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臨床心理士の指定大学院一覧を徹底解説

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臨床心理士の指定大学院一覧は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の公式サイトで公開されている一覧PDFで確認するのが最も確実です。指定大学院とは、臨床心理士資格審査の受験資格を得られると協会が認定した大学院を指し、2026年4月1日現在で全国に151大学院が指定を受けています。指定大学院には「第1種」と「第2種」の2区分があり、修了後にすぐ受験できるか、1年以上の実務経験を経てから受験できるかという条件が異なります。この違いを理解しないまま大学院を選ぶと、卒業後の資格取得スケジュールが想定より延びてしまうことがあります。臨床心理士を目指す人にとって、指定大学院一覧は単なる大学院名のリストではなく、自分のキャリア設計そのものを左右する重要な情報源だといえます。だからこそ、検索して最初に見つけたまとめ記事だけで判断せず、一次情報にあたる手間を惜しまないことが、遠回りに見えて実は一番の近道になります。

この記事では、第1種・第2種指定大学院の正確な違い、公式の最新一覧の確認方法、指定大学院を選ぶ際に見ておくべきポイント、そして一般的に難関とされる指定大学院入試の対策の進め方まで、一次情報にもとづいて整理します。予備校サイトやまとめサイトごとに校数の記載が微妙に異なる背景と、なぜ「今このタイミングの公式一覧」を見る必要があるのかも解説します。指定大学院というキーワードで検索すると、大学院名がずらりと並んだ一覧ページに出会うことが多いと思いますが、名前を眺めるだけでは自分に合った進路は見えてきません。

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結論から言うと、大学院名の一覧を丸暗記する必要はありません。大切なのは「自分が第1種と第2種のどちらのルートで進むか」を先に決め、そのうえで研究分野・入試科目・通学のしやすさが合う大学院を公式一覧から絞り込んでいく順番です。指定校であること自体は大学院を選ぶ最初の条件にすぎず、そこから先の絞り込みのほうが合否や、入学後にどれだけ充実した学びを得られるかに直結します。順番を間違えて、名前だけで有名な大学院を選んでしまうと、入試科目や研究テーマのミスマッチに後から気づくことになりかねません。

なお、指定校のリストは大学院の新設・改組・指定更新のタイミングで随時更新されます。本記事で紹介する校数や区分も執筆時点(2026年8月)の公式情報にもとづいていますが、出願前には必ず最新の公式一覧をご自身でご確認ください。特に併願を考えている大学院が複数ある場合は、出願直前になって研究科の名称が変わっていた、というようなことが起きないよう、出願準備を始める段階で一度は最新のPDFに目を通しておくことをおすすめします。予備校や情報サイトが独自にまとめた一覧は読みやすく便利ですが、あくまで参考情報として扱い、最終判断は必ず協会公式サイトの一次情報にもとづいて行ってください。

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目次

臨床心理士の指定大学院とは何か

臨床心理士の指定大学院とは、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が「臨床心理士養成大学院認証事業」として審査・認証している大学院のことです。この事業は1988年の臨床心理士資格認定制度発足とともに始まったもので、心理臨床の実務家を養成するカリキュラム・教員組織・実習体制などの基準を満たした大学院だけが指定を受けられます。指定大学院を修了することは、臨床心理士資格審査を受けるための代表的なルートの一つであり、現在資格を保有している臨床心理士の多くがこのルートを通っています。

指定校数は全国151大学院(2026年4月1日現在)

協会公式サイトでは「令和8(2026)年4月1日現在、全国で151大学院が指定を受けています」と明記されています。内訳は第1種指定大学院が144校、第2種指定大学院が7校です。校数は毎年の指定審査・新規指定・指定辞退によって変動するため、年度によって数校の増減があります。予備校サイトの中には数年前のデータのまま「第1種159校・第2種9校」のように記載しているものもありますが、これは古い年度の数字である可能性が高く、必ず発行日の新しい公式PDFの数値を優先してください。同じサイト内でもページによって更新時期が異なることがあるため、複数ページを見比べて一番新しい発行日のものを基準にするのが安全です。

指定は6年ごとに更新される

指定大学院という肩書きは一度取得したら終わりではありません。協会公式サイトによれば「厳正な審査のもとに6年間の指定を受けており、その3年目に実地視察による中間評価を受け、指定期間が満了する6年目には指定継続審査を受ける」仕組みになっています。つまり指定大学院は6年周期で審査を受け続けているため、教育の質を一定水準に保つ制度設計になっていると言えます。志望校が最近指定を更新したばかりか、更新時期が近いかを募集要項や大学院サイトで確認しておくと安心です。まれに指定期間の満了にあわせて研究科の再編や名称変更が行われることもあるため、志望校の最新の組織体制は出願年度の情報で確認する習慣をつけておきましょう。中間評価や指定継続審査の結果によっては、教育体制の改善が求められることもあり、こうした審査の積み重ねが指定大学院全体の教育水準を支えているといえます。

