面接の3種目です。募集要項には「法学 ※専門課程履修に必要な基礎的素養について試験する」と記載されており、法律学の高度な専門知識そのものよりも、法学部での学修に必要な基礎的な理解力・読解力・論理構成力が問われる試験であることが読み取れます。専門科目は「法学」1科目のみで小論文はない構成で、経営学部の小論文や政策学部の小論文のように、法学部は小論文という科目名では実施されません。

試験時間試験科目
9:45〜10:00説明・書類記入
10:00〜11:10(70分)専門科目(法学)
11:30〜12:30(60分)外国語(英語)
13:30〜面接

専門科目(法学)の試験時間は70分、外国語(英語)は60分と、募集要項の試験時間割から読み取れます。配点比率は公式募集要項に明記されていませんので、専門科目・外国語・面接のどれかが突出して重いと断定せず、3種目すべてを合格ラインまで仕上げるという前提で計画を立てることが安全です。配点や採点基準の詳細を知りたい場合は、龍谷大学入試部(法学部担当 電話075-645-7896)に直接問い合わせるか、最新の募集要項を確認してください。

面接については、募集要項の「小論文・面接について」という一覧表に、法学部の面接方針が次のように記載されています。「法学部の入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)について事前に理解しておくことを前提に、法学部での学びの目標やどのような学生生活を送ろうとしているのか等を中心に面接します」。面接ではアドミッション・ポリシーの理解が前提とされているため、龍谷大学入試情報サイトに掲載されているアドミッション・ポリシーを事前に読み込み、自分の志望理由や学修計画と結び付けて説明できるように準備しておく必要があります。

選考方法全体としては、「出願書類、学科試験、面接などを総合して、合否を判定します」という一文が募集要項に明記されているのみで、第1次選抜・第2次選抜という段階選抜の記載はありません。経済学部のように学科配属が試験結果を踏まえて決まるといった調整もなく、法学部は法律学科1学科のみの募集であるため、学科選択に関する判定の複雑さはありません。法学部の選抜は1回勝負の一発試験で、11月8日の試験当日にすべての結果が決まる仕組みだと理解しておきましょう。

同じ11月8日に試験が行われる近隣学部でも、時間割は学部ごとに異なります。この違いを知っておくと、後述する併願の考え方(龍谷大学内での同時併願ができない理由)も理解しやすくなります。

学部説明・書類記入専門科目・小論文外国語(英語)面接
法学部9:45〜10:0010:00〜11:10(専門科目)11:30〜12:3013:30〜
経済学部8:50〜9:109:10〜10:20(専門科目)10:50〜11:5013:10〜
経営学部8:50〜9:109:10〜10:10(小論文)10:30〜11:3011:45〜
政策学部8:50〜9:109:10〜10:20(小論文)10:50〜11:5013:10〜

学部ごとに開始時刻も試験時間もばらばらですが、いずれも同じ2026年11月8日(日)に深草キャンパスで実施されるため、時間帯が一部重なる、あるいは1日の中で完結してしまう学部同士は、同時に受験することができません。法学部を本命としつつ、同じ日に別の龍谷大学の学部を「滑り止め」として受けるという選択肢は基本的に取れない、という点をここで押さえておいてください。

試験中の注意事項についても、募集要項では細かく規定されています。試験時間中の途中退席は認められておらず、体調不良の場合は監督者に申し出る必要があります。カンニング行為や、携帯電話・スマートフォン・電子辞書などの電子機器類の使用(電源を切らずに身につけているだけでも対象になり得ます)は不正行為とみなされ、発覚した場合はその場で受験の中止・退室が指示され、当日受験したすべての科目の成績が無効になります。不正行為が認められると全科目の成績が無効になるという厳しい規定であるため、電子機器類は試験前にかばんへしまうなど、基本的な注意事項の確認も対策の一部として押さえておいてください。

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④出願・試験日程のスケジュール

2027年度(2026年11月試験実施分)の日程は、出願期間が2026年10月1日(木)から10月8日(木)まで(締切日消印有効)、試験日が2026年11月8日(日)、試験会場は龍谷大学深草キャンパスです。出願期間はわずか8日間しかありませんので、出願書類の準備は出願期間が始まる前から進めておく必要があります。合格発表は2026年11月14日(土)12:00予定で、UCARO上での通知になります。

