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大学編入の併願は何校まで?|併願校の決め方3つの視点と日程の組み方

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大学編入の併願は何校まで可能なのか——結論から言えば、編入試験には大学受験のような制度上の併願制限がなく、日程が重ならない限り複数校に出願できます。国公立大学同士の併願も可能です。ただし、何校でも受けられるからといって、やみくもに出願数を増やせば合格に近づくわけではありません。併願校の決め方を1つ間違えるだけで、対策の負担が膨れ上がり、肝心の第一志望の合格率まで下がってしまうのが編入試験の怖いところです。

本記事では、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している解説動画「【大学編入】編入試験の併願校の決め方とは!?」をもとに、併願校選びの3つの視点(出題形式・英語の試験形式・試験時期)と、日程の組み方の2つのパターンを整理します。動画で講師が語った内容を背骨に、編集部が実践の手順を補足しました。

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なお、大学編入の制度そのものや全体スケジュールから確認したい方は、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説した完全ガイドを先に読んでおくと、本記事の内容がより実感を持って理解できます。

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目次

まずは動画で確認|編入試験の併願校の決め方とは!?

動画は約8分で、編入指導の講師2名が対話形式で併願校の決め方を解説しています。動画を見る時間がない方のために、以下では動画の内容を記事として構成し直し、編集部による補足を加えてお届けします。

大学編入の併願は何校まで?|結論と考え方

制度上の上限はない|日程が重ならなければ何校でも出願できる

まず制度面の事実から押さえましょう。大学編入試験は、大学入学共通テストのような全国一斉の試験日程が存在せず、各大学が独自の日程・独自の試験内容で個別に実施します。大学受験の国公立で言う「前期・後期」のような出願の枠組みもないため、日程が重ならず、単位数などの出願要件を満たしていれば、国公立大学同士を含めて何校でも出願できます。

動画でも講師は、編入試験ならではの日程事情に触れています。「編入試験は同じ大学を何回も受験できる仕組みではありません。国立大学でも、大学受験の前期・後期のように複数回の試験があるわけではないので、1回きりの入試がいつあるのかを見て併願校を決めるのがいいと思います」という趣旨の説明です。つまり編入試験は、1大学につき原則1回きりのチャンスを、複数の大学で積み重ねていく試験だと言えます。

現実的な目安は「第一志望+2〜3校」

制度上は何校でも受けられるとはいえ、現実には対策時間との勝負になります。動画の終盤で講師は、「1個自分が入りたい学校があったとしても、2校・3校に広げたことで合格できた、安心できた、という人の話をたくさん聞いてきた」と語っています。この経験談を目安にすると、第一志望に加えて2〜3校、合計3〜4校程度の併願が一つの現実的なラインと考えられます。

実際に当社の合格者にも、複数校併願を武器にした例が多くあります。通信制短期大学から法政大学法学部へ3年次編入し、岩手大学・香川大学など計5校に同時合格した体験記では、記述式という共通の出題形式に対策を集中させることで、国公立と私立をまたいだ5校すべての合格を引き寄せています。また、高専から名古屋大学経済学部へ3年次編入し、神戸大学経済学部にも合格した体験記は、最難関クラスの国立大学同士を併願できるという編入試験ならではの制度を最大限に活かした例です。併願校の選び方次第で、同じ勉強量でも合格を複数積み上げられることがわかる実例と言えるでしょう。

校数そのものより「対策がかぶるか」で決まる

ここで重要なのは、「何校まで受けられるか」という問いの立て方を、「何校までなら対策がかぶるか」に変換することです。後述する3つの視点(出題形式・英語・試験時期)が揃った大学同士なら、第一志望の勉強がそのまま併願校の対策になるため、校数を増やしても負担はほとんど増えません。逆に、形式のバラバラな大学を選ぶと、たった2校の併願でも対策が2倍近くに膨らみます。校数はあくまで結果であって、先に決めるべきは「どの大学なら同じ勉強で戦えるか」なのです。

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併願には2つの役割がある|安心の確保と意欲の喚起

そもそも、なぜ併願するのでしょうか。動画の冒頭で講師は、「編入試験を1校だけ受ける方もいますが、多くの方は第一志望とそれ以外の大学を受けることが多い」と前置きした上で、「第一志望は絶対に行きたい大学、それ以外は特にこだわりがない」という最も典型的なケースを想定して解説を進めています。この前提のもと、併願校を設定する意義は大きく2つに整理されます。

