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群馬大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント

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群馬大学編入の志望理由書は、すべての学部で共通の書類ではありません。3年次編入学を実施する理工学部と情報学部のうち、志願者本人が作文する志望理由書に相当する書類が必須なのは情報学部の「志願理由書」(様式3)のみで、理工学部にはそもそも本人が作成する志望理由書という書類が存在しません。志望理由書とは、志願者がなぜその学部・学科を志望するのかを大学側に伝える書類のことですが、群馬大学編入では学部によって「書面で伝える」のか「面接で口頭説明する」のかという前提そのものが分かれる点が最大の特徴です。

この違いを知らずに「群馬大学編入だから志望理由書を書かなければ」と思い込むと、理工学部志望者は不要な書式探しに時間を使ってしまいますし、逆に情報学部志望者は800字という文字数・手書きという提出形式を軽視して準備が遅れるリスクがあります。まずは自分の志望学部が志望理由書(志願理由書)の提出対象かどうかを正確に把握することが、対策の出発点です。

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本記事では、群馬大学理工学部・情報学部それぞれの2027年度第3年次編入学試験学生募集要項をもとに、志望理由書(志願理由書)が必要な学部・不要な学部の違い、情報学部の志願理由書の様式と記入項目、理工学部で代わりに重視される人物調書と面接、構成の組み立て方、例文とNG例、面接との関係、出願準備のスケジュールまでを実践的に解説します。

特に、情報学部の4プログラム(人文情報・社会共創・データサイエンス・計算機科学)のいずれを志望するかによって、志願理由書に書くべき内容の方向性も変わります。理工学部志望者にとっても、志望理由を整理する作業そのものは面接対策として欠かせません。本記事は「書く」対策と「話す」対策の両方をカバーする構成にしています。

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目次

群馬大学編入で志望理由書(志願理由書)が必要な学部・不要な学部

情報学部は「志願理由書」(様式3)が必須

群馬大学で3年次編入学を実施しているのは、理工学部(物質・環境類/電子・機械類)と情報学部(情報学科、人文情報・社会共創・データサイエンス・計算機科学の4プログラム制)の2学部です。このうち情報学部は「志願理由書」(様式3)の提出が必須です。正式名称は志望理由書ではなく「志願理由書」で、募集要項の出願書類一覧に明記されています。

理工学部には志望理由書に相当する書類がない

一方、理工学部の出願書類一覧には、志願者本人が作成する志望理由書に相当する独立した書類がありません。志望動機に関わる記述は、出身校の校長が作成する「人物調書」(様式4)の中の一項目として扱われるにとどまり、志願者本人が書面で志望理由を提出する機会はありません。

なぜ学部によって扱いが異なるのか

この違いは、両学部の選考方式そのものの違いに由来します。理工学部は学力試験を課さず、面接・出身校の成績・人物調書の総合判定だけで合否を決める方式です。これに対し情報学部は、小論文という筆記試験に加えて面接・出身校成績・志願理由書を組み合わせて判定します。情報学部の志願理由書は「面接時の参考資料として使用する」と募集要項に明記されており、書類そのものに配点があるというより、面接での対話を深めるための材料という位置づけです。

自分の志望学部をまず確認する

群馬大学編入は志望する学部・類・プログラムによって出願書類の構成が大きく異なるため、複数の選択肢で迷っている場合は特に注意が必要です。理工学部と情報学部の併願可否や出願区分は年度により条件が定められているため、最新の内容は必ず各学部の公式サイトで確認してください。

志望理由書の有無は選考方法とセットで理解する

志望理由書(志願理由書)の要否だけを単独で覚えるのではなく、選考方法全体とセットで理解しておくと対策の優先順位を立てやすくなります。理工学部は「面接+成績+人物調書」の総合判定、情報学部は「小論文+面接+成績+志願理由書」の総合判定という構図です。情報学部は書類・筆記・面接の3要素がすべて評価対象になる分、準備すべき範囲が理工学部よりも広くなります。

群馬大学のほかの編入学制度との違い

群馬大学では、理工学部・情報学部の第3年次編入学のほかに、医学部保健学科での編入学や、医学部医学科での2年次編入学など、学部によって異なる編入学制度が設けられています。本記事で扱うのは理工学部・情報学部の第3年次編入学に限定した内容です。医学部医学科の2年次編入学は選考方法がまったく異なるため、志望する学部・区分を取り違えないよう、出願前に必ず自分が該当する制度を確認しましょう。

2学部の違いを俯瞰する

学部志望理由書相当の書類提出者形式
理工学部なし(人物調書に一部記載あり)出身校長
情報学部志願理由書(様式3)志願者本人手書き自筆・800字以内

この一覧のとおり、群馬大学編入では「志望理由を誰が、どの形式で伝えるか」が学部ごとにまったく異なります。次の章から、それぞれの具体的な中身を詳しく見ていきましょう。

募集人員と出願資格の概要

理工学部は物質・環境類10名程度(一般7・推薦3)、電子・機械類13名程度(一般8・推薦5)の合計23名程度を募集しています。情報学部は情報学科として10名程度(社会人若干名を含む)の募集です。出願資格は両学部とも大学に2年以上在学し62単位以上を修得していること等が基本条件で、高専・短大卒業見込者等の区分も設けられています。検定料はいずれの学部も30,000円です。募集人員・出願資格の詳細は年度によって変更される可能性があるため、出願を検討する段階で必ず各学部の最新の募集要項を確認してください。