項目2027年度日程
出願期間2026年10月1日(木)〜10月8日(木)(締切日消印有効)
試験日2026年11月8日(日)
試験会場龍谷大学 深草キャンパス
合格発表2026年11月14日(土)12:00予定(UCARO通知)
入学手続I2026年11月14日(土)〜11月20日(金)
入学手続II2026年11月14日(土)〜2027年2月25日(木)
受験料35,000円

入学手続は2段階に分かれており、入学手続I(2026年11月14日〜11月20日)の期間内に入学申込金を、入学手続II(2026年11月14日〜2027年2月25日)の期間内に入学時納入金と入学申込金との差額を、それぞれ納入する必要があります。手続期間経過後の入学手続はいかなる事情でも一切認められませんと募集要項に明記されているため、合格後のスケジュールも試験当日と同じくらい重要な管理対象です。

受験票は試験日の約1週間前からUCAROで発行可能になります。試験日の前日までに確認・印刷し、印刷した受験票を試験当日に持参する仕組みで、紙の受験票が郵送で届くわけではありません。受験票はUCAROで自分で印刷する方式である点を出願段階から理解しておくと、試験直前に慌てずに済みます。受験料はUCAROからクレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easy対応の銀行ATMまたはインターネットバンキングで納入し、Web出願を行った翌日23時59分(出願期間最終日は当日23時59分)までが支払期限です。

逆算スケジュールとしては、まず2026年10月1日からの出願期間に必要書類(卒業・在学関係の証明書、成績証明書、志望理由書、修得単位数証明書など)をすべて揃えられるよう、出願期間が始まる前の9月中に在籍先大学の教務課へ証明書発行を依頼しておくのが現実的です。証明書発行には数日から数週間かかることが多く、出願直前に慌てて依頼すると間に合わない可能性があります。専門科目(法学)と外国語(英語)の演習、面接での想定質問への回答準備は、出願手続と並行して10月中に仕上げておくとよいでしょう。

時期準備しておきたいこと
2026年6月〜9月公式募集要項(2026年6月5日更新版)と過去問題ダウンロードページを確認し、専門科目(法学)・外国語(英語)の基礎固めを開始する
2026年9月中在籍先大学・短大・高専の教務課へ卒業(見込)証明書、成績証明書、修得単位数証明書の発行を依頼する
2026年10月1日〜10月8日UCAROでWeb出願、受験料35,000円の納入、出願書類を簡易書留・速達で郵送する
2026年11月1日頃UCAROで受験票を発行・印刷し、深草キャンパスまでの経路と所要時間を確認する
2026年11月8日専門科目(法学)70分、外国語(英語)60分、面接を深草キャンパスで受験する
2026年11月14日合格発表(UCARO、12:00予定)、入学手続Iを開始する

感染症に関する規定も確認しておくべき事項です。学校保健安全法で出席停止が定められている感染症(インフルエンザ・はしか等)にかかり、治癒していないために本学入学試験を欠席する場合は、当該入学試験(欠席日分)の受験料が返還される制度があります。体調不良で欠席しても受験料返還の制度があるため、無理に体調不良のまま受験するのではなく、募集要項に案内されている大学公式ページで手続方法を確認してください。また、災害救助法適用地域に居住する被災者を対象とした特別措置も設けられており、適用を希望する場合は出願等の手続きをする前に龍谷大学入試部へ連絡する必要があります。

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⑤倍率・難易度の実績

龍谷大学の公式入試結果データによると、法学部法律学科の3年次編入学・転入学試験の実績は次のとおりです。2023年度は募集人員5名に対して志願者11名、合格者5名。2025年度は募集人員5名に対して志願者10名、合格者5名という結果でした。2年分の公式データでは合格者数はいずれも5名で、募集人員どおりの合格者数が確保されている年度が続いています。

年度募集人員志願者数合格者数志願倍率
2023年度5名11名5名2.2倍
2025年度5名10名5名2.0倍

志願倍率(志願者数÷合格者数)はどちらの年度も2倍前後で推移しており、龍谷大学の編入学試験全体の中では突出して高い倍率ではありません。ただし合格者数が5名という少人数である以上、志願者が数名増減するだけで倍率が大きく変動する可能性がある点には注意が必要です。合格者数が少ないため倍率は年度差が出やすい構造であり2024年度の公式実績データは今回の調査時点で確認できていません。過去の倍率が今後も同水準で続くとは限らないため、最新の入試結果は龍谷大学入試情報サイトの「入試結果」ページで出願前に必ず確認してください。