1つ目は、「ここは受かるだろう」という学校を設定することによる安心、いわば保険の役割です。編入試験は大学受験と違って浪人という選択肢が取りにくく、在籍大学の進級や就職活動との兼ね合いもあります。どこか1校の合格を確保しているかどうかで、受験全体の安定感がまったく変わってきます。

2つ目は、挑戦したい学校——自分の実力より半歩上の大学を設定することで、意欲をかき立てる役割です。講師は「ざっくり言うと、安心感と、より頑張るモチベーション。併願を設定する意義はそこにある」と説明しています。

この2つの役割は、受験期のメンタルにも直結します。動画では「安心材料として保険を持って受験に臨むのか、それとも『この受験がダメだったら大学編入自体が難しくなる』という状況で臨むのかでは、心の持ちようがだいぶ変わってくる」と指摘されています。併願は単なる合格数稼ぎではなく、本命の試験で実力を出し切るための心理的な土台づくりでもあるのです。

併願校の決め方|3つの視点

では、具体的にどう併願校を選べばよいのか。動画で講師が挙げる重要な視点は、①試験の出題形式、②英語がTOEICか独自試験か、③試験時期の3つです。順に見ていきましょう。

視点1|出題形式・出題傾向が第一志望と近いか

編入試験の専門科目や小論文は、大学によって出題の仕方が大きく異なります。動画では「専門用語について詳しく聞いてくる大学もあれば、小論文の文脈の中で専門科目について聞いてくる大学もある」と、同じ学部系統でも問われ方に幅があることが説明されています。つまり、知識を覚えるタイプの勉強が問われる大学と、思考力が強く問われる大学に大別されるということです。

この2タイプを一気に対策するのは現実的ではありません。講師は「似た問題を出してくるところを受けるのは、有効な併願先の選び方の一つ。第一志望の大学の勉強をすることによって、併願校の勉強を賄えますから」と述べています。逆に、傾向の合わない大学を併願に加えると「対策が膨大になってしまうので、第一志望の合格率がガクッと下がってしまう」とも警告しています。

併願校の候補が挙がったら、必ず過去問や募集要項で出題形式を確認し、第一志望と同じ土俵で戦える大学かどうかを見極めましょう。たとえば明治大学の編入試験を軸に、併願先としておすすめの大学を挙げた解説記事のように、大学ごとの相性を具体的に検討していく作業が必要になります。

視点2|英語がTOEICか独自試験かを揃える

2つ目の視点は英語です。編入試験の英語は、大きく「TOEICなどの外部スコアを提出する型」「大学独自の英語試験を受ける型」「英語が課されない型」に分かれます。動画で講師は、TOEICと独自英語は同じ英語でもかなり違うものになると強調しています。

試験形式特徴(動画の解説より)
TOEIC提出型文法をそこまで緻密に問われることはない
大学独自の英語試験基本的に和訳が中心。訳し方にかなりのバリエーションがあり、細かい部分まで問われる

問題は、この2つを両方対策しようとした場合です。講師は「2つをやろうとすると対策の幅が広がってしまうので難しい。同じ英語といっても、実質的に科目数が1つ増えるイメージ」と説明しています。すでに高いTOEICスコアを持っている人や帰国子女であればどちらの型を受けても問題ありませんが、「これから英語の勉強を始めようと思っている方は、どちらかに絞ったほうが合格可能性は上がる」というのが動画の結論です。

つまり併願校リストを作るときは、第一志望がTOEIC型なら併願もTOEIC型で、独自英語型なら独自英語型で揃えるのが原則です。英語対策の進め方自体は、大学編入対策完全ガイド|英語・小論文・面接の勉強法で詳しく解説しています。

視点3|試験時期で併願校の役割を決める

3つ目の視点は試験時期です。動画では、試験時期の考え方として「本命の前に受けるか、後に受けるか」の2パターンが提示されています。第一志望の前に受ける併願校は本番の予行演習として、後に受ける併願校は滑り止めとして、それぞれ異なる役割を持ちます。

