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ノートルダム清心女子大学の編入試験を徹底解説|編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の4制度と学部別の募集人員・試験科目・日程【2027年度】

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ノートルダム清心女子大学の編入学試験は、「編入学」「社会人編入学」「学士入学」「転入学」という4つの制度に分かれており、どれに該当するかで出願資格も提出書類も変わります。しかも対象となるのは8学科のうち7学科だけで、人間生活学部の食品栄養学科はこれらの制度の募集対象に入っていません。この構造を知らずに準備を始めると、出願資格を満たさない制度に照準を合わせてしまう可能性があります。
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この記事では、ノートルダム清心女子大学が公表している2027年度の「入学者選抜要項(特別選抜用)」をもとに、4つの制度の違い、対象学部・学科、出願資格、試験科目・配点、日程、検定料・学費を整理します。あわせて、倍率や過去問など大学が公表していない情報についても、何がどこまで分かっていて何が分からないのかを正直にお伝えします。
ノートルダム清心女子大学は岡山市に本部を置くカトリック系の私立女子大学で、文学部・人間生活学部・国際文化学部・情報デザイン学部の4学部8学科を擁しています。代表的な偏差値帯は52.5とされ、中国地方の私立女子大学の中では知名度の高い大学のひとつです。今回取り上げる編入学・社会人編入学・学士入学・転入学は、いずれも一般選抜や総合型選抜とは別枠の「特別選抜」として扱われており、要項も別冊子(特別選抜用)で用意されています。
ノートルダム清心女子大学の3年次編入には4つの制度がある
ノートルダム清心女子大学が「特別選抜」として実施している3年次向けの選抜は、次の4種類です。いずれも入学年次は3年次で、出願できるのは女子に限られます。
編入学
短期大学を卒業した方、または卒業見込みの方を対象とした制度です。一般に「大学編入」と聞いてまずイメージされるのはこの制度です。
社会人編入学
出願資格は編入学とほぼ同じですが、2027年4月1日現在で満25歳以上であることが追加で求められます。年齢要件を除けば、対象学科・試験科目・日程は編入学とほぼ共通です。
学士入学
4年制大学を卒業して学士の学位を持っている方、または2027年3月に学士の学位を取得見込みの方を対象とした制度です。短期大学卒業者向けの「編入学」とは出願資格の入り口が異なります。すでに4年制大学を卒業している方は、こちらが該当します。
転入学
4年制大学に2年以上在学中で、62単位以上を修得している(見込みを含む)方を対象とした制度です。「編入学」「学士入学」が卒業(見込み)を前提にしているのに対し、転入学は在学中のまま籍を移す制度である点が違います。他大学に在学しながら方向転換を考えている方はこの制度が対象になります。
この4制度は、出願登録期間・試験日・合格発表日・入学手続期間がすべて共通です(後述)。同じ日に実施されるため、たとえば「編入学」と「転入学」のように出願資格が重ならない制度を掛け持ちで受けることは、そもそも自分の状況がどちらか一方にしか該当しないため起こりません。まず自分がこの4制度のどれに当てはまるのかを最初に確定させてください。
4制度の違いを1枚の表にまとめると、次のようになります。
| 制度 | 主な対象 | 年齢要件 | 卒業(見込み)の要否 | 入学検定料 |
|---|---|---|---|---|
| 編入学 | 短期大学の卒業(見込み)者 | なし | 卒業(見込み)が必要 | 40,000円 |
| 社会人編入学 | 短期大学の卒業者 | 2027年4月1日現在満25歳以上 | 卒業が必要 | 40,000円 |
| 学士入学 | 4年制大学の卒業(見込み)者・学士保持者 | なし | 卒業(見込み)が必要 | 40,000円 |
| 転入学 | 4年制大学に2年以上在学中(62単位以上修得) | なし | 卒業は不要(在学中のまま出願) | 40,000円 |
検定料はすべて共通ですが、「卒業しているかどうか」「年齢要件があるかどうか」という2点で4制度は明確に区別されています。とくに転入学だけが「卒業を経ない」制度である点は、他の3制度との決定的な違いです。
いずれの制度も、入学できるのは3年次のみです。法政大学など一部の大学では編入学に2年次募集を設けていますが、ノートルダム清心女子大学の編入学・社会人編入学・学士入学・転入学に2年次募集はありません。短期大学(2年制)や高等専門学校を卒業見込みの段階で「2年次編入」を探している場合、この大学の特別選抜には該当する制度がない点に注意してください。
対象学部・学科は7学科|食品栄養学科は対象外
ノートルダム清心女子大学は4学部8学科で構成されていますが、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学のいずれも、募集対象は次の7学科です。人間生活学部の食品栄養学科は、この4制度すべてで募集人員が「なし」と明記されています。
| 学部 | 学科 | 編入学 | 社会人編入学 | 学士入学 | 転入学 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 英語英文学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 |
| 日本語日本文学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | |
| 現代社会学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | |
| 人間生活学部 | 人間生活学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 |
| 児童学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | |
| 食品栄養学科 | なし | なし | なし | なし | |
| 国際文化学部 | 国際文化学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 |
| 情報デザイン学部 | 情報デザイン学科 | 若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 |
この表から読み取れる重要な点を整理します。
募集人員はすべて「若干名」です。法政大学のように「2年次15名」といった具体的な人数は公表されておらず、あらかじめ定員が決まっているわけではありません。志願者の状況に応じて柔軟に合否が判断される制度と理解しておく必要があります。
食品栄養学科だけが4制度すべてで対象外です。栄養士免許・管理栄養士国家試験受験資格に関わるカリキュラムは1年次からの積み上げが前提になっているためと考えられますが、大学は理由までは説明していません。食品栄養学科を志望する場合、編入学・転入学というルートは使えず、一般選抜や総合型選抜など高校卒業者向けの入試を検討する必要があります。この点は事前の簡易調査では「人間生活学部が編入学の対象」とだけ分かっており、学科単位での除外までは分かっていなかった部分です。実際に大学公式の入学者選抜要項を確認したところ、人間生活学部の中でも人間生活学科・児童学科の2学科のみが対象で、食品栄養学科は対象外という学科単位の分岐が判明しました。
文学部・国際文化学部・情報デザイン学部は学部内の学科すべてが対象です。文学部の英語英文学科・日本語日本文学科・現代社会学科はいずれも対象で、除外されている学科はありません。
国際文化学部・情報デザイン学部は2024年4月に新設された学部です。大学が公表している情報公表資料には「2024年4月に新設された国際文化学科及び情報デザイン学科」という記載があり、両学部は比較的新しい学部であることが分かります。2027年度に3年次編入する場合、この2学部はまだ4期目の在学生を迎える段階にあたります。伝統のある文学部・人間生活学部とはキャンパスでの立ち位置が異なる可能性があるため、オープンキャンパスや個別相談で在学生の様子を確認しておくとよいでしょう。
参考までに、大学が公表している2026年度(全入試区分・全学年を合算した実績)の学部別入学者数は、文学部172名、人間生活学部305名、国際文化学部63名、情報デザイン学部55名、合計595名です(留学生の入学者はなし)。人間生活学部が全体の半数以上を占めており、大学全体の中でも規模の大きい学部であることが分かります。
出願資格|制度ごとに条件が異なる
4つの制度は対象学科こそ共通ですが、出願資格はまったく別物です。自分がどの条件に当てはまるかを、出願前に必ず確認してください。
編入学の出願資格
次の(1)〜(3)のいずれかを満たす女子が対象です。
- 短期大学の卒業者
- 2027年3月に短期大学卒業見込みの者
- (1)と同等以上の学力があると認められる者
社会人編入学の出願資格
次の(1)・(2)のいずれかを満たし、かつ2027年4月1日現在で満25歳以上の女子が対象です。
- 短期大学の卒業者
- (1)と同等以上の学力があると認められる者
社会人編入学は「2027年3月に短期大学卒業見込み」という区分が編入学にはあるのに対し用意されていません。年齢要件がある分、在学中の見込みではなく卒業済みであることが前提になっていると読めます。
学士入学の出願資格
次の(1)・(2)のいずれかを満たす女子が対象です。
- 4年制大学の卒業者で、学士号または学士の学位を有する者
- 4年制大学に在学中で、2027年3月に学士の学位を取得見込みの者
転入学の出願資格
次の(1)・(2)のいずれかを満たす女子が対象です。
- 4年制大学に2年以上在学中で、62単位以上修得している者
- 4年制大学の2年生に在学中で、2027年3月に62単位以上を修得見込みの者
転入学は「卒業」ではなく「在学中に62単位以上」が条件になっている点が、編入学・学士入学と根本的に違います。今の大学を卒業せずに籍を移したい場合はこの制度が該当し、逆に一度卒業(見込み)を経てから移りたい場合は編入学か学士入学になります。
4制度に共通して、大学は次の注意書きを付けています。「編入学後の既修得単位認定の結果により、認定単位が少ない場合などは、最短修業年限(2年間)で卒業に必要な単位数が充足できない場合があります。また、最短修業年限での免許・資格取得に係る全ての単位修得を保証するものではありません。」2年間で卒業できることは保証されていないため、前籍校でどの科目をどれだけ修得しているかは出願前に確認しておく価値があります。
トランスジェンダー女性の受け入れについて
4制度はいずれも出願資格に「女子」と明記されていますが、大学は2023年4月から、戸籍上は男性であっても性自認が女性であるトランスジェンダー女性を受け入れています。出願を希望する場合は、出願登録期間開始日の1か月前までに入試広報部へ連絡することが案内されています。詳細は大学ウェブサイトに掲載されている「トランスジェンダー学生の受入れに関するガイドライン」で確認してください。
高等専門学校・専門学校の出身者はどう扱われるか
