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大学編入後の卒業は大変?単位・履修・人間関係のリアルと乗り切り方を解説

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「編入試験に受かっても、そのあとの卒業が大変なのでは?」——大学編入を検討している方から非常によく聞かれる不安です。編入生は残りの2年間で多くの単位を取り直すことになるため、「大学編入は卒業が大変」というイメージが先行しがちですが、実際に編入した人たちはどう感じているのでしょうか。

本記事では、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している2本の解説動画をもとに、専門学校から法政大学法学部に3年次編入した高井さんと、別の4年制大学から広島大学に3年次編入した先輩という対照的な2つの実例から、編入後の卒業のリアルを整理します。結論を先に言えば、卒業の大変さは「編入したこと」自体より「編入後の過ごし方」で決まる——これが2本の動画に共通するメッセージです。

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単位認定・履修・アルバイトとの両立・人間関係まで、動画で語られた体験談に編集部の補足を加えて解説します。なお、大学編入という制度そのものを最初から整理したい方は、大学編入の仕組み・難易度・費用・スケジュールを解説した完全ガイドとあわせてお読みください。

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目次

結論:編入後の卒業は「思ったほど大変ではない」が、過ごし方次第で差がつく

まず、2本の動画の結論を先に示します。同じ3年次編入でも、「正直そんなに大変ではない」と言う人と「私は大変だった」と言う人に分かれるのが実態です。2人の状況を比較すると、その分かれ目がはっきり見えてきます。

項目ケース1(法政大学法学部)ケース2(広島大学)
編入前の所属専門学校別の4年制大学(100単位弱を修得)
認定された単位64単位54単位
卒業までに必要だった単位68単位約70単位
卒業の体感「正直そんなに大変じゃない」「私は大変だった」
忙しさの内訳授業+アルバイト+就職活動を両立授業数+進学準備+アルバイト+発表の多いゼミ

※単位認定数・卒業要件は大学・学部・年度によって異なります。出願の際は必ず志望大学の最新の募集要項をご確認ください。

2人の結論が分かれた理由

ケース1の高井さんは、64単位という多めの単位認定を受けたうえ、編入試験のために勉強した内容がそのまま定期テストに生きる環境だったため、アルバイトや就職活動と両立しながら余裕を持って卒業に向かえました。一方ケース2の先輩は、前の大学で積んだ100単位弱が54単位に目減りしたうえ、法科大学院への進学準備・進学費用のためのアルバイト・発表の多いゼミという負荷を自分で上乗せした結果、「大変だった」と振り返ります。

ただし重要なのは、ケース2の先輩自身が「普通に単位の授業を取るだけなら、そこまで大変ではない」と前置きしている点です。つまり「編入すると卒業できないかもしれない」というレベルの心配は、2人とも明確に否定しています。

「卒業が大変」と言われる3つの理由

そもそもなぜ「編入すると卒業が大変」と言われるのでしょうか。2本の動画で語られた内容を整理すると、理由は大きく3つに分けられます。

  • 単位認定の目減り:編入前に修得した単位がそのまま全部は認められず、残り2年間の履修が過密になりやすい
  • 時間割の自由度の低さ:取り直す単位が多いほど、アルバイト・課外活動・就職活動に使える時間が圧迫される
  • 情報と人間関係のハンデ:1年次からの友人がいない状態で始まるため、履修や試験対策の情報交換で不利になりやすい

このうちどれが重くのしかかるかは人それぞれで、認定された単位数と、卒業以外にどんな目標を積むかで大きく変わるというのが2つの実例から見える構図です。次章から順番に見ていきましょう。

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前提知識:卒業要件と単位認定のしくみをおさらい

実例に入る前に、前提となる制度を簡単に確認しておきます。4年制大学の卒業要件は、大学設置基準という国の基準で124単位以上と定められており、多くの大学・学部はこれをベースに卒業要件を設定しています(学部・学科によってはこれより多く設定されている場合もあります)。

3年次編入では、入学時に「それまでの大学・短大・高専・専門学校などで修得した単位」を編入先の大学が審査し、卒業要件のうち一定数を認定します。動画内で聞き手の講師は、「編入先で認められる単位は40〜60単位くらいが多い」と述べています。この相場観に照らすと、残り2年間で60〜80単位前後を取るのが編入生の標準的なスタートラインと考えておくとよいでしょう。