ここで編入試験の日程の全体像を補足しておくと、編入試験の実施時期は大学受験のように特定の月に集中しておらず、初夏から翌年の冬まで、大学ごとにバラバラの日程で分散して実施されるのが特徴です。だからこそ、時期をずらした併願の設計が可能になります。大前提として、編入試験は1大学1回きりの日程なので、各校の試験日を時系列に並べることが併願設計の出発点になります。

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日程の組み方|2つの併願パターン

パターン1|第一志望の前に「予行演習」として受ける

1つ目は、本命の試験より前に併願校を受けるパターンです。動画では「練習というか、予行演習みたいな感じで受ける」と表現されています。このパターンでの併願校の選び方について、講師は「出題傾向が大体一緒で、第一志望よりももう少し受かりやすそうなところを受けるのがいい」と述べています。

先に1校合格を取っておくことの効果は、想像以上に大きいようです。「1回合格しておけば弾みがついていく、という人を確かに何人も見てきました」と講師は語ります。本命の試験より前に合格という安心材料を確保しておくことで、第一志望の本番に落ち着いて臨める——これが予行演習型併願の最大の狙いです。試験会場の空気、時間配分、面接の受け答えを本番前に一度経験できるという実戦練習の価値も含まれます。

パターン2|第一志望の後に滑り止めを受ける|12月・1月は狙い目

2つ目は、第一志望が終わった後に滑り止めとして受けるパターンです。ここで動画は、意外と知られていない編入試験の力学に触れています。「受験が遅くなればなるほど、もう他の大学に受かっている人たちは受けてこないので、大学のネームバリューの割に受かりやすかったりするんですよ」という講師の解説です。

具体的には「文系で言うと、12月とか1月に試験がある大学はかなり狙い目」とのこと。世間で「大学受験の難易度よりも編入試験のほうが受かりやすい」と言われる大学は、こうした遅い日程のパターンであることが多い、という説明も添えられています。聞き手の講師が「試験の遅さも実は着目すべきポイントなんですね」と返すと、「試験は正直、遅ければ遅いだけ受かりやすいみたいなところはあると思います。これは編入ならではですね」というやり取りが続きます。

大学受験にも3月の後期入試などはありますが、その分募集定員はかなり絞られます。一方、編入試験の12月・1月日程は、単純に「その時期に1回きりの試験を実施している」だけであり、後期入試のような定員縮小とは構造が違う——ここが編入ならではの狙い目たるゆえんです。ただし講師は最後に釘を刺すことも忘れていません。「それでも、その前にどこかでちゃんと合格は確保しておいたほうがいい」。遅い日程の受かりやすさはあくまで追い風であって、無合格のまま最後の1校に賭ける設計は危険だということです。

【編集部補足】出願スケジュール管理の注意点

ここからは動画の内容ではなく、編集部による実務面の補足です。併願校が3〜4校になると、試験日だけでなく出願期間・書類準備の管理が合否を左右する実務課題になります。特に注意したいのは次の3点です。

  • 出願期間は大学ごとにバラバラ。試験日の1〜2ヶ月以上前に出願が締め切られる大学も多く、「試験日は先なのに出願が終わっていた」という事故が起こりがちです。
  • 必要書類の取り寄せに時間がかかる。成績証明書・在籍証明書・TOEICの公式スコア証明などは発行までに日数を要するため、併願校の分もまとめて早めに手配しましょう。
  • 検定料・交通費も校数分かかる。受験地が遠方の場合は移動と宿泊の計画も必要です。

出願要件(取得単位数・英語スコアの基準・提出期限)は大学・年度によって異なります。併願候補が固まったら、必ず各大学の最新の募集要項を取り寄せて確認してください。特にTOEIC提出型の大学は「いつまでに受験したスコアが有効か」という条件も大学ごとに違うため、スコアメイクの締切から逆算した学習計画が必要になります。

また、併願校を決めるタイミングも重要です。試験直前になって併願校を探し始めると、出願締切に間に合わなかったり、過去問の確認が不十分なまま形式の合わない大学に出願してしまったりしがちです。第一志望の対策を本格化させる段階で、併願校の候補リストと試験日・出願締切の一覧表まで作っておくのが理想です。志望理由書の提出が必要な大学が複数ある場合は、その執筆時間も校数分見込んでおきましょう。

