ご質問やお問い合わせはお気軽に
【大学編入合格体験記】短大卒・社会人から日本女子大学人間社会学部心理学科へ編入|働きながら半年で合格した勉強法

「2校落ちている中での最後の1校の合格だったので、嬉しいというよりもほっとしました」——そう振り返るのは、短大卒業後、社会人から日本女子大学心理学科への編入を果たした中野さんです。短期大学を卒業したあと1年間正社員として働き、令和8年度の日本女子大学 人間社会学部 心理学科の編入試験に合格しました。本記事は、合格後の中野さんに実施したインタビュー動画(約7分)を、テキストで読みやすく再構成した合格体験記です。本人が動画で語った内容だけを素材にした一次情報であり、編入を決めたきっかけ、半年間の対策、仕事との両立、直前期の過ごし方は、すべて動画内の発言に基づいています。
「働きながら編入試験に挑むのは無理があるのでは」と感じている方も多いはずです。中野さんの対策期間は2025年4月頃から10月末までの約半年。試験日から逆算した1日単位のスケジュールに沿って英語を基礎からやり直し、小論文は過去問を解いては授業で解説を受けて書き直す、という地道な方法で合格をつかんでいます。最初の3ヶ月は会社に勤めながら30分早起きや通勤時間を使って勉強し、途中で仕事に見切りをつけて試験一本に切り替えたという決断の経緯も、率直に語られています。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①1分でわかる合格逆算診断 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
この記事では、①編入を目指したきっかけ、②スプリング・オンライン家庭教師を選んだ理由、③半年間の対策の進め方、④仕事との両立と退職の決断、⑤直前期と合格の瞬間、⑥これから編入を目指す方へのアドバイス、の順に紹介します。日本女子大学の編入試験の募集学科・制度・英語要件の全体像は、日本女子大学 編入試験7学科の募集人員・倍率と対策で詳しくまとめています。
まずは動画で見る|日本女子大学 人間社会学部 心理学科 編入 合格者インタビュー
動画を見る時間がない方のために、以下で内容を整理して紹介します。発言は読みやすさのために言い回しを一部整えていますが、内容は動画に忠実です。聞き手は、スプリング・オンライン家庭教師の講師です。
合格者プロフィール
| 項目 | 内容(動画内の発言より) |
|---|---|
| 経歴 | 短期大学を卒業後、1年間正社員として勤務(短大名は動画内で明言されていません) |
| 合格先 | 日本女子大学 人間社会学部 心理学科(令和8年度の編入試験に合格) |
| 入学年次 | 動画内では言及なし |
| 対策期間 | 2025年4月頃から試験前の10月末までの約半年(スプリング・オンライン家庭教師の受講期間) |
| 受験校数 | 3校(うち2校は不合格、最後の1校が日本女子大学) |
| 主な対策 | 英語(基礎からやり直し)/心理学の専門用語(教科書)/小論文(過去問演習と解説) |
| 利用サービス | スプリング・オンライン家庭教師(オンライン個別指導) |
※試験科目・出願資格・募集学科は年度により変わります。実際に日本女子大学心理学科では、中野さんが受験した2026年度入試と、次の2027年度入試とで募集する入試区分が変わっています。2027年度入試では心理学科の編入学A・Bの募集はなく、学士入学(4年制大学卒業者などが対象)のみとなっているため、短大卒業者が中野さんと同じルートで出願することは要項上できません(詳しくは後述の編集部解説を参照)。この記事の情報は、あくまで中野さんが受験した当時の体験に基づくものです。出願前には必ず日本女子大学の最新の募集要項をご確認ください。
編入を目指したきっかけ——「漠然とした不安」と「学びたいことが明確になった」
働き続けることへの不安
短大卒業後に正社員として働いていた中野さん。聞き手の講師から、働きながら編入試験を目指したきっかけを尋ねられると、理由を2つ挙げています。
「編入を目指したきっかけは、そのままずっと仕事を続けていくことに漠然とした不安があったことと、その時同時に大学で学びたいことが明確になったので、編入試験を目指しました」(中野さん)