倍率だけを見ると「2倍程度なら対策すれば十分合格圏内」と感じるかもしれませんが、龍谷大学法学部の編入試験は専門科目(法学)・外国語(英語)・面接の3種目すべてで一定水準を満たす必要があり、1科目でも欠席すればその回の受験全体が無効になる仕組みです。数字上の倍率よりも3種目の総合力が合否を左右すると考え、苦手科目を作らない対策を優先することが実質的な難易度対策になります。

2025年度の公式入試結果データを使って、法学部を同じ深草キャンパスの他学部と比較すると、募集人員に対する志願者・合格者のバランスの違いが見えてきます。

学部・学科募集人員志願者合格者数
法学部 法律学科5名10名5名
経営学部 経営学科5名8名4名
政策学部 政策学科5名10名7名
国際学部 国際文化学科20名14名8名

この表からは、法学部と政策学部はどちらも志願者10名という点で並んでいますが、政策学部は募集人員5名に対して合格者7名と、募集人員を上回る合格者数になっている一方、法学部は志願者数と同じ水準の合格者は出さず、5名という募集人員どおりの合格者数にとどめている年度であったことが分かります。法学部は募集人員どおりの合格者数で推移している点は、政策学部などと比較したときの特徴の一つと言えそうです。ただしこれは2025年度単年のデータであり、年度によって合格者数の傾向が変わる可能性はあるため、経年の変化については最新の入試結果データを継続的に確認することをおすすめします。

龍谷大学全体で見ると、2025年度の編入学・転入学試験(全学部合計)は募集人員175名に対して志願者129名、合格者86名という結果でした。全学平均の合格率は志願者の約3分の2にあたる水準です。法学部単独の合格率(合格者5名÷志願者10名)は50%で、全学平均よりもやや厳しい水準にあることが分かります。もっとも、社会学部現代福祉学科(募集30名・志願36名・合格31名)のように募集人員を上回る合格者を出す学科も含まれた上での全学平均であるため、単純比較だけで難易度を判断せず、法学部単体の実績を継続して追う視点を持っておくとよいでしょう。

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⑥科目別の対策方法

専門科目「法学」の対策

法学部の専門科目は「法学」という科目名で実施され、募集要項には「専門課程履修に必要な基礎的素養について試験する」と説明されています。法学部固有の専門法律科目ではなく法学一般が対象であることから、憲法・民法・刑法といった基本六法や、政治学・法学入門レベルの基礎概念を中心に準備するのが妥当です。試験時間は70分で、龍谷大学入試情報サイトで公開されている過去問題(後述)の出題形式・設問数を確認しながら、時間配分の感覚をつかんでおくとよいでしょう。

対策の進め方としては、まず法学入門・憲法・民法・刑法の主要な教科書やテキストで、各分野の基本用語と代表的な論点を洗い出します。次に、用語を暗記するだけで終わらせず、「なぜその制度が存在するのか」「どのような具体的場面で問題になるのか」という制度趣旨と具体例をセットにして理解を深めます。法学は暗記よりも制度趣旨の理解が問われやすい科目であり、答案では結論だけでなく、その結論に至る理由や制度の目的を説明できるかどうかが評価の分かれ目になりやすいと考えられます。

演習の最終段階では、70分という試験時間を意識して過去問形式の問題に取り組み、時間内に結論・理由・具体例を一貫した論理で書き切る練習を重ねてください。書き終えた後は、知識が不足していた部分、問題文の読み取りを誤った部分、時間が足りなかった部分を分けて振り返り、次の演習に反映させる作業を継続することが得点力の向上につながります。

外国語(英語)の対策

外国語(英語)の試験時間は60分です。募集要項には具体的な出題形式(英文和訳、内容一致、文法問題など)の明記はありませんが、法学部の英語外部試験による出願資格代替は明記されていません。国際学部グローバルスタディーズ学科のようにTOEICやTOEFLのスコアで「外国語(英語)」試験を免除できる制度は、法学部には設けられていない点に注意してください。したがって法学部を受験する場合は、TOEICのスコアを取得していても、当日の外国語(英語)の試験そのものを受験する必要があります。