要項の編入学の出願資格には「短期大学の卒業者」「(1)と同等以上の学力があると認められる者」という条文があるだけで、高等専門学校や専門学校(専修学校専門課程)の卒業者を対象に含めるかどうかの具体的な基準(修業年限や総授業時間数など)は、この特別選抜要項には明記されていません。法政大学のように専修学校専門課程の基準(修業年限2年以上・総授業時間数1,700時間以上)を明文化している大学もありますが、ノートルダム清心女子大学の要項にはそうした基準の記載が見当たりませんでした。高等専門学校や専門学校の出身で「同等以上の学力があると認められる者」に該当するかどうかを確認したい場合は、出願前に入試広報部へ直接問い合わせることをおすすめします。
試験科目・配点【学科別】
試験は全学科共通で「学科別試験(90分)」と「面接」の2本立てです。学科別試験の配点と出題分野は次のとおりです。
| 学科 | 試験内容 | 時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 英語英文学科 | 英語学・言語学、英米文学、国際コミュニケーション | 90分 | 150点 |
| 日本語日本文学科 | 日本語学、日本文学 | 90分 | 150点 |
| 現代社会学科 | 社会学、歴史学 基礎的学力を問う内容 | 90分 | 100点 |
| 人間生活学科 | 小論文 | 90分 | 100点 |
| 児童学科 | 小論文 発達に関する内容を含む | 90分 | 100点 |
| 国際文化学科 | 小論文 | 90分 | 100点 |
| 情報デザイン学科 | 小論文 | 90分 | 100点 |
面接は配点非公開で、午後に実施される予定です。大学は「受験者数により、面接は夕方に及ぶことがあります」と案内しており、1日がかりの試験になる可能性を見込んでおく必要があります。作品等の持ち込みは全学科でできません。
英語英文学科・日本語日本文学科は配点が高い
英語英文学科と日本語日本文学科の学科別試験は150点、それ以外の5学科は100点です。文学部の中でも現代社会学科だけは他の2学科より配点が低く、代わりに「基礎的学力を問う内容」という前提が明記されています。学科によって試験の重みづけが異なることを踏まえて対策に配分する時間を考えてください。
制度によって出題内容の記載がわずかに異なる学科がある
4制度の入学者選抜要項を1ページずつ照合すると、英語英文学科と現代社会学科について、制度ごとに試験内容の文言が微妙に異なっていることが確認できました。
英語英文学科は、編入学・学士入学・転入学では「英語学・言語学、英米文学、国際コミュニケーション」という記載ですが、社会人編入学だけは「英語 英語学・言語学、英米文学、国際コミュニケーションの基礎的内容を含む」と、科目名の明記と「基礎的内容を含む」という一文が加わっています。社会人経験者向けに出題の難度や前提が調整されている可能性がある表現ですが、大学から具体的な説明はないため、実際の出題差については断定できません。
現代社会学科は、編入学・社会人編入学・学士入学では「社会学、歴史学 基礎的学力を問う内容」ですが、転入学だけは「社会学・社会史 基礎的学力を問う内容」と、「歴史学」ではなく「社会史」という語が使われています。社会学と歴史を横断する出題である点は共通していますが、転入学志望者は「社会史」という表記を手がかりに準備範囲を考えるとよいでしょう。
それ以外の学科(日本語日本文学科・人間生活学科・児童学科・国際文化学科・情報デザイン学科)については、4制度で試験内容の記載に違いは見られませんでした。志望する制度が編入学以外(社会人編入学・学士入学・転入学)の場合でも、英語英文学科・現代社会学科を志望するのであれば、自分が出願する制度のページの文言を必ず自分の目で確認しておくことをおすすめします。
小論文中心の5学科は出題テーマの幅に注意
人間生活学科・国際文化学科・情報デザイン学科は「小論文」とだけ記載され、出題分野の限定がありません。児童学科は「小論文 発達に関する内容を含む」と、発達心理・保育に関するテーマが含まれることが明記されています。分野の限定がない学科ほど出題範囲が読みにくいため、志望学科のカリキュラムや教育目標に沿ったテーマ(たとえば人間生活学科であれば生活・家政・福祉関連、国際文化学科であれば異文化理解・国際関係、情報デザイン学科であればデザインや情報社会に関する話題)を軸に、時事的な小論文の練習を積んでおくことをおすすめします。
出願書類は「編入学・学士入学」と「転入学」で異なる
出願書類は、卒業(見込み)を前提とする制度と、在学中のまま出願する転入学とで内容が変わります。
編入学・社会人編入学・学士入学の出願書類
- 入学志願票(Web出願サイトから印刷)
- 卒業(見込)証明書(最終学校の出身校長が作成したもの)
- 成績証明書(最終学校の出身校長が作成したもの)
- 志望理由書(本学所定の用紙に自筆記入、またはパソコンで入力)
- 履歴書(本学所定の用紙に自筆記入、またはパソコンで入力)
転入学の出願書類
- 入学志願票(Web出願サイトから印刷)
- 成績証明書(在学中の大学長、または学部長が作成し、厳封したもの)
- 在学期間等証明書(厳封したもの。ただし成績証明書に在学期間等が確認できる記載があれば不要)
- 志望理由書(本学所定の用紙に自筆記入、またはパソコンで入力)
- 履歴書(本学所定の用紙に自筆記入、またはパソコンで入力)
転入学では「卒業(見込)証明書」の代わりに、在学中であることを証明する「成績証明書(厳封)」と「在学期間等証明書」が必要になります。在学中の大学から厳封の証明書を取り寄せるには手続きの時間がかかるため、出願登録期間(後述)に間に合うよう早めに準備を始めてください。
出願から入学までの流れ
大学が案内している出願から入学までの流れは、次の8ステップです。
- 出願登録(Web出願):本学ホームページ内バナーからWeb出願サイトにアクセスし、出願登録期間内に登録する