指定大学院と一般の心理学研究科の違い

大学院には、臨床心理士の指定を受けていない心理学研究科も数多く存在します。指定を受けていない大学院を修了しても、指定大学院修了と同じルートでは臨床心理士資格審査を受けられません。志望する大学院のホームページに「臨床心理学専攻」「心理臨床コース」といった名称があっても、それだけで指定校とは限らないため、必ず協会公式サイトの一覧で該当する専攻・コース名まで一致しているかを確認する必要があります。名称が似ていても指定の有無が異なるケースがある点は、見落としやすい注意点です。臨床心理学を学べる大学院自体は指定・非指定を問わず全国に数多く存在するため、「臨床心理学を学びたい」という目的と「臨床心理士資格を取得したい」という目的を分けて考え、後者を優先するなら指定の有無を必ず起点に大学院を選ぶ必要があります。

指定大学院修了以外の受験資格ルートもある

臨床心理士資格審査の受験資格は、指定大学院(第1種・第2種)の修了だけではありません。専門職大学院を修了した場合や、諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり修了後の心理臨床経験2年以上を有する場合、さらに医師免許取得者で取得後に心理臨床経験2年以上を有する場合にも受験資格が認められています。海外の大学院で心理学を学んだ人や、すでに医師として働いている人にとっては、これらのルートも選択肢に入ってきます。ただし多くの受験生にとっては、国内の指定大学院を修了するルートが最も現実的な選択肢であることに変わりはありません。

指定大学院を目指す際にまず取るべき行動

指定大学院を目指すと決めたら、まずは協会公式サイトの一覧PDFで自分が興味のある地域・分野の大学院をいくつか書き出してみることから始めるとよいでしょう。書き出した大学院を一つずつ公式サイトで調べ、指導教員の専門領域や研究室の方針を確認していくという地道な作業が、志望校を絞り込む土台になります。学部の指導教員や大学のキャリアセンターに相談し、心理系大学院の進学実績がある先輩の話を聞けると、より具体的な情報収集につながります。

指定大学院制度が設けられている理由

指定大学院制度は、臨床心理士の専門性と質を一定水準以上に保つために設けられています。誰でも自由に臨床心理士を名乗れる仕組みではなく、教育課程・実習体制・教員組織を協会が審査したうえで指定するという枠組みがあることで、資格の信頼性が担保されています。受験生にとっては、指定大学院を修了すること自体が、一定水準の教育を受けた証明になるという側面もあります。

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第1種指定大学院と第2種指定大学院の違い(比較表)

指定大学院を選ぶうえで最初に理解しておきたいのが、第1種と第2種の違いです。両者の最大の分かれ目は「学内に相談室(実習施設)があるかどうか」で、それが修了後の受験資格の取り方にそのまま直結します。この違いを知らずに志望校を決めてしまうと、卒業後のスケジュールに関する認識がずれてしまうことがあるため、最初にしっかり押さえておきたいポイントです。

区分学内相談室修了後の実務経験受験資格校数(2026年4月時点)
第1種指定大学院あり不要修了後すぐに資格審査を受験できる144校
第2種指定大学院なし1年以上必要修了後、心理臨床の実務経験を1年以上積んでから受験できる7校
専門職大学院あり(実習施設)不要修了後すぐに受験でき、資格審査の小論文試験が免除される公式一覧に4校を記載

第1種は在学中にケース経験を積める

第1種指定大学院には学内相談室が設置されており、在学中から実際のクライエントを担当するケース経験を積むことができます。この実務トレーニングを大学院在学中に完了できることが、修了後すぐに資格審査を受験できる根拠になっています。全国144校のほとんどがこの第1種にあたるため、志望校選びの母集団としては第1種のほうが圧倒的に選択肢が多くなります。学内相談室での実習は、担当教員のスーパーバイズを受けながら進めることが一般的で、修士論文の研究テーマと臨床実践を並行して深めていく大学院も少なくありません。

第2種は修了後1年の実務経験が必要

第2種指定大学院には学内相談室がないため、在学中にケース経験を積む機会が限られます。そのため修了後、心理臨床の実務経験を1年以上積んでから資格審査を受験する仕組みになっています。第2種は全国で7校と選択肢が少ない反面、通学のしやすさや研究したいテーマとの相性で第2種を積極的に選ぶ受験生もいます。修了後の実務経験期間は、資格取得までの回り道のように見えることもありますが、実際の職場で心理臨床の現場に触れる期間として捉えれば、資格取得後のキャリアにとって貴重な経験になるという考え方もできます。

どちらの区分でも学ぶ内容の水準は変わらない

第1種・第2種という区分は、あくまで学内相談室の有無と修了後の受験資格の取得方法の違いであり、講義科目の水準や研究指導の質を序列化するものではありません。「第1種のほうが第2種より優れている」という単純な優劣で捉えるのは誤解です。むしろ、自分が研究したいテーマの指導教員がどちらの区分の大学院に在籍しているかという観点で選ぶほうが、入学後の満足度につながりやすいといえます。

第1種・第2種は大学院一覧でどう見分けるか

協会公式サイトの一覧PDFでは、大学院ごとに第1種・第2種のいずれかが表記されています。同じ大学に複数の研究科・専攻があり、専攻によって第1種と第2種が分かれているケースもあるため、大学名だけで判断せず、志望する研究科名・専攻名まで一致しているかを必ず確認してください。同じ大学院の名前でも学部時代の学科とは異なる専攻に進むケースもあるため、名称の細部まで照合する意識が誤解を防ぎます。