【編集部解説】併願校選びを実践する3ステップ

この章も動画の内容そのものではなく、動画の3つの視点を実際の受験計画に落とし込むための、編集部による実践補足です。

STEP1|第一志望の試験科目・形式を書き出す

併願校選びの基準は、あくまで第一志望です。まず第一志望の募集要項と過去問を確認し、「専門科目の問われ方(知識型か思考力型か)」「英語の形式(TOEICか独自か)」「試験日」の3項目を書き出します。これが併願校を測るモノサシになります。

STEP2|モノサシに合う大学を過去問で確認する

次に、同じ学部系統で編入試験を実施している大学をリストアップし、STEP1のモノサシと照合します。ここで手を抜かず、必ず過去問の現物を確認するのがポイントです。募集要項の科目名が同じ「小論文」でも、実際の中身は専門知識を問う論述だったり、資料読解型だったりと大学ごとに別物です。動画で講師が言う「どういうふうに出題されているのかを、ちゃんと自分の中で見る」という作業がこのステップに当たります。出題傾向と英語形式の両方が揃う大学だけを併願候補に残すことで、対策の負担を最小限に抑えられます。

STEP3|「予行演習→本命→滑り止め」の時系列に並べる

最後に、候補校の試験日を時系列に並べ、それぞれに役割を与えます。理想形は、本命の前に受かりやすめの1校(予行演習)、本命、そして本命より後の日程に1〜2校(滑り止め)という並びです。前述の通り、文系では12月・1月の遅い日程が滑り止め枠の有力候補になります。この時系列表に出願締切日も書き込めば、併願戦略の設計図は完成です。実際にこうした併願設計で複数校合格に至った過程は、合格者の声の記事一覧で数多く読むことができます。

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併願で失敗しないための注意点

最後に、動画の内容を裏返す形で、併願設計のよくある失敗を整理しておきます。

1つ目は、併願校を増やしすぎて対策が分散するパターンです。動画で講師が繰り返し警告している通り、傾向の合わない大学を併願に加えると対策量が膨大になり、本来受かるはずだった第一志望の合格率まで下げてしまいます。「受けられるだけ受ける」は編入では悪手です。

2つ目は、TOEIC型と独自英語型を無自覚に混ぜるパターンです。同じ「英語」という科目名に見えるため見落としやすいのですが、実質的には別科目の追加です。これから対策を始める人は、どちらかの型に統一しましょう。

3つ目は、滑り止めの受かりやすさに頼りきって、先に合格を確保しないパターンです。動画の講師も、遅い日程の狙い目を紹介した直後に「それでも、その前にどこかで合格は確保しておいたほうがいい」と念を押しています。安心の保険を先に作り、挑戦は保険の上で行う——これが動画全体を貫く併願戦略の原則です。

4つ目は、出願要件の確認漏れです。編入試験では、出願時点や入学時点で必要な取得単位数、提出できる英語スコアの種類と基準、対象となる在籍課程(短大・高専・大学など)が大学ごとに細かく定められています。せっかく傾向の合う併願校を見つけても、要件を満たせなければ出願自体ができません。候補に挙げた段階で、各大学の最新の募集要項を必ず原文で確認しましょう。

なお、併願パターンの設計は、志望学部・現在の英語力・対策開始時期によって最適解が変わります。講師も動画の最後で「併願校の決め方1つで編入試験の合否は大幅に変わってくる。勉強と関係ないところだからといっておろそかにせず、どういう併願パターンで受験するのかしっかり検討してほしい」と締めくくっています。

よくある質問(FAQ)

大学編入の併願は何校までできますか?

制度上の上限はありません。編入試験は各大学が個別日程で実施するため、日程が重ならず出願要件を満たせば何校でも出願できます。ただし対策の負担を考えると、出題傾向や英語の試験形式が近い大学で、第一志望+2〜3校程度に絞るのが現実的です。動画の講師も「2校・3校に広げたことで合格できた、安心できたという人を多く見てきた」と語っています。

国公立大学同士でも併願できますか?

できます。大学受験の前期・後期のような制度上の制限は編入試験にはなく、国公立大学同士でも日程が重ならなければ併願可能です。実際に名古屋大学と神戸大学の経済学部に同時合格した例など、国公立を複数併願して合格した体験記も公開されています。

併願校を選ぶときに最も重要な基準は何ですか?

