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早稲田大学 編入試験|学士入学6学部の募集人員・倍率

早稲田大学の編入試験を徹底解説|学士入学6学部と3年編入学の募集人員・試験科目・倍率【2027年度】の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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早稲田大学の編入は、他大学の在学生が学位取得前に移る一般的な3年次編入という意味では、選択肢が限られます。通学課程では学士取得者・取得見込み者向けの学士入学と、短大・高専卒業者向けの基幹理工学部3年編入学が中心です。一方、人間科学部の通信教育課程eスクールには2年次編入学のαコースがあります。まず、通学課程への学士入学を希望するのか、短大・高専から理工系に進むのか、通信教育で学ぶのかを分けて考えてください。

学士入学とは、学士の学位を持つ人、または所定の期限までに取得する見込みの人が、別の専門を学ぶために途中年次へ入学する制度です。2027年度(令和9年度)は法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部で実施されます。大学在学中でも2027年3月までに学位取得見込みであれば対象になり得ます。「在学中だから出願できない」「卒業済みでなければ受験できない」と一律に判断する必要はありません。ただし、学位を取らずに大学の在籍年数だけで出願できる制度とは区別が必要です。

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短期大学・高等専門学校卒業者向けの3年編入学試験は、基幹理工学部の数学科・応用数理学科・電子物理システム学科で実施され、2027年度(令和9年度)が最終募集です。2028年度(令和10年度)以降は全学科で募集停止となります。この告知は当該3年編入学試験についてのもので、学士入学やeスクールの編入、指定校推薦型の高専対象入試まで一括して終了するという意味ではありません。制度名と募集対象を対応させて読むことが大切です。

試験の準備も学部ごとに異なります。法学部は書類審査と面接、教育学部は専修に応じた筆記と面接、文学部は専門科目と面接、理工系は学科に応じた筆記・口頭試問が中心です。理工系の外国語検定は受験だけでなく、指定された方法で証明書を提出できることも必要です。志望分野を決めたら、出願資格、募集対象、試験科目、出願書類と日程の順に整理すると、準備する内容を具体化できます。

この記事では2027年度(令和9年度)の募集要項を学部別に整理します。倍率は出願判断の材料になりますが、本記事では比較に必要な条件をそろえて掲載できないため、数値を示していません。FAQで実倍率の読み方と参照先を案内します。文学部についても2027年度(令和9年度)の公開済み要項に基づいています。通信教育課程を探している方はeスクールの節、学士入学を探している方は出願資格と志望学部の表を参照してください。費用は検定料・登録料・授業料を分けて説明し、金額を掲載しない項目は公式要項の参照先を示します。

出典:早稲田大学入学センター・入試制度。

出典:eスクール2027年度(令和9年度)αコース入学試験要項。

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目次

早稲田大学の「編入学」は2つの制度に分かれる

この見出しで扱うのは、通学課程の学士入学試験と3年編入学試験です。学士入学は学士取得者・取得見込み者向け、3年編入学は短大・高専卒業者・卒業見込み者向けの制度です。これとは別に、通信教育課程のeスクールでは2年次編入学を実施しています。高専対象の指定校推薦型入試も別制度として案内されています。

学士入学試験|学士の学位を持つ人が対象

4年制大学を卒業した人(卒業見込みを含む)を対象とする制度で、第3年次への編入となります。大学在学中でも、2027年3月までに学士の学位を取得見込みであれば出願対象になります。短期大学士や準学士だけでは学士入学の資格を満たしません。2027年度(令和9年度)は法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の6学部で実施されています。

3年編入学試験|短大・高専卒業者が対象。実施は基幹理工学部の3学科のみ

短期大学(別科を除く)または高等専門学校の卒業者・卒業見込み者を対象とする制度です。学士の学位を持つ人はこちらに出願できません(学士入学試験の対象になります)。2027年度(令和9年度)に実施しているのは基幹理工学部の数学科・応用数理学科・電子物理システム学科の3学科だけです。大学は、2028年度(令和10年度)以降はこの3学科を含む全学科で3年編入学試験の募集を停止すると公式に発表しています。この募集停止は、基幹理工学部の3年編入学試験に関するものです。

入学年次と制度名を別々に確かめましょう。通学課程の学士入学・3年編入学はいずれも第3年次への入学ですが、対象となる学歴が異なります。eスクールのαコースは第2年次への入学であり、通学課程と同じ資格・日程で出願する制度ではありません。

出典:入学センター・制度一覧。

出典:入試要項・願書。

出典:教育学部・入試案内。

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学部別の実施状況一覧【2027年度】

2027年度(令和9年度)に通学課程の学士入学試験を実施する学部を一覧にしました。学部名だけでなく、学科・専修・コースまで募集対象を確かめてください。以下の人間科学部は通学課程を指し、通信教育課程eスクールは後の節で別に整理しています。