入試日程は区分ではなく大学院ごとに異なる

第1種・第2種という区分そのものに共通の入試日程が定められているわけではありません。入試の実施時期・出願期間・選考方法は大学院ごとに独自に設定されているため、複数の指定大学院を併願する場合は、区分にかかわらず志望校それぞれの募集要項で日程を個別に確認する必要があります。同じ第1種の中でも、夏に一次募集を行う大学院と秋以降に入試を行う大学院があるなど、時期の幅は決して小さくありません。

第1種・第2種という呼び方の由来

「第1種」「第2種」という呼称は、協会が指定大学院を認証する際の審査基準の区分に由来しています。学内相談室の設置状況という設備面の基準の違いによって区分が分かれているため、教育内容の優劣を表す序列ではなく、あくまで実習環境の違いを表す分類だと理解しておくと、大学院選びで無用な優劣意識にとらわれずに済みます。第1種・第2種という呼称だけを見て「格付け」のように受け取ってしまう受験生も少なくありませんが、実際に重視すべきは自分の研究テーマや生活スタイルとの相性である点を忘れないようにしましょう。

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専門職大学院という第三の選択肢

指定大学院とは別の枠組みとして「臨床心理分野専門職大学院」という制度もあります。専門職大学院は2003年度の専門職大学院制度創設を受けて設けられたルートで、実習を重視したカリキュラムが特徴です。修了すると資格審査の小論文試験が免除される特例があり、学内に実習施設を備えるため実務経験なしで受験資格を得られます。研究者養成よりも実務家養成に重点を置いた教育課程が組まれている点も特徴です。

専門職大学院の校数と代表例

公式の指定大学院一覧PDFには、専門職大学院として4校が記載されています(2026年4月1日時点)。代表例として九州大学大学院や鹿児島大学大学院などが挙げられます。専門職大学院は指定大学院よりさらに数が少ないため、志望する研究科・専攻がある場合は早い段階で募集要項を取り寄せ、指導教員の専門領域を確認しておくことをおすすめします。専門職大学院は認証評価の仕組みも指定大学院とは別に設けられており、協会が定期的に評価結果を公表しています。

専門職大学院を検討する際の注意点

専門職大学院は校数が限られるため、居住地や通学圏内に選択肢がない受験生も多くいます。遠方への進学や転居を伴う場合は、生活費や住居の確保も含めて早めに計画を立てる必要があります。また専門職大学院ごとにカリキュラムの重点領域(医療・福祉・教育・司法など)が異なることもあるため、自分が将来携わりたい分野の実習先が充実しているかどうかも比較材料になります。

指定大学院・専門職大学院どちらも臨床心理士ルートである点は同じ

第1種・第2種の指定大学院と専門職大学院は、いずれも臨床心理士資格審査の受験資格を得られるという点では共通しています。違いは在学中の実習体制と、修了後に小論文試験が免除されるかどうかです。どのルートを選んでも最終的には同じ臨床心理士資格にたどり着くため、優劣で選ぶというより自分の研究したいテーマや通学条件、将来携わりたい実務領域で選ぶのが基本になります。

専門職大学院の情報収集の進め方

専門職大学院は指定大学院に比べて情報がまとまったサイトが少なく、志望校ごとに公式サイトへ直接アクセスして情報を集める必要があります。オープンキャンパスや個別相談会が指定大学院よりも少ない時期に開催されることもあるため、募集要項の公開時期を早めにチェックし、説明会の情報を逃さないようにすることが大切です。在学生や修了生の声を聞ける機会があれば、実習の実際の様子や進路について具体的なイメージをつかむ手がかりになります。

専門職大学院を選んだ場合のキャリアの見通し

専門職大学院は実務家養成に重点を置いているため、修了後は現場での即戦力としての活躍を期待されることが多いといわれます。研究者としてのキャリアより臨床現場での実践を重視したい人にとって、専門職大学院はカリキュラムの方向性が合いやすい選択肢です。一方で修士論文の代わりに事例研究などの成果をまとめる形式を採る大学院もあるため、将来的に博士課程への進学や研究職を視野に入れている場合は、進学後の研究指導体制についても事前に確認しておくとよいでしょう。

専門職大学院と指定大学院、両方を併願できるか

専門職大学院と第1種・第2種指定大学院は制度上別枠ですが、出願自体を併願することは可能です。入試日程が重ならなければ、専門職大学院と指定大学院の両方に出願する受験生もいます。ただし研究計画書や志望理由の内容は、大学院ごとのカリキュラムの方向性(研究重視か実務重視か)に合わせて書き分ける必要があるため、併願する場合は準備の負担が増える点も考慮しておきましょう。

専門職大学院を志望する際の情報源

専門職大学院を目指す場合も、まず確認すべきは協会公式サイトの一覧PDFで、専門職大学院として記載されているかどうかです。専門職大学院は認証評価の結果も協会サイトで公表されているため、カリキュラムの特徴や実習体制について、より詳しく知りたい場合は認証評価報告書に目を通してみるのも一つの方法です。志望校の公式サイトとあわせて、多角的に情報を集めることで、入学後のミスマッチを防ぎやすくなります。