ひとつは、今の仕事をこのまま続けていくことへの漠然とした不安。もうひとつは、大学で学びたいことがはっきりしたこと。この2つが同じタイミングで重なったことが、社会人として働きながら編入という道を選ぶ決め手になりました。
学びたいのは心理学
聞き手の講師が「それは心理学系なんですかね」と確認すると、中野さんは「そうですね」と答えています。大学で学びたいことが心理学として明確になっていたからこそ、志望先も心理学科に絞られていったわけです。社会人経験を経て学びたい分野が定まり、その分野を学べる大学へ編入する——中野さんのルートは、短大卒業者が4年制大学で専門を深めるための典型的な流れのひとつといえます。社会人からの編入全般の進め方は、社会人が大学編入する方法|仕事と両立する受験戦略でも解説しています。
スプリング・オンライン家庭教師を選んだ理由
「編入は対策が難しい」と聞いてネットで予備校を探した
スプリング・オンライン家庭教師を知ったきっかけについて、中野さんは次のように話しています。
「編入は対策が難しいって聞いていて、ネットで編入試験の予備校を探していたところでスプリング・オンラインを見つけました」(中野さん)
編入試験は「対策が難しい」という評判を事前に耳にしていたため、最初から独学ではなく予備校の利用を前提に情報を集めていたことがわかります。
決め手は「柔軟さ」と「合格実績」
聞き手の講師は「ネットで探すと、予備校を含めて編入試験対策のサービスはいろいろ多かったと思う」と前置きしたうえで、その中からスプリング・オンライン家庭教師を選んだ理由を尋ねています。中野さんの答えは明快でした。
「自分の進み具合に合わせた授業を組める柔軟さと、合格実績がしっかりしていて安心できたところが、スプリング・オンラインを選んだポイントです」(中野さん)
働きながら勉強する社会人は、仕事の繁閑や体力によって進み具合が週ごとに変わります。決まったカリキュラムを一斉に進める形式ではなく、自分の進度に合わせて授業を組めるかどうかが、中野さんにとって重要な条件でした。そこに合格実績という安心材料が加わったことが、最終的な決め手になっています。編入予備校・塾・家庭教師の比較は大学編入予備校・塾・家庭教師おすすめ18選、オンライン型の選び方はオンライン大学編入予備校の選び方でまとめています。
半年間の対策の進め方
中野さんがスプリング・オンライン家庭教師を利用したのは、「2025年の4月頃から試験前の10月末までの半年間」です。以下、動画内の発言をもとに取り組みを順に紹介します。
試験日から逆算した「1日単位」のスケジュール
半年間の勉強の進め方について聞かれた中野さんは、まず計画の立て方から説明しています。
「先生に試験日の日程から逆算して、やらなきゃいけないことを1日単位でスケジュールを組んでもらって、英語は基礎からやり直すなどして計画的に進めました」(中野さん)
ポイントは、計画の粒度が「1日単位」だったことです。週や月の目標だけでは、仕事で疲れた日に何をすればいいかが曖昧になりがちです。その日にやることが決まっていれば、限られた時間でも迷わず手をつけられます。働きながら半年で仕上げるという条件のなかで、このスケジュールが学習の土台になっていました。英語については「基礎からやり直す」と話しており、短大卒業後に社会人として働いていたブランクを踏まえて、土台から積み直す方針をとっていたことがわかります。
小論文は「過去問を宿題で解く→授業で解説」の往復
小論文の対策方法は、授業と宿題の役割分担がはっきりしていました。
「小論文は宿題で過去問を解いて、授業でその解説をもらってブラッシュアップする形で取り組んでいました」(中野さん)
聞き手の講師が「小論文は基本的には受ける学校の過去問を解きながらの対策で、本などは使わなかったのか」と確認すると、中野さんは知識のインプットと書く練習を分けていたことを説明しています。
「専門科目の単語とか専門用語に関しては教科書を使いながら知識を増やしていたんですけど、実践的な小論文の書き方は、過去問を実際に解いて実践形式でやっていく形でした」(中野さん)