学部学士入学試験3年編入学試験2027年度(令和9年度)の状況
法学部実施制度なし若干名を募集
教育学部実施制度なし4学科・専修で若干名を募集
文学部実施制度なし8コースで若干名を募集
基幹理工学部実施実施(3学科のみ)2027年度(令和9年度)が3年編入学の最終募集
創造理工学部実施制度なし5学科で若干名を募集
先進理工学部実施制度なし6学科で若干名を募集
人間科学部実施対象に含まれない制度なし通学課程の学士入学の実施対象外
文化構想学部実施対象に含まれない制度なし学士入学の実施対象外
社会科学部実施対象に含まれない実施対象に含まれない学士入学・3年編入学の実施対象外
政治経済学部制度なし制度なし非実施
商学部制度なし制度なし非実施
国際教養学部(SILS)制度なし制度なし非実施
スポーツ科学部制度なし制度なし非実施

この表から読み取れる重要な点を整理します。

通学課程の学士入学の対象は、法・教育・文・基幹理工・創造理工・先進理工の6学部です。基幹理工学部の3年編入学は数学科・応用数理学科・電子物理システム学科に限られます。通信教育課程への入学を希望する場合は、この表だけで判断せず、eスクールのαコースの資格を確認してください。

人間科学部の通学課程と文化構想学部は、ここで案内する学士入学の実施学部に含まれません。人間科学部という名称だけでは通学課程と通信教育課程を区別できないため、検索結果や要項の表題で「eスクール」「通信教育課程」の表示を確認しましょう。通信教育課程のαコースには独自の出願資格があります。

社会科学部も、通学課程の学士入学・3年編入学の実施対象に含まれません。過去の制度名が検索結果に残っていても、現在の出願先として扱わないよう注意してください。募集停止の過去の時期と、出願年度に募集されるかどうかは分けて判断します。

政治経済学部・商学部・国際教養学部・スポーツ科学部も、上記の学士入学・3年編入学の実施対象に含まれません。志望する学問分野が同じでも、他大学の編入制度をそのまま早稲田大学に当てはめることはできません。

なお、ネット上の記事やまとめサイトでは「早稲田大学の編入=基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部が中心」という説明を見かけることがあります。理工3学部が3学部そろって学士入学試験を実施しているのは事実ですが、それだけを見て法学部・教育学部・文学部の学士入学試験を見落とすと、選択肢を自分から狭めてしまいます。逆に、文系学部を中心に調べていると、基幹理工学部だけに残る「3年編入学試験」(学士を持たない短大・高専卒業者向け)の存在と、それが2027年度(令和9年度)で終了するという情報を見落としやすくなります。学部を絞り込む前に、まずこの記事の一覧表で6学部すべてを俯瞰することをおすすめします。

出典:入学センター・制度一覧。

出典:入試要項・願書。

出典:教育学部・入試案内。

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出願資格|自分がどちらの制度に該当するか

学士入学試験の共通資格

  • 学士の学位を有する者、または入学年度の3月までに取得見込みの者
  • 海外で取得した学位での出願は、学位の名称と取得予定日を整理して志望学部に相談する
  • 卒業した学部・学科によって、同じ学部や専修への再入学に制限がある

多くの学部で、自学部の卒業者が同一の学科・専攻・専修(文学部は同一コース)に出願することを禁止しています。ただし文学部は例外を設けており、「第一文学部および第二文学部を卒業している場合は、この限りではない」としています。旧学部制度からの出願を考えている場合は、この例外に該当するか確認してください。

3年編入学試験の資格(基幹理工学部のみ)

  • 短期大学(別科を除く)を卒業した者、または卒業見込みの者
  • 高等専門学校を卒業した者、または卒業見込みの者
  • 学士の学位を有する者、または取得見込みの者は出願できない(学士入学試験の対象になる)
  • 本学在学生は出願できない
  • 日本国内の短期大学・高等専門学校の卒業者に限る(海外の同等機関は対象外)

基幹理工学部は、入学前の学修内容に応じた単位認定と、入学後に履修する科目を合わせて卒業要件を満たす必要があります。単位認定の状況によっては、標準的な期間での卒業が難しくなることもあると案内されています。出願資格を満たすことと、入学後にどの科目が認定されるかは別の判断です。

単位要件と学位取得見込みを区別する

法学部・教育学部・文学部の学士入学について、出願時の修得単位数を独立した基準とする単位要件は未公表です。2026年10月3日時点の公式募集要項には記載がありません。ただし、単位条件が別に書かれていないことは、大学の途中退学でも学士入学に出願できるという意味ではありません。各学部が定める学士取得または取得見込みという資格を満たすことが前提です。

成績証明書には修得した授業の記録が示されますが、その記録だけで学位取得見込みの証明を代用できるとは限りません。在籍校に発行を依頼する前に、出願先が求める書類名と、自分の学校で発行できる証明書名を対応させておきましょう。卒業研究や必修科目の履修が残る場合は、受験準備の予定と卒業までの予定を別に管理すると、学位取得見込みの判断を誤りにくくなります。

理工系では外国語検定試験の証明書提出が必須

学士入学試験・3年編入学試験のいずれも、理工3学部(基幹理工・創造理工・先進理工)では出願開始日(2026年9月1日)から起算して過去2年以内に受験した外国語検定試験の証明書原本の提出が出願資格の一部として求められます。認められているのはTOEFL iBT・IELTS Academic(またはIELTS for UKVI Academic)・TOEIC L&Rのいずれかで、証明書を所定の方法で提出します。

