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大学編入は国立と私立どっち?|地方国立と都内私立を学費・就活・学習環境で比較

大学編入の志望校を考えるとき、多くの受験生が一度は突き当たるのが「地方の国立大学と都内の私立大学、どっちに編入すべきか」という問いです。結論から言えば、就職活動と学生生活を重視するなら都内私立、勉強に集中できる学習環境を重視するなら地方国立——これが、実際に都内私立へ編入した合格者の実感です。どちらが上という単純な話ではなく、自分がどんな大学生活を送り、どんな進路に進みたいかで最適解が変わる選択だからこそ、比較の軸をあらかじめ持っておくことが重要になります。
本記事では、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している解説動画「【大学編入】地方国立と都内私立 どちらに編入すべきか?」をもとに、法政大学法学部に編入した高井さんの実体験と編入指導を行う講師の視点から、学生生活・就職活動・学習環境・ゼミの規模という4つの観点で地方国立と都内私立を比較します。あわせて、動画では触れられていない学費・生活費の制度面の比較と、編入先を決める3ステップを編集部が補足しました。
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なお、大学編入という制度そのものから確認したい方は、大学編入の仕組み・難易度・費用・スケジュールを解説した完全ガイドを先に読んでおくと、本記事の比較がより立体的に理解できます。
まずは動画で確認|地方国立と都内私立 どちらに編入すべきか?
動画は約7分。法政大学法学部に編入した高井さんと聞き手の講師が、対話形式で地方国立と都内私立それぞれの良さを比較しています。高井さん自身は都内私立への編入経験者であり、友人には地方国立へ編入した人もいるため、両方の実情を見てきた立場からの比較です。動画を見る時間がない方のために、以下では動画の内容を記事として構成し直し、編集部による補足を加えてお届けします。
結論|就活・学生生活なら都内私立、学習環境なら地方国立
まず、動画で語られた比較の全体像を表に整理します。
| 比較の観点 | 都内私立 | 地方国立 |
|---|---|---|
| 学生生活 | 娯楽が多く、主要エリアへのアクセスも良い | 遊びの誘惑が少ない |
| 就職活動 | 情報量・説明会・企業訪問のしやすさで有利 | 地元メーカー・地元市役所志望なら有利 |
| 学習環境 | 誘惑が多く、自己管理が求められる | 勉強に集中しやすい |
| ゼミ・教授との距離 | 大人数ゼミになりやすい | 少人数で教授との距離が近い |
動画の結論はシンプルです。聞き手の講師は最後に「どういうような勉強をしたいのか、就活をどういうふうにしたいのかで、都内の私立なのか地方の国立なのか、判断が分かれてくる」とまとめており、高井さんもこれに同意しています。つまり、大学編入で国立と私立のどっちを選ぶかは、偏差値やネームバリューではなく「編入後の2年間をどう使いたいか」で決めるのが、経験者と指導者に共通する見方だということです。
講師は動画の締めくくりで、「もし高井さんが地方の国立に通われたら、それはそれで良さを感じていた部分はあると思う。どっちにもいいところはある」とも述べています。どちらか一方が絶対的な正解になる選択ではないからこそ、以下で紹介する具体的な比較ポイントを自分の状況に当てはめて判断していきましょう。志望校選び全般の考え方は大学編入の志望校の選び方を解説した記事でも詳しく整理しています。
都内私立に編入するメリット|法政大学に編入した合格者の実感
学生生活を楽しめる|都心の主要エリアが30分圏内
高井さんがまず挙げたのは、学生生活の充実度です。「学生生活を楽しむというところで言うと、都内の私立の方がいいのかなと思いました」(高井さん)。具体的には、表参道・新宿・池袋といった都心の主要エリアに、市ヶ谷から30分もかからないくらいで行けるという距離感を挙げています。法政大学法学部が拠点とする市ヶ谷は東京のほぼ中心に位置し、講師も「遊ぶところがいっぱいある、繁華街が多い」と応じています。