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情報学部の「志願理由書」(様式3)の書き方と記入項目

様式3の基本仕様

情報学部の志願理由書は募集要項の様式3にあたり、志願者全員が提出する必須書類です。分量は800字以内(25字×32行)と明記されており、記入は黒または青インクのボールペン等を使った手書き自筆が求められます。他の出願書類の多くがパソコン入力可能なのに対し、様式3の志願理由書だけは手書きが指定されている点に注意してください。

記入項目は3つ

記入項目は、一般選抜か社会人選抜かの区分、希望するプログラム名(人文情報・社会共創・データサイエンス・計算機科学のいずれか)、そして「面接に使用しますので、特に伝えたいこと等」という自由記述欄の3つです。プログラム名は出願時に1つを選択する必要があり、志願理由書の内容もそのプログラムに即した記述であることが前提になります。

面接時の参考資料として使われる

募集要項には、志願理由書が「面接時の参考資料として利用する」と明記されています。つまり志願理由書そのものに独立した配点があるわけではなく、面接官が志願理由書を見ながら質問を組み立てるための資料という位置づけです。だからこそ、志願理由書に書いた内容と面接での回答に食い違いがあってはいけません。書いた内容は必ず口頭でも説明できる状態にしておく必要があります。

重点評価項目表との関係

情報学部は独自の重点評価項目表を公表しており、小論文では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」が、面接では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」に加えて「主体性・協働する態度」の3要素が評価対象になると明記しています。志願理由書自体はこの表に直接の配点欄を持ちませんが、面接評価の材料として重点評価項目と結びつくと考えられます。特に「主体性・協働する態度」は、これまでの学修や課外活動でどのように他者と関わってきたかを示すエピソードで表現しやすい観点です。

4プログラムそれぞれの書き分け方

人文情報プログラム・社会共創プログラムを志望する場合は、情報化が社会や人間関係にどのような影響を与えているかという関心を軸に、これまでの学びとの接点を書くと自然です。データサイエンスプログラム・計算機科学プログラムを志望する場合は、データや現象を数理的に扱うことへの関心、プログラミングや情報技術への具体的な取り組み経験を軸にするとよいでしょう。プログラムごとに求められる素養が異なるため、学部紹介だけでなくプログラム紹介まで読み込んでおくことが重要です。

外部検定が必要なプログラムは記述の一貫性に注意

人文情報プログラム・社会共創プログラムを志望する場合は、実用英語技能検定2級やTOEIC500点、TOEFL iBT50点等の外国語外部検定スコアが出願要件になります。志願理由書で語学力に触れる場合は、取得済みのスコアと矛盾のない範囲で記述しましょう。データサイエンスプログラム・計算機科学プログラムには同様の外部検定要件がないため、志願理由書では技術面での関心・経験を中心に据える方が説得力が増します。

手書きだからこそ丁寧に

手書き指定の書類は、内容だけでなく文字の丁寧さや読みやすさも印象を左右します。下書きの段階で字数配分と文章内容を固めてから清書に移り、誤字脱字がないか声に出して読み返す工程を必ず挟みましょう。書き損じに備えて様式は余分に印刷しておくと安心です。

社会人選抜の場合の書き方

情報学部は一般選抜だけでなく社会人選抜も実施しており、志願理由書には一般か社会人かの区分を記入する欄があります。社会人選抜で出願する場合は、これまでの職務経験を情報学部での学びにどう接続するかという視点を志願理由書に盛り込むと説得力が増します。職務経験と志望プログラムの学びの接点を具体的に書けると、社会人ならではの強みとして評価されやすくなります。面接時間は一般・社会人ともに15分と同一時間で設定されています。

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理工学部は志望理由書が不要―人物調書と面接で評価される

人物調書(様式4)とは

理工学部の出願書類には、出身校の校長が作成・厳封する「人物調書」(様式4)が含まれます。人物調書には学業成績順位、授業中の活動状況・勉学の自発性・計画性・持続性、理解力や創造的思考力、得意・不得意科目に加え、「4年制大学へ進学を希望するようになった理由・事情」という欄が設けられています。ただし、これはあくまで出身校側が記入する書類であり、志願者本人が作文して提出する志望理由書とは性質が異なります。

面接(約15分・口頭試問含む)がすべてを補う

理工学部の選考は、学力試験を課さず面接(個人面接・約15分・面接員複数)、出身校の成績、人物調書の総合判定のみで行われます。面接には「理工学教育を受けるための基礎能力に関する口頭試問」が含まれると募集要項に明記されており、単なる志望動機のやり取りにとどまらない選考であることがうかがえます。書面で志望理由を提出する機会がない代わりに、志望動機や入学後の学習計画はすべて面接の場で口頭により説明することになります。

「書かなくていい」ではなく「話せるようにする」

志望理由書が不要だからといって、志望理由を整理する準備自体が不要になるわけではありません。むしろ書面という下書きの機会がない分、頭の中で論理立てて説明できる状態まで仕上げておく必要があります。志望理由を文章としてまとめる練習を一度経てから、それを口頭で簡潔に話す練習に移る、という2段階の準備がおすすめです。