  • TOEFL iBT:受験した試験が対象形式であることを確かめ、要項が指定する提出方法に従って証明書を手配する
  • IELTS:AcademicまたはIELTS for UKVI Academicが対象。名称の似た別形式と取り違えないようにする
  • TOEIC L&R:公開テストの対象スコアを用意する。TOEIC IPやTOEIC S&Wを代用しない

TOEFL ITP・TOEFL iBT Home Edition・IELTS General Training・TOEIC IPなど、簡易版や団体受験用のスコアは対象外です。証明書の準備・直送手配には時間がかかるため、出願期間の直前ではなく、志望を決めた時点で試験日程を逆算しておく必要があります。

なお法学部は要項で「法学部では編入学・社会人入学試験制度は設けておりません」と明記しています。法学部を志望する場合、選べる経路は学士入学試験のみです。

対象外国語要件注意
基幹・創造・先進理工の対象入試TOEFL iBT/IELTS Academic・UKVI Academic/TOEIC L&R2026年9月1日から起算して過去2年以内の試験。スコア下限の記載なし
TOEFLで対象外の形式ITP・Home Edition・Paper Edition・Essentials・MyBestScores対象試験名と証明書の提出方法を照合する
IELTSで対象外の形式General Training・Indicator・Online・One Skill RetakeAcademicという名称だけで判断しない
TOEICで対象外の形式IP・S&WL&Rの対象スコアを準備する
教育学部外部英語検定の提出要件・下限の記載なし生物学専修は英語の筆記を実施

「見込み」で受験する場合の注意

学士取得見込みや卒業見込みで出願する場合は、所定の時期までにその資格を満たす見通しを立てましょう。試験の準備と並行して、卒業に必要な授業や卒業研究が残っていないかを確認することが大切です。学位の取得予定時期が2027年3月より後になる場合は、取得見込みとして出願できると自己判断せず、志望学部へ相談してください。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

学部別の試験科目・日程・検定料【2027年度】

法学部(学士入学のみ)

法学部の学士入学試験は筆記試験を実施せず、書類審査と面接だけで選考します。一次試験が書類審査(ステートメント・学業成績・社会経験を総合評価)、一次合格者のみが二次試験の面接に進みます。

項目内容
募集人員若干名
出願資格学士の学位を有する者、または2027年3月取得見込みの者
出願期間2026年12月10日(木)〜12月16日(水)
一次(書類審査)合格発表2027年2月4日(木)
二次(面接)2027年2月26日(金)
最終合格発表2027年3月4日(木)
入学検定料金額は下記の公式募集要項の納入案内を参照
登録料200,000円(本学卒業者・退学者は免除)
修業年限2年(在学可能期間は4年)

教育学部(学士入学のみ)

教育学部は募集する学科・専修が年度によって変わり、2027年度(令和9年度)は4つです。学科・専修ごとに試験科目がまったく異なる点に注意してください。

学科・専修試験科目
教育学科 教育学専攻 教育心理学専修小論文(10:00〜11:00)+面接
国語国文学科小論文(10:00〜11:00)+面接
理学科 生物学専修英語(10:00〜11:00)+生物学(11:30〜12:30)+面接
理学科 地球科学専修地学(10:00〜11:00)+面接

出願資格は学士の学位を有する者、または2027年3月までに取得見込みの者です。ただし卒業学部が教育学部の場合、卒業と同一の学科・専攻・専修への出願はできません。日程は出願期間2026年10月5日(月)〜10月9日(金)、選考日2026年12月6日(日)、合格発表2026年12月10日(木)。入学検定料の金額は、下記の公式募集要項の納入案内をご覧ください。試験会場は早稲田キャンパス16号館各教室(予定)で、集合時間は9:30。合格発表は受験ポータルサイト「UCARO(ウカロ)」上で行われます。

文学部(学士入学のみ、8コース)

文学部の2027年度(令和9年度)学士入学試験要項は公開されています。専門科目の筆記と、筆記合格者を対象とするオンライン面接で選考します。募集対象は以下のコースで、複数コースへの併願はできません。

2027年度(令和9年度)は「東洋哲学」「中国語中国文学」「英文学」「フランス語フランス文学」「ドイツ語ドイツ文学」「ロシア語ロシア文学」「アジア史」「西洋史」の8コースで、各コース若干名の募集です。複数コースの併願はできません。

コース第1次試験科目(筆記90分)
東洋哲学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
中国語中国文学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
英文学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
フランス語フランス文学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
ドイツ語ドイツ文学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
ロシア語ロシア文学専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
アジア史専門科目(90分)/合格者はZoomで面接
西洋史専門科目(90分)/合格者はZoomで面接

第1次試験は専門科目の筆記(90分)で、早稲田大学戸山キャンパスで実施されます。第1次合格者のみがWeb会議システムZoomによる第2次面接に進みます。2027年度(令和9年度)の志願者情報登録・検定料納入・書類提出期間はいずれも2026年12月4日(金)〜12月11日(金)です。書類は郵送のみで最終日消印有効。第1次試験は2027年2月24日(水)、第1次合格発表は2月25日(木)10:00、第2次試験は2月26日(金)、最終合格発表は3月2日(火)10:00です。検定料の納入と入学後の卒業要件は、入試の合否とは分けて確認してください。