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最新の指定大学院一覧はどこで確認できるか

指定大学院の全校名を網羅した最新一覧は、日本臨床心理士資格認定協会の公式サイトでPDF形式で公開されています。このPDFには所在県名・種別(国公立/私立)・大学院名・研究科名・専攻名・領域(コース)名が表形式で掲載されており、都道府県や大学院名から検索して自分の志望校が指定校かどうかを直接確認できます。

掲載内容
所在県名大学院キャンパスが所在する都道府県
種別国公立か私立かの区分
大学院名・研究科名・専攻名正式名称(改組により名称が変わっている場合がある)
領域(コース)名心理臨床系の専攻内でのコース・領域の名称

一覧PDFの更新頻度と見分け方

公式サイトの一覧PDFはファイル名に発行日が入っており、たとえば2026年5月29日発行版であれば「daigakuin_ichiran_2026_0529.pdf」のような形式になっています。大学院の新設・改組・指定更新のたびに差し替えられるため、資料をダウンロードした日付ではなく、ファイル名やページ内に記載された発行日を必ず確認してください。数年前に保存したPDFをそのまま使うと、すでに改組で名称が変わった専攻や、指定を外れた大学院が載ったままになっているおそれがあります。志望校の情報を保存する場合は、あわせて発行日もメモしておくと、後から見直すときに情報の鮮度をすぐに判断できます。

大学院公式サイトの情報とあわせて確認する

協会の一覧PDFで指定校であることを確認したら、次は志望する大学院自体の公式サイトで、入試要項・研究科の構成・教員紹介を確認します。協会の一覧はあくまで「指定を受けているかどうか」の情報であり、入試科目や出願スケジュールといった実務的な情報は大学院ごとの募集要項でしか確認できません。指定大学院一覧と大学院公式サイトの両方を行き来しながら情報を集めるのが、効率的な情報収集の基本の流れになります。募集要項はPDFで公開されることが多く、出願期間が近づくと更新される場合もあるため、出願直前には必ず最新版を再ダウンロードして確認する習慣をつけておきましょう。

本記事で個別の大学院名を網羅列挙しない理由

本記事では第1種・第2種それぞれの代表例として、東京大学大学院や京都大学大学院、放送大学大学院などの名称に触れていますが、151校すべての一覧はあえて転記していません。大学院一覧は年度ごとに更新される性質の情報のため、記事内で一覧を固定的に掲載すると、更新の反映漏れが誤情報につながりかねないためです。正確な最新情報は必ず協会公式サイトのPDFで確認する習慣をつけてください。まとめサイトの一覧を参考にする場合も、最終的な確認は必ず一次情報である協会公式サイトで行うことをおすすめします。本記事の校数や区分の数字も執筆時点のものであるため、この記事を読んでいる時点でも、必ず公式PDFの発行日を確認してから判断してください。

一覧を確認する際によくある勘違い

指定大学院一覧を確認する際、「指定されている専攻に合格すればどこでも同じように臨床心理士になれる」と考えてしまう受験生がいますが、これは正確ではありません。指定を受けているのはあくまで大学院修了後の受験資格が得られるという点であり、入学後にどのような研究・実習ができるかは大学院ごとに異なります。また、大学院のウェブサイトに「臨床心理士養成コース」といった案内があっても、実際に協会の一覧に掲載されているかを別途確認しないと、思わぬ勘違いにつながることがあります。出願前の最終確認として、募集要項の受験資格欄に「指定大学院」という文言があるかどうかも、あわせてチェックしておくと安心です。

在学生・修了生に話を聞く方法

一覧PDFや公式サイトだけでは分からない大学院の雰囲気は、実際にそこで学んだ人の声を聞くことで補えます。大学院によっては進学相談会やオンライン個別相談で在学生・修了生と話せる機会を設けているところもあるため、募集要項やウェブサイトの案内を確認してみてください。学部のゼミやサークルのつながり、SNSの心理系コミュニティなどを通じて、志望校の修了生に話を聞ける機会を探してみるのも一つの方法です。得られた情報は一人の体験談に過ぎない場合もあるため、複数の情報源を照らし合わせながら参考にする姿勢も大切です。

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第1種指定大学院を選ぶメリットと向いている人

第1種指定大学院の最大のメリットは、大学院を修了すればすぐに臨床心理士資格審査を受験できる点です。在学中に学内相談室でケース経験を積めるため、実務未経験のまま社会に出るという不安が少なく、修了と同時に資格取得へ最短距離で進めます。学部卒業からストレートで大学院に進学する受験生にとっては、特にこのスケジュールの見通しやすさが安心材料になります。

向いている人の特徴

第1種指定大学院は、大学卒業後にできるだけ早く臨床心理士資格を取得したい人、在学中から実践的なケース経験を積みながら学びたい人に向いています。全国144校と選択肢が多いため、研究したいテーマや指導を受けたい教員から逆算して大学院を選びやすいという特徴もあります。選択肢が多い分、志望者も集中しやすく知名度の高い大学院や、特定の研究領域に強い大学院では倍率が高くなる傾向がある点は押さえておく必要があります。複数の大学院を比較検討できる余地が大きいのも第1種の特徴で、通学圏内に複数の候補がある受験生にとっては、研究内容や指導体制を比べながら志望校を決められるメリットがあります。