単位認定の詳しい制度(認定の方式、専門科目と一般教養の扱い、認定数を左右する要因など)は、大学編入後の単位認定はどれくらい認められるのかを制度面から徹底解説した記事で整理しています。本記事では制度の詳細には立ち入らず、「実際に編入した人がどれくらい忙しかったのか」という生活のリアルに焦点を当てます。

なお、単位認定の結果は多くの大学で合格後・入学前後にしか確定しません。つまり編入生は、「何単位認められるか分からないまま入学し、認定結果を受けて2年間の履修を設計する」という流れになります。だからこそ、実際に編入した先輩たちが認定結果をどう受け止め、どう履修を組み立てたかという実例が、これから編入する人にとって何よりの参考情報になるのです。

ケース1:専門学校から法政大学法学部へ|「卒業は正直そんなに大変じゃない」

1本目の動画では、専門学校から法政大学法学部の3年次編入試験に合格した高井さんが、聞き手の講師(自身も筑波大学への編入経験者)と「編入後の卒業は大変だったか」を語っています。まずは動画本編をご覧ください。

動画を見る時間がない方のために、以下で内容を整理します(数値・エピソードは動画内の発言に基づいています)。

64単位が認定され、「残り68単位」からのスタート

高井さんのケースでまず注目したいのは単位認定数です。「私の場合は結構多くて、合計で64単位認められました」(高井さん)。聞き手の講師が語る「40〜60単位くらいが多い」という相場に照らしても多い方で、本人も「多い方だと思います」と話しています。

法政大学法学部法律学科の卒業要件は132単位(高井さんの発言による)。つまり残り2年間で68単位を取得すれば卒業できる計算です。※卒業要件は年度・カリキュラムにより変わる可能性があるため、最新の情報は大学公式でご確認ください。1学期あたりに直せば決して軽くはない数字ですが、高井さんはこれをアルバイトや就職活動と両立しながらこなしています。

編入試験の勉強が、定期テストにそのまま生きた

高井さんが「法政の単位取得は割と簡単だと思う」と言い切れた最大の理由は、編入試験の対策経験でした。法学部の専門科目では、編入試験の対策として勉強した範囲が定期テストに出ることが割とあるそうで、「民法・憲法・刑法などは特に取りやすかった」(高井さん)とのこと。編入試験で法律科目の論述対策を積んできた編入生にとって、専門科目の定期テストは初見の内容ではないわけです。

科目によっては「前日にちらっと資料を確認する程度で乗り切れた」ものもあったそうで、結果として入学からほとんど単位を落としていないと言います。編入試験の勉強は合格のためだけでなく、入学後の学習の土台としても機能する——これはケース1から得られる大きな示唆です。

アルバイト1日4時間・就活と両立して、4年後期は週2コマ

気になる時間的な余裕についても、具体的な数字が語られています。取材時点で4年生後期の高井さんが大学に通うのは「週2回、1コマずつくらい」。アルバイトは1日4時間ほど入れており、聞き手の講師によれば就職活動も経て大手企業への就職が決まっているそうです。

「学業をおろそかにしていたわけではなく、それでも単位は取りにくい方ではないので、そこは安心してほしい」(高井さん)。両立の秘訣を問われた高井さんは、メリハリをつけること、1日のスケジュールを細かく立てることを挙げています。聞き手の講師が「受験勉強と一緒ですね」と返している通り、編入試験を突破した人がすでに持っている自己管理の習慣が、そのまま大学生活でも武器になるということでしょう。

「卒業できないのでは」という心配は、入学後に消えた

実は高井さん自身、編入前は卒業に不安を抱えていました。専門学校時代に先生から卒業の大変さを指摘され、「本当に卒業できないんじゃないか」という思いのまま入学したそうです。しかし実際には「入ってみたら、あんまり大変だとは感じなかった」(高井さん)。いい意味で予想を裏切られたと振り返ります。

「編入生は大学の情報が手に入りにくい」「友達ができにくい」「1年次からの積み上げがないと定期テストが大変」といった定番の心配についても、高井さんの答えは「意外とそうではなくて、友達もちゃんとできます」。そうした理由で編入自体を断念するのは「もったいない」とまで言っています。

では、それでも留年してしまう編入生はどこが違うのか。高井さんの観察では「そもそも大学に行っていない」「アルバイトのやりすぎ」「勉強しなかった」——つまり編入生特有の理由ではなく、普通の大学生が留年する理由と変わらないそうです。聞き手の講師も、筑波大学時代の同期の編入生10人ほどのうち2年で卒業しなかったのは1人だけで、その1人も留学に伴う休学が理由だったと補足しています。