基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部(学士入学)

理工3学部は共通の入学試験要項・共通の日程で実施されます。2027年度(令和9年度)は出願期間2026年9月1日(火)〜9月8日(火)、試験日2026年11月21日(土)、合格発表2026年12月18日(金)です。検定料は志望学科の区分に対応する納入案内を参照してください。3学部間の併願はできません。

学部学科試験科目
基幹理工学部数学科線型代数・微積分(9:30〜11:00)+面接(口頭試問)
応用数理学科線型代数・微積分(9:30〜11:00)+面接(口頭試問)
機械科学・航空宇宙学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
情報理工学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
情報通信学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
電子物理システム学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
創造理工学部建築学科空間表現(鉛筆デッサンなど、9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
総合機械工学科面接(口頭試問)のみ
経営システム工学科面接(口頭試問)のみ
社会環境工学科面接(口頭試問)のみ
環境資源工学科面接(口頭試問)のみ
先進理工学部物理学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
応用物理学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
化学・生命化学科口頭試問のみ(化学を試問)
応用化学科化学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)
生命医科学科口頭試問のみ(分子生物学を試問)
電気・情報生命工学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)

創造理工学部の4学科(総合機械工学科・経営システム工学科・社会環境工学科・環境資源工学科)は筆記試験がなく、面接(口頭試問)だけで選考する点に注意してください。出願資格は学士の学位を有する者、または2027年3月までに取得見込みの者です。基幹理工学部3年編入学の卒業要件は、認定単位と入学後の修得単位を合わせて満たす仕組みです。

基幹理工学部 3年編入学試験(2027年度が最終募集)

3年編入学試験の対象は、基幹理工学部の数学科・応用数理学科・電子物理システム学科の3学科だけです。機械科学・航空宇宙学科、情報理工学科、情報通信学科、表現工学科は、そもそも3年編入学の募集を行っていません。

出願資格は、短期大学(別科を除く)または高等専門学校の卒業者・卒業見込み者(2027年3月)です。学士の学位を持つ人、本学在学生は出願できません。日程・検定料は学士入学試験と共通で、出願期間2026年9月1日(火)〜9月8日(火)、試験日2026年11月21日(土)、合格発表2026年12月18日(金)です。

学科試験科目
数学科線型代数・微積分(9:30〜11:00)+面接(口頭試問)
応用数理学科線型代数・微積分(9:30〜11:00)+面接(口頭試問)
電子物理システム学科数学(9:30〜10:30)+面接(口頭試問)

基幹理工学部の募集停止は、2027年度(令和9年度)と2028年度(令和10年度)を取り違えないように確認してください。公式告知では2027年度(令和9年度)が最後の募集で、2028年度(令和10年度)以降は全学科で3年編入学試験を募集しないとされています。学部入学案内の変更点に関する訂正も案内されています。

公式告知は、2027年4月入学者募集と2028年4月入学者募集の境目を示しています。受験する暦年と入学年度を取り違えず、自分が卒業見込みとなる時期と対応させてください。

短大・高専からこの3年編入学試験を受ける方は、2027年4月入学者募集に対応する2026年秋の出願日程を確認してください。学士入学、eスクールのαコース、高専対象の指定校推薦型入試は、対象者や選抜方法の異なる制度です。募集停止の告知を、これらすべての制度の終了と解釈しないようにしましょう。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

学部横断の出願スケジュール一覧【2027年度】

複数学部を併願する場合、出願期間・試験日が学部ごとにまったく異なる点に注意が必要です。もっとも早いのが理工3学部(9月出願)、もっとも遅いのが法学部(12月出願・翌年2〜3月試験)で、実質的に半年近くの幅があります。

学部出願期間試験日合格発表
基幹理工・創造理工・先進理工の学士入学/基幹理工の3年編入学2026年9月1日〜9月8日2026年11月21日2026年12月18日
教育学部(学士入学)2026年10月5日〜10月9日2026年12月6日2026年12月10日
法学部(学士入学)2026年12月10日〜12月16日2027年2月26日(二次面接)2027年3月4日(最終)
文学部(学士入学)2026年12月4日〜12月11日2027年2月24日(一次)/2月26日(二次)2027年3月2日(最終)

理工3学部は9月出願のため、外国語検定試験の受験と証明書の提出を出願期間に間に合わせる準備が必要です。一方、法学部・文学部は年末から年明けにかけての出願・選考になるため、他大学の一般入試や大学院入試とスケジュールが重なる可能性があります。併願を組む場合は、まず理工3学部の9月出願に間に合わせるかどうかを最初に判断してから、法学部・教育学部・文学部の出願計画を立てるのが実務的な順番です。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

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早稲田大学の通信教育課程(人間科学部eスクール)からの編入・学士入学はできるか