配点は非公開、総合判定という枠組み

面接・成績・人物調書それぞれの配点比率は募集要項上に数値で示されていません。公表されている情報から言えるのは、面接一発勝負ではなく、出身校での学業成績や人物調書の記載内容も選考の材料に含まれる総合判定であるという枠組みそのものです。配点の具体的な内訳が非公開である以上、面接対策だけに偏らず日頃の成績も意識しておくことが安全策になります。

口頭試問はどこまで専門的か

面接に含まれる口頭試問は「理工学教育を受けるための基礎能力に関する」ものと募集要項に明記されていますが、具体的な出題範囲・難易度・質問数までは公表されていません。過去問も非公開のため、対策としては、志望する類(物質・環境類または電子・機械類)に関連する基礎科目(数学・物理・化学等)の教科書レベルの内容を、口頭で筋道立てて説明できる状態にしておくことが現実的です。公式サイトのシラバスから、入学後にどのような基礎科目を学ぶのかを確認し、関連の深い分野を優先的に復習しておくとよいでしょう。

推薦編入学の場合の準備

理工学部は一般編入学に加えて推薦編入学の枠も設けています。推薦編入学は出身校長の推薦を受けて出願する制度で、一般編入学とは別枠での選考です。推薦を受けるためには出身校内での選考や条件が別途定められている場合が多いため、推薦編入学を検討する場合は、出願期間よりもかなり早い段階から出身校の進路担当者に相談しておくことをおすすめします。推薦編入学であっても、人物調書の提出と面接による選考という基本的な枠組みは一般編入学と共通です。

一般編入学と推薦編入学のどちらで出願するかによって、出身校での準備の進め方も変わります。推薦編入学を目指す場合は、出願期間が近づいてから出身校に相談するのではなく、早期の学年のうちから学業成績を安定させ、担任の先生と編入学の意向を共有しておくことが結果的に近道になります。

人物調書の記入を先生任せにしない

人物調書は出身校の校長が作成する書類ですが、実際には担任や進路指導の先生が本人へのヒアリングをもとに記入するケースが一般的です。記入を先生に「お任せ」にしてしまうと、面接での回答内容と書類の記載内容にずれが生じ、面接員に一貫性のない印象を与えるおそれがあります。これまで何にどう取り組んできたかを、具体的なエピソードとともに先生へ事前に伝えておく準備が欠かせません。

理工学部志望者にも「書く」作業をすすめる理由

志望理由書という提出物がないからこそ、自主的に志望理由を一度文章化しておくことをおすすめします。次の章で紹介する構成テンプレートは、情報学部の志願理由書だけでなく、理工学部志望者が面接で話す内容を整理するためのメモとしても活用できます。

理工学部の募集人員の内訳をもう一度確認する

理工学部の募集人員は、物質・環境類が10名程度(一般編入7名・推薦編入3名程度)、電子・機械類が13名程度(一般編入8名・推薦編入5名程度)です。一般編入と推薦編入は別枠で選考され、いずれも面接・出身校の成績・人物調書による総合判定という点は共通しています。推薦編入を希望する場合は出身校長の推薦を受けられるかどうかを早い段階で確認しておく必要があります。

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志望理由書(志願理由書)を書く前に整理すべき3つの軸

1. 学部・プログラム理解|なぜこの学部・プログラムでなければならないのか

群馬大学編入の志望理由を整理する第一歩は、志望学部・プログラムへの理解です。情報学部は人文情報・社会共創・データサイエンス・計算機科学という性質の異なる4プログラムから構成されており、プログラム名まで具体的に理解したうえで志望理由を組み立てる必要があります。理工学部も物質・環境類と電子・機械類という2つの類に分かれており、それぞれの教育内容は異なります。

特に情報学部は、学科名だけを見ると1つの分野に見えますが、実際には人文・社会科学系の視点を重視するプログラムと、理系の数理・工学的な視点を重視するプログラムが同じ学科の中に併存しています。自分の学びが文系型・理系型のどちらに近いかを整理したうえでプログラムを選ぶことが、志望理由書と面接での説明のしやすさにも直結します。

学部・プログラム理解を深める方法としては、大学案内や公式サイトのプログラム紹介ページを読み込むだけでなく、可能であればオープンキャンパスや入試相談会に参加し、実際にどのような授業・研究が行われているのかを具体的にイメージすることが有効です。遠方で来校が難しい場合は、公式サイトのシラバス公開ページやオンライン説明会の情報を活用しましょう。

プログラム選びで迷ったときの考え方

情報学部の4プログラムはいずれも「情報学」という大枠でくくられていますが、実際に学ぶ内容や身につくスキルは大きく異なります。人文情報プログラムは情報と人間・社会の関係、社会共創プログラムは情報技術を活かした地域・社会課題の解決、データサイエンスプログラムは統計とデータ分析、計算機科学プログラムはソフトウェア・アルゴリズムの理論というように、それぞれ軸足を置く領域が異なります。迷った場合は、これまでの学びの延長で最も力を発揮しやすい領域はどこかという観点で絞り込むと決めやすくなります。