もともと都内出身だという高井さんにとっても、「どこにでも行きやすい」という立地は都内私立の大きな魅力の一つだったようです。編入後の2年間は勉強一色になりがちだからこそ、息抜きやアルバイト、人との出会いの選択肢が豊富にある環境を重視する人には、都内私立が向いていると言えるでしょう。なお、法政大学法学部への編入がどのような試験対策で実現できるのかは、通信制短期大学から法政大学法学部へ3年次編入した合格体験記で具体的に読むことができます。
就職活動がしやすい|情報量・企業アクセス・大学の支援
動画の中で最も具体的に語られたのが、就職活動における都内私立の優位性です。高井さんは「都内の方だと情報が結構あるのかなと思っていて、特に法政とかだと、大手に対する人脈もある。地方の方にもあると思うんですけど」と、情報量と人脈の面での実感を語っています。
さらに構造的な理由として挙がったのが、企業の所在地です。「東京の方に本社がある会社さんも多いので、説明会とか訪問で、交通の便・行きやすさみたいなところで言うとすごい便利」(高井さん)。実際、高井さんが参加した合同説明会の中には、幕張の大きな会場で朝から夕方まで開催され、数多くの企業が一堂に集まる大規模イベントもあったそうです。「各企業さんが対面で説明会をするとなったら、東京の本社でやる可能性も結構高い」という発言からも、首都圏在住の地の利が就活の行動量に直結することがわかります。
逆に地方の大学からこうしたイベントに参加しようとすると、「お金がかかっちゃうかなと思います」(高井さん)。講師も「お金もかかるし、時間もかかる。しかも編入生は単位を取りながら就活しなきゃいけないわけですから、就活って考えると都内の私立の方がいいかな」と補足しています。3年次編入では、編入直後の学業と就職活動の準備期間が重なりやすいため、移動の時間的・金銭的コストが小さいことは想像以上に大きなアドバンテージになるのです。
大学側の支援についても、高井さんは「学校が大手の企業さんとかを呼んで説明会とかをしてくれることも割と多かった。就活という意味でもそうですし、学校生活という意味でも法政で良かったかなと思います」と振り返り、「満足してますね」と締めくくっています。学生数の多い都内私立は、学内で完結する就活イベントの数も多くなりやすいという点は、押さえておきたいポイントです。
逆の視点|「地元就職」を考えているなら地方国立が有利
ただし、就活の観点でも一方的に都内私立が勝つわけではありません。講師は「逆に地元のメーカーとかに就職したいとか、地元の市役所とかに勤めたいということであれば、地方の国立の方がいい」と明確に述べています。地元企業や地元自治体への就職を考えているなら、その地域の国立大学に編入する方が合理的だということです。就職活動の有利・不利は「どこで働きたいか」とセットで考える必要があり、東京の大手企業を目指すのか、地元に根を張るのかで結論は逆転します。編入は「入りたい大学」だけでなく「卒業後の自分」まで含めて設計する受験です。志望校リストを作る前に、働きたい地域のイメージを一度言葉にしておきましょう。
地方国立に編入するメリット|勉強に集中できる環境
遊びの誘惑が少なく、単位取得に集中できる
次に、高井さんから見て「地方国立の方に軍配が上がる」と感じるポイントです。真っ先に挙がったのは学習環境でした。「学習環境というところで言うと、地方国立の方がいいのかなと思っていて。割と勉強に集中できる環境というか。都内だと遊びの誘惑がすごい多いんですよ」(高井さん)。
この発言が重みを持つのは、編入生特有の事情があるからです。高井さんは「編入生だと、単位を取るのが大変なのに、遊んじゃうと結構大変になっちゃう」と続けています。3年次編入では、編入前の大学で修得した単位の認定を受けた上で、残りの卒業要件単位を実質2年間で満たす必要があるため、一般入学の学生より履修が過密になりやすいのが通例です(認定される単位数は大学・個人により異なります)。誘惑の多い環境で自己管理を続けられるか、それとも環境の力を借りて勉強に集中するか——ここは編入後の生活を左右する分かれ目になります。
講師も「誘惑が少ないから勉強に集中できる。ゼミの課題とかにもかなりしっかり取り組める」と応じており、腰を据えて学問に取り組みたい人にとって、地方国立の静かな環境は明確な強みだと整理できます。
教授との距離が近い|少人数ゼミでアウトプットしやすい
2つ目のポイントは、教育環境の密度です。講師は「地方国立とかだと人数が少なかったりするので、教授との距離が近かったりして、コミュニケーションが取りやすい。そこは地方国立のすごくいいところかなと思う」と指摘しています。