「早稲田 通信 編入」で調べる場合は、通信教育課程へ入学したいのか、通信教育で学位を取得した後に通学課程の学士入学を受けたいのかを分けて考えましょう。人間科学部eスクールの2027年度(令和9年度)一般選抜は、αコースが2年次編入学、βコースが1年次入学です。「通信3年次編入」を探していても、このαコースの入学年次を3年次と読み替えることはできません。

eスクールへ入る場合の制度と出願資格

コース入学年次資格・募集の確認点
αコース2年次編入学学士取得者、短大・高専卒業者などが対象。大学在学歴による出願では、在学期間と修得単位の条件を両方満たす必要がある(見込みを含む)
βコース1年次入学大学在学歴によるαコースの修得単位条件を満たさない場合は、βコースの資格を参照
人間環境科学科αコースを募集βコースも募集
健康福祉科学科αコースを募集βコースも募集
人間情報科学科αコースを募集βコースも募集

αコースには、基準を満たす専修学校専門課程や高等学校等の専攻科を修了した人、個別の入学資格審査で大学卒業者と同等以上の学力を認められた人などの資格区分もあります。個別審査の区分には年齢条件もあります。資格区分ごとに必要な証明が異なるため、在学歴と取得した資格を整理して該当する項目を選びましょう。

学士取得・短大卒業・高専卒業などの見込みは、2027年3月31日までの取得・卒業見込みを含みます。ただし、出願時に早稲田大学に在籍している人はαコースを受験できません。早稲田大学の通学課程から通信教育課程へ移りたい場合も、通常のαコースへ出願できると考えず、この制限を確認してください。

αコースの出願から合格発表まで

手続き2027年度(令和9年度)入学の予定・金額注意
1次選考の検定料納入納入期間・金額はαコースの公式要項を参照出願書類の提出開始日とは異なる
出願書類提出提出期間はαコースの公式要項を参照提出期限の扱いを確認
1次選考書類選考/合格発表2026年11月13日提出書類に基づく選考
2次選考の検定料納入納入期間・金額はαコースの公式要項を参照1次選考合格者のみ納入
2次選考面接/2026年12月12日〜12月13日の大学指定日時希望日を自由に選ぶ日程ではない
2次選考合格発表2026年12月18日UCAROで発表

出願書類の期限は、公式要項で必着か消印有効かまで確認してください。郵送にかかる期間も含めて手配し、検定料の納入を済ませたことで出願書類も提出済みになったと取り違えないようにしてください。1次選考と2次選考は納入期間も費用も分かれているため、書類提出後は合格発表と次の納入期間を予定表に記入しておくと管理しやすくなります。配点は公表されていません。

通信教育で学士を取った後に学士入学を目指す場合

通学課程の学士入学を考える場合、まず確認するのは学士の学位の有無と取得予定時期です。通信教育課程で学んでいるという在籍形態だけで、出願できるともできないとも決められません。学位取得見込みの時期、卒業学部と同じ学部への出願制限、希望学科の募集の有無をそれぞれ照合してください。

たとえば文学部は学士の学位の種類を問いませんが、短期大学士や準学士は出願資格に当たりません。また本学文学部卒業者が同一コースへ出願することには制限があります。eスクールへの入学を先に予定する場合でも、その卒業後に希望する学部が学士入学を募集するとは限りません。通信教育で学ぶ内容そのものが目的に合うかを判断し、将来の通学課程への入学を前提に履修計画を固定しないことが大切です。

出典:人間科学部eスクール・2027年度(令和9年度)αコース入学試験要項。

出典:eスクール・入学試験案内。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

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早稲田大学の編入がここまで狭き門になっている背景

通学課程の編入・学士入学で選択肢が限られる背景には、出願できる学歴、募集する学科、専門分野ごとの選抜という条件があります。大学全体の知名度や一般選抜の難易度だけから、この制度の入りやすさを推測することはできません。学士入学では、前の大学で何を学び、次にどの専門へ進むのかを具体的に示す準備が必要になります。

  • 学士入学:学士取得者・取得見込み者が対象であり、在籍年数だけで出願する制度ではない
  • 募集範囲:学部が実施していても、すべての学科・専修・コースを募集するとは限らない
  • 募集規模:通学課程の対象学科・コースはいずれも若干名で、合格者が出ない年度もある
  • 基幹理工学部3年編入学:2027年度(令和9年度)が最終募集で、2028年度(令和10年度)以降は全学科で募集停止となる

募集人員の「若干名」は、出願者の人数に応じて一定割合を合格させるという意味ではありません。法学部の書類審査や理工系の口頭試問では、筆記試験がないことを準備の少なさと結びつけず、提出資料や専門知識の説明を整える必要があります。自分の専攻と志望先の学問をつなぐ理由が弱いまま、募集がある学科を選ぶのは避けたいところです。

人間科学部eスクールは通信教育課程として別の入口を設けていますが、通学課程への近道として位置づけられる制度ではありません。学びたい内容と受講形態が合うかを先に考えることが大切です。また高専対象の指定校推薦型は、学校を通じて確認すべき別制度です。選択肢を狭めすぎないためにも、通学課程の3年編入学の募集停止だけで、早稲田大学へのあらゆる進路が閉じると判断しないようにしましょう。

出典:入学センター・入試制度。

出典:基幹理工学部・3年編入学募集停止の告知。

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過去問はどこで手に入るか

文学部の学士入学試験では、直近の実施年度の過去問を大学の案内から探せます。学部の入試ページを入口に、学士入学という制度名と希望コースを選んでください。一般選抜や大学院の問題は試験区分が異なるため、同じ学問分野の問題でも学士入学の過去問として扱わないことが大切です。