2. 自己分析|これまでの学びと編入への動機

編入学は、在学中の大学・短大・高専・専攻科での学びを土台に、次のステップとして群馬大学を選ぶ進路です。志望理由では「なぜ今の環境ではなく群馬大学のこの学部・プログラムでなければならないのか」を、これまでの学修経験や関心の変化と関連づけて説明する必要があります。現在の環境への不満だけを理由にしないことが重要で、あくまで自分がこれから何を学び、どう成長したいかという前向きな視点で構成しましょう。

自己分析の具体的な進め方としては、これまでの学修の中で「特に力を入れたこと」「印象に残っている授業・実習・研究活動」「編入を考えるきっかけになった出来事」の3点を書き出してみることをおすすめします。この3点を整理しておくと、志望理由書(または面接での説明)の中核となるエピソードの材料にそのまま使えます。

3. 将来像|編入後の学びをどう活かすか

最後に求められるのは、編入後に何を学び、卒業後にどう活かすかという将来像です。抽象的な「社会に貢献したい」ではなく、志望プログラムで学べる知識・技術がどのような場面で活きるのかを、できるだけ具体的に書く(あるいは話す)ことが評価につながりやすい構成です。情報学部は面接で「主体性・協働する態度」も評価対象と重点評価項目表に明記されているため、将来像は個人の関心だけでなく他者との協働の視点も交えると印象が高まります。

将来像を考える際は、卒業後すぐの進路だけでなく、編入後の限られた在学期間(2年間)でどのような研究・学びに取り組みたいかという中期的な視点も持っておくと、話や文章に厚みが出ます。ゼミや卒業研究のテーマを早い段階からイメージしておくと、志望理由と将来像のつながりがより具体的になります。

アドミッション・ポリシーとの結びつけ

群馬大学は全学共通で、基礎学力、探究心とコミュニケーション能力、主体的に学ぶ姿勢と論理的思考力、知的好奇心、高い志と発想力、地域・国際社会への貢献意欲とリーダーシップという6項目をアドミッション・ポリシーに掲げています。志望理由の中に、これらの資質を体現するエピソードを1つでも織り込めると、大学が求める人物像との一致が伝わりやすくなります。

6項目すべてを詰め込もうとしない

アドミッション・ポリシーの6項目を意識することは重要ですが、800字あるいは短い面接時間の中ですべてを盛り込もうとすると、かえって内容が薄く散漫な印象になってしまいます。自分の経験と最も結びつきの強い1〜2項目に絞り込み、その項目を裏付ける具体的なエピソードを深く掘り下げる方が、結果的に説得力のある志望理由になります。

選んだ1〜2項目については、エピソードの深掘りだけでなく、「その資質を今後どう伸ばしていきたいか」という発展的な視点まで書き添えると、単なる自己アピールにとどまらない、将来像とのつながりが見える志望理由になります。

3つの軸をメモにまとめておく

学部・プログラム理解、自己分析、将来像の3つを整理したら、箇条書きでよいので一度メモにまとめておきましょう。情報学部志望者はこのメモを800字に凝縮する作業に進み、理工学部志望者はこのメモを面接で口頭説明できる形に落とし込む作業に進みます。

情報収集はオープンキャンパスだけに頼らない

遠方に住んでいるなどの理由でオープンキャンパスに参加しにくい場合でも、情報収集の方法は複数あります。各学部の公式サイトに掲載されているシラバスや研究室紹介、教員インタビュー記事、学部案内のPDF等を読み込むだけでも、授業や研究の具体的なイメージはかなり掴めます。一次情報にできるだけ多く触れておくことが、他の志願者と差がつく志望理由の土台になります。

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【構成テンプレート】群馬大学編入の志望理由書・志願理由書の書き方

情報学部の志願理由書は800字以内という指定字数があります。ここでは、この800字を4ブロックに分けて組み立てる構成テンプレートを紹介します。理工学部志望者も、この構成を面接で話す内容の骨子として活用できます。

ブロック目安字数書く内容
①結論(志望動機の要約)100〜150字志望する学部・プログラムを選んだ理由を一文で要約
②これまでの学び250〜300字現在の大学・短大・高専等での学修内容、興味を持ったきっかけとなる出来事
③学部・プログラムで学びたいこと250〜300字志望プログラムの専門領域と、自分の関心・学修経験との接点
④将来像100〜150字編入後の学びをどう将来に活かしたいか

結論から書き始める理由

志願理由書は限られた字数の中で読み手に要点を伝える文書です。冒頭で結論(志望動機の要約)を提示してから詳細を展開する構成にすると、読み手が最初の数行で全体像を把握でき、続く具体的なエピソードも理解しやすくなります。「〜という理由から、貴学情報学部〇〇プログラムへの編入を志望します」のように、学部・プログラム名を明記した一文から始めるとよいでしょう。

エピソードは1つに絞り込む

800字という限られた字数では複数のエピソードを詳しく書く余裕はありません。これまでの学びの中で最も志望理由に直結するエピソードを1つに絞り、その内容を具体的に掘り下げる方が、抽象的な内容を複数並べるよりも説得力のある文章になります。エピソードを選ぶ際は、志望プログラムの学びと直接つながっているかを基準にすると選びやすくなります。