60分という試験時間の中で高い精度が求められることから、読解問題であれば文構造を正確にとらえる基礎力、和訳問題であれば直訳から自然な日本語表現に整える力、内容一致・文法問題であれば選択肢の絞り込みを短時間で行う練習が中心になります。構造把握を根拠にした読解練習が有効で、主語・動詞・目的語の骨格、関係詞や分詞構文による修飾関係、比較・仮定法といった文法事項を一文ごとに確認しながら精読する習慣を、試験の数か月前から積み重ねておくことが望ましいです。

過去問で公開されている英語の設問形式・分量を確認できる場合は、それに沿った演習量を確保し、法律学に関連した英文(契約・権利義務・裁判制度などのテーマ)にも慣れておくと、法学部特有の話題が出題された場合にも対応しやすくなります。法律関連の英文に慣れておくと安心材料になりますが、募集要項上は出題テーマの限定は明記されていないため、一般的な大学入試レベルの読解力を基礎として仕上げる方針が安全です。

専門科目と外国語の時間配分の考え方

試験当日は専門科目(法学)が10:00〜11:10の70分、外国語(英語)が11:30〜12:30の60分と、間に20分の休憩をはさんで連続して実施されます。専門科目と外国語は同じ日に連続して実施されるため、普段の演習でも70分と60分を続けて解く形式に慣れておくと、当日の集中力の配分をイメージしやすくなります。専門科目の答案作成に時間を使いすぎて外国語の見直し時間が削られる、といった事態を避けるためにも、各科目でどこまで時間を使うかの目安を事前に決めておくことが有効です。

演習の頻度については、龍谷大学法学部を第一志望とする場合、専門科目(法学)と外国語(英語)を週替わりで交互に強化するよりも、毎週両方に触れながら、模擬試験形式の通し演習を月に数回組み込む進め方のほうが、70分・60分という本番の時間感覚を保ちやすくなります。両科目に毎週触れる進め方が時間感覚を保ちやすいという考え方は、出願期間までの残り月数が少ない受験生ほど意識しておきたいポイントです。

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⑦面接・志望理由書・過去問分析

面接で問われる内容

法学部の面接は、募集要項に「法学部の入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)について事前に理解しておくことを前提に、法学部での学びの目標やどのような学生生活を送ろうとしているのか等を中心に面接します」と記載されています。アドミッション・ポリシーの理解が面接の前提条件とされているため、龍谷大学入試情報サイトに掲載されている法学部のアドミッション・ポリシーを事前に読み込み、自分の学修歴・志望動機とどうつながるかを言語化しておく作業が欠かせません。

法学部が公式に掲げるアドミッション・ポリシーの本文を確認すると、①現代社会に生起する諸問題に広く関心を持ち、その解決に取り組む意欲を持つ人、②問題を論理的に分析する能力や自らの意見を論理的に表明する能力を持つ人、③自ら問題を発見し、それについて自ら考え、行動する能力を持つ人、という3つの資質を求める人物像が示されています。面接ではこの3つの資質のいずれかと自分の経験を結び付けることを意識すると、単なる感想ではなく、アドミッション・ポリシーへの理解を伴った回答として伝わりやすくなります。

試験時間割では専門科目・外国語の後、13:30から面接が実施されます。面接の所要時間や質問数は募集要項に明記されていませんが、「学びの目標」「どのような学生生活を送ろうとしているのか」という2つの観点が明示されているため、学修目標と学生生活の両面を準備しておくとよいでしょう。単に「法学部に入りたい」という動機だけでなく、法学部で具体的に何を学び、卒業後どのような進路につなげたいのかを、これまでの学修歴(在籍している大学・短大・高専での学び)と接続させて説明できる状態を目指してください。

アドミッション・ポリシーを理解するうえでは、龍谷大学全体の建学の精神も背景として押さえておくと、志望理由の説明に厚みが出ます。龍谷大学は寛永16年(1639年)の建学以来、浄土真宗の精神を建学の精神としており、大学の理念として「平等」「自立」「内省」「感謝」「平和」という5つの心を掲げています。これらは龍谷大学入試情報サイトで確認できる内容で、法学部固有のアドミッション・ポリシーと合わせて、この大学全体の理念にも目を通しておくと、面接で「なぜ数ある大学の中から龍谷大学法学部を選んだのか」を問われた際に、より具体的な回答を用意しやすくなります。