  • 文学部:Webサイトでは直近3年度に実施されたコースの入試問題を公開。入学センターの過去の入試問題ページへ学部の案内から進む
  • 文学部:志願者がいないなどの理由で入試が実施されていない年度は、過去問が存在しない場合がある
  • 文学部:直近3年度で一度も試験が実施されていないコースは、文学学術院事務所で閲覧できると案内されている
  • 法学部:選抜は書類審査と面接のため、筆記試験の過去問を探す対策は適さない
  • 教育学部・理工系:本記事では学科別の公開・非公開を断定せず、各学部の案内から対象制度の問題の掲載状況を確かめる

文学部は2026年度(令和8年度)学士入学試験の「解答例」および「出題意図」も公開しています。問題だけを解くのではなく、どのような専門理解や説明が求められているかを読む材料になります。コースの言語や専門内容に関する個別の指定は、志望コースの要項と問題の表紙で確認してください。古い年度の持込条件を、そのまま次の試験に適用しないようにしましょう。

過去問が見つからない場合、すぐに非公開や試験廃止と判断する必要はありません。掲載場所が別にあるのか、その年度に試験が実施されなかったのか、閲覧手続きが必要なのかで対応は変わります。問い合わせる場合は、学士入学か3年編入学か、対象学部・コースと年度を明記すると、必要な情報にたどり着きやすくなります。

問題を入手した後は、専門用語を知っているかだけでなく、どの根拠を使って説明できるかを点検してください。答案で答えたつもりでも、問いの対象や前提を取り違えている場合があります。文学部なら専門科目の理解と面接で説明する学修目的、理工系なら計算過程と口頭での説明を結びつけて練習すると、筆記と面接の準備を進めやすくなります。

出典:文学部・学士入学試験、過去問と解答例・出題意図の案内。

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学部別に、何から手をつけるべきか

ここまでの情報を、志望学部別の具体的な行動に落とし込みます。共通して言えるのは、募集人員が「若干名」である以上、1つの学部・学科に的を絞りすぎず、出願資格を満たす範囲で複数の学部・コースを比較検討する余地を残しておくべきだということです。

法学部を志望する場合

筆記試験がなく、書類審査と面接だけで合否が決まります。準備の中心は志望理由書などの提出書類の完成度です。面接に進めるのは一次審査の合格者のみなので、書類の準備を後回しにしないでください。編入学・社会人入学の制度が無いため、選べる経路は学士入学試験だけです。

教育学部を志望する場合

学科・専修によって試験科目が根本的に違います。教育学専攻教育心理学専修・国語国文学科は小論文中心、理学科生物学専修は英語と生物学、理学科地球科学専修は地学が課されます。志望学科・専修を先に固めてから、その科目に合わせて対策してください。卒業学部が教育学部の場合、同一学科・専攻・専修への出願はできない点にも注意が必要です。

文学部を志望する場合

文学部はコースごとの専門科目に向けた準備が中心になります。「文学部の編入対策」とひとくくりにせず、自分が読む文献、学びたい領域、研究したい対象と募集コースを照らし合わせてください。コースを選んだら専門科目の過去問を確認し、足りない知識と読解の課題を整理します。募集コースは年度によって変わり得るため、翌年度にも同じコースが募集されるとは限りません。

理工3学部を志望する場合

数学系(数学科・応用数理学科)は線型代数・微積分の筆記があり、他の多くの学科は数学(9:30〜10:30)または面接のみです。創造理工学部の4学科(総合機械工学科・経営システム工学科・社会環境工学科・環境資源工学科)は筆記試験自体がなく、面接(口頭試問)のみで選考されるため、口頭でどれだけ専門的な理解を示せるかが評価の中心になります。3年編入学(短大・高専卒業者向け)は基幹理工学部の3学科に限られ、2027年度(令和9年度)が最後の募集である点は必ず踏まえて計画を立ててください。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

出願書類で差がつく|志望理由書・面接の共通ポイント

法学部・創造理工学部の一部学科のように筆記試験そのものがない学部・学科では、提出資料と口頭での説明を結びつけた準備が重要になります。筆記試験がある学部でも、出願書類と面接での説明を対応させて準備しましょう。学部によって書式・字数・提出形式がまったく異なるため、使い回しはできません。

  • 法学部:一次審査は書類審査で、ステートメント・学業成績・社会経験を総合評価。ステートメントは志望動機・自己PR・社会経験などを含め1,500字程度で、面接(二次)は一次通過者のみに実施される
  • 教育学部:希望する学科・専修で学びたい内容を整理し、指定の書式に沿って志望理由を記述する。教育心理学、国語国文学、生物学、地球科学を混同せず、専修と学修目的を対応させる
  • 文学部:希望コースの専門領域と、これまで学んだ内容のつながりを説明する。専門科目の対策と、面接で話す学修目的に一貫性を持たせる

志望理由書は自分の経験と学びたい内容を、自分の言葉で説明できるように作成してください。文章を整えることだけでなく、書いた内容の根拠を面接で説明できるかが大切です。経験を誇張したり、理解していない専門用語を並べたりせず、学部で取り組みたい課題に結びつけましょう。