心理学の専門用語は教科書でインプットし、小論文の書き方そのものは過去問を使った実戦演習で身につける。聞き手の講師は「オンライン授業の中では、基本的には書いたものの解説に使うことが多かったということですね」と整理しています。授業時間を「新しい知識を教わる時間」ではなく「自分が書いた答案を直してもらう時間」に充てていたことが、中野さんの対策の特徴です。
情報の少なさはネット・SNSとAIで補った
聞き手の講師は「編入試験は受験する際に情報がかなり少なく、対策に苦労する場面もあったのでは」と尋ねています。これに対する中野さんの答えは、今の時代らしいものでした。
「ネットやSNSで編入についての情報をできるだけ集めたり、あとは手に入れられた過去問の似たような問題をAIに作成してもらって解いたりしていました」(中野さん)
聞き手の講師も思わず「時代ですね」と応じています。手元にある過去問の数には限りがあります。そこで、過去問と似た問題をAIに作ってもらい、演習量そのものを増やす工夫をしていました。ネットやSNSで集めた情報と組み合わせながら、少ない材料を最大限に活用した対策だったといえます。
編入試験ならではの悩み——「先輩の情報が得られない」
資格試験や他の入試とは違う、編入試験特有の悩みを聞かれた中野さんは、次のように答えています。
「編入試験は編入経験者自体がそもそも少なくて、さらに合格している人はもっと少ないので、どのように対策すれば合格に近づけるのか、先輩の情報が多く得られないのが、他の試験とは違った悩みポイントだと思いました」(中野さん)
大学受験や資格試験であれば、合格した先輩の体験談や市販の参考書が豊富にあります。しかし編入試験は、そもそも受験する人が少なく、合格者はさらに少ない。だからこそ「どうすれば合格に近づけるのか」という道筋そのものが見えにくい、というのが中野さんの実感でした。前述のネット・SNSでの情報収集やAIの活用は、この悩みに対する中野さんなりの答えだったことがわかります。
仕事との両立——最初の3ヶ月と、見切りをつけた決断
30分早起き・通勤時間・隙間時間
働きながらの受験だった中野さんに、聞き手の講師が生活と学業の両立について尋ねると、次のような答えが返ってきました。
「最初の3ヶ月ぐらいは会社に行きながら編入試験の勉強と両立していました。具体的には30分早く起きたり、通勤中に勉強したり、隙間時間を活用していました」(中野さん)
まとまった勉強時間がとれない社会人にとって、朝の30分と通勤時間は確実に確保できる貴重な時間です。中野さんは、こうした細切れの時間を積み重ねることで、受講開始から最初の3ヶ月ほどを乗り切っていました。
「めちゃくちゃ大変だった」という本音
聞き手の講師が「社会人をやりながらの勉強は、ぶっちゃけめちゃくちゃ大変だったのでは」と率直に聞くと、中野さんも本音を明かしています。
「めちゃ大変でしたよね。会社を辞めた後と辞める前では全然勉強する時間も変わりますし、8時間普通に働いているので、その分疲れているのもあるし、あと早く起きるのも大変ですし、結構体力的にも大変でした」(中野さん)
1日8時間働いたあとの疲れ、早起きのつらさ、そして体力的な負担。働きながらの受験は時間が足りないだけでなく、体力の消耗とも向き合わなければならないことが、中野さんの言葉から伝わってきます。
「どうせやるなら頑張りたい」——試験一本への切り替え
「最初の3ヶ月くらいは」という言い方に注目した聞き手の講師が、辞める算段があって残りは勉強に振ったのかと尋ねると、中野さんはそのときの考えを次のように説明しています。
「最初の3ヶ月ぐらいはとりあえず両立してみて、編入試験の最終日まで両立できるなら両立しようかなと思っていたんですけど、やっぱり時間的に厳しいのと、どうせやるなら頑張りたいなというので、見切りをつけて試験一本で頑張りました」(中野さん)