面接で聞かれる可能性がある質問を、募集要項に明示された2つの評価観点(学びの目標・学生生活の展望)から具体的に想定しておくと、当日の受け答えがスムーズになります。志望理由書の内容と矛盾しない範囲で、次のような質問への回答を準備しておくとよいでしょう。

  • なぜ数ある大学の中で龍谷大学法学部を志望したのか
  • 現在の在籍先(大学・短大・高専)で何を学び、どのような課題意識を持ったのか
  • 法律学科で特に学びたい分野(憲法・民法・刑法・国際法・政治学など)とその理由
  • 編入後、どのような学生生活を送りたいと考えているか
  • 卒業後にどのような進路(法曹・公務員・企業法務など)を考えているか
  • 単位認定後、編入学年で学修面のギャップが生じた場合にどう対応するか

進路に関する質問への回答を準備する際は、法学部公式サイトが公表している就職実績も参考になります。同サイトによると、2025年3月卒業生では卒業生の23.0%が公務員として就職しており、防衛省・厚生労働省・国税庁・警察庁・都道府県庁など幅広い官公庁への就職実績が紹介されています。編入学生に限った内訳は公表されていませんが、公務員志望を伝える場合は、行政公務特修コースのような関連するコースの存在も把握しておくと、志望理由に一貫性を持たせやすくなります。

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志望理由書の準備

出願書類には「編入学・転入学試験志望理由書(本学所定用紙)」が含まれており、ワープロ入力での作成が認められています。志望理由書は本学所定用紙でワープロ入力可という点は、手書きでの提出しか認められない大学もある中で、事前に文章を練り上げてから清書できる利点があります。志望理由書の構成としては、①これまでの学び(在籍先での学修内容や、法学に関心を持ったきっかけ)、②龍谷大学法学部で学びたい分野(憲法・民法・刑法・国際法・政治学など、法律学科で開講されている領域のうち関心のある分野)、③編入後に深めたい研究・学習テーマ、という3つの要素を順に整理すると書きやすくなります。

志望理由書やこの後の面接で「学びたい分野」を具体的に語るためには、龍谷大学法学部の学部内コース制度を把握しておくと説得力が増します。法学部公式サイトによると、学生は2年次後期からいずれか1つのコースに所属する仕組みで、学部内コースには司法特修コース・行政公務特修コース・犯罪と刑罰と法政策コース・消費者と企業の法コース・ライフデザインと法コース・公共空間のガバナンスコース・グローバル法政コース・正義自由平等コースの8種類があり、学部共通コースとして国際関係コースなど4コースも選択できます。司法特修コースと行政公務特修コースは法曹・公務員志望者向けの「特修コース」、それ以外は修了認定証が授与される「修了認定型コース」や、興味に応じて選べる「学びの重点コース」として区分されており、編入後にどのコースを選ぶかまで見据えて志望理由書を書くと、抽象的な「法学を学びたい」という動機に終わらない具体性を出しやすくなります。

志望理由書と面接は内容を一致させておく必要があります。志望理由書に書いた内容と、面接での回答内容が食い違うと、準備不足という印象を与えかねません。志望理由書と面接内容の一貫性を保つことを意識し、提出前に必ず自分で読み返し、面接で聞かれそうな質問(なぜ龍谷大学法学部なのか、なぜ今の学校から編入するのか、編入後にどう学びたいのか)への回答を、志望理由書の記述と揃えておいてください。

過去問の公開状況と分析

龍谷大学の過去問題は、入試情報サイトの「過去問題ダウンロード」ページで公開されています。3年次編入学・転入学試験の法学部分については、2025年度実施分(2024年11月10日(日)実施)が公開されており、外国語(英語)と専門科目(法学)について、試験問題・解答(または解答例)に加えて出題の意図もあわせて公開されています。出題の意図まで公式に公開されているのは、対策を立てるうえで大きな手がかりになります。