- 入学検定料の支払い:コンビニ払いまたはクレジットカード決済(出願登録2日後の23:59、または出願登録期間最終日の23:59が支払期限)
- 出願書類の用意〜郵送:市販の角2封筒にWeb出願サイトから印刷した宛名シートを貼付し、簡易書留速達で郵送(出願登録期間内必着)
- 受験票の印刷:Web出願サイトからダウンロードし、A4サイズ(縦)で印刷して試験当日に持参(大学からの郵送はなし)
- 試験当日:印刷した受験票を持参して受験
- 合格発表:合格発表日の15:00以降、Web出願サイトで確認(電話での問い合わせには応じていない)
- 入学手続:1次手続(入学金)、2次手続(授業料・施設設備費等)を期日までに完了
- 新入生ガイダンス・入学式:新入生ガイダンス・入学宣誓式・新入生オリエンテーションに参加
受験票は大学から郵送されず、各自でWeb出願サイトからダウンロード・印刷する方式です。印刷し忘れると試験当日に持参するものがなくなるため、前日までに準備を済ませておいてください。
日程・スケジュール【2027年度】
4制度はすべて同じ日程で実施されます。
| 項目 | 2027年度 |
|---|---|
| 出願登録期間 | 2026年9月1日(火)〜9月15日(火)23:59 |
| 出願書類提出期限 | 2026年9月15日(火)必着(持参の場合は9月16日(水)8:30〜16:30のみ受付) |
| 試験日 | 2026年10月10日(土) |
| 試験会場 | 本学(岡山) |
| 合格発表 | 2026年11月4日(水) |
| 1次手続(入学金納付期限) | 2026年11月5日(木)〜11月30日(月) |
| 2次手続(授業料等納付期限) | 2026年11月5日(木)〜12月22日(火) |
※この日程は2027年度入学者向けの「入学者選抜要項(特別選抜用)」に基づきます。年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の要項で確認してください。
試験当日の流れは、8:30に入構可能(大学付近での待機は禁止)、9:15に受験者入室終了、9:30に試験開始です。学科別試験のあとに面接が午後実施される予定で、大学は「受験者数により、面接は夕方に及ぶことがあります」と案内しています。日帰りでの受験を予定している場合は、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでください。
出願登録期間は9月1日から9月15日までの2週間です。この期間に出願登録・入学検定料の支払い・出願書類の郵送(必着)まで完了させる必要があります。転入学の在学証明書のように、取得に時間がかかる書類がある場合は、出願登録期間が始まる前から動き出すことをおすすめします。
検定料・学費
編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の入学検定料は、いずれも40,000円です。支払い方法はコンビニ払いまたはクレジットカード決済に限られ、別途手数料900円が必要です。検定料の支払い後は、出願内容(志望学科・選択科目等)の変更が原則できません。
学費については、大学が公表している「入学手続金」の表は1年次入学者向けの金額のみで、次のとおりです。
| 納入金項目 | 英語英文・日本語日本文・現代社会・国際文化 | 人間生活・児童 | 情報デザイン |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 200,000円 | 200,000円 | 200,000円 |
| 授業料 | 355,000円 | 355,000円 | 355,000円 |
| 施設・設備費 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
| 教育充実費 | 57,500円 | 59,000円 | 120,000円 |
| 抗体検査費用 | 8,580円 | 8,580円 | 8,580円 |
| 保険料 | 4,010円 | 4,010円 | 4,010円 |
| 合計 | 725,090円 | 726,590円 | 787,590円 |
情報デザイン学科は教育充実費が120,000円と他学科より高く設定されており、合計額も他学科より6万円前後高くなっています。
ただし、この表には大学自身が次の注意書きを付けています。「3年次に入学する場合は金額が異なります。合格者に送付する書類で確認してください。」つまり編入学・社会人編入学・学士入学・転入学で実際に3年次に入学する場合の学費は、この表の金額どおりではなく、Webサイト上には公表されていません。3年次からの学費総額を事前に把握したい場合は、出願前に入試広報部へ直接問い合わせることをおすすめします。
入学検定料が返還されるケース
支払い済みの入学検定料は原則として返還されませんが、次の(1)〜(4)に該当する場合に限り返還されます。
- 入学検定料を支払い済みで、出願書類を提出しなかった場合
- 入学検定料を支払い済みで、出願書類を提出したが大学が受理しなかった場合
- 同一選抜へ入学検定料を二重で支払った場合(うち1回分のみが返還対象)
- 学校保健安全法において出席停止が定められている感染症への罹患等により試験を欠席した場合
返還を希望する場合は入試広報部への連絡が必要です。単なる「出願をやめたい」という理由だけでは返還対象にならない点に注意してください。
入学手続金の支払い方法
合格後の入学手続金(入学金・授業料等)は、次の3種類の決済方法から選べます。
| 決済方法 | 手数料 | 備考 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 納付金額の2.3% | 名義人は受験生本人以外でも可。ダイナースクラブは利用不可 |