注意しておきたい点

第1種は校数が多い一方で、大学院ごとに研究科の名称や専攻の構成、必修科目、修士論文の位置づけが異なります。「指定大学院だから内容はどこも同じ」と考えず、募集要項やシラバスで臨床心理学に割かれる授業時間・実習時間を必ず比較してください。指定を受けているかどうかは最低限の条件であり、教育内容の充実度までは保証しません。また、学内相談室での実習は指導教員やスーパーバイザーの体制によって密度が異なるため、オープンキャンパスや説明会で実際の実習の様子を確認できる機会があれば積極的に活用することをおすすめします。

研究室訪問・見学のすすめ

可能であれば、出願前に志望する研究室を訪問し、指導教員や在学生と直接話す機会を作ることをおすすめします。パンフレットや公式サイトの情報だけでは分からない指導スタイルや研究室の雰囲気は、実際に足を運んでみないと見えてこない部分が多くあります。すべての大学院が個別訪問を受け入れているわけではないため、事前にメールなどで問い合わせ、訪問が可能かどうかを確認したうえで連絡するのがマナーです。

国公立と私立で異なる傾向

第1種指定大学院には国公立・私立の両方が含まれています。一般に国公立大学院は学費が抑えられる一方で募集人員が少なく、私立大学院は学費がやや高めでも定員や入試日程の選択肢が多いといった傾向が語られることがあります。ただし学費や定員は大学院・年度によって差があるため、志望校の最新の募集要項で必ず具体的な数字を確認してください。国公立・私立という区分だけで難易度を判断せず、研究分野や指導教員との相性を優先して検討することをおすすめします。

第1種を目指す場合のスケジュール感

第1種指定大学院を目指す場合、学部3年生の終わりから4年生の前半にかけて志望校を絞り込み、専門科目・英語・研究計画書の対策を並行して進める受験生が多いといわれます。学部の卒業論文と大学院入試対策を同時期にこなす必要があるため、スケジュール管理が合否を左右することも少なくありません。早い段階から候補校をいくつか決めておき、募集要項の公開時期にあわせて情報を更新していく進め方がおすすめです。

学部からの内部進学と外部進学の違い

第1種指定大学院の中には、同じ大学の学部から大学院へ進む内部進学の受験生と、他大学から進む外部進学の受験生の両方を受け入れているところが多くあります。内部進学だから有利、外部進学だから不利ということは基本的にありませんが、外部から受験する場合は、その大学院独自の入試の傾向や研究室の雰囲気について情報が手に入りにくいことがあります。オープンキャンパスや個別相談を積極的に活用し、情報の差を埋める工夫をしておくとよいでしょう。

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第2種指定大学院を選ぶメリットと向いている人

第2種指定大学院は、修了後に1年以上の実務経験を積んでから資格審査を受験する仕組みです。一見遠回りに見えますが、現場で働きながら実務経験を積む期間を、就職活動や自分の専門領域を見極める時間として前向きに捉える受験生もいます。修了後すぐに就職して収入を得ながら資格取得を目指せる点をメリットとして挙げる声もあります。

実務経験1年をどう積むか

第2種指定大学院修了後の実務経験は、心理臨床に関わる職場での勤務が対象になります。具体的にどのような職場・勤務形態が対象になるかは年度や個別の状況によって取り扱いが変わり得るため、進学前に協会公式サイトの受験資格に関するページで最新の基準を確認し、大学院の学生相談窓口にも早めに相談しておくと安心です。大学院によっては、修了生の実務経験先とのつながりを持っている場合もあるため、在学中から進路相談の窓口を活用しておくとスムーズです。

通信制の選択肢もある

指定大学院の中には、放送大学大学院のように通信制で学べる第2種指定大学院もあります。社会人として働きながら学びたい人にとって、通学の制約が少ない通信制は現実的な選択肢の一つです。ただし通信制であっても入試科目や研究計画書の水準は通学制と変わらないため、対策の手を抜いてよいわけではありません。スクーリングや面接指導が必要になる科目もあるため、仕事との両立を考える場合は年間のスケジュールを事前に確認しておくことが大切です。

第2種を選ぶ際に確認しておきたいこと

第2種指定大学院は校数が少ないため、研究テーマや通学条件との両立が難しいケースもあります。進学を決める前に、修了後の実務経験先の確保についても見通しを立てておくことをおすすめします。実務経験を積む職場が見つからないまま修了時期を迎えると、資格審査の受験時期が後ろ倒しになってしまう可能性があるためです。

第2種を経由するキャリアの考え方

第2種指定大学院を修了してから実務経験を積む1年間は、資格取得までの回り道ではなく、現場経験を積みながら自分の専門性を固める期間として捉えることもできます。修了直後から現場で働きながら実務経験の要件を満たしていくという進め方は、大学院在学中に学んだ知識を実践の場ですぐに活かせるという意味で、キャリア形成の一つの選択肢になります。進路に迷う場合は、大学院の教員やキャリア相談窓口に、実際に第2種を経由した先輩がどのようなキャリアを歩んでいるかを聞いてみるのも参考になります。

第2種を検討する人からよくある不安への考え方

「第2種だと資格取得が遅れて不利になるのでは」という不安を持つ受験生は少なくありません。資格取得までの期間だけで比べれば第1種のほうが早いのは事実ですが、修了後の実務経験を経て受験する第2種のルートも、協会が公式に認めた正規のルートであることに変わりはありません。焦って第1種だけに絞り込むより、自分が学びたい研究室が第2種にある場合は、選択肢として前向きに検討する価値があります。