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ケース2:広島大学に3年次編入した先輩|「私は大変だった」の中身

2本目の動画に登場するのは、別の4年制大学から広島大学に3年次編入し、卒業後は法科大学院に進学した先輩です。「難関国立大学を卒業するのは大変だったのか」というテーマに対して、この方は率直に「私は大変だったかなと思っています」と答えています。ケース1とは対照的な体験談です。

「大変だった」の中身を分解していくと、編入を検討している人が事前に備えておくべきポイントが見えてきます。

100単位弱が54単位に。約70単位を取り直すことに

大変さの第一の要因は単位認定でした。この先輩は編入前の大学で100単位弱を修得しており、本人いわく「もう少し頑張れば卒業できるくらい」の単位を持っていました。しかし編入の際に認定されたのは54単位。積み上げた単位のほぼ半分が「削られ」、約70単位を追加で取り直すことになったのです。

聞き手の講師は、これを「編入あるある」と表現します。「何単位持っていようが、大体50〜60単位に収まってしまう。真面目にたくさん単位を取ってきた人ほど、削られる単位が多くなる」(聞き手の講師)。ケース1の高井さん(64単位認定)との差は10単位ですが、この差が2年間の履修の密度、ひいては生活全体の余裕の差につながっています。

忙しさの正体は「授業数×アルバイト×ゼミ」の三重奏

ただし先輩自身は、「普通にその単位の授業を取るだけであれば、そこまで大変ではないと思う」とも述べています。実際に大変だったのは、授業数に加えて、自らの目標のために上乗せした負荷でした。動画で挙げられているのは次の3つです。

  • 法科大学院進学の準備:広島大学卒業後の進学を見据えて、在学中から受験勉強を並行していた
  • 学費・教材費のためのアルバイト:進学の際の入学費・教材費を自分で賄うと決めていたため、しっかりシフトを入れていた
  • 発表の多いゼミ:準備に時間のかかる、しっかり発表をするタイプのゼミをあえて選んでいた

聞き手の講師はこれを「普通にやっていればまあまあ余裕で卒業できるところを、ストイックにやっていた分大変だった」と整理しています。つまりケース2の大変さは、編入そのものの難しさというより、「卒業」に「進学」と「資金づくり」を同時に積んだ結果だったと言えます。

一番大変だったのは、単位よりも「情報」だった

そしてこの動画で最も示唆的なのが、「1番大変だったのは情報なのかなと思っています」という先輩の言葉です。3年次編入は、1年生から一緒に進学してきた友達がいない状態でのリスタートになります。先輩の場合、1年次に横のつながりを広げる学内イベントに(編入生なので)参加しておらず、3年次から忙しくなることが分かっていたためサークルにも所属しませんでした。その結果、縦のつながりも横のつながりもなく、「情報戦ではあまり戦えていなかった」と振り返ります。

具体的に困ったのは、「どの授業を取るのがいいか」といった大学生が日常的に行う情報交換ができなかったこと。地元の広島で高校時代の同級生に聞くこともできましたが、同級生は2年先に入学しているため、授業の方針や担当の先生が変わっていて、もらった情報が古くて使えないこともあったそうです。履修情報の格差は、編入生が最初に直面する見えにくいハンデと言えるでしょう。

乗り切り方は「気楽に、でも真面目に」

それでも先輩が卒業と進学をやり遂げられた理由として、動画では次の点が挙げられています。まず、1・2年生の頃に大学生活そのものには慣れていたこと。学校が変わっても「授業をしっかり真面目に受ける」という基本は同じです。加えて、所属していたゼミの学生仲間に話を聞くことで、情報を補いながらメンタルを安定させていました。

先輩が特に強調するのは、メンタルと単位の連鎖です。「3年生・4年生を孤独なまま過ごし、授業をたくさん取り、どのコミュニティにも属さない状態だとメンタルが疲れる。メンタルが疲れると授業に身が入らず、単位が取れないことにつながりかねない」。だからこそ「ある程度気楽に、でも真面目に授業を受けて単位を取る」ことを心がけていたそうです。精神論に聞こえるかもしれませんが、履修が過密な編入生にとって、メンタル管理は卒業戦略の一部だという実感のこもった指摘です。

大変だった分だけ「副産物」も大きかった

興味深いのは、この先輩が編入後の苦労を「副産物がとても多かった」と総括していることです。大学受験の2年後に編入試験、さらにその3年後に法科大学院受験——試験勉強とそのストレスを抱えたまま生活する環境に慣れていたため、受験勉強を普通の生活に組み込めるようになったと言います。