過去問を確認する際は、著作物が使用された問題については著作権処理の都合で内容が一部非公開になっている場合がある点に留意してください。著作権処理により一部非公開の設問があるため、公開されている範囲で、出題形式(記述式か選択式か、和訳の有無など)、設問数、時間配分の目安、出題の意図として示されている評価観点を中心に読み解くのが実践的な使い方です。

著作権処理により一部非公開になっている設問について、公式サイトでは資料請求を通じて「入学試験問題集」を取り寄せる案内もされています。ウェブ公開分だけでは把握できない設問もあるため、専門科目(法学)と外国語(英語)の出題傾向をより詳細に確認したい場合は、ウェブ公開分の演習と並行して、資料請求による入手も選択肢に入れておくとよいでしょう。

過去問が公開されているとはいえ、年度によって形式や難易度が変わる可能性は否定できません。募集要項自体にも「これまでの記載内容は今後変更される場合があります」という趣旨の注意事項があり、出題形式は年度によって変わる可能性があることを前提に、過去問を「絶対的な出題予告」としてではなく「対策の方向性を示す資料」として活用する姿勢が適切です。専門科目(法学)については、募集要項が「専門課程履修に必要な基礎的素養について試験する」と説明していることから、法律学科への入学後にスムーズに学修を始められるだけの基礎知識・読解力・論理構成力を問う出題が続くと推測されますが、断定はできません。最新の過去問と募集要項は、必ず出願前に龍谷大学入試情報サイトで確認してください。

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⑧併願戦略・学費・内部リンク

学費・単位認定の実務情報

2027年度入学者の学費予定額によると、法学部の3年次編入学・転入学における入学金は100,000円(本学出身者は全額免除)、初年度納入金総額は1,235,000円(予定額)です。学費は2026年9月に正式決定される予定額であり、募集要項に記載されている金額はあくまで参考値である点に注意してください。決定後の金額は、龍谷大学ホームページの「学費・奨学金」ページで確認できます。

単位認定については、法学部は出身大学・短期大学・高等専門学校での修得単位を基礎として、62単位を上限に認定するとされています。単位認定の上限は出願条件と同じ62単位で、出願条件で求められる修得単位数(62単位)と数値が対応している点も押さえておくとよいでしょう。実際にどの科目がどこまで認定されるかは、合格後に学部教務課との確認が必要になる個別事項です。参考として、他の主要学部の単位認定上限もあわせて確認しておくと、併願先を選ぶ際の判断材料になります。

学部単位認定の基本的な考え方
法学部出身大学・短期大学・高等専門学校での修得単位を基礎として、62単位を上限に認定
経済学部・経営学部出身大学・短期大学・高等専門学校での修得単位を基礎として、62単位を上限に認定
政策学部出身大学・短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程等での修得単位を基礎として、62単位を上限に認定
社会学部(総合社会学科)併設・関係短期大学出身者は62単位、それ以外の短期大学出身者は58単位を目安に、出身区分ごとに個別認定

この比較から分かるとおり、社会学部のように出身校の種別によって認定単位数が変わる学部がある一方、法学部の単位認定基準は出身校による区分がシンプルで、出身大学・短大・高専のいずれであっても62単位を上限とする基準が共通して適用されます。編入後にどれだけ早く専門科目の学修に進めるかは、この単位認定の結果にも左右されるため、志望理由書や面接で編入後の学修計画を語る際の材料としても押さえておくとよいでしょう。

卒業要件そのものにも触れておくと、法学部のディプロマポリシーでは4年以上在学し124単位以上を修得することが卒業要件として示されています。編入時の単位認定は62単位が上限で残り分は編入後に履修する計算になり、専門科目の配置状況によっては、1年次配当科目である仏教思想科目(必修4単位)を編入後にあらためて履修する必要が生じる場合もあります。入学後の具体的な履修計画については、合格後に学部教務課へ確認しておくことをおすすめします。

問い合わせ先も確認しておきましょう。法学部の入試に関する問い合わせは、龍谷大学入試部ではなく学部窓口が対応しており、電話番号は075-645-7896、メールアドレスはhogaku@ad.ryukoku.ac.jp、所在地は京都市伏見区深草塚本町67の京都深草キャンパスで、龍谷大学入試部とは別の法学部専用窓口です。問い合わせ対応時間は月曜日・水曜日から金曜日が9:00〜11:45と12:45〜17:00、火曜日が10:45〜11:45と12:45〜17:00とされています。出願資格の該当可否や単位認定の見込みなど、募集要項だけでは判断しづらい個別の事情がある場合は、早めにこの窓口へ相談しておくことをおすすめします。