第2種を修了した先輩の進路を参考にする

第2種指定大学院は校数が少ない分、修了生同士のつながりが強い傾向があるといわれます。修了後どのような職場で実務経験を積み、どのタイミングで資格審査を受験したかという具体的な進路の実例を、大学院の説明会や在学生・修了生への問い合わせを通じて聞いておくと、自分の進路をイメージしやすくなります。第2種を検討している場合は、早い段階からこうした情報を集めておくことをおすすめします。

第2種を選んだ場合の心構え

第2種指定大学院を選ぶということは、修了後すぐに資格審査を受けられる第1種とは異なる時間軸でキャリアを組み立てるということでもあります。周囲の友人が第1種で先に資格を取得していく状況に焦りを感じることもあるかもしれませんが、自分が納得できる研究テーマや指導体制を優先した結果であれば、その選択には十分な意味があります。進路選びは他人と比較するものではなく、自分自身のキャリアの見通しに合わせて判断することが大切です。

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指定大学院選びで確認すべき5つのポイント

指定校であることは大学院選びの入り口にすぎません。同じ第1種指定大学院でも中身は大学院ごとに大きく異なるため、次の5つの観点で比較検討することをおすすめします。

確認ポイント見るべき内容
1. 研究分野と指導教員自分が研究したいテーマの指導教員が在籍しているか
2. 入試科目と配点専門科目・英語・研究計画書・面接の配点バランス
3. 学内相談室の実習内容第1種の場合、どの程度のケースを在学中に担当できるか
4. 通学のしやすさ・学費働きながら通えるか、学費や奨学金制度の有無
5. 修了後の資格取得までの見通し第1種・第2種のどちらか、専門職大学院かによる違い

研究計画書のテーマ選びが最初の分かれ道

指定大学院の入試では研究計画書の提出と、それにもとづく面接が重視される大学院が多くあります。指導を受けたい教員の専門領域と自分の研究テーマが噛み合っているかは、合否だけでなく入学後の研究の進めやすさにも直結します。指導教員の過去の論文や著書に目を通し、自分が取り組みたいテーマとの接点を言語化しておくと、研究計画書の説得力が増します。研究計画書の具体的な組み立て方については、当サイトの研究計画書の書き方を徹底解説|大学院入試で通る構成・例・添削の使い方で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

複数校を併願する場合の考え方

指定大学院は入試日程が大学院ごとに分散しているため、第1種の中で複数校を併願することも珍しくありません。併願校を決める際は入試日程の重複だけでなく、研究計画書のテーマを大学院ごとに微調整する時間が確保できるかも考慮してください。同じ研究テーマでも、大学院の指導方針に合わせて表現や強調点を変える必要がある場合があります。併願校を決める段階から、それぞれの大学院で誰に指導を受けたいのかを具体的にイメージしておくと、出願書類の準備がスムーズになります。

オープンキャンパスや説明会を活用する

多くの指定大学院では、進学希望者向けにオープンキャンパスや個別相談会を開催しています。パンフレットやウェブサイトだけでは分からない実習室の雰囲気や在学生の声は、実際に足を運ぶことで得られる情報です。遠方で参加が難しい場合は、オンライン説明会やメールでの問い合わせに対応している大学院も増えているため、志望校を絞り込む前に一度は問い合わせてみることをおすすめします。

学費・奨学金は大学院ごとの公式情報で確認する

学費や奨学金・授業料減免制度は大学院ごとに大きく異なり、同じ国公立同士、私立同士でも差があります。まとめサイトに記載された学費の目安をそのまま鵜呑みにせず、必ず志望校の公式サイトや募集要項で最新の金額を確認してください。日本学生支援機構の奨学金以外にも、大学院独自の給付型奨学金や授業料減免制度を設けているところもあるため、経済面の不安がある場合は入試課や学生支援窓口に早めに相談しておくと安心です。

働きながら通える大学院かどうか

社会人から指定大学院を目指す場合、平日夜間や土日にも授業を開講している大学院かどうかは重要な確認ポイントです。通学制でも夜間・週末に開講科目を集中させている大学院や、勤務先の理解を得て通学時間を確保する社会人学生を受け入れている大学院もあります。募集要項だけでは開講時間帯まで分からないことも多いため、個別相談会や問い合わせを通じて、社会人学生の在籍状況や実際の通い方を確認しておくと安心です。

併願する場合の書類準備のコツ

複数の指定大学院を併願する場合、出願書類の様式や必要書類は大学院ごとに異なります。提出期限や必要書類の一覧をまとめた管理表を早めに作成しておくと、直前になって書類の不備に気づくといった事態を防げます。成績証明書や卒業見込証明書の発行には数日かかることもあるため、出願スケジュールが決まった時点で、必要書類の準備にも早めに着手しておくことをおすすめします。

指定大学院の難易度の目安と対策の進め方

臨床心理士の指定大学院入試は、一般に難関とされることが多い入試です。専門科目・英語・研究計画書・面接という複数の対策を並行して進める必要があることが、負担感の大きさにつながっています。人気校では倍率が高くなる傾向がある一方、大学院や年度によって差があるため、個別の倍率は各大学院が公表する入試結果を必ず確認してください。