証明写真、卒業・学位取得見込みの証明書、成績証明書などは、願書の内容と整合しているかを点検します。書類ごとの発行依頼先と受取方法を決め、出願書類がそろう時期から逆算して手配しましょう。法学部は2026年12月10日〜12月16日、教育学部は2026年10月5日〜10月9日が出願期間です。志望理由の推敲と証明書の準備を別々に管理すると、締切直前の不足を減らせます。

受験や修学上の配慮を必要とする場合は、志望先の窓口へ早めに相談しましょう。相談では、必要な配慮と、出願や試験で困る場面を具体的に整理して伝えると進めやすくなります。氏名表記や証明書の記載が一致しない場合も、自己判断で書類を加工せず、出願先に提出方法を尋ねてください。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

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学費・卒業要件と入学後の注意点

通学課程の学士入学・3年編入学は第3年次への入学ですが、卒業までの履修計画は学部で異なります。法学部は修業年限2年・在学可能期間4年、文学部は標準修業年限2年・在学可能期間4年です。文学部は履修状況によって卒業まで3年以上かかる場合があります。教育学部も卒業までに3年以上かかる場合があると案内しています。基幹理工学部3年編入学は認定単位と入学後の履修を合わせて卒業要件を満たす必要があり、認定状況によっては2年間で卒業することが難しくなります。

2027年度(令和9年度)の授業料・諸会費を含む学士入学の学費総額は、この記事では金額を掲載していません。出典を示せる費用として、法学部の登録料は200,000円で、本学卒業者・退学者は免除されます。登録料を全学部共通の入学金と読み替えたり、検定料だけで入学後の費用を見積もったりしないでください。入学後の予算は、志望学部の学費表、履修に必要な期間、通学費や教材費を分けて作成するのがおすすめです。

入学検定料の具体額は本記事では掲載していません。支払う前に参照する対象を、学部別に整理します。

学部入学検定料
法学部(学士入学)出典:法学部の検定料納入案内
教育学部(学士入学)出典:教育学部の検定料納入案内
文学部(学士入学)出典:文学部の検定料納入案内
基幹理工学部(学士入学・3年編入学共通)出典:理工の検定料納入案内
創造理工学部(学士入学)出典:理工の検定料納入案内
先進理工学部(学士入学)出典:理工の検定料納入案内

法学部の登録料免除の対象は、法学部の入試案内に記載された条件を確認してください。入学金や登録料の免除を、他学部へ自動的に広げて考えないようにしましょう。卒業後に資格取得も目指す場合は、必要な科目の開講時期と卒業要件を別に整理することが大切です。入学前の学修内容が認定される範囲によって、時間割や卒業までの計画は変わります。

出典:法学部・2027年度(令和9年度)入試案内。

出典:教育学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:文学部・2027年度(令和9年度)学士入学試験要項。

出典:理工学術院・2027年度(令和9年度)学士入学・3年編入学試験要項。

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併願をどう組むか|MARCH・上智・関東私立の3年次編入

早稲田大学の学士入学・3年編入学は、いずれも募集人員が「若干名」で、学部・年度によっては合格者が出ない試験です。この試験だけに絞って準備を進めるのはリスクが高く、併願校を組み合わせるのが現実的な戦略になります。

MARCH・上智・関東の私立大学を併願候補として調べる場合も、大学名だけで出願できると判断せず、学部別の制度と自分の資格を照合してください。とくに3年編入学(短大・高専卒業者向け)を検討している場合、対象が基幹理工学部の3学科のみで2027年度(令和9年度)が最終募集という制約があります。理工系で3年次編入を実施している他の私立大学もあわせて調べ、出願資格や試験日が重ならない大学を組み合わせてください。文系の候補や志望校の選び方を調べる場合は、末尾の関連記事も参照してください。文系の一覧を理工系の募集一覧として読むことはできないため、専攻に合う学部があるかを先に絞り込みましょう。

理工3学部で提出するTOEFL iBT・IELTS・TOEIC L&Rのスコアは、他大学の編入試験や外国語運用能力の証明として広く使われている試験でもあります。早稲田大学の理工3学部を9月出願で受験する計画を立てる場合、同じスコアを他大学の出願にも使い回せないか、あわせて確認しておくと準備の負担を減らせます。

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よくある質問

早稲田大学に編入できますか?

通学課程では、法・教育・文・基幹理工・創造理工・先進理工の学士入学と、基幹理工の3年編入学があります。学士入学は2027年3月までの学位取得見込みも対象です。通信教育課程eスクールには、別に2年次編入学のαコースがあります。入学センターの制度案内と希望する課程の要項を分けて読んでください。

早稲田大学の通信(eスクール)に3年次編入はできますか?

2027年度(令和9年度)の一般選抜では、αコースが2年次編入学、βコースが1年次入学です。αコースを3年次編入として案内することはできません。大学在学歴を使う資格では、在学期間と卒業に必要な科目の修得単位の両方が条件になります。短大・高専卒業者や学士取得者などは別の資格区分で確認します。

早稲田大学の編入・学士入学の倍率はどれくらいですか?