最初から退職を決めていたわけではなく、まずは両立を試し、続けられるなら最後まで両立するつもりだったという点が印象的です。実際にやってみて時間的に厳しいと判断したうえで、「どうせやるなら頑張りたい」という気持ちから試験に専念する道を選びました。聞き手の講師は「編入の目標に向けてマインドセットして、切り替えたという形なんですね」とまとめ、中野さんも「はい」と答えています。働きながら受験するか、仕事を離れて専念するかは人によって条件が異なりますが、まず両立を試してから判断するという順序は、迷っている社会人にとって参考になる考え方です。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①1分でわかる合格逆算診断 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
直前期の過ごし方と合格の瞬間
直前期は「解いたことのある問題」だけ
試験直前の期間の過ごし方について、中野さんはメンタル面を意識した工夫を語っています。
「直前期は新しい問題を解いて間違えた時に落ち込むなと思ったので、すでに解いたことのある問題をもう一回解いたり、解き方を思い出すとかして過ごしていました」(中野さん)
直前期に新しい問題へ手を広げると、解けなかったときに自信を失うおそれがあります。中野さんはそれを見越して、すでに取り組んだ問題の解き直しと解き方の確認に絞りました。新しい知識を詰め込むよりも、これまで積み上げたものを確実に引き出せる状態にして本番を迎えることを優先した過ごし方です。
3校受験、最後の1校で「ほっとした」
日本女子大学 人間社会学部 心理学科に合格したときの気持ちを聞かれ、中野さんは冒頭の言葉を口にしています。
「2校落ちている中での最後の1校の合格だったので、嬉しいというよりもほっとしました」(中野さん)
聞き手の講師の「3校受験されていた中だったんですね」という確認からもわかるように、中野さんは3校を受験し、先に受けた2校は不合格。最後に残った1校が日本女子大学でした。2校の不合格を経ても最後まで気持ちを切らさずに臨んだことが、合格につながっています。「嬉しい」より先に「ほっとした」という言葉に、その重さが表れています。
合格後も毎日英語に触れている
編入試験を終えた現在の過ごし方についても、中野さんは話しています。
「編入試験期間中もせっかく英語とか勉強していたので、その点数を下げないためにも、もっと点数を上げられたらいいなと思って、毎日英語に触れるようにしています」(中野さん)
受験のために基礎からやり直した英語を、合格後も手放さずに続けている。入学後の学びを見据えて、受験期に身につけた習慣をそのまま生かしていることがうかがえます。
スプリング・オンライン家庭教師を利用してみて
スプリング・オンライン家庭教師を利用した感想を聞かれた中野さんは、担当講師への感謝を口にしています。
「スプリング・オンラインを選んでよかったと思っています。担当してくださった先生はとても優しくて面白くて、合格まで導いてくれて感謝しています」(中野さん)
そしてインタビューの最後、スプリング・オンライン家庭教師はどのような存在だったかという問いに、中野さんは次のように答えています。
「編入期間中を一番近くで支えてくれる心強い存在でした」(中野さん)
先輩の情報が得られにくい編入試験で、働きながら、そして途中からは仕事を離れて試験一本で走り切った半年間。1日単位のスケジュールを組み、書いた小論文を直し続けてくれた講師の存在が、中野さんにとって一番近くの支えになっていたことがわかります。
これから編入を目指す人へ——「積極的に質問を」
聞き手の講師は「この動画を見て、社会人からでもできるんじゃないかと思った人もいると思う」と前置きし、これから利用する方へのアドバイスを求めています。中野さんの答えは次のとおりです。
「編入は情報が少ない中で対策とか大変だと思うんですけど、先生方は親身に話を聞いてくれるので、困ったことやわからないことがあれば積極的に質問することをお勧めします」(中野さん)
情報が少ないという編入試験の難しさを身をもって経験した中野さんだからこそ、「わからないことを一人で抱え込まず、質問する」ことの大切さを強調しています。ネットやSNSで情報を集め、AIで演習量を補い、それでも残る疑問は講師に聞く。中野さんのアドバイスは、そのまま自身の対策の進め方を表しているといえます。
編集部解説|中野さんの発言を日本女子大学の公式募集要項から読み解く