一文を短く区切る

志願理由書では、一文が長くなるほど主語と述語の関係が分かりにくくなり、読み手に負担をかけてしまいます。一文はできるだけ60〜80字程度を目安に区切り、接続詞を使って文をつなげすぎないようにしましょう。特に「〜であり、〜であるため、〜と考え」のように一文の中に複数の理由を詰め込みすぎると、結局何が言いたいのか分かりにくくなります。

面接での参考資料であることを意識する

情報学部の志願理由書は面接時の参考資料として使われます。志願理由書に書いた内容を口頭でも簡潔に説明できるように準備しておきましょう。書き言葉として整った文章と、実際に話す言葉には差があるため、志願理由書の内容を声に出して説明する練習をしておくと、面接本番でも一貫性のある受け答えができます。

模擬面接で「特に伝えたいこと」欄を深掘りする

志願理由書の自由記述欄「面接に使用しますので、特に伝えたいこと等」は、面接官が最初に注目しやすい部分です。ここに書いた内容は、面接の冒頭で「この点についてもう少し詳しく教えてください」と深掘りされる可能性が高いと考えられます。模擬面接の練習では、この欄に書いた内容を起点に3段階ほど質問を重ねられても答えられるよう、周辺知識やエピソードの詳細まで整理しておくと安心です。

下書きと清書を分けて進める

いきなり所定用紙に書き始めるのではなく、まずはパソコンやノートで下書きを作成し、内容と字数を固めてから清書に移ることをおすすめします。下書きの段階で第三者に読んでもらい、分かりにくい表現や論理の飛躍を洗い出しておくと、清書でのやり直しを減らせます。

「です・ます調」で統一する

志願理由書は「です・ます調」の丁寧な文体で統一するのが基本です。文中で「である調」と混在させてしまうと、読み手に雑な印象を与えてしまいます。下書きが完成したら、文末表現がすべて統一されているかを見直す工程も忘れずに行いましょう。音読して違和感がないか確認するのも効果的なチェック方法です。

字数調整のコツ

800字に対して内容が多すぎる場合は、エピソードの説明を簡潔にし、結論と将来像を優先して残しましょう。逆に字数に達しない場合は、エピソードの具体性(いつ・どこで・何をして・何を感じたか)を書き足すことで自然に字数を伸ばせます。「です・ます調」で文体を統一することも忘れずに確認してください。

枠内に収まる文字サイズも意識する

800字以内(25字×32行)という指定は、単なる文字数の上限ではなく、実際の記入用紙の行数・マス目にも対応しています。下書きの段階から実際の様式のレイアウトを意識し、1行あたりの文字数を数えながら書き進めると、清書の際に大幅な書き直しが発生しにくくなります。下書き用に様式と同じ行数のマス目を自作しておくのも有効な方法です。

様式のダウンロードと入手方法

志願理由書(様式3)は、情報学部の募集要項一式に含まれる形で公式サイトから入手できます。募集要項は年度ごとに改訂されるため、出願する年度の最新の様式を必ずダウンロードしてください。誤って古い年度の様式を使用すると、記入項目のずれによって出願書類に不備が生じる可能性があります。出願直前に慌てないよう早めに入手し、書き損じに備えて複数枚印刷しておくと安心です。

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志願理由書・志望理由の例文と解説

ここでは、群馬大学編入の志望理由を想定した例文を3パターン紹介します。あくまで構成の型を示すための一般的な例文であり、実際に提出・説明する際は自分自身の学修経験・エピソードに置き換えてください。他人の例文をそのまま流用することは避け、必ず自分の言葉で書きましょう。

例文1: 情報学部データサイエンスプログラムを志望するケース

私は現在、高等専門学校の情報工学系学科でプログラミングとデータ処理の基礎を学んでいますが、卒業研究でセンサーデータの分析に取り組んだ経験から、データに基づいて現象を数理的に説明する面白さに強く惹かれ、より専門的にデータサイエンスを学びたいと考えるようになりました。貴学情報学部データサイエンスプログラムでは、統計的手法とプログラミングを横断的に学べる環境が整っており、これまでの学びをさらに発展させられると考えています。編入後は、データ分析の実践的な手法を軸に学びを深め、将来的にはデータの力で企業や地域の課題解決に携わる仕事に就きたいと考え、貴プログラムへの編入を志望します。

例文2: 情報学部人文情報プログラムを志望するケース

私は現在、4年制大学の人文系学部で言語学の基礎を学んでいますが、在学中に取り組んだSNS上の言葉づかいに関する調査を通じて、情報化が人間のコミュニケーションに与える影響をより専門的に学びたいと考えるようになりました。貴学情報学部人文情報プログラムでは、情報技術と人文学的な視点を組み合わせて学べるカリキュラムが整っており、これまでの学びと新たな視点を組み合わせられると考えています。編入後は、情報技術と言語・文化の関係を軸に学びを深め、将来的には情報技術を活かして人と人との円滑なコミュニケーションを支える仕事に携わりたいと考え、貴プログラムへの編入を志望します。

例文3: 理工学部を志望するケース(面接で話す内容の骨子)

私は現在、工業高等専門学校の機械系学科で材料力学や熱力学の基礎を学んでいますが、ロボット製作の課外活動を通じて、機械の仕組みをより深く理解し設計に携わりたいと考えるようになりました。貴学理工学部電子・機械類では、機械系と電子系を横断して学べる教育体制が整っており、これまでの学びをより専門的な水準まで発展させられると考えています。編入後は、機械設計と制御の両面から学びを深め、将来的にはものづくりの現場で新しい機械システムの開発に携わりたいと考え、貴類への編入を志望します。志望理由書という提出物はありませんが、この内容を面接で簡潔に説明できるよう準備しています。