対照的なのが、大規模私立のゼミ事情です。高井さんの記憶では、法政大学法学部のゼミは「最低でも10人ぐらいはいたんじゃないか」とのこと。その背景として「うちの法政の法学部が、一学年800人ぐらいいるんですよ」という学部規模を挙げています(人数はいずれも本人の発言によるもので、年度・学科により異なります)。一方、講師によれば「国立だったら普通に3、4人のゼミとかもあったりする」とのこと。「そうすると教授との距離も近くなるので、わりかしアウトプットしやすいような環境にはある」というのが講師の見立てです。
もっとも、この点について講師は「ゼミの人数が多い方がいいという人もいれば、できるだけ人数が少ない方がいい人もいるので、そこは好みかなと思う」とも述べています。大人数の中で多様な意見に触れたいのか、少人数で密度の濃い議論と指導を受けたいのか——自分の学びのスタイルに照らして判断すべきポイントです。特に大学院進学や研究職を視野に入れている人にとっては、教授と近い距離で研究に触れられる環境の価値は大きいでしょう。
編入生のゼミ加入|本選考後の「面接」で入るケースも
動画では、編入生ならではのゼミ事情にも話が及びました。高井さんによれば、法政では「ゼミの本選考が終わってから急遽入るような形なので、編入の場合は面接がある」という流れだったそうです。講師はこれを「編入生には特別措置みたいなものがあるんですね」と受けています。
講師が補足する通り、編入生は「いきなり3年生からゼミが始まる」立場です。一般入学の学生の中には低学年のうちから教授と顔見知りになっている人もいますが、編入生にはそうした関係の蓄積がありません。だからこそ、編入先のゼミ選考がどのような仕組みになっているか、編入生向けの特別な枠や手続きがあるかは、出願前に確認しておきたい情報です。ゼミの加入方法は大学・学部によって大きく異なるため、募集要項や大学の学部案内、可能であれば在学生・編入経験者の話で確認しておくと、編入後のスタートがスムーズになります。
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【編集部解説】学費・生活費の面から比較する
この章は動画の内容ではなく、編集部による制度面の補足です。国立と私立の比較で必ず話題になる学費についても、判断材料として整理しておきましょう。
国立大学の授業料は、文部科学省令で定められた標準額(年額53万5,800円、入学金28万2,000円)をもとに各大学が設定しており、多くの大学がこの標準額に準拠しています。ただし、近年は標準額と異なる授業料を設定する国立大学もあるため、志望校の実際の金額は必ず公式サイトで確認してください。一方、私立大学の学費は大学・学部によって大きく異なりますが、授業料に加えて施設設備費などがかかることが多く、文系学部でも国立の標準額より高くなるのが一般的です。
ここで編入ならではの視点を加えると、3年次編入の場合、編入先に納める学費は原則として在学する約2年分です。4年間まるごと通う一般入試と比べて、国立と私立の学費総額の差は、編入では相対的に小さくなる構造があります。「学費だけを理由に私立を候補から外す」判断は、編入においては早計かもしれません。
生活費はどうでしょうか。一般に、都内は家賃をはじめとする生活コストが全国的に見て高い傾向にあり、地方は住居費を抑えやすい傾向があります。ただし動画で語られていた通り、地方在住のまま首都圏での就職活動を行う場合には、説明会や面接のたびに交通費・移動時間がかかります。在学中の生活費は地方が有利、就活期の移動コストは都内が有利という綱引きになるため、トータルでどちらが安いかは進路プラン次第です。なお、授業料減免や奨学金の制度は国公立・私立を問わず大学ごとに用意されているため、学費が気になる人は編入生が対象に含まれるかどうかも含めて、各大学の最新の公式情報を確認しましょう。
【編集部解説】後悔しない編入先の決め方3ステップ
この章も動画の内容そのものではなく、動画の論点を実際の志望校選びに落とし込むための編集部による補足です。
STEP1|卒業後の進路から逆算する
動画の結論である「就活をどうしたいかで判断が分かれる」を、最初のフィルターにします。首都圏の大手企業やベンチャーへの就職を目指すなら都内私立の地の利が活き、地元企業・地元公務員志望なら地方国立が有利——これが動画で示された対応関係でした。さらに編集部として付け加えるなら、大学院進学や研究職を視野に入れている人は、少人数で教授との距離が近い環境の価値を重く見積もるべきです。就職・進学の方向性が定まっていない人は、まず「卒業後にどこで何をしていたいか」を言語化するところから始めましょう。