併願を検討する場合の考え方

龍谷大学法学部は法律学科1学科のみの募集で、募集人員も5名と少人数のため、併願先を確保しておくと選択肢が広がります。ここで注意したいのは、龍谷大学の入試スケジュールでは、文学部・心理学部・経済学部・経営学部・法学部・政策学部・国際学部・社会学部の8学部が、いずれも同じ2026年11月8日(日)に深草キャンパスで試験を実施するという点です。法学部を含む8学部は同一日程で試験を実施するため、同じ年度に法学部と経済学部・経営学部など他の龍谷大学の学部を同時に併願することはできません(試験日が異なる先端理工学部は2026年7月4日に瀬田キャンパスで実施されますが、専門科目の分野が大きく異なります)。龍谷大学内での併願を考える場合は、次年度以降に別の学部へ再挑戦するという形になる点を理解しておいてください。

そのため、法学部と同じ年度に併願先を確保したい場合は、関西圏の他大学に目を向けるのが現実的です。試験科目・出願期間・試験日は大学ごとに異なるため、日程が重ならない大学を組み合わせて併願するという戦略になります。たとえば同じ関西圏の私立大学法学部編入を検討する場合、甲南大学法学部の編入試験対策もあわせて確認しておくと、出願資格や試験科目の違いを比較しながら準備を進めやすくなります。龍谷大学の他学部の出願資格・試験科目を知っておきたい場合は、龍谷大学経済学部の編入試験対策も参考になりますが、上記のとおり同一年度での併願はできない点にご留意ください。

関西圏の私立大学編入を幅広く比較したい場合は、京都産業大学の編入試験まとめも参考になります。併願先の比較には試験日程の一覧化が有効で、出願期間・試験日・合格発表日をあらかじめ一覧表にまとめておくと、出願書類の準備や試験当日のスケジュール管理がしやすくなります。大学編入という制度そのものの仕組みや、一般的な準備の進め方について基礎から確認したい場合は、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説【完全ガイド】もあわせてご覧ください。

専門科目「法学」・外国語(英語)・面接という3種目を独学だけで並行して仕上げるのが難しいと感じる場合は、大学編入対策に特化した指導を受けるという選択肢もあります。大学編入対策コースでは、専門科目の答案作成指導や英語の読解演習、志望理由書の添削、面接練習などを、志望校の出題傾向に合わせて進められます。独学と講師指導を組み合わせる選択肢もありますので、出願期間までの残り時間と自分の進捗状況を踏まえて検討してみてください。

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よくある質問(FAQ)

龍谷大学法学部の編入学試験は毎年実施されていますか。

2027年度募集要項では、法学部法律学科の3年次編入学・転入学試験(一般)が募集人員5名で実施されることが明記されています。過去の入試結果データでも2023年度・2025年度に実施実績が確認できます。ただし実施の有無や募集人員は年度ごとに公式募集要項で発表される内容ですので、出願を検討する年度の最新の募集要項を必ず確認してください。

法学部の編入学試験は2年次転入学や社会人編入学でも受験できますか。

2027年度募集要項の一覧表では、法学部の2年次転入学・社会人編転入学の欄はいずれも「−」(実施なし)となっており、法学部への編入学は3年次編入学・転入学試験(一般)のみが対象です。2年次転入学は国際学部・先端理工学部・農学部食品栄養学科の在学生に限定されており、法学部は含まれていません。

専修学校(専門学校)や高等学校専攻科の出身でも法学部に出願できますか。

2027年度募集要項の出願資格に関する注記によると、専修学校の専門課程出身者、および高等学校専攻科修了者が出願できるのは「文学部・心理学部・政策学部・国際学部・社会学部・先端理工学部・農学部の7学部」に限定されており、法学部はこの対象に含まれていません。専修学校・高校専攻科出身の場合は、大学2年以上在学や短期大学・高等専門学校卒業といった他の出願資格区分に該当するか確認する必要があります。