例文4: 情報学部計算機科学プログラムを志望するケース

私は現在、工業高等専門学校の情報系学科でアルゴリズムとソフトウェア開発の基礎を学んでいますが、部活動で取り組んだアプリ開発を通じて、ソフトウェアの設計思想そのものをより深く学びたいと考えるようになりました。貴学情報学部計算機科学プログラムでは、ソフトウェア工学と計算機科学の理論を体系的に学べるカリキュラムが整っており、これまでの実践的な学びを理論面から裏付けられると考えています。編入後は、ソフトウェア設計と開発手法を軸に学びを深め、将来的には社会の基盤を支えるソフトウェアの開発に携わりたいと考え、貴プログラムへの編入を志望します。

例文をアレンジする際のポイント

紹介した4つの例文は、いずれも「きっかけとなった具体的な経験」→「学部・プログラムで学びたい理由」→「編入後の将来像」という流れで統一されています。自分の状況に合わせてアレンジする際は、①どの授業・実習・活動がきっかけになったか、②志望学部・プログラムの学びのどの部分に最も惹かれているか、③編入後に何を実現したいか、という3つの問いへの答えを先に書き出しておくと、例文の型に自然に当てはめやすくなります。

社会人選抜者向けの例文の考え方

社会人選抜で出願する場合は、例文の「これまでの学び」の部分を職務経験に置き換えて考えるとよいでしょう。たとえば「情報システムの運用保守に携わる中で、障害対応のたびにその場しのぎの対応にとどまっていた自分に気づき、根本的な原因を分析できる知識を体系的に学びたいと考えるようになった」というように、職務経験の中で感じた課題意識を出発点にすると、社会人ならではの説得力のある文章になります。

例文から読み取れる共通点

4つの例文に共通するのは、①自分のこれまでの学修経験を具体的なエピソードとして示している、②志望学部・プログラムの学びと自分の関心を明確に接続している、③編入後の学びの方向性と将来像まで一貫して書かれている、という3点です。この一貫性が限られた字数や時間の中で説得力を生む鍵になります。自分の志望学部・プログラム・エピソードに置き換えて、この型を参考にしてみてください。

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添削で指摘されやすいNG例

大学案内・学部紹介の文章をそのまま引用する

大学案内や公式サイトに書かれている学部・プログラム紹介の文章をそのまま抜き出して志願理由書に転用するのはNGです。読み手はその文章が志願者自身の言葉ではないことをすぐに見抜きます。学部・プログラムの紹介文を読んで理解した内容は、必ず自分の言葉で言い換え、経験と結びつけて書き直しましょう。

志望動機と専門科目の対策範囲がずれている

志願理由書や面接で語る志望動機と、小論文・口頭試問で対策している内容の方向性が大きくずれていると、選考全体を通じて一貫性のなさが目立ってしまいます。たとえばデータサイエンスプログラムを志望しながら、小論文対策では人文情報プログラム寄りのテーマばかり練習している、といった状態は避けましょう。志望理由の内容と専門対策の方向性をすり合わせておくことをおすすめします。

現状への不満だけで動機を説明する

「今の大学の授業内容に不満がある」「今の環境が自分に合わない」といったマイナスの理由だけを動機として書いてしまうと、後ろ向きな印象を与えてしまいます。同じ内容でも前向きな表現に言い換えることが重要です。たとえば「今の環境では物足りない」ではなく「〇〇という分野をより専門的に学べる環境に身を置きたい」という言い方に変えるだけで印象は大きく変わります。

プログラム名を誤記・混同する

情報学部のように学科内に複数のプログラムがある場合、プログラム名を書かない、あるいは誤って記載してしまうミスがよく見られます。出願前に学部名・学科名・プログラム名の正式名称を必ず確認し、志願理由書全体で表記を統一しましょう。

複数のプログラムへの関心を並列で書いてしまう

「〇〇プログラムにも△△プログラムにも興味がある」というように複数のプログラムへの関心を並列で書くと、志望理由がぼやけてしまいます。情報学部は出願時にプログラムを1つ選択するため、志願理由書でも1つのプログラムに軸を絞って書くことが基本です。どうしても複数のプログラムに関心がある場合は、その中でなぜ最終的にそのプログラムを選んだのかという「決め手」を書くことで一貫性を保てます。

編入という手段を選んだ理由に触れない

志望理由書・面接のいずれでも、「なぜ群馬大学のこの学部なのか」だけでなく「なぜ今の環境から編入という手段を選ぶのか」という問いへの答えも意識しておく必要があります。現在の学びの延長線上に編入という選択があることを示せると、志望理由全体の説得力が増します。編入そのものの意義に触れずに大学・プログラムへの憧れだけを語ると、深掘りの質問に答えられなくなるおそれがあります。

抽象的な将来像で終わらせる

「社会に貢献したい」「人の役に立ちたい」といった抽象的な表現だけで将来像を締めくくると、他の志願者との差別化ができません。志望学部・プログラムで学べる知識・技術が、どのような場面・職業で具体的に活きるのかまで踏み込んで書くことをおすすめします。