STEP2|学びたい環境・ゼミの規模で絞り込む
進路の方向性が定まったら、次は動画のもう一つの論点である学習環境です。大人数ゼミで多様な意見に触れたいのか、3〜4人規模のゼミで密度の濃い指導を受けたいのか。遊びの誘惑があっても自己管理できるタイプか、環境の力を借りたいタイプか。自分の性格と学びのスタイルに正直になることが、編入後のミスマッチを防ぎます。志望校を体系的に絞り込む手順は志望校の選び方の解説記事を、候補となる大学の全体像は3年次編入できる大学一覧【2026年度版】を参考にしてください。
STEP3|試験科目・日程の現実性で最終決定する
最後に、受験戦略の視点で候補を検証します。編入試験は大学ごとに試験科目・日程が異なり、大学受験のような全国一斉日程ではないため、日程が重ならなければ国公立と私立を併願することも可能です。「学習環境重視で地方国立が第一志望、就活重視の都内私立を併願」といった組み合わせも、編入では現実的な選択肢になります。TOEICなどの英語要件・専門科目の出題傾向・対策期間を踏まえた現実的な受験計画の立て方は、大学編入対策完全ガイド|英語・小論文・面接の勉強法で詳しく解説しています。募集人数や出願要件は年度によって変わるため、最終決定の前に必ず受験年度の募集要項を確認してください。
【編集部解説】「地方国立か都内私立か」でよくある3つの誤解
この章も動画の内容ではなく、編入相談の現場でよく出会う誤解を、動画の論点と照らし合わせて整理する編集部の補足です。
誤解1|「都内は誘惑が多いから、真面目に勉強したい人は都内私立を選ぶべきではない」。動画で高井さんが語った「都内は遊びの誘惑が多い」という指摘は事実ですが、高井さん自身は都内私立で単位取得と就職活動を両立し、「法政で良かった」「満足している」と振り返っています。誘惑の多さは環境要因の一つにすぎず、決定打になるのは自分の自己管理のスタイルに合うかどうかです。誘惑があっても計画的に動けるタイプなら、都内私立の就活面の利点を捨てる必要はありません。
誤解2|「国立の方がどんな就職でも有利」。動画の比較はむしろ逆で、首都圏の企業を目指すなら説明会・企業訪問へのアクセスに優れた都内私立に分があり、地方国立が有利になるのは地元メーカー・地元自治体志望の場合だと整理されていました。「国立か私立か」ではなく「働きたい場所と大学の場所が合っているか」が就活面の本質です。
誤解3|「ネームバリューの高い方に編入すれば間違いない」。動画の結論は「どういう勉強をしたいのか、就活をどうしたいのかで判断が分かれる」であり、知名度の比較には最後まで踏み込んでいません。編入は入学後すぐにゼミ・就活・単位認定が同時に走り出す進学形態だからこそ、名前で選んで環境が合わないことのダメージは、一般入試以上に大きくなりがちです。本記事の比較軸で「自分にとっての正解」を選ぶことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
大学編入では国立と私立のどっちがおすすめですか?
一律の正解はありません。動画に出演した法政大学法学部への編入経験者と講師の結論は、就職活動と学生生活を重視するなら都内私立、勉強に集中できる学習環境を重視するなら地方国立というものです。卒業後にどこで働きたいか、どんな環境で学びたいかから逆算して選びましょう。
都内私立への編入は就職活動で有利ですか?
動画では、東京に本社を置く企業が多いため説明会や企業訪問に参加しやすいこと、大学が大手企業を招いて学内説明会を開いてくれること、就活情報や人脈が集まりやすいことが、都内私立の利点として語られています。地方から首都圏の合同説明会に参加するには交通費と時間がかかるため、首都圏就職を目指す人には都内私立の地の利が働きます。
地方国立に編入するメリットは何ですか?
動画で挙げられたのは、遊びの誘惑が少なく勉強に集中しやすい環境であること、学生数が少なく教授との距離が近いこと、少人数ゼミでアウトプットしやすいことの3点です。地元のメーカーや市役所など、地元就職を考えている場合にも地方国立が有利だとされています。
編入生は単位取得が大変というのは本当ですか?