| ペイジー(ネットバンキング) | 715円(税込) | 多くの金融機関で利用可能。ネットバンキング未登録の場合は新規申込みに10日〜2週間程度かかる |
| ペイジー(銀行ATM) | 収入印紙代200円 | みずほ・三菱UFJ・三井住友・りそな・ゆうちょ等、指定の金融機関のみ。現金不可でキャッシュカード決済のみ |
ペイジー(ネットバンキング)を使う予定の場合、金融機関によっては利用開始までに数日〜2週間ほどかかることがあります。合格発表から入学手続の第1次期限(入学金納付)までは1ヶ月ないため、ネットバンキングを使う予定であれば早めに利用登録を済ませておくと安心です。
入学手続完了後に辞退した場合の学費返還
入学手続を完了したあとに入学を辞退した場合、納入された学費等は原則返還されませんが、2027年3月31日(水)までに大学が定める手続で辞退した場合に限り、入学金を除く学費等(授業料、施設・設備費等)相当額が返還されます。郵送の場合は3月31日(水)消印有効、持参の場合は同日16:30までに入試広報部への提出が必要です。2027年4月1日(木)以降の辞退では返還されません。返還の対象は第2次手続または一括手続を完了した方に限られ、第1次手続(入学金納付)のみの完了では返還対象になりません。
試験当日の注意事項・受験上の配慮
要項には、当日の持ち物や机上に置けるものについて細かい規定があります。事前に確認しておくと、当日になって慌てずに済みます。
机の上に置けるもの・使用できないもの
試験時間中に机の上に置けるのは、黒鉛筆(和歌・格言等が印刷されているものは使用不可)、シャープペンシル、消しゴム、鉛筆キャップ、鉛筆削り(電動式・大型・ナイフ類を除く)、眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋または箱から取り出した中身のみ)、カイロ(袋から取り出した中身のみ)、時計(辞書・電卓・端末等の機能がないもの、秒針音のしないもの)に限られます。
逆に、コンパス・電卓・そろばん・グラフ用紙・定規(定規の機能を備えた鉛筆等を含む)・電子辞書・携帯電話やスマートフォン・ICレコーダー・腕時計型端末等は、選抜の内容により許可された場合を除いて使用できません。携帯電話等の電子機器類は試験室に入る前に電源を切り、カバンなどにまとめて座席の下に置く必要があります。
遅刻・服装・当日の流れ
各試験開始15分前までに試験室へ入室する必要がありますが、遅刻した場合でも試験開始後20分までは受験が認められます(誘導係員への申し出が必要)。自家用車での試験会場への乗り入れは禁止されており、引率者は試験当日に構内へ立ち入ることができません。試験室内では英文字や地図等がプリントされている服の着用もできないため、当日の服装にも注意してください。大学では昼食等の販売を行っていないため、必要な場合は持参が必要です。
受験上の配慮と交通機関の遅延への対応
障害や疾病、怪我などにより受験上の配慮が必要な場合は、「ノートルダム清心女子大学 障害のある学生に対する支援基本方針」に基づき、受験時・修学上の配慮が行われます。希望する場合は、出願登録期間開始日の1週間前までに入試広報部へ連絡してください。出願後に不慮の事故等で配慮が必要になった場合も、速やかな連絡が案内されています。
公共交通機関の遅延があった場合は必要に応じて試験時間の繰り下げが行われ、不通や災害等の不可抗力で受験できない場合は試験日の変更等の代替措置が取られることがあります。学校保健安全法で出席停止が定められている感染症(インフルエンザ等)に罹患し、試験日当日までに治癒していない、または出席停止期間を経過していない場合は受験できませんが、この理由で受験を取りやめる場合は入学検定料の返還が可能です。
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(費用は一切かかりません)
倍率・志願者数は公表されていない
ここは正直にお伝えする必要があります。ノートルダム清心女子大学は、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の志願者数・受験者数・合格者数・倍率を、大学公式サイト上では公表していません。
これは大学が実績データそのものを隠しているというより、公表範囲の違いによるものです。大学公式サイトの「過去3年間の入試結果」ページには、総合型選抜(専願小論文型・専願基礎学力型・併願基礎学力型・専願プレゼン型・併願姉妹校/カトリック校・併願面接型Ⅰ期/Ⅱ期)、学校推薦型選抜、一般選抜(3教科型・2教科型)、共通テスト利用選抜(前期5教科型・前期2教科型・後期2教科型・後期1教科型)の学科別・年度別の募集人員・受験者数・合格者数・倍率が過去3年分、細かく公開されています。つまり高校からの入学者向け選抜については情報公開が手厚い一方、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学(特別選抜)は同じ形式でのデータ公開がされていません。
大学が学校教育法施行規則に基づいて公表している「学校教育法施行規則改正に伴う記載事項」という資料には、「例年発行する『入学者選抜要項』に過去3年間の選抜区分ごとの受験者数/合格者数/入学者数及び合格者得点を掲載している」との記載があります。しかし実際にWeb上で公開されている「入学者選抜要項(特別選抜用)」の電子版(全28ページ)を確認したところ、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の実績データに相当するページは見当たりませんでした。冊子版には掲載されているものの、電子版には収録されていない可能性があります。