また、情報がない中で初対面の年下のゼミ仲間に話を聞きに行った経験は、「社会人になって分からないことを先輩に聞く場面でも、人よりメンタルを消耗せずにできるはず」と前向きに捉えています。課題を乗り越える経験を人より多くしてきたことが、卒業後の進路でもアドバンテージになる——大変さの先にあるリターンまで語られているのが、この動画の魅力です。

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編集部解説:卒業が「大変になる人・ならない人」の分かれ目

この章は動画の内容ではなく、2つの実例を踏まえた編集部による補足です。対照的な2人の体験から、編入後の卒業の大変さを左右する3つの分かれ目を整理します。

分かれ目1:単位認定数と専門分野の連続性

高井さん(64単位)と広島大学の先輩(54単位)の差は10単位ですが、認定単位数の差は、そのまま2年間の履修の忙しさの差になります。10単位は半期の授業5コマ前後に相当するため、この差だけで1学期の時間割が一段重くなるイメージです。

もう1つ効いてくるのが、編入前後の専門分野の連続性です。高井さんのように編入試験の対策(民法・憲法・刑法など)がそのまま専門科目の定期テスト対策になるケースでは、履修数が多くても1科目あたりの負担が軽くなります。出願前に志望大学の単位認定の考え方を調べておくことは、合否だけでなく入学後の生活を予測するうえでも重要です。認定制度の調べ方は前述の単位認定の徹底解説記事を参考にしてください。

分かれ目2:卒業「以外」の目標をどれだけ積むか

広島大学のケースの大変さは、卒業要件そのものより「進学準備+資金づくり+ゼミ」という上乗せから来ていました。編入を選ぶ人はもともと目標意識が高く、資格試験・大学院進学・留学などの挑戦を重ねる傾向があります。それ自体は編入の価値を最大化する姿勢ですが、編入1年目(3年次)は履修が最も過密になりやすい時期です。大きな挑戦を積む場合は、単位認定の結果と1学期目の手応えを見てからペース配分を決めると、ケース2の先輩のような「ストイック型」でも破綻しにくくなります。

分かれ目3:情報と人間関係を「仕組み」で取り戻せるか

2人の体験に共通して登場したのが情報格差の問題です。高井さんは「友達は意外とできる」と語り、広島大学の先輩はゼミの仲間に話を聞くことで補いました。編集部としては、運や性格に頼らず情報格差を「仕組み」で埋めることをおすすめします。具体的には、①教務課・履修相談窓口を遠慮なく使う、②ゼミ・語学など少人数授業で接点をつくる、③同じ編入生同士でつながる、の3つです。特に①は見落とされがちですが、卒業要件の読み方や履修モデルは教務課が最も正確に把握しており、編入生の相談には慣れているのが普通です。「聞ける友人がいない」ことを引け目に感じる必要はまったくありません。編入生の入学後の生活に触れた体験談は合格者の声の記事一覧にも多数掲載しているので、自分と近い境遇の先輩の過ごし方を探してみてください。

編入後の卒業を乗り切る5つのポイント

最後に、2本の動画から学べる実践ポイントを5つにまとめます。卒業の成否は入学直後の設計でほぼ決まると言っても過言ではありません。

  1. 入学直後に卒業までの単位計画を立てる——単位認定の結果が出たら、残りの必要単位を4学期に割り付けます。後ろの学期ほど就職活動や進学準備で時間が削られるため、前倒しで取るのが鉄則です。
  2. 編入試験の勉強を入学後の武器にする——法政のケースのように、試験範囲と専門科目が重なる学部では定期テスト対策が大幅に楽になります。編入対策は合格後まで生きる投資と捉えましょう。
  3. 「大学に行く」を最優先ルールにする——留年の原因は編入特有ではなく、出席しない・バイト過多・勉強不足という一般的なもの。逆に言えば、出席と提出物という基本を守るだけで大半のリスクは消えます。
  4. 情報源を意図的につくる——履修情報の格差が編入生最大の見えないハンデです。ゼミ・少人数授業・編入生仲間・教務課という複数の情報源を、入学した学期のうちに確保しましょう。
  5. メンタル管理も卒業戦略のうち——孤独→意欲低下→単位を落とす、という悪循環を断つこと。広島大学の先輩の言葉を借りれば「気楽に、でも真面目に」が編入生活の合言葉です。

よくある質問(FAQ)

編入後は何単位くらい取り直すことになりますか?