この章は動画の内容ではなく、編集部による補足です。中野さんの発言に関連する事項を、日本女子大学が公表している編入学・学士入学試験の募集要項(一次情報)で確認しました。中野さんが受験した2026年度入試の要項は、大学サイト上では2027年度版に差し替えられているため、公開当時の版をウェブアーカイブで確認しています(確認日: 2026年11月2日)。
- 2026年度要項: https://www.jwu.ac.jp/unv/admission/exam/ct6r0e000000cqnt-att/05_2026henyu.pdf(ウェブアーカイブ 2025年9月16日取得分)
- 2027年度要項: https://www.jwu.ac.jp/unv/admission/exam/ct6r0e000000cqnt-att/00_hennyugaku_youkou.pdf
- 編入・学士入学試験ページ: https://www.jwu.ac.jp/unv/admission/exam/transfer.html
「小論文は過去問で実戦形式」——2026年度の心理学科は小論文60分と口述試験
中野さんは小論文を「過去問を実際に解いて実践形式で」対策したと語っていました。2026年度要項によると、心理学科の編入学の学科選考試験は、11時から12時の「心理に関する小論文」と、13時からの「口述試験」の2つです。試験日は2025年12月7日(日)、会場は目白キャンパスで、辞書・辞典の持ち込みは全学科とも不可とされています。なお同じ年度の心理学科の学士入学は、小論文ではなく「心理学に関する文章理解(日本語)」と口述試験で、入試区分によって筆記の形式が異なっていました。
小論文の試験時間が60分であることを踏まえると、中野さんが「宿題で過去問を解き、授業で解説をもらってブラッシュアップ」していた対策は、時間内に書き切る力と、書いた答案の質を上げる力の両方を鍛える方法だったといえます。また要項には、編入・学士入学試験は各学科で定めた複数の選考方法の結果と出願書類を総合して判定するため、入試成績は開示しないと明記されています。点数で手応えを確認できない試験だからこそ、講師に答案を見てもらう往復が重要になります。
「専門用語は教科書で」——心理学科が編入生に求めるもの
中野さんは心理学の単語や専門用語を教科書で身につけていました。2026年度要項に掲載された心理学科の編入学・学士入学の基本方針では、心理学に関する小論文(編入学希望者)などにより大学2年次もしくは3年次に相当する専門的な知識を有しているかを審査するとされています。あわせて、出願書類と口述試験で、学修意欲・主体性・コミュニケーション能力・他者と議論する力、そして英語に関する十分な知識を審査し、総合的に判定するとしています。
同じ要項の心理学科の「求める学生像」には、心の働きを科学的に理解することへの興味、調査や実験などの科学的な研究法を身につけたいという姿勢、実証的なデータや文献を読み解いて自分の考察を論理的に表現する意欲、といった項目が並んでいます。中野さんのように専門用語を教科書で固めておくことは、小論文で正確な用語を使うためだけでなく、口述試験で学びたい内容を説明する土台にもなります。
「英語は基礎からやり直し」——英語は外部試験のスコアが出願資格
中野さんは英語を基礎からやり直し、合格後も毎日英語に触れていると話していました。日本女子大学の編入・学士入学試験では、英語は当日の筆記科目ではなく、外国語検定試験のスコアが出願資格として課されています。2026年度要項で心理学科に指定された基準(要項上の「※1」)は、次のいずれかを満たすことでした。
| 英語外部試験 | 心理学科の基準(2026年度要項) |
|---|---|
| 英検(CSE2.0) | 2級・準1級・1級を受験し、CSEスコア1950以上 |
| TEAP(4技能) | 225以上 |
| GTEC | 930以上 |
| ケンブリッジ英語検定 | 140以上 |
| IELTS(アカデミック) | 4.0以上 |
| TOEFL iBT | 42以上 |
| TOEIC L&R/S&W | 1150以上 |