専門科目と英語の対策

専門科目は臨床心理学の基礎理論・統計・心理検査などから出題されることが多く、学部で使った教科書レベルの知識を体系的に復習する必要があります。英語は英語論文の読解力を問う大学院が多いため、心理学系の専門用語に慣れておくことが得点に直結します。過去問が公開されている大学院では、出題傾向から優先して復習する範囲を絞り込むと効率的です。過去問が非公開の大学院を志望する場合は、募集要項に記載された出題範囲や参考図書の指定をもとに、対策の優先順位を組み立てる必要があります。

研究計画書と面接対策の始め方

研究計画書は出願直前に書き始めると内容が薄くなりがちです。先行研究を読み込んでから研究テーマを絞り込む作業には時間がかかるため、出願の半年以上前から取り組み始めるのが理想です。面接では研究計画書の内容について深く質問されるため、書いた内容を自分の言葉で説明できるよう準備しておく必要があります。想定される質問に対して自分なりの答えを用意し、可能であれば模擬面接の形で第三者からフィードバックを受けておくと、当日の受け答えに落ち着きが生まれます。

面接でよく聞かれる質問の傾向

指定大学院の面接では、研究計画書の内容に加えて、志望動機や臨床心理士を目指す理由を深掘りされることが多くあります。「なぜこの研究科・この指導教員を志望するのか」を具体的に説明できるかどうかは、多くの大学院で重視されるポイントです。表面的な回答ではなく、自分自身の経験や問題意識と研究テーマのつながりを言語化しておくことが、説得力のある受け答えにつながります。

公認心理師ルートとの関係を整理しておく

近年は臨床心理士と公認心理師の両方の取得を目指す受験生も増えています。大学院によっては臨床心理士の指定大学院であると同時に、公認心理師の受験資格に対応した科目区分(Aルート等)を置いているところもあります。両資格の違いや大学院選びでの位置づけについては、公認心理師と臨床心理士の違いを徹底比較|資格・仕事・年収・大学院選びまでで整理していますので、あわせてご確認ください。臨床心理士の受験資格全体の整理は臨床心理士になるには?指定大学院・受験資格・社会人ルートを徹底解説で解説していますので、指定大学院一覧の確認とあわせて読んでいただくと、受験資格の全体像がつかみやすくなります。

情報収集を効率化するコツ

指定大学院の情報収集は、協会公式サイトの一覧PDF・志望校の公式サイト・過去問や入試結果の3つを並行してチェックすると効率的です。志望校を1校に絞り込む前の段階では、候補を5校前後リストアップし、研究分野・入試科目・通学条件を一覧表にして比較すると、優先順位をつけやすくなります。情報が集めにくい大学院ほど、早めに問い合わせてしまうことで対策の見通しが立てやすくなる場合が多いです。

独学と専門的な指導、どちらで進めるか

指定大学院の入試対策は、専門科目・英語・研究計画書・面接と範囲が広いため、独学だけで進めると対策の優先順位が定まりにくいことがあります。特に研究計画書は第三者からの客観的なフィードバックを受けにくい領域で、自分では気づきにくい論理の飛躍や説明不足に気づけないまま出願してしまうケースも見られます。学部のゼミの指導教員に相談できる場合は積極的に頼り、身近に相談できる人がいない場合は、大学院入試対策に詳しい予備校や個別指導の活用も検討する価値があります。

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よくある質問(FAQ)

臨床心理士の指定大学院一覧はどこで見られますか

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の公式サイトで、指定大学院一覧のPDFが公開されています。所在県名・種別・大学院名・研究科名・専攻名まで確認できる一次情報なので、出願前には必ずこのPDFで志望校が指定校かどうかを確認してください。まとめサイトや予備校のページも参考にはなりますが、掲載時期によって情報が古くなっている場合があるため、最終確認は必ず協会公式サイトの最新版で行うようにしましょう。志望校名と専攻名の両方を照らし合わせると、確認漏れを防ぎやすくなります。

第1種と第2種、どちらを選べばいいですか

修了後すぐに資格審査を受験したい場合は、学内相談室でケース経験を積める第1種が向いています。研究したいテーマの指導教員が第2種指定大学院にしかいない場合など、実務経験1年を挟む前提で進路を組み立てられるなら第2種も有力な選択肢です。どちらが優れているという話ではなく、自分の研究テーマとキャリアの見通しに合わせて選ぶのが基本になります。迷った場合は、両方の区分の大学院に資料請求や問い合わせをしてみて、実際の教育体制や実習の様子を比較しながら決めるとよいでしょう。

指定大学院は全国に何校ありますか

2026年4月1日現在で全国151大学院が指定を受けており、内訳は第1種指定大学院が144校、第2種指定大学院が7校です。この数は年度ごとの新規指定・指定更新・改組によって変動するため、最新の校数は必ず公式サイトで確認してください。専門職大学院は別枠で、公式一覧に4校が記載されています。予備校サイトによって校数の記載が異なることがありますが、判断に迷ったら発行日の新しい公式資料を優先してください。