本記事では、学部・コース間で比較に必要な条件をそろえて掲載できないため、倍率の数値は示していません。実倍率の算式は受験者数÷合格者数です。法学部は学部の入試案内、文学部はコース別の入試結果を参照し、年度・制度・受験者・最終合格者の欄を対応させて読んでください。教育学部・理工系の提供資料は志願者数と合格者数のため、志願者数を受験者数とみなして実倍率を出すことはできません。

早稲田大学の3年編入学試験はいつまで実施されますか?

基幹理工学部の3年編入学試験は2027年度(令和9年度)入試が最後で、2028年度(令和10年度)以降は全学科で募集停止です。2027年度(令和9年度)の出願は2026年9月1日〜9月8日、試験日は2026年11月21日です。この終了予定は当該制度のもので、学士入学や通信教育課程の編入まで終了するという意味ではありません。

学士入学試験と3年編入学試験はどう違いますか?

学士入学は学士取得者・取得見込み者、基幹理工学部の3年編入学は国内の短期大学・高等専門学校の卒業者・卒業見込み者が対象です。学士取得者・取得見込み者は3年編入学へ出願できません。大学在学中の場合、学位取得見込みに該当するか、短大・高専卒の資格を持つかを分けて確認します。

早稲田大学の学士入学に外国語検定は必要ですか?

理工系の対象入試では、TOEFL iBT・IELTS Academic(またはIELTS for UKVI Academic)・TOEIC L&Rの対象スコアを所定の方法で提出する必要があります。要項にスコア下限の記載はありません。教育学部では外部英語検定のスコア提出要件はなく、生物学専修で英語の筆記が課されます。

高専から早稲田大学に編入できますか?

2027年度(令和9年度)の基幹理工学部3年編入学は、数学科・応用数理学科・電子物理システム学科が対象です。入学センターは、基幹・創造・先進理工学部の高専対象編入学試験(指定校推薦型)も別制度として案内しています。指定校推薦型は在籍校を通じて対象校や校内の手続きを確認してください。一般の3年編入学の募集停止を、高専向けの全制度の停止と解釈しないことが大切です。

早稲田大学の編入試験の過去問はありますか?

文学部は直近3年度に実施されたコースの過去問をWebで公開し、2026年度(令和8年度)の解答例・出題意図も案内しています。試験が実施されなかった年度は問題が存在しない場合があり、直近3年度で一度も実施されていないコースは事務所での閲覧案内があります。法学部は書類審査と面接です。教育学部・理工系の掲載状況は、対象学部の入試案内から確認してください。

まとめ/関連記事/参考・出典(早稲田大学公式)

早稲田大学の編入について、募集要項で案内されていることを整理します。

まず、通学課程の3年編入学試験は基幹理工学部の数学科・応用数理学科・電子物理システム学科が対象で、2027年度(令和9年度)が最終募集です。学士入学は法・教育・文・基幹理工・創造理工・先進理工で実施され、学位取得見込みも資格に含みます。通信教育課程eスクールには、これらと別に2年次編入学のαコースがあります。

次に、通学課程の対象学科・コースは若干名の募集です。過去の実績は志願者・受験者・合格者の区別を保って読み、独自に計算した倍率だけで難易度を判断しないようにしましょう。学部やコースで専門分野が違うため、人数の比較よりも自分の学修目的と募集対象が合うかが大切です。

人間科学部の通学課程・文化構想学部・社会科学部・政治経済学部・商学部・国際教養学部・スポーツ科学部は、ここで紹介した通学課程の学士入学の実施対象に含まれません。学部名だけでなく課程と制度を確認することで、出願できない制度に向けて準備してしまうことを避けられます。

最後に、試験科目そのものにも学部差が大きく表れています。法学部は筆記試験なしの書類審査+面接、創造理工学部の4学科も面接のみである一方、教育学部・文学部・基幹理工学部(数学系)は明確な筆記試験が課されます。「早稲田大学の編入対策」とひとくくりに準備することはできず、志望学部・学科を先に決めてから、その科目・形式に合わせて対策する必要があります。募集人員が若干名である以上、複数学部・複数大学への併願を前提に計画を立てることも現実的な選択です。

志望する学部が決まったら、まずその学部の最新の入学試験要項を早稲田大学の公式サイトで直接確認してください。本記事の制度・日程・選考方法は、下記に掲げた2027年度(令和9年度)の入学試験要項などに基づいています。制度・日程・募集人員・試験科目・募集の有無は年度によって変更されるため、出願前には必ず早稲田大学が公表する最新の入学試験要項をご確認ください。

関連記事・対策コース

学士入学の制度の違いや、志望理由書・小論文・英語の準備は、以下の記事も参考にしてください。個別の学修計画を相談したい場合は、大学編入対策コースで志望先と現在の準備状況を整理できます。

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参考・出典(早稲田大学公式)

制度・日程・選考方法は、以下の公式入試案内と募集要項を出典としています。2027年度(令和9年度)の募集要項と、2024年度(令和6年度)・2025年度(令和7年度)・2026年度(令和8年度)の過去の結果を区別して参照してください。過去の結果を次年度の合格者数の予定と読み替えることはできません。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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