3年次編入では、編入前に修得した単位の認定を受けた上で、残りの卒業要件を実質2年間で満たす必要があるため、履修が過密になりやすい傾向があります。動画でも「編入生は単位を取るのが大変なのに、遊んでしまうと結構大変になる」と語られており、これが「誘惑の少ない地方国立の方が勉強に集中できる」という比較につながっています。認定される単位数は大学・個人によって異なります。
国立と私立で学費はどのくらい違いますか?
国立大学の授業料は文部科学省令の標準額(年額53万5,800円)をもとに設定され、私立大学は大学・学部により異なりますが施設設備費などを含めて国立より高くなるのが一般的です。ただし3年次編入なら編入先に納めるのは約2年分の学費なので、4年間通う場合より総額の差は小さくなります。金額は変更される場合があるため、必ず各大学の最新の公式情報を確認してください。
国立大学と私立大学の編入試験は併願できますか?
できます。編入試験は各大学が個別の日程で実施しており、大学受験のような全国一斉日程や前期・後期の枠組みがないため、日程が重ならず出願要件を満たしていれば国公立と私立の併願が可能です。学習環境重視の地方国立と就活重視の都内私立を併願する戦略も現実的な選択肢です。
編入生はゼミにどうやって入るのですか?
動画で語られた法政大学の例では、ゼミの本選考が終わった後に編入生が急遽加わる形となるため、面接を経てゼミに入る流れだったとのことです。編入生向けの特別な選考枠を設ける大学もありますが、仕組みは大学・学部によって異なるため、編入後のゼミ加入方法は事前に確認しておくことをおすすめします。
地元で就職したい場合はどちらを選ぶべきですか?
動画の講師は、地元のメーカーへの就職や地元の市役所への勤務を考えているなら地方の国立の方がいいと明確に述べています。地元での就職を目指すなら、その地域での知名度や結びつきが強い地元の国立大学に編入する方が合理的です。
編入先を決めるときは何から考えればいいですか?
動画の結論は「どういう勉強をしたいのか、就活をどうしたいのかで判断が分かれる」というものです。まず卒業後の進路(首都圏就職・地元就職・大学院進学)から逆算し、次に学びたい環境(ゼミの規模・教授との距離・誘惑の少なさ)で絞り込み、最後に試験科目や日程の現実性で受験校を確定させる、という3段階で考えると整理しやすくなります。
まとめ|編入後の2年間をどう使いたいかで選ぶ
地方国立と都内私立の比較は、突き詰めれば「編入後の2年間で何を優先するか」の選択です。最後に、本記事のポイントを整理します。
- 就活・学生生活を重視するなら都内私立。東京本社の企業が多く、説明会・企業訪問へのアクセスと情報量で有利。大学主催の学内説明会も多い。
- 学習環境を重視するなら地方国立。遊びの誘惑が少なく、単位取得に追われる編入生でも勉強に集中しやすい。
- 教授との距離は地方国立に軍配。少人数ゼミでアウトプットしやすい環境は、大学院進学志望者にも価値が大きい。
- 地元就職なら地方国立が合理的。就活の有利・不利は「どこで働きたいか」とセットで判断する。
- 学費・生活費は編入ならではの構造で考える。3年次編入なら学費は約2年分であり、就活期の移動コストまで含めてトータルで比較する。
地方国立と都内私立のどちらを選んでも、編入はその後の2年間と進路を大きく変える選択です。動画の講師が語った通り、どちらにも良いところがあるからこそ、自分の進路と学びのスタイルに照らした判断が欠かせません。志望校がある程度見えてきたら、科目別の勉強法をまとめた大学編入対策の完全ガイドで対策を具体化していきましょう。当社の編入指導の内容は大学編入コースの紹介ページで確認できます。「国立と私立で迷っていて、自分の場合はどちらが合うのか相談したい」という段階でも、無料相談で志望校選びからサポートしていますので、お気軽にご活用ください。
この記事の制作方針について
本記事は、スプリング・オンライン家庭教師の公式YouTubeチャンネルで公開している解説動画「【大学編入】地方国立と都内私立 どちらに編入すべきか?」(2025年4月公開)をもとに、編集部が記事として構成したものです。発言の引用は読みやすさのために言い回しのみ整え、動画で出演者が語った内容を軸に、編集部による補足と明示した章のみ一般的な制度情報を加えています。試験制度・募集要項・学費は変更される場合があるため、受験の際は必ず各大学の最新の公式情報をご確認ください。
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