専門用語を詰め込みすぎる

志望プログラムの専門性をアピールしようとするあまり、専門用語を詰め込みすぎると、かえって内容が浅く見えてしまうことがあります。専門用語を使う場合は、その用語が自分の学びのどの部分と結びついているのかを、平易な言葉で補足しながら書くことを心がけましょう。限られた字数・時間では用語の説明よりも自分の経験・考えを書くスペースを優先する方が得策です。

理工学部志望者が「書面がないから対策不要」と誤解する

理工学部には志望理由書という提出物がありませんが、これを「志望理由を整理しなくてよい」と誤解してしまうのは大きな落とし穴です。面接での口頭試問には志望動機の深掘りも含まれるため、書面がない分だけ、頭の中で論理立てて説明できる状態まで準備しておく必要があります。

誤字脱字・記入漏れのまま提出する

手書き指定の志願理由書は、誤字脱字や記入漏れがあっても訂正印での修正が認められない場合があり、最悪の場合は書き直しが必要になります。清書前に必ず声に出して読み返し、希望プログラム名や選抜区分など基本情報の記入漏れがないかも確認しましょう。提出直前に慌てて書き上げると、こうした基本的なミスを見落としがちです。時間に余裕を持って清書に取りかかり、最低でも提出の数日前には完成させておくことをおすすめします。

他人に添削してもらわずに提出・本番に臨む

自分では論理的につながっていると思っていても、第三者が読む(聞く)と分かりにくい表現になっているケースは少なくありません。情報学部の志願理由書は手書き提出で書き直しに時間がかかりますし、理工学部の面接は一発勝負です。清書・本番前の段階で必ず誰かに読んで(聞いて)もらい、内容と表現の両面をチェックしてもらうことをおすすめします。

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面接・口頭試問との関係と出願準備のスケジュール

情報学部: 志願理由書と面接内容を一致させる

情報学部の面接は一般選抜・社会人選抜ともに全員が対象で、一般15分・社会人15分の個人面接です。志願理由書は面接時の参考資料として使われるため、志願理由書に書いた内容と面接での回答は一貫している必要があります。小論文で書いた内容についてさらに踏み込んで説明できるかも、面接で問われる可能性がある論点です。

理工学部: 人物調書と面接内容を一致させる

理工学部の面接は約15分の個人面接で、理工学教育を受けるための基礎能力に関する口頭試問が含まれます。人物調書に記載された学業成績や課外活動の内容と、面接での発言内容に食い違いがないかも、面接員が確認しうる観点の一つと考えられます。人物調書の記入内容を事前に把握し、面接での発言と揃えておきましょう。

過去問の公開状況

理工学部は公式サイトのよくある質問で「過去問等の公表はしていません」と明記しています。情報学部についても、募集要項・公式サイト上に過去問の公開・非公開に関する明確な記載は見当たりませんでした。過去問の入手方法は年度によって変わる可能性があるため、詳細は各学部の入試担当窓口に直接問い合わせて確認することをおすすめします。

過去問が非公開だからこそ募集要項の読み込みが対策になる

過去問が非公開の場合、対策の手がかりは募集要項とアドミッション・ポリシーの記載内容そのものになります。「理工学教育を受けるための基礎能力に関する口頭試問」や重点評価項目表の文言など、募集要項に明記されているキーワードを拾い出し、それぞれの観点にどう答えられるかを準備しておくアプローチが現実的です。断定的な出題予測ではなく、募集要項から読み取れる傾向として捉えることが大切です。募集要項は毎年改訂されるため、志望理由の準備と並行して最新版を定期的に見直す習慣もつけておきましょう。

出願書類の提出方法

群馬大学編入の出願書類は、出願期間内に郵送(簡易書留速達等の指定方法)で提出する形式が基本です。消印有効ではなく必着の場合があるため、余裕を持って発送しましょう。志願理由書のように手書き・原本提出が求められる書類は、郵送中の破損や汚れにも注意し、クリアファイル等に入れて封入することをおすすめします。

出願準備のスケジュール

群馬大学編入は、志望理由の整理だけでなく、専門科目・小論文対策、面接練習、(情報学部の一部プログラムは)外国語外部検定のスコア取得という複数の準備を並行して進める必要があります。以下は出願時期から逆算したスケジュールの目安です。

時期の目安取り組む内容
出願の半年〜1年前学部・プログラム理解を深める、(情報学部人文情報・社会共創志望者は)外部検定試験の受験計画を立てる
出願の3〜4か月前外部検定スコアを確保、小論文・専門科目の基礎固めを本格化
出願の1〜2か月前情報学部志望者は志願理由書の下書きを開始/理工学部志望者は面接で話す内容の整理を開始、面接練習・口頭試問対策を並行
出願直前理工学部は4月中旬〜下旬に出願書類を提出/情報学部は6月下旬に出願データ登録・書類を郵送

独学での対策に不安がある場合は、大学編入に特化した指導を活用するのも一つの方法です。群馬大学の大学編入対策では、学部ごとに異なる出願書類・選考方法に応じた対策と、志望理由書(志願理由書)の添削・面接練習の両方をサポートしています。