中野さんがどの試験のスコアで出願したかは、動画では語られていません。2027年度要項でも心理学科は同じ「※1」の区分で、TOEFL iBTは2026年1月21日以降の試験について3.0以上という新しい基準が併記されています。TOEICはL&RとS&Wの両方が対象になっている点も要項で確認しておきましょう。出願期間までにスコア証明書をそろえる必要があるため、英語の立て直しは中野さんのように対策の初期から計画に組み込んでおく必要があります。
「短大を卒業して社会人」のルートは2027年度に使えるか——募集区分の変更
中野さんは短期大学を卒業して働いていた立場から受験しました。日本女子大学の要項では、短期大学卒業者は「編入学B(一般編入)」の出願資格に該当します。2026年度要項では、心理学科は編入学A・編入学B・学士入学のすべてで募集があり、いずれも2年次入学でした(中野さん本人の入学年次は動画では語られていません)。
一方、2027年度要項の募集表では、心理学科は学士入学(3年次)のみの募集となり、編入学A・Bの欄は「――」(募集なし)です。学士入学の出願資格は4年制大学の卒業者(見込みを含む)などのため、2027年度入試では、短大卒業者が編入学Bで心理学科に出願するという中野さんと同じルートは要項上とれません。2027年度の心理学科・学士入学の学科選考試験は「心理に関する小論文」と口述試験で、出願期間は2026年10月19日〜23日、試験日は2026年12月6日と公表されています。2028年度以降の募集区分は未発表のため、短大卒・高専卒で日本女子大学の心理学科を目指す方は、毎年の要項で心理学科の欄を必ず確認してください。心理学系の編入を実施している他大学の状況は、心理学部編入の大学比較|2027年度最新状況で整理しています。
「手に入れられた過去問」——公式サイトでの公開状況
中野さんは「手に入れられた過去問」をもとにAIで類題を作っていました。日本女子大学の編入・学士入学試験ページ(2026年11月2日確認)に掲載されているのは募集要項と提出書類の様式で、編入試験の過去問題は掲載されていませんでした。このため本記事では、心理学科の小論文の具体的な出題テーマは扱っていません。過去問の入手方法は年度によって変わる可能性があるため、大学の入試課の案内を確認してください。限られた過去問を軸に演習量を増やすという中野さんの工夫は、こうした状況を前提にしたものだったといえます。
中野さんの体験から学べる5つのポイント
インタビュー全体から、これから編入を目指す方が再現できるポイントを整理します。
- 「不安」と「学びたいこと」がそろったときに動く——中野さんは、仕事を続けることへの漠然とした不安と、心理学を学びたいという明確な目標が重なったタイミングで編入を決めました。
- 自分の進度に合わせられる指導を選ぶ——社会人は週ごとに使える時間が変わります。中野さんは「進み具合に合わせた授業を組める柔軟さ」と合格実績を決め手にしました。
- 計画は試験日から逆算して1日単位で——その日にやることが決まっていれば、疲れた日でも迷わず手をつけられます。英語は基礎からやり直しました。
- 小論文は「書く→直してもらう」を繰り返す——専門用語は教科書でインプットし、書き方は過去問の実戦演習と授業での解説で磨きました。直前期は解いた問題の解き直しに絞りました。
- 両立はまず試し、無理なら切り替える——最初の3ヶ月は早起きと通勤時間で両立し、時間的に厳しいと判断した時点で試験一本に切り替えました。
よくある質問(FAQ)
短大卒の社会人でも日本女子大学心理学科に編入できますか?
中野さんは短期大学を卒業して1年間正社員として働いたあと、令和8年度(2026年度入試)の日本女子大学 人間社会学部 心理学科の編入試験に合格しています。ただし2027年度要項では心理学科の募集は学士入学(4年制大学卒業者などが対象)のみで、短大卒業者が該当する編入学Bの募集はありません。募集区分は年度ごとに変わるため、必ず最新の募集要項をご確認ください。
中野さんの対策期間はどれくらいでしたか?
スプリング・オンライン家庭教師を利用したのは、2025年4月頃から試験前の10月末までの約半年間です。先生が試験日から逆算して、やるべきことを1日単位でスケジュールに組んでいました。
小論文はどのように対策しましたか?