倍率が分からない状態で出願を判断するのは不安があると思いますが、募集人員が「若干名」である以上、仮に人数が分かったとしても年度ごとの振れ幅が大きく、単年度の倍率をそのまま「入りやすさ」として読むこと自体にも限界があります。正確な実績を知りたい場合は、出願前に大学の入試広報部へ直接問い合わせることを検討してください。
過去問は現在公開されていない
過去問についても同様に、現時点で一般に公開されている情報源は確認できませんでした。
大学の情報公表資料には「例年発行する『ノートルダム清心女子大学 入試問題集』に試験問題、解答・解答例及び出題の狙い等を掲載している」との記載があり、実際に大学公式サイトの「その他の入試関連情報」ページには「入試問題集」という電子書籍へのリンクが設置されています。しかし、このリンク先に実際にアクセスしたところ、「ブックが存在しない、または期限切れとなっています(Code:E-104)」というエラーが表示され、閲覧できない状態でした。
大学受験の過去問サイトについても確認しましたが、いずれも高校卒業者向けの一般選抜・共通テスト利用選抜の過去問を扱っており、編入学・転入学向けの学科別試験の過去問を掲載しているサイトは見つかりませんでした。当サイトが保有する過去問アーカイブ(大学編入39大学分)にも、ノートルダム清心女子大学の資料は含まれていませんでした。
過去問を入手したい場合は、大学の入試広報部に直接問い合わせて、冊子版の入試問題集が入手できないか確認することをおすすめします。学科別試験の内容(前述の表)から、英語英文学科・日本語日本文学科・現代社会学科は知識を問う要素を含む出題、人間生活学科・児童学科・国際文化学科・情報デザイン学科は小論文中心の出題であることは分かっているため、過去問がなくても、まずは志望学科の出題分野に沿った基礎知識の整理と、小論文であれば時事的なテーマでの論述練習から始めるのが現実的です。
4つの制度、自分はどれに当てはまるか
ここまでの情報を、出願を検討する方の状況別に整理します。
短期大学に在籍中、または卒業済みの場合
「編入学」が対象です。25歳以上であれば「社会人編入学」も選べますが、出願資格に大きな差はなく、年齢要件の有無が主な違いです。学科別試験(90分)と面接という構成は共通なので、志望学科の試験内容(前掲の表)に沿って準備を進めてください。
4年制大学をすでに卒業している、または卒業見込みの場合
「学士入学」が対象です。短期大学卒業者向けの「編入学」とは出願資格の入り口が異なるため、混同しないよう注意してください。すでに学士号を持っている、または2027年3月に学位を取得見込みであれば、この制度で出願します。
4年制大学に在学中で、卒業せずに移りたい場合
「転入学」が対象です。62単位以上の修得(見込みを含む)が条件になるため、まずは自分の在籍校での取得単位数を確認してください。出願書類も「卒業(見込)証明書」ではなく「在学中の成績証明書(厳封)」と「在学期間等証明書」になるため、在籍校の学務窓口に早めに相談することをおすすめします。
志望学科を選ぶ段階の場合
まず食品栄養学科は編入学・社会人編入学・学士入学・転入学のいずれの対象にもなっていない点を確認してください。そのうえで、英語英文学科・日本語日本文学科は学科別試験が150点と配点が高く専門知識を問う出題である一方、人間生活学科・児童学科・国際文化学科・情報デザイン学科は小論文中心で100点という構成です。自分の得意分野(語学・国語系の知識か、論述力か)に応じて志望学科を検討する材料になります。
単位認定と修業年限も確認しておく
編入学・社会人編入学・学士入学・転入学のすべてに共通する注記として、大学は次のように明記しています。「編入学後の既修得単位認定の結果により、認定単位が少ない場合などは、最短修業年限(2年間)で卒業に必要な単位数が充足できない場合があります。また、最短修業年限での免許・資格取得に係る全ての単位修得を保証するものではありません。」
つまり3年次に入学しても、前籍校での修得単位の認定状況によっては2年間(標準の修業年限)で卒業できない可能性があるということです。とくに教育職員免許状・学校図書館司書教諭資格・司書資格・学芸員資格・登録日本語教員資格・社会福祉士試験受験資格・保育士資格・モンテッソーリ教育免許・栄養士免許及び管理栄養士国家試験受験資格など、免許・資格の取得を目的に編入を考えている場合は、これらの資格取得に必要な科目の履修が2年間で収まるかどうかを、出願前に大学へ確認しておくことを強くおすすめします。大学側もこれらの科目を履修する場合は別途履修費等が必要になるとしています。
併願をどう組むか
ノートルダム清心女子大学の編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の試験日は、いずれも2026年10月10日(土)に固定されています。この日程と重ならない大学を組み合わせて併願計画を立てる必要があります。
ノートルダム清心女子大学は女子大学であるため、同じ女子大学を併願先として検討する方も少なくありません。他の女子大学の編入試験については、当サイトで日本女子大学の編入試験を徹底解説|学部別の募集人員・試験科目・日程・倍率と対策【2027年度】を別途まとめています。試験制度の立て付けを比較する際の参考にしてください。
また、同じ中国地方の大学を併願先に検討する場合は、当サイトの広島大学の編入試験まとめ|実施学部・倍率・試験科目・対策を徹底解説もあわせて確認してください。国公立大学は試験科目の構成が私立大学と大きく異なるため、併願する場合は準備の配分を早めに設計しておくことが重要です。
併願を組む際は、試験日の重複だけでなく、出願書類の準備期間にも注意してください。ノートルダム清心女子大学の出願登録期間は9月1日〜9月15日ですが、併願校によっては出願時期がこれより早い、あるいは書類の様式(卒業見込証明書・成績証明書など)が異なる場合があります。複数校に出願する場合は、各校の出願要項を並べて、必要書類と締切を一覧化しておくと抜け漏れを防げます。