動画で講師が挙げるのは「出題形式」「英語の試験形式」「試験時期」の3つの視点です。特に出題傾向が第一志望と近い大学を選べば、第一志望の勉強で併願校の対策も賄えます。逆に傾向の合わない大学を選ぶと対策が膨大になり、第一志望の合格率を下げる原因になります。

TOEICのスコアをまだ持っていない場合、併願はどう考えればいいですか?

これから英語の勉強を始める人は、TOEIC提出型か大学独自の英語試験型のどちらかに絞って併願校を組むことが動画では推奨されています。両方を対策すると実質的に科目が1つ増えるような負担になり、合格可能性を下げかねません。すでに高いスコアを持っている人や帰国子女はどちらの型でも問題ありません。

第一志望より難易度の高い大学を併願してもいいですか?

併願の役割の一つは「挑戦したい半歩上の学校を設定して意欲をかき立てること」だと講師は説明しています。受かりやすい安全校で保険を確保した上でなら、挑戦校を加えるのは有効な戦略です。保険なしで挑戦校ばかりを並べる設計は避けましょう。

12月や1月の編入試験が受かりやすいというのは本当ですか?

動画では、受験時期が遅くなるほど既に他大学へ合格した受験生が受けに来なくなるため、大学のネームバリューの割に受かりやすくなる傾向があり、文系では12月・1月に試験がある大学は狙い目だと解説されています。ただし実施時期や倍率は年度によって変わるため、必ず最新の募集要項と過去の実施状況を確認してください。

併願せずに第一志望1校だけを受験するのはありですか?

1校のみ受験する人もいますが、動画では「この受験がダメだったら大学編入自体が難しくなる」という状況では心の持ちようが大きく変わると指摘されています。保険となる合格を先に確保しておくことで、本命の試験に落ち着いて臨めるため、基本的には併願をおすすめします。

併願校の過去問対策はどのくらい必要ですか?

第一志望と出題傾向の近い大学を併願していれば、対策の中心は第一志望の勉強で足り、併願校ごとの対策は過去問で形式と時間配分を確認する程度に抑えられます。傾向の異なる大学を選んでしまうと併願校ごとに別の対策が必要になるため、候補選定の段階で過去問を見比べることが重要です。

併願校はいつまでに、どうやって決めればいいですか?

第一志望の対策を本格化させる段階で、併願候補のリストアップと試験日・出願締切の一覧化まで済ませておくのが理想です。情報源は各大学が公式サイトで公開する募集要項が一次情報になります。編入試験は募集の有無自体が年度によって変わることもあるため、必ず受験する年度の要項で募集人数・試験科目・日程を確認してください。

まとめ|併願戦略で編入の合否は大きく変わる

本記事のポイントを整理します。

  1. 併願の校数に制度上の上限はない。日程が重ならなければ国公立同士でも出願でき、現実的な目安は第一志望+2〜3校。
  2. 併願の役割は「安心の保険」と「挑戦による意欲喚起」の2つ
  3. 併願校は3つの視点で選ぶ——出題形式・英語の試験形式・試験時期。
  4. 日程は「予行演習→本命→滑り止め」の時系列で設計する。文系の12月・1月日程は狙い目。
  5. 傾向の合わない併願は第一志望の合格率を下げる。校数より「対策がかぶるか」を優先する。

併願校の決め方1つで、編入試験の合否は大幅に変わります。勉強そのものではないからと後回しにせず、対策の早い段階で併願戦略まで設計しておきましょう。科目別の具体的な勉強法は大学編入対策の完全ガイドを、当社の指導内容は大学編入コースの紹介ページをご覧ください。動画の講師も触れている通り、当社では無料相談で併願校選びのご相談も受け付けています。志望校の傾向分析から併願パターンの設計まで、専門スタッフと一緒に詰めていくことができます。

この記事の制作方針について

本記事は、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している講師の解説動画「【大学編入】編入試験の併願校の決め方とは!?」(2025年3月公開)をもとに、編集部が記事として構成したものです。動画で講師が語った内容を軸に、編集部補足と明示した章のみ一般的な実務情報を加えています。試験制度・募集要項は変更される場合があるため、受験の際は必ず各大学の最新の公式情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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