宿題で過去問を解き、授業でその解説をもらってブラッシュアップする形でした。心理学の専門用語は教科書で知識を増やし、実践的な書き方は過去問を実戦形式で解いて身につけたと中野さんは話しています。
英語はどのように勉強しましたか?
中野さんは英語を「基礎からやり直す」形で計画的に進めたと話しています。合格後も、点数を下げないため、さらに上げるために毎日英語に触れているそうです。日本女子大学の編入試験では英語外部試験のスコアが出願資格になっています(どの試験で出願したかは動画では語られていません)。
働きながら勉強時間をどう確保しましたか?
最初の3ヶ月ほどは会社に通いながら、30分早く起きる、通勤中に勉強するなど隙間時間を活用していました。8時間勤務の疲れや早起きのつらさから「体力的にも大変だった」と振り返っています。
仕事を辞めて受験に専念するべきですか?
中野さんは、最初の3ヶ月は両立を試し、最後まで両立できるなら続けるつもりだったそうです。時間的に厳しいことと「どうせやるなら頑張りたい」という気持ちから、見切りをつけて試験一本に切り替えました。判断は人それぞれですが、まず試してから決めるという順序は参考になります。
編入試験の情報不足にはどう対処しましたか?
ネットやSNSで編入についての情報をできるだけ集めたほか、手に入れられた過去問と似た問題をAIに作成してもらって解いていました。編入は経験者も合格者も少なく、先輩の情報が得られにくいことが他の試験と違う悩みだったと中野さんは話しています。
直前期はどう過ごせばいいですか?
中野さんは、新しい問題を解いて間違えると落ち込むと考え、すでに解いたことのある問題をもう一度解いたり、解き方を思い出したりして過ごしていました。
日本女子大学の編入情報はどこで確認できますか?
一次情報は日本女子大学が公表する編入学・学士入学試験の募集要項です(募集区分・入学年次・出願資格・試験科目・日程はここが確定情報源です)。募集学科と制度、英語要件の全体像は日本女子大学 編入試験7学科の募集人員・倍率と対策に、小論文・面接を含む対策の基本は大学編入対策完全ガイドにまとめています。
まとめ|「逆算」と「見切り」で掴んだ心理学科への編入
短大卒業後、社会人から日本女子大学心理学科への編入——中野さんの合格は、①仕事への不安と心理学への関心がそろったタイミングで動いたこと、②自分の進度に合わせられる指導を選んだこと、③試験日から逆算した1日単位の計画で英語と小論文を積み上げたこと、④両立を試したうえで試験一本に切り替えたこと、という要素の積み重ねでした。3校中2校で不合格が続いても最後まで走り切った半年間だったことが、動画の言葉から伝わってきます。
先輩の情報が得られにくい編入試験で、ネットやSNS、AI、そして講師への質問を総動員して道を切り開いた中野さんの体験は、働きながら編入を考えている社会人や、短大卒業後に4年制大学で学び直したい方にとって、具体的なロールモデルになるはずです。ほかの合格者の体験は合格者の声一覧でも紹介しています。
スプリング・オンライン家庭教師では、社会人や短大卒業者の方の編入試験対策について無料相談を実施しています。「働きながら間に合うか」「英語を基礎からやり直す必要があるか」——そんな段階のご相談も歓迎です。大学編入対策コースの詳細はこちらからご覧ください。
この記事の制作方針について
本記事は、スプリング・オンライン家庭教師が公式YouTubeチャンネルで公開している合格者インタビュー動画(2026年5月18日公開)を、本人の発言に忠実にテキスト化した合格体験記です。発言の引用は読みやすさのために言い回しのみ整え、数値・時期・勉強法などの事実情報は動画内で本人が語った内容以外を付け加えていません。「編集部解説」の章のみ、日本女子大学の公式募集要項に基づく補足です。中野さんは当社の指導サービスを利用した合格者であり、その関係性を明示した上で掲載しています。試験制度は変更される場合があるため、受験の際は必ず大学公式の最新募集要項をご確認ください。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①1分でわかる合格逆算診断 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)