分からないことは入試広報部へ直接確認する
ここまで見てきたとおり、ノートルダム清心女子大学の編入関連の選抜は、募集人員・試験科目・日程・検定料・学費(1年次分)・出願書類までは要項で細かく公開されている一方、倍率・志願者数・過去問・3年次の正確な学費・高専や専門学校出身者の扱いといった項目は公式サイト上では確認できませんでした。これらを知りたい場合は、大学の入試広報部へ直接問い合わせるのが最も確実です。
問い合わせ先は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部署 | ノートルダム清心女子大学 入試広報部 |
| 所在地 | 〒700-8516 岡山県岡山市北区伊福町2-16-9 |
| 電話 | 086-255-5585 |
| メール | apoffice@m.ndsu.ac.jp |
電話やメールでの相談のほか、大学はオープンキャンパスや資料請求の窓口も用意しています。編入学・社会人編入学・学士入学・転入学は一般選抜ほど情報が整理されていないぶん、在学生の様子やキャンパスの雰囲気を直接確認できるオープンキャンパスは、志望度を判断するうえでも有効です。合格発表後に「思っていたキャンパスと違った」とならないよう、可能であれば出願前に一度足を運んでおくことをおすすめします。
出願前に確認しておきたいチェックリスト
ここまでの内容を踏まえて、出願前に確認しておくべき項目を整理します。
- 4制度のどれに該当するか:短期大学卒業(見込み)は編入学、25歳以上の短大卒業者は社会人編入学、4年制大学卒業(見込み)は学士入学、4年制大学在学中で62単位以上修得(見込み)は転入学。
- 志望学科が対象になっているか:食品栄養学科は4制度すべてで対象外。人間生活学部を志望する場合は人間生活学科・児童学科のどちらかになる。
- 前籍校での修得単位数:編入後の単位認定次第で2年間での卒業が保証されないため、免許・資格取得を目指す場合はとくに事前確認が必要。
- 出願書類の準備期間:転入学は在学中の大学から厳封の証明書を取り寄せる必要があるため、出願登録期間(9月1日〜9月15日)より前から動き出す。
- 受験票の印刷:大学からの郵送はなく、Web出願サイトから各自ダウンロード・印刷する。
- 倍率・過去問を知りたい場合:Web上に公開情報がないため、入試広報部への直接問い合わせが必要。
- 3年次入学時の学費:Web上の学費表は1年次向けで、3年次の金額は合格後に送付される書類で確認する。
よくある質問
ノートルダム清心女子大学に編入するにはどうすればいいですか。
出身校や状況によって申し込む制度が変わります。短期大学卒業(見込み)者は「編入学」、25歳以上であれば「社会人編入学」、4年制大学卒業(見込み)者は「学士入学」、4年制大学に在学中で62単位以上修得(見込み)している場合は「転入学」を選びます。いずれも入学年次は3年次で、女子のみが対象です。
ノートルダム清心女子大学の編入の倍率はどれくらいですか。
大学公式サイトでは公表されていません。総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・共通テスト利用選抜については学科別・年度別の倍率が3年分公開されていますが、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学(特別選抜)は同様のデータが公開されていないため、正確な倍率を知りたい場合は入試広報部への問い合わせが必要です。
編入学の試験科目は何ですか。
全学科共通で「学科別試験(90分)」と「面接」です。学科別試験の内容は学科ごとに異なり、英語英文学科は英語学・言語学・英米文学・国際コミュニケーション(150点)、日本語日本文学科は日本語学・日本文学(150点)、現代社会学科は社会学・歴史学を扱う基礎的学力を問う内容(100点)、人間生活学科・児童学科・国際文化学科・情報デザイン学科は小論文(各100点)です。
食品栄養学科に編入することはできますか。
できません。食品栄養学科は編入学・社会人編入学・学士入学・転入学のいずれにおいても募集人員が「なし」と明記されており、これら4制度の対象学科から外れています。食品栄養学科を志望する場合は、総合型選抜や一般選抜など、高校卒業者向けの入試を検討する必要があります。
編入学と転入学はどう違いますか。
編入学は短期大学の卒業(見込み)者が対象で、卒業(見込)証明書の提出が必要です。転入学は4年制大学に在学中のまま(卒業せずに)62単位以上を修得している(見込みを含む)方が対象で、出願書類も卒業証明書ではなく在学中の成績証明書(厳封)と在学期間等証明書になります。今の大学を卒業せずに移りたいか、卒業(見込み)を経てから移るかで選ぶ制度が変わります。
編入学と学士入学はどう違いますか。
編入学は短期大学の卒業(見込み)者が対象です。学士入学は4年制大学の卒業者で学士号を持っている方、または2027年3月に学士の学位を取得見込みの方が対象です。出身校が短期大学か4年制大学かで、申し込む制度が変わります。
過去問はどこで手に入りますか。
大学公式サイトに「入試問題集」という電子書籍へのリンクが設置されていますが、2026年8月時点でアクセスすると「ブックが存在しない、または期限切れとなっています」と表示され、閲覧できません。過去問を入手したい場合は、大学の入試広報部に冊子版の入手方法を直接問い合わせることをおすすめします。
社会人でも編入できますか。
「社会人編入学」という専用制度があります。出願資格は編入学とほぼ同じですが、2027年4月1日現在で満25歳以上であることが追加で求められます。試験科目・配点・日程は編入学とほぼ共通で、英語英文学科の学科別試験のみ「基礎的内容を含む」という一文が加わっています。