動画内で講師は「編入先で認められる単位は40〜60単位くらいが多い」と述べています。4年制大学の卒業要件は大学設置基準で124単位以上のため、残り2年間で60〜80単位前後を取るケースが標準的です。実例では64単位認定(残り68単位)と54単位認定(約70単位)でした。認定数は大学・学部により異なるため、必ず募集要項等でご確認ください。

編入生でも2年で卒業できますか?

多くの場合可能です。動画では、筑波大学に編入した講師の同期の編入生10人ほどのうち、2年で卒業しなかったのは留学に伴い休学した1人だけだったと語られています。普通に授業に出席し、計画的に単位を取っていれば、2年での卒業は十分に現実的です。

前の大学で取った単位はどれくらい認定されますか?

編入先の大学が個別に審査するため一概には言えませんが、動画では「何単位持っていても大体50〜60単位に収まることが多い」と語られています。実例でも、100単位弱を修得していた人の認定は54単位でした。制度の詳細は本文で紹介した単位認定の解説記事をご覧ください。

編入後にアルバイトやサークル活動はできますか?

可能です。法政大学のケースでは、1日4時間ほどのアルバイトと就職活動を両立しながら、ほとんど単位を落とさずに卒業に向かっています。ただし広島大学のケースのように、認定単位が少なく履修が過密な場合や、進学準備を並行する場合は、時間配分の設計がより重要になります。

編入試験の勉強は入学後にも役立ちますか?

役立つケースが多いです。法政大学法学部の実例では、編入試験対策で勉強した民法・憲法・刑法などの範囲が定期テストにも出題され、「特に取りやすかった」と語られています。専攻の連続性が高いほど、編入試験の勉強はそのまま入学後の学習の土台になります。

編入先で友達はできますか?

法政大学のケースでは「意外とちゃんとできる」と語られています。一方、広島大学のケースでは、1年次からのつながりがない分、履修情報の交換で苦労したという率直な声もありました。ゼミや少人数授業など、人との接点を意図的につくることが有効です。

留年してしまう編入生にはどんな特徴がありますか?

動画によれば「そもそも大学に行っていない」「アルバイトのしすぎ」「勉強しなかった」など、編入生特有ではなく、一般の大学生が留年する理由と同じです。裏を返せば、授業に出席して計画的に単位を取るという基本を守れば、過度に心配する必要はありません。

卒業が不安で編入を迷っています。どう考えればいいですか?

2本の動画に共通する結論は「卒業への不安だけで編入を断念するのはもったいない」です。卒業の大変さは編入したこと自体ではなく、単位認定数と編入後の過ごし方で決まります。不安な場合は、志望大学の単位認定の考え方を出願前に調べたうえで、専門家との無料相談などで編入後までを見据えた計画を立てるのがおすすめです。

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まとめ:卒業の大変さは「編入したこと」より「編入後の過ごし方」で決まる

法政大学法学部に編入した高井さんは「卒業は正直そんなに大変ではない」と語り、広島大学に編入した先輩は「私は大変だった」と振り返りました。しかし2人の話を並べてみると、大変さの正体は編入そのものではなく、単位認定数・卒業以外の目標の積み方・情報と人間関係のリカバリーという3つの変数にあることが分かります。そして2人とも、卒業への不安を理由に編入を諦めるのはもったいないという点では一致しています。

編入後の生活まで見据えるなら、まずは編入試験そのものの合格が出発点です。試験対策の全体像は大学編入対策の完全ガイド(英語・小論文・面接の勉強法)で、独学に不安がある方は大学編入予備校・塾・家庭教師のおすすめ18選で自分に合う対策手段を確認してみてください。スプリング・オンライン家庭教師の大学編入コースでは、志望大学の出題傾向に合わせた個別指導に加えて、単位認定や編入後の生活も含めた無料相談を受け付けています。「編入して本当にやっていけるか」という段階のご相談も歓迎です。

この記事の制作方針について

本記事は、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している講師の解説動画2本(2025年3月23日公開「【大学編入】編入生は卒業が大変なのか?」・2025年4月10日公開「【大学編入】難関国立大学は卒業が大変?」)をもとに、編集部が記事として構成したものです。動画内で語られた数値・体験談は発言に忠実に記載し、「編集部解説」などの補足章を除き、動画にない事実情報を付け加えていません。試験制度・募集要項・卒業要件は変更される場合があるため、受験の際は必ず各大学の最新の公式情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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