通信制で通える指定大学院はありますか

放送大学大学院のように、通信制で学べる第2種指定大学院があります。働きながら学びたい人にとって選択肢の一つになりますが、入試や研究計画書の水準は通学制と変わらないため、事前の対策は同じように必要です。スクーリングが必要な科目もあるため、年間の学習スケジュールは早めに確認しておくと安心です。通信制だからといって対策の負担が軽くなるわけではない点は理解しておきましょう。

指定大学院と専門職大学院の違いは何ですか

専門職大学院は実習を重視したカリキュラムを持つ大学院で、修了すると資格審査の小論文試験が免除される特例があります。指定大学院の第1種・第2種とは別の枠組みですが、いずれも臨床心理士資格審査の受験資格を得られる点は共通しています。公式一覧PDFには専門職大学院として4校が記載されています。研究者養成より実務家養成に重点を置いたカリキュラムを希望する場合、専門職大学院は有力な選択肢の一つになります。

指定大学院の一覧はどのくらいの頻度で更新されますか

大学院の新設・改組・指定更新のタイミングで随時更新されます。公式サイトのPDFにはファイル名に発行日が入っているため、古いファイルを保存したまま使い続けず、ダウンロードのたびに発行日を確認する習慣をつけてください。半年から1年ほど前に確認した情報でも、念のため出願直前にもう一度確認し直すことをおすすめします。志望校が複数ある場合は、それぞれの発行日をメモしておくと管理しやすくなります。

指定大学院に合格するにはどのくらいの対策が必要ですか

専門科目・英語・研究計画書・面接という複数の対策を並行して進める必要があるため、一般的には出願の半年以上前から準備を始めることが望ましいとされています。特に研究計画書は先行研究を読み込む時間が必要なので、早めに着手してください。社会人で学習時間の確保が難しい場合は、さらに前倒しで計画を立てるとよいでしょう。仕事や学業と両立しながら対策を進める場合は、週単位で学習計画を立てて進捗を管理する方法が効果的です。

公認心理師の大学院と臨床心理士の指定大学院は同じですか

必ずしも同じではありません。大学院によっては臨床心理士の指定大学院であると同時に公認心理師の受験資格に対応した科目区分を置いているところもありますが、対応関係は大学院ごとに異なるため、志望校の募集要項で両資格への対応状況を個別に確認する必要があります。両方の資格取得を目指す場合は、出願前に必ず両方の観点から募集要項を読み込んでおきましょう。片方の資格にしか対応していない大学院を選んでしまうと、後から進路変更が難しくなる点にも注意が必要です。大学院によっては入学後にコースを変更できる場合もあるため、迷っている場合は出願前に入試課へ相談してみるのも一つの方法です。

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まとめ|臨床心理士の指定大学院一覧の確認方法と選び方

臨床心理士の指定大学院制度は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認証する仕組みで、2026年4月1日現在で全国151大学院(第1種144校・第2種7校)が指定を受けています。最新の一覧は協会公式サイトのPDFで随時更新されているため、大学院名を暗記するより先に、公式一覧を自分で確認する習慣を持つことが重要です。指定大学院一覧という言葉で検索すると数多くのまとめサイトが見つかりますが、最終的な判断材料は必ず一次情報に置くようにしてください。第1種・第2種・専門職大学院という3つの枠組みを理解したうえで、自分の研究テーマ・生活スタイル・キャリアの見通しに合った進路を選ぶことが、遠回りのようで実は最短の道になります。校数や区分といった数字は年度ごとに動くものだからこそ、都度公式情報に立ち返る姿勢が、進路選びの失敗を防ぐ一番の近道になります。

  • 指定大学院には第1種・第2種の2区分があり、学内相談室の有無と修了後の実務経験要否が異なる
  • 2026年4月1日現在、第1種指定大学院144校・第2種指定大学院7校、あわせて151大学院が指定を受けている
  • 専門職大学院は指定大学院とは別枠だが、同じく資格審査の受験資格を得られるルートである
  • 全校名の一覧は年度ごとに更新されるため、必ず公式サイトの最新PDFで発行日を確認する
  • 指定校であることは入り口にすぎず、研究分野・入試科目・通学条件まで比較して選ぶ必要がある
  • 入試対策は専門科目・英語・研究計画書・面接を並行して進める必要があり、早めの準備が望ましい
  • 公認心理師の取得もあわせて目指す場合は、大学院ごとの科目区分への対応状況を個別に確認する

指定大学院選びは、公式情報の正確な読み解きと、自分の研究テーマ・生活スタイルに合った大学院を見極める作業の両方が求められます。専門科目の復習や研究計画書の組み立て、面接練習まで独学で進めるのに不安がある場合は、大学院入試に詳しい専門の指導を活用するのも一つの方法です。特に研究計画書は指導教員との相性を左右する重要な出願書類であるにもかかわらず、独学では客観的な評価を受けにくい部分でもあります。当サイトの大学院入試対策コースでは、臨床心理士の指定大学院を志望する受験生に向けて、研究計画書の添削や専門科目・面接対策を個別にサポートしています。指定大学院一覧の確認から出願書類の準備まで、一つひとつ着実に進めていきましょう。

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この記事を書いた人

千葉大学 法政経学部を首席で卒業後、都内国公立大学の法科大学院(ロースクール)を修了し、司法試験に合格。法律・政治・経済分野の専門知識をもとに、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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