TOEICなど英語外部試験のスコアで外国語(英語)試験を免除できますか。

2027年度募集要項を確認する限り、法学部の3年次編入学・転入学試験について、TOEICやTOEFL等の英語外部試験スコアを出願条件や試験免除に使う制度は明記されていません。国際学部グローバルスタディーズ学科のように、資格スコア提出で外国語(英語)試験が満点扱いになる制度は法学部には設けられていないため、法学部志望者は外国語(英語)の試験そのものを受験する前提で準備してください。

専門科目「法学」ではどのような内容が出題されますか。

募集要項には「法学 ※専門課程履修に必要な基礎的素養について試験する」とのみ記載されており、出題範囲や配点の詳細な公式発表はありません。過去問題ダウンロードページで公開されている2025年度実施分(2024年11月10日実施)の問題・解答例・出題の意図を確認し、憲法・民法・刑法など法学の基本分野を中心に、制度趣旨の理解を軸とした対策を進めるのが現実的です。断定的な出題予測ではなく、最新の過去問と募集要項をあわせて確認することをおすすめします。

龍谷大学法学部の編入学試験の倍率はどのくらいですか。

公式入試結果データによると、2023年度は募集5名に対して志願者11名・合格者5名(志願倍率2.2倍)、2025年度は募集5名に対して志願者10名・合格者5名(志願倍率2.0倍)でした。合格者数が5名という少人数のため、志願者数の変動によって倍率が年度ごとに変わりやすい構造です。最新の倍率は龍谷大学入試情報サイトの「入試結果」ページで確認してください。

出願書類はどこに提出すればよいですか。また入試について直接問い合わせたい場合はどこに連絡すればよいですか。

出願書類の提出は郵送のみで、窓口への持参は認められていません。宛先は「〒604-8799 中京郵便局留 龍谷大学入学試験願書受付センター」です。UCAROからダウンロードした宛名ラベルを貼った市販の封筒に出願書類を折らずに封入し、簡易書留・速達で郵送する必要があります。出願期間は締切日消印有効ですが、余裕を持って早めに投函することをおすすめします。入試内容についての問い合わせは、龍谷大学法学部の窓口(電話075-645-7896、メールhogaku@ad.ryukoku.ac.jp、京都市伏見区深草塚本町67の京都深草キャンパス、受付時間は月曜日・水曜日〜金曜日9:00〜11:45/12:45〜17:00、火曜日10:45〜11:45/12:45〜17:00)で受け付けています。出願資格の該当可否など募集要項だけでは判断しづらい事情がある場合は、出願期間が始まる前に相談しておくことをおすすめします。

合格後の入学手続はいつまでに何をすればよいですか。

2027年度日程では、合格発表が2026年11月14日(土)12:00予定で、入学手続Iは同日から11月20日(金)まで、入学手続IIは同日から2027年2月25日(木)までとされています。入学手続Iの期間内に入学申込金を、入学手続IIの期間内に入学時納入金と入学申込金との差額を、それぞれ納入する必要があります。手続期間経過後の入学手続は一切認められないと明記されているため、合格通知を受け取ったらすぐに手続内容を確認してください。

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まとめ

龍谷大学法学部の編入学試験は、法律学科のみを対象に募集人員5名という少人数枠で実施され、専門科目「法学」・外国語(英語)・面接の3種目を、出願書類の総合評価とあわせて判定する試験です。出願期間はわずか8日間しかないため、証明書類の準備は募集要項の公開後すぐに着手し、専門科目と英語の演習、志望理由書の作成、アドミッション・ポリシーを踏まえた面接準備を並行して進めることが合格への近道です。倍率は公式データで2倍前後と極端に高くはないものの、法学部単体の合格率は龍谷大学全体の平均よりやや厳しい水準にあり、1科目でも欠席すればその回の受験全体が無効になる仕組みのため、3種目すべてで一定水準を満たす対策が欠かせません。

法学部は文学部・経済学部・経営学部・政策学部・国際学部・社会学部と同じ2026年11月8日に試験が実施されるため、龍谷大学内での同時併願はできません。併願先は他大学から探す必要がある点を踏まえ、関西圏の他大学法学部の情報もあわせて確認しながら、出願期間・試験日が重ならない併願プランを早めに組み立てておくことをおすすめします。最新の募集要項・過去問・入試結果は、必ず龍谷大学入試情報サイトで出願前に確認してください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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