入学検定料と学費はいくらですか。
入学検定料は編入学・社会人編入学・学士入学・転入学のいずれも40,000円です(別途決済手数料900円が必要)。学費については、大学が公表しているのは1年次入学者向けの金額(入学金200,000円、授業料等は学科により525,090円〜587,590円)のみで、3年次入学者の学費は「合格者に送付する書類で確認してください」とされ、Web上では公表されていません。
試験日はいつですか。
2027年度入学者向けの日程では、出願登録期間が2026年9月1日(火)〜9月15日(火)、試験日が2026年10月10日(土)、合格発表が2026年11月4日(水)です。編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の4制度すべてが同じ日程で実施されます。
受験票はいつ届きますか。
大学から郵送はされません。入学検定料の支払い後、Web出願サイトからA4サイズ(縦)で各自ダウンロード・印刷し、試験当日に持参する方式です。合格発表もWeb出願サイトへのログインで確認する形式で、電話での合否問い合わせには応じていません。
2年次編入はありますか。
ありません。編入学・社会人編入学・学士入学・転入学の4制度はいずれも3年次入学のみを対象としています。短期大学や高等専門学校を卒業見込みの段階で2年次編入を探している場合、ノートルダム清心女子大学の特別選抜には該当する制度がないため、他大学の制度もあわせて確認してください。
高専や専門学校を卒業していても出願できますか。
編入学の出願資格には「短期大学の卒業者」「同等以上の学力があると認められる者」という条文があり、高等専門学校・専門学校の卒業者を対象に含めるかどうかの具体的な基準は、公開されている特別選抜要項には明記されていません。該当するかどうかを確認したい場合は、出願前に大学の入試広報部へ直接問い合わせることをおすすめします。
まとめ
ノートルダム清心女子大学の編入関連の選抜について、公式の入学者選抜要項から確認できることを整理します。
まず、3年次向けの特別選抜には「編入学」「社会人編入学」「学士入学」「転入学」の4制度があり、短期大学卒業(見込み)者・25歳以上の社会人・4年制大学卒業(見込み)者・4年制大学在学中で62単位以上修得者、というように出願資格の入り口がそれぞれ異なります。自分がどの制度に該当するかを最初に確定させることが、準備の出発点になります。
次に、対象となるのは4学部7学科で、人間生活学部の食品栄養学科だけがすべての制度で対象外です。これは簡易な事前調査だけでは分からない、学科単位の分岐でした。
試験は全学科共通で学科別試験(90分)と面接の2本立てで、英語英文学科・日本語日本文学科は150点、それ以外の5学科は100点という配点差があります。英語英文学科と現代社会学科については、制度によって出題内容の記載にわずかな違いがあることも要項の照合から確認できました。
出願書類は、卒業(見込み)を前提とする編入学・社会人編入学・学士入学と、在学中のまま出願する転入学とで異なります。とくに転入学は在学中の大学から厳封の証明書を取り寄せる必要があるため、準備に時間がかかる点に注意してください。また、いずれの制度も入学できるのは3年次のみで、2年次編入の制度はありません。高等専門学校・専門学校の出身者を対象に含めるかどうかの具体的な基準も要項には明記されていないため、該当するか不明な場合は入試広報部へ確認することをおすすめします。
学費面では、入学検定料40,000円のほかに、1年次入学者向けの学費(入学金200,000円、授業料等525,090円〜587,590円)が参考値として公表されています。3年次入学者の金額は非公表ですが、入学検定料の返還条件や入学手続金の決済方法(クレジットカード・ペイジー)は具体的に案内されているため、資金計画を立てる際の参考にしてください。
最後に、倍率・志願者数・過去問については、2026年8月時点で大学公式サイト上に公開されている情報は確認できませんでした。総合型選抜など高校卒業者向けの選抜については詳細なデータが公開されているだけに対照的で、編入学・社会人編入学・学士入学・転入学を検討している方は、正確な実績や過去問を知るために入試広報部へ直接問い合わせることをおすすめします。
そのほか、いずれの制度も入学できるのは3年次のみで2年次編入の制度がないこと、出願資格には女子という条件があるもののトランスジェンダー女性の受け入れ実績があること、入学検定料の返還や入学辞退時の学費返還には明確な条件が定められていることなど、要項を細部まで読むことで見えてくる情報を本記事ではできる限り拾いました。制度が複雑に見える大学ほど、要項を正しく読み解けるかどうかが出願の第一関門になります。
編入学試験の情報収集は、大学によって公開の粒度が大きく異なります。倍率や過去問まで手厚く公開している大学もあれば、今回のノートルダム清心女子大学のように、募集要項の基本情報は明確でも実績データの公開が手薄な大学もあります。公開されていない情報を推測で埋めるのではなく、「何が分かっていて、何を大学に確認すべきか」を出願前にはっきりさせておくことが、遠回りに見えて一番確実な準備の進め方です。
本記事の内容は、ノートルダム清心女子大学が公表する2027年度入学者向け「入学者選抜要項(特別選抜用)」、および学校教育法施行規則改正に伴う記載事項(情報公表資料)に基づいています。制度・日程・募集人員・試験科目は年度によって変更されるため、出願前には必ずノートルダム清心女子大学が公表する最新の入学者選抜要項をご確認ください。
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