併願を検討している場合の注意点

群馬大学編入と他大学の編入試験を併願する場合、志望理由書(志願理由書)の提出時期や様式が大学ごとに異なるため、スケジュールが重複しないか早めに確認しておく必要があります。特に情報学部の志願理由書は手書き800字という独自の様式のため、他大学向けに作成した文章をそのまま転用しようとすると、字数や書式が合わずに書き直しが必要になることが多い点にも注意しましょう。大学ごとに専用の内容を用意する意識を持っておくことをおすすめします。

情報収集は募集要項の年度更新を必ず確認する

群馬大学編入の募集内容・日程・出願書類の様式は年度によって変更される可能性があります。出願を検討し始めた時点で各学部の入試情報ページをブックマークし、定期的に最新情報を確認する習慣をつけておくと、要項の変更を見落とすリスクを減らせます。特に志願理由書の字数や記入項目に変更があった場合、対策の方向性そのものに影響するため、継続的な確認が欠かせません。

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よくある質問(FAQ)

群馬大学編入の志望理由書はどの学部で必要ですか

3年次編入学を実施する理工学部と情報学部のうち、志望理由書に相当する「志願理由書」(様式3)の提出が必須なのは情報学部のみです。理工学部には志願者本人が作成する志望理由書に相当する書類はなく、出身校長が作成する人物調書と面接で評価されます。

情報学部の志願理由書は何文字書けばいいですか

800字以内(25字×32行)という文字数指定があります。記入は黒または青インクのボールペン等を使った手書き自筆が求められ、他の様式の多くがパソコン入力可能なのとは異なります。

志願理由書は手書きですか、パソコンで入力してもいいですか

様式3の志願理由書はパソコン入力ではなく手書きが指定されています。他の出願書類(志願票等)はパソコン入力が可能な場合がありますが、様式3だけは例外的に手書きとなっている点に注意してください。

理工学部は志望理由書を書かなくていいのですか

はい、理工学部の出願書類一覧に志願者本人が作成する志望理由書は含まれていません。ただし、出身校長が作成する人物調書に志望理由に関する記載欄があり、面接(口頭試問を含む)でも志望動機や入学後の学習計画が問われます。

志願理由書は合否にどのくらい影響しますか

情報学部の志願理由書は「面接時の参考資料として使用する」と募集要項に明記されており、独立した配点というより面接での対話を深めるための材料という位置づけです。ただし、面接での受け答えの一貫性に影響するため、内容の完成度は重要です。

面接ではどのようなことを聞かれますか

情報学部は志願理由書の内容や小論文で書いた内容の深掘り、志望プログラムを選んだ理由などが問われます。理工学部は理工学教育を受けるための基礎能力に関する口頭試問に加え、志望動機や入学後の学習計画が口頭で問われます。いずれも配点は数値化されておらず、出身校の成績や出願書類とあわせた総合判定という位置づけです。

理工学部と情報学部は併願できますか

理工学部と情報学部は出願区分・出願書類・試験日程がそれぞれ独立して設定されているため、併願の可否や条件は年度の募集要項によって異なります。複数学部を検討している場合は、出願資格や試験日が重複しないかを含めて、必ず各学部の最新の募集要項で確認してください。

志望理由書・志願理由書の添削は誰に頼めばいいですか

出身校の先生や先輩、大学編入対策の予備校・家庭教師など、第三者に読んでもらい客観的な意見をもらうことをおすすめします。情報学部志望者は書類の内容面を、理工学部志望者は面接で話す内容の一貫性を、それぞれの立場から見てもらうと効果的です。

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まとめ|群馬大学編入の志望理由書は学部の違いを見極めることが第一歩

群馬大学編入の志望理由書は、情報学部の「志願理由書」(様式3・800字・手書き)のみが必須書類で、理工学部には志願者本人が作成する志望理由書に相当する書類はありません。まず自分の志望学部がどちらに該当するかを正確に把握することが、対策の第一歩になります。

  • 志望理由書に相当する必須書類があるのは情報学部の「志願理由書」(様式3)のみ
  • 理工学部には志願者本人が書く志望理由書はなく、人物調書と面接で評価される
  • 情報学部の志願理由書は800字以内・手書き自筆で、面接時の参考資料として使われる
  • 構成は「結論→これまでの学び→学部・プログラムで学びたいこと→将来像」が基本
  • 理工学部志望者も、面接で話す内容を同じ構成で整理しておくと準備しやすい
  • プログラム名の誤記・複数プログラムへの関心の並列記載などのNG例に注意する
  • 専門科目対策・外部検定試験(必要なプログラムのみ)と並行してスケジュールを組む

学部によって志望理由書の要否や提出形式が異なるという群馬大学編入の特徴を正しく理解したうえで、時間をかけた準備と第三者からの客観的なフィードバックを重ねることが、合格に近づく近道です。特に情報学部志望者は手書き800字という制約の中で内容を磨き上げる時間が、理工学部志望者は面接で口頭説明できるレベルまで志望理由を練り上げる時間が、それぞれ合否を左右します。独学での対策に不安がある場合は、大学編入に特化した専門の指導を活用するのも一つの方法です。学部別の対策を詳しく知りたい方は、群馬大学理工学部の編入試験対策群馬大学情報学部の編入試験対策大学編入志望理由書の添削ガイドもあわせて参